小さなパーツに込めたこと— incarnationのロゴとディテールの話

incarnation Japan ブログを訪れていただき、ありがとうございます。

洋服を選ぶとき、最初に目に留まるのは、何でしょうか?

それは、素材やシルエット、色 かもしれません。

では、ボタンやジップといった「パーツ」はどうでしょうか。

それらは単なる機能部品と思われがちですが、incarnationにとっては、世界観をかたちにするために欠かせない、ひとつの要素です。

今回は、そのあまり語られることのない「パーツ」に焦点をあててみたいと思います。

何気なく手に取る一着の中にある、静かな重みに気づいていただけたら嬉しいです。


ロゴから生まれた、もうひとつの「デザイン


ロゴには、どれだけの意味が込められているのか。

「incarnation」という名前が生まれた、その瞬間からすべては始まっています。

今回は、そのはじまりに、少しだけ触れてみたいと思います。



ロゴに宿る、ブランドの原点


incarnationのオリジナルパーツである、
ボタン、ZIP引手は、ブランドのロゴマークをもとに設計されています。
このロゴこそが、ブランドの核であり、すべての要素に繋がっています。

さかのぼり10年以上前のこと。
「ブランド名は、いつどうやって決めたんですか?」
と、以前デザイナーに尋ねたことがあります。


すると彼はこう言いました。


「独立を決めて、イタリアに拠点を移す準備をしていたとき。アトリエ探しでフィレンツェ現地を訪れたバスの中、車窓を眺めていたらその言葉が、ふと降りてきた。」

名前を探していたわけでも、決めようとしていたわけでもない。



ただその瞬間、
「incarnation」という言葉をブランド名にしよう、ロゴはこんな形がいい。
そんなイメージがふっと頭に浮かんだそうです。

※「incarnation」という言葉には、「生まれ変わり」や「姿を変えて再び現れること」という意味があります。

デザイナーはこの言葉に、一度役目を終えた「皮」が、「革」として新たな価値を持つ

—そんな変化のブランド名を重ねました。

この思考は、ロゴマークのデザインに強く現れています。

中心から外へと向かう矢印と、円のなかを巡るような流れは、「終わりのない流れ」や「かたちを変えて続くものの美しさ」を表しています。




ロゴから生まれたパーツ

そしてこのロゴをベースに、オリジナルパーツが生まれていきました。

たとえばボタン。

円の中に十字を刻んだ意匠は、ロゴをそのまま抽象化したもの。初期モデルとは形状が異なり、現行のデザインはよりミニマルで構造的になっています。

機能としてではなく、意志あるパーツとして、服の一部にさりげなく存在しています。



ジップの引手は、指先でふれるロゴ。

初期のモデルは主張がやや強く、現行モデルではより手に馴染むかたちへと洗練されています。
無意識に触れる場面にこそ、記号が染み込む。

そう考えると、ファスナーを開閉する一瞬でさえ、無意識のしぐさの中に、意味が宿るようにも感じられます。



意味をまとう、という選択

初期の引手とボタン


何度も打ち合わせを重ね、ゼロから金型を起こし、寸法やバランスも自らの手で調整。
わずか数センチのパーツに、わざわざ手間をかける理由は、ただひとつ。

「意味のあるものを、身につけたい」という思想が、そこにあるからです。

ボタンやジップといったパーツは、ただ「閉める」「開く」という役割を担う道具かもしれません。
しかし、incarnationでは、そのひとつひとつに、意味と意図を込めています。


普段あまり注目されることのない、そんな裏側のストーリーをご紹介いたしました。

incarnationのボタンやジップに触れたとき、時々ふと、そこに静かな重みが込められていることを思い出していただけたら、嬉しく思います。




はじまりの便り — incarnationメルマガ 配信スタート

昨日、メルマガ第1号を配信しました。
長らくお届けできていませんでしたが、ここから少しずつ、定期的にお届けしていきます。
※ご登録済みの方は、お手数ですが迷惑メールフォルダに入っていないかご確認ください。

今回の内容は「26SSコレクション制作の現場から」。
まだ未公開の制作中のインスピレーションや、初公開となるキーワードなどを綴っています。

ご登録がまだの方は、次回の配信をお楽しみに。

月に1〜2通、ブログやSNSでは触れない奥の話を、少しずつお届けしていきます。

慌ただしい日々のなかで、ほんの数分。
ふと目にとめて、気軽に読んでいただけるような、そんな便りになれたらと思っています。


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”好き”を知っているからこそ選びたい、もうひとつのレザー

incarnation Japanブログをご覧いただき、ありがとうございます。

HEAVY WEIGHT SHEEP LEATHER STAND COLLAR MOTO LINED JB-2 TYPE 2
[art.no.H15-41977/ H15B-41977]

今回は、25SSコレクションで展開されている厚みのあるシープレザーブルゾン3型のうち、最後のひとつとなるスタンドカラーモトジャケットの紹介をいたします。



「ずっと着られる一着」への回答として

このジャケットは、いわば「シングルライダース」というレザージャケットの原点に立ち返ったうえで、incarnationの解釈を加えた、「定番の、その先」ともいえる一着。

「何気ない日常のなかで、迷わず手を伸ばせるレザーを」

そんなデザイナーの想いから生まれたこのジャケットには、流行や装飾を削ぎ落とした潔さと、日々の動作を妨げない着心地を共存させるための、繊細な設計が施されています。



着たい時に、ためらわず着れるレザージャケットを

この JB-2 TYPE 2 に込めたのは、「レザー=気合いがはいる服」という常識を、ほんの少しほぐすこと。

重厚でありながらも、シープレザー特有の柔らかさとコシを活かし、肩・袖・腰にかけてストレスの少ない構造をデザインしました。

特徴的なのは、できる限りハギ(パーツの切り替え)を減らしたミニマルな仕立て。
これにより、まるで一枚の革に包まれているような、滑らかな着心地が生まれます。

普段着として袖を通すレザーとして
― 長く、そして自然体で着られる「新しいスタンダード」を、ここにご提案いたします。



3型の「らしさ」を通して見えてくる、JB-2 TYPE 2 の立ち位置

今季25SSで展開された、HEAVY WEIGHT SHEEP LEATHER の3型。
同じ素材でありながら、それぞれがまとう空気感は、まったく異なります。

BD-3|計算された美しさのミニマルブルゾン

ジップレス。装飾を削ぎ落としたフォルム。
シャツカラーがさりげなく品の良さを添え、ミニマルでありながら、どこか「こなれた空気」をまとった一着。
肩の力を抜いた、自然体のスタイルがすっと完成します。

BLOG はこちら HEAVY WEIGHT SHEEP LEATHER SHIRT COLLAR BLOUSON LINED BD-3

SJ-1|動きを映すブルゾン

肘下から裾にかけてゆるやかに広がる輪郭。
動いた瞬間に浮かび上がる「かたち」と「陰影」。
所作の中に表情を宿すシルエットが、日常の動きを引き立てます。
レザーに「動的な美しさ」を求める方にこそ、手に取ってほしい一着です。

BLOG はこちら  HEAVY WEIGHT SHEEP LEATHER ZIP FRONT BLOUSON LINED  SJ-1


JB-2 TYPE 2(本作)|思わず手が伸びる、「原点」としてのライダース

いつもの装いにすっと馴染みながら、芯のある佇まいで全体を引き締める。
ハギを抑えた設計とシープレザーのしなやかさが、自然体のままに着られる着心地を生み出します。
「着よう」と意識するより先に、気づけば手に取っている―そんな直感的な魅力を持つ、新しいスタンダードです。



それぞれが「らしさ」を持ちながらも、JB-2 TYPE 2 は、もっとも自然に、気負いなく日常へと溶け込んでいくブルゾンかもしれません。

「選ばれる」のではなく、「気づけば、そこにある」。さりげない「定着力」こそが、この一着の本質であり、この3型における、他にはない立ち位置なのだと思います。



「これが好き」を知っているあなたへ。— もうひとつの選択肢としての一着

ホースレザー、バッファロー、ベビーカーフ。
確かな「好み」を持つ人ほど、レザーとの関係は揺るぎのないものになっていく。

張りの強さ、エイジングの深み、質感の力強さ。
その魅力を知る人にこそ、私たちはこの JB-2 TYPE 2 を届けたいと考えました。

0.9〜1.0mm厚という、シープレザーとしては異例の重厚感。
しかし袖を通した瞬間に広がるのは、驚くほどのしなやかさと自由な着心地。

「重厚=硬い」「柔らかい=頼りない」
そんな固定観念はどこにも当てはまらない、むしろその「あいだ」に存在する、しなやかな強さ。
この一着は、そんなレザーの「もうひとつの顔」を見せてくれます。

日常の中で無理なく着られる自然体。

ストレスを感じさせない着用感。

時間とともに深まっていく陰影と表情。

それらすべてが、構えずに付き合えるレザーウェアとしてひとつにまとまっています。



ホースレザーの張りを愛する方にも。
ベビーカーフの繊細な表情に惹かれてきた方にも。

「今日は、これが着たい」
そんな気分の選択肢として、静かに手を伸ばしたくなる一着、それが、JB-2 TYPE 2 のあり方です。

「揺るぎない好き」を持つあなたにこそ、届いてほしい。
そんな想いを込めて、私たちはこのブルゾンを提案いたします。


お取り扱いについて

本モデル「JB-2 TYPE 2」は、incarnation正規取扱ディーラーにて展開中です。
実際に袖を通していただくことで、素材の存在感や着心地のしなやかさを体感していただけます。

ぜひ店頭にてご覧ください。

[下記のディーラーに取り扱いをしております]
B’2nd 札幌
Royal Flash 上野
Royal Flash 神宮前

JAPAN DEALER にて住所、営業時間等ご確認ください。
※在庫状況や展開カラーは、各店舗によって異なります。詳細は、各ディーラーまでお気軽にお問い合わせください。



イベントのご案内

このたび、incarnation Japan  POP-UPイベントを開催中です。

期間は5月2日(金)から5月26日(月)まで、
東京 代官山のセレクトショップ GULLAM(グラム)にて開催しております。

普段はオンラインを中心に展開しているincarnation Japanラインですが、実際に手に取ってご覧いただける機会をもっと増やしたいという想いから、今回のPOP-UPを企画しました。

これまで、限られた期間のみの展示となることが多かったのですが、今回は3週間以上と比較的ゆったりとした期間での開催となります。

incarnation Japan オンラインストアの全アイテム(レザーウェア、レザーシューズ、カットソー)が並びます。
お近くにお越しの際は、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

詳細はこちらのブログをご覧ください: 5月、 代官山にて― 革と、出会いと、その一着と。


■ 場所:GULLAM(グラム)代官山

 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町6-11 プリムローズマンション1F
 (代官山駅から徒歩9分/渋谷駅から徒歩10分)

■ 会期:5月2日(金)〜 5月26日(月)

■ 営業時間:平日 12:30~20:00  土日祝 12:30~19:00
 ※水曜日定休(ゴールデンウィーク期間中も通常営業)

■ お問い合わせ:
TEL:03-6416-4700
MAIL:お問い合わせフォーム 

[GULLAM公式サイトはこちら] GULLAM グラムセレクトショップ






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日常のなかの、特別な時間。―incarnationの工房から

incarnation Japan ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

私物のレザーパンツを洗ってから、イタリアは気持ち良い日が続いています。
(レザーパンツの洗濯ブログはこちらから レザーパンツ、洗ってみた

日に日に陽射しが長くなり、少しずつ夏の足音が感じられるようになってきました。
今回は、incarnationのイタリア現地STAFFの私から見たレザー作りの現場での光景の一コマを皆さまにも、お届けできればと思います。

ぜひ最後までお楽しみください。



incarnationでは、手作業で行えることは1点ずつ丁寧に自分達の手を加えています。

デザイナーが描く理想的な革の表情、シルエット。
これらは全て工場任せでは思い描くモノとは掛け離れてしまう為、デザイナーと共に皆で一丸となって加工作業を行っています。

今回、私は撮影をしながら改めてお師匠たちの作業を見てました。
同じ作業をしていても各々それぞれ良い意味での特色や癖が在り、オイルの塗り加減や塗り方。熱の入れ方。始める位置。

「ここをこうしているんだ」などの発見が在り、初心に帰った気持ちで、改めて見ることも大切だなと思いました。




近年タグが一新して品番等の他にも加工項目が明記されたタグになりました。
終えた作業項目に手書きで担当者がサインを書いていってます。

レザーの場合は、染めから引き上げてきた段階から、このタグは一緒にレザーと共にハンガーに掛けていて、
モノによっては少し汚れていたりするのは、オイルや染料が付着しているからです。

保証書的な要素も兼ねているので、保管しといていただけると嬉しく思います。


作業を終えた工房に、少しずつ夕陽の光が差し込んでくる、この時間がとても好きです。

イタリアは、この時期になってくると陽が長くなり夏になると20時頃にやっと陽が沈んできます。

暖かい光に包まれた工房を見ながら、今日も一日が終わったなと思いながら、その日の出来事を振り返りながら、明日に想いを巡らせて工房を後にします。

私もイタリアに来てから、そこそこの月日が経ちましたが、今でも、ふとした陽の光や空の色、景色や光景にも未だに心が動かされます。

このブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
日々の仕事の中で感じたこと、また少しずつ綴っていけたらと思っています。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。



イベントのご案内

このたび、incarnation Japan  POP-UPイベントを開催中です。

期間は5月2日(金)から5月26日(月)まで、
東京 代官山のセレクトショップ GULLAM(グラム)にて開催しております。

普段はオンラインを中心に展開しているincarnation Japanラインですが、実際に手に取ってご覧いただける機会をもっと増やしたいという想いから、今回のPOP-UPを企画しました。

これまで、限られた期間のみの展示となることが多かったのですが、今回は3週間以上と比較的ゆったりとした期間での開催となります。

incarnation Japan オンラインストアの全アイテム(レザーウェア、レザーシューズ、カットソー)が並びます。
お近くにお越しの際は、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

より詳しい詳細は前回のブログをご覧ください。


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5月、 代官山にて― 革と、出会いと、その一着と。


incarnation Japanブログをご覧いただき、ありがとうございます。

5月に入り、爽やかな風を感じる季節となりました。皆さまも心地よいひとときをお過ごしでしょうか。

このたび、incarnation Japan  POP-UPイベントを開催いたします。

期間は5月2日(金)から5月26日(月)まで、
東京 代官山のセレクトショップ GULLAM(グラム)にて行います。

普段はオンラインを中心に展開しているincarnation Japanラインですが、実際に手に取ってご覧いただける機会をもっと増やしたいという想いから、今回のPOP-UPを企画しました。

これまで、限られた期間のみの展示となることが多かったのですが、今回は3週間以上と比較的ゆったりとした期間での開催となります。

incarnation Japan オンラインストアの全アイテム(レザーウェア、レザーシューズ、カットソー)が並びます。
お近くにお越しの際は、ぜひお気軽にお立ち寄りください。




イベントのご案内


■ 場所:GULLAM(グラム)代官山

 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町6-11 プリムローズマンション1F
 (代官山駅から徒歩9分/渋谷駅から徒歩10分)

■ 会期:5月2日(金)〜 5月26日(月)

■ 営業時間:平日 12:30~20:00  土日祝 12:30~19:00
 ※水曜日定休(ゴールデンウィーク期間中も通常営業)

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一期一会のレザー ― 実物でしか伝わらない魅力


incarnationのレザーアイテムは、自然な表情や質感をそのまま生かして仕上げています。

同じモデルであっても、一着ごとに微妙な違いがあり、実際にご覧いただくことでしか伝わらない魅力がたくさんあります。
そして、同じ雰囲気、同じ表情を持つ一着は、この先も生まれることはないでしょう。

一点一点異なる表情を持つレザーアイテム。

まさに一期一会の出会いです。


ぜひこの機会に実物を手に取り、素材の力強さや繊細さ、そして唯一無二の存在感を肌で感じていただければと思います。

そして、ご自身が「この雰囲気、この佇まいだ」と感じる一着との出会いがあれば、何より嬉しく思います。

GULLAMで過ごすひととき ― 心に残る出会いを探して



GULLAMは、ものづくりに深い理解と愛情を持ったオーナーとスタッフが運営する、温かみのあるセレクトショップです。

洗練された空間でありながら、オーナーもスタッフもとても気さくで、リラックスした雰囲気の中でご覧いただけます。
初めての方でも、どうぞお気軽にお越しください。

オーナーが国内外を飛び回り、自らの目で選び抜いたブランドが並び、新たな出会いや発見を楽しんでいただけるかもしれません。ブランドの背景を聞いたり、コーディネートの相談をしたりできるのも、GULLAMの魅力のひとつです。
アクセサリーやルームフレグランスなど、他ではなかなか出会えないアイテムも豊富に揃っています。

ちなみに私の日本滞在中、オーナーがレザーをイメージしたルームフレグランスを一吹きしてくれました。
その香りはまるで使い込んだレザーのような、なめらかで深みがあり、イタリアでの日々の生活を思い出させてくれました。

GULLAMで過ごすひとときが、皆さまにとって、心に残る出会いとなれば嬉しく思います。


レザーブルゾン5型のご紹介 ― 個体差を活かすということ


incarnationでは、レザーの個体差を「それぞれの表情」と捉え、その一枚一枚と向き合いながら、ものづくりを行っています。

同じパターンを使っていても、革の張りや表情によって印象は大きく変わります。
仕上がりが見えてくるたびに、「この一着にしか出せない表情だな」と思わされます。

今回はアトリエで実際に素材に触れ、加工を施している私たちスタッフから、今回のレザーブルゾン5型に込めた思いや、作業中に感じたことをお伝えします。

■ ホース レザーブルゾン(2型)


今回の2型のホースレザーは、いつも以上にしっかりとコシのある革で、少し揉んでみた様子から「これはメリハリを際立たせたい」と感じました。

加工工程の第一段階で熱を加えることで、立体感や陰影が生まれ、革の張りと表情がぐっと引き立ったと思います。

素材そのものの良さが際立つ仕上がりになったのではないかと思います。

動くたびに「キュッ」と音が鳴る、あのレザーならではの感触も、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。

HORSE LEATHER MOTO #4LINED [品番.11-4887] 
ブログ : 初期から中期を代表するシングルライダース

HORSE LEATHER DOUBLE BREAST MOTO DARTS SHOULDER LINED JB-3    
ブログ :  incarnation 第二形態の代表作


■ バッファロー レザーブルゾン

今回のバッファローは、個人的に「かなり男前な素材だな」と感じました。

しっかりとした、むしろ力強すぎるほどの存在感がありながら、見た目は驚くほど整っている。

乾燥の工程では、男らしいコシをしっかり残しつつ、しなやかさを加えるために少しだけほぐしを入れました。

革がもともと持っている整った自然な表情を大事にした仕上げになっています。

育っていくうちに、特に艶の表情が刻々と変わっていくだろうと考えると経年変化が楽しみです。

BUFFALO LEATHER DOUBLE BREAST MOTO DARTS SHOULDERLINED JB-3
ブログ : incarnation 第二形態の代表作


■ ベビーカーフ レザーブルゾン

ベビーカーフは、しなやかさと安定感を兼ね備えた革という印象です。

今回も、革そのものが「このままでいい」と語りかけてくるような、そんな存在感を感じました。

そこで、できるだけミニマルに仕立てることで、着る人自身が時間をかけて育てていける「余白」を残す仕上げにしました。

着るほどに、自分だけの一着に育っていくと思います。

また、デザイナーが18ヶ月間着続けた同型のベビーカーフブルゾンも、今回の会場に展示しています。

こちらとの違いも、ぜひ楽しみながら見比べてみてください。

HEAVY WEIGHT BABY CALF LEATHER HI COLLAR ZIP BLOUSON JB-5 TYPE 2
ブログ : 革の魅力を引き立てる工夫とデザイン


■ ホース ラグリンザート レザーブルゾン

今回のホースラグリンザートは、もともとの革が持つシワの入り方がとても特徴的で、背中に走る縦のラインも含めて、全体的に“荒々しさ”を感じさせる表情でした。
一方で、手に取るとしなやかで、そのギャップに惹かれました。

オイルはあえて控えめにし、そのぶん最終工程では、シワの山と谷にしっかりとコントラストが出るよう仕上げています。
特に背中の表情を際立たせるように熱の入れ方にも工夫をしました。
この個体ならではの迫力が出たと思いますので、ぜひご覧いただけたら嬉しいです。

HORSE RG LEATHER SHIRT COLLAR BLOUSON BD-3Z
ブログ : 再構築されたシャツカラーデザイン



どの一着も、その瞬間にしか出会えない一期一会の存在です。
それぞれのレザーが持つ、素材ならではの表情や空気感を、ぜひ実際に感じてみてください。

GULLAM代官山にて、皆さまのお越しをお待ちしています。
ご来店の際には、スタッフに「ブログを見ました」とお声がけいただけると、よりスムーズにご案内できるかと思います。


その出会いが、きっと特別なものになりますように。





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incarnation 15周年 ―変わらない想いを込めて



incarnation Japan Blogをご覧いただきありがとうございます。

デザイナーの小川慶太です。


2009年にincarnationを立ち上げてから、気が付けば15年という月日が流れました。
こうして歩みを続けることができたのは、ひとえに支えてくださった皆さまのおかげです。
そして、これから出会う皆さまとも、新たな時間を共に刻んでいけることを、心から楽しみにしています。
この場を借りて、あらためて感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。


節目となるこの年に、感謝の気持ちを形にしたいと考え、15周年記念のカットソーを製作し、これまでご縁をいただいたお客様へお届けさせていただきます。



イタリアを旅立ったカットソーが無事に日本へ届き、現在、発送の最終準備を進めております。
ゴールデンウィーク半ばには、どうにか間に合わせることができそうです。

プリント工程を終えた後、一点ずつ丁寧にスチームをかけ、仕上げを整えたカットソーたちが、ラックに整然と並ぶ光景を目にしたとき、これまで積み重ねてきた歩みを改めて思い返す、感慨深い瞬間となりました。

これからの季節に、日常の中で気負わず袖を通していただければ幸いです。


今回のカットソーには、10年以上前のコレクションから受け継がれてきた、隠れた定番素材を使用しています。

レザーアイテムのインナーとして最適な、程よい厚みと自然なストレッチ性を備え、長時間着用しても型崩れしにくい耐久性を誇ります。

また、優れたキックバック性により、伸びきったまま戻らないといった心配もなく、常に快適な着心地を保ってくれることも、この素材の魅力の一つです。

私自身も日々の加工作業の現場でこの生地を着用しており、その信頼性と快適さを実感しています。


デザインは、ドロップショルダー仕様を採用しました。

肩のラインを落としたリラックス感のあるシルエットにより、さまざまなサイズ感で自由な着こなしを楽しんでいただける仕上がりとなっています。


着丈と袖丈のバランスにも細やかに配慮し、リラックスした着心地を持ちながらも、自然な美しさが滲むよう意識しました。

今回の記念モデルでは、背面左下にロゴと15周年記念のサインを、右脇にはincarnationのロゴプリントをあしらい、ささやかながらも特別感を添えています。



15年という歩みを、共に刻んできてくださった皆さまへの感謝と、これからも変わらず、ものづくりに向き合い続けるという決意を、この一着に込めました。

これからも、ものづくりを通して、
新しい出会いや楽しみを皆さまと共有できるよう、挑戦を続けてまいります。

どうぞ、末永くご愛用いただければ幸いです。

これからも、incarnationをどうぞよろしくお願い申し上げます。


incarnation デザイナー 小川慶太


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レザーパンツ、洗ってみた。そして、経年変化した“あのブルゾン”が展示されます(イベント案内)

incarnation Japan ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、incarnationの現地スタッフとしてイタリアからブログをお届けいたします。
私が日々感じているイタリアでの暮らしや、レザーづくりの現場の空気感などをお伝えできればと思っています。


春の陽気が心地よい季節になってきましたね。
イタリアでも春の陽気が、ようやく本格的になってきました。

日本と同じようにイタリアにも四季があり、穏やかな気候と柔らかい日差しが心地良い毎日です。
街中のBAR(バール:カフェ)のテラスは心地よく、つい陽だまりに長居したくなるような春の気候。
レザー好きの私たちにとっても、まさに絶好のシーズンですね。

私が初めてイタリアを訪れたのも、ちょうどこのPrimavera(プリマヴェーラ:春)でした。
その当時のワクワク感が蘇る、この季節特有の懐かしさを感じながら、 今年もまた新しい高揚感と共に新しいレザーの加工や生産をチャレンジしようと思っています。

そして今週末は、イタリアの春のとても大切な行事「Pasqua(パスクア:復活祭)」。
イタリアではイースター(復活祭)として愛されるこの日は、 家族や友人が集い、その地域ごとの伝統の味を囲んで祝う大切な一日です。
街のショーウィンドウにはウサギや卵のモチーフや露店が並び、 温かな祝祭ムードに包まれます。

さて今回は、そんな春の空気と共に楽しみたい “レザーパンツとそのケア”についてお話しします。

今回も最後まで読んでいただけると嬉しく思います。

レザーパンツのイメージ

レザーパンツ・ 革パンと言いますと皆さんは、どういったイメージを持たれるでしょうか?
バイカー、ロックンローラーetc、、、

そんなイメージを持たれるかと思います。
レザー好きの方からしてもアイテムとしては手を出しにくい、一通りウェアやブーツ等を揃えてから手を出す。
ちょっと日常使いでは、手を出しにくい印象を抱く方も多いはずです。

そんな印象だと思いますが、実際に履いてみると…
「あれ?意外とこれ、使いやすいな」と思わされるアイテムでもあるんです。
実際に履いてみた方々の反応を見てると良い意味で期待を裏切る反応が最も多いアイテムです。


見た目の重厚感とは裏腹に、驚くほど軽快で、 動きやすい。
意外と季節を問わず活躍してくれます。
特に足まわりって動きが多い分、革の経年変化も早く出やすいんですよね。
その変化がまた、たまらなくカッコいい。

私自身もこのパンツ([Art No.11V-6617])を履き始めてしばらく経ちますが、夏でも不思議と快適に穿けて、日差しを浴びて焼けたような色味が少しずつ出てきていて、どんどん“自分の一本”になってきています。





レザーパンツのお手入れ



今回は「裏地洗い」に挑戦しました。


こちらのモデル [Art No.11V-6617] に関しましては 裏地がついております。                                          

今回は長年の着用も有り裏地を洗っていこうと思います。
革を丸ごと洗うとなると結構大掛かりな作業になりますが、
このモデルは裏地が付いていて、それだけを洗える仕様なのがありがたいポイントです。

裏地を洗う事自体は、そんなに難しいことではないです。
手順としては、裏地を引っ張り出して頂いて裏地だけを手洗いしていきます。

洗剤に関しては、個人的に中性洗剤が良いと思います。 
裏地だけを洗うとは言え、多少は革にも触れてしまうケースがあるので出来るだけ影響が無い洗剤がオススメです。



洗剤を入れたお水に裏地をつけて手洗いして頂いた後に、水でよく濯いで洗ってあげてください。 

この際の水の温度ですが常温がおすすめです。                                                       お湯ですと革部分が濡れた際にサイズ感が変わりやすなってしまいますので常温くらいが良いかと思います。

どうしても裏地全体をしっかり洗うとなると多少、革部分も濡れてしまいます。
私もしっかり洗ったこともあって革の部分も濡れてしまいました。
incarnationの製品染めを終えたレザーは水にも強いので多少濡れても大丈夫です。


しっかりすすいだ後は、いよいよ乾燥へ。



干し方には、ちょっとだけこだわりたい。

この後は、直射日光を避けながら陰干し自然乾燥で乾かしていきます。
裏地の素材自体は乾きやすい素材なので、今の時期でも直ぐに乾きやすいです。


干し方で気をつけることは、ベルトループ等を引っ掛けたり、吊るして干さないことです。
洗濯で腰回りがやや濡れてしまったので、引っ掛けたり吊るしたりすると変に革が伸びてしまうからです。


僕がやっているおすすめの干し方は、裏地を出して、ヒップあたりを軸にしてラックに掛ける方法。
この画像の様にして干すのがお勧めです。
ラック等が無くて難しい場合は乾きにくいですが平置きが良いと思います。
(平置きの場合は頃合いをみて前と後ろを入れ替えてあげると均等に乾きます)
                                       
なるべくポケット下部分を通して干すの一番負荷が掛からなくて良いです。                                        実際に製品染め後のレザーパンツを乾かす過程も製品染め後に平置き〜から、この干し方で乾かしております。


そして、乾いたあとに。


この後は乾くのを待つだけなのですが、もし私みたいに革部分が濡れてしまった場合は濡れ具合にもよりますが、乾いたら軽くほぐしてあげるイメージで揉んであげてください。

ここがちょっと大事です。
まだ湿っているうちに揉んでしまうと、銀面(革の表面のツヤのある部分)が擦れてしまったり、最悪剥がれてしまうことがあります。
乾いたあとの革は少し硬くなっていることもあるので、“軽くほぐす”くらいの気持ちで揉んであげると、革がまたしなやかに戻ります。
もしも、革の硬さが気になったら、ディーラー、またはincarnation Japan 窓口:こちらへご相談ください。
オイルを入れ、しなやかさと耐久性を保つメンテナンスが可能です。




終わったあとは、ちょっと気持ちも晴れやかに。

全部終わって、久々にこのパンツに脚を通した瞬間の感想。
「軽いっ!なんだこの感じ…」って思わず言ってしまいました(笑)
脚を通した瞬間、サラッとした裏地の感触が心地良かったです!

洗っただけなのに、なんかすっきりして、また新鮮な気持ちで穿けそうです。

春から夏に向けて、また気持ちよく一緒に過ごせそうだなと思いました。


裏地メンテナンスの流れ(まとめ)

  1. 裏地を引き出す。
  2. 中性洗剤を溶かした常温水でもみ洗い。
  3. 水でよくすすぎ、洗剤分をしっかり落とす。
  4. 陰干しでゆっくり自然乾燥。
  5. 乾燥し切ったら濡れてしまった革部分を軽く揉んであげる。

今回は、レザーパンツの裏地洗いについて書かせていただきました。
お手入れは、ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、

やってみると意外と簡単ですし、そのあとに感じる変化や心地よさは大きいです。

春という、何かを始めたくなる季節。
この機会に、お持ちのレザーアイテムに少し手をかけてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。  

                     

incarnation JAPAN 展示販売会 開催のお知らせ

4月も、incarnation JAPAN 展示販売会を開催いたします。

このイベントでは、オンラインストアで展開中のアイテムを実際に手に取り、レザーの質感やシルエットを肌で感じていただける貴重な機会となっています。

今回は「革はその人と共に育つ」をテーマに、特別な展示をご用意しました。
会場では、デザイナー自身が長年愛用している私物のレザーブルゾンを展示いたします。

年月を重ねて着込まれた一着には、新品では味わえないツヤ、深みのある色合い、柔らかさ、そして身体への馴染みといった、革本来の「育ち方」が凝縮されています。

さらに、同型の新品モデルも展示されますので、時間と共に変化していくレザーの表情を、実際に見て、触れて、比較していただけます。着用感(革の重みや厚みの感じ方、肌への馴染み方の違い)も体感していただけるはずです。

革に触れるのが初めての方にも、長く付き合ってきた方にも。それぞれの目線で、きっと感じていただけるものがあると思います。

スタッフ一同、皆さまのご来場を心よりお待ちしております。



イベント詳細

• 日程 : 2025年4月26日(土)・27日(日)・28日(月)

• 時間 : 12:00〜19:00

• 場所 : 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿2-32-23 エビアン広尾 B1F 
Garage EDEN 内  MAP

※路地の奥の地下に位置するショップです。
当日、場所が分かりづらい場合はお電話 (ショップ携帯:080-7091-1171) をいただければスタッフがご案内いたします。






【incarnation Japan LINE公式アカウント開設のご案内】



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「今」、そして「これから」を纏う — HEAVY WEIGHT SHEEP LEATHER ZIP FRONT BLOUSON LINED  SJ-1




incarnation Japanブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今季25SSコレクションの中でも、これまでの延長線上にはない、新たな輪郭を持った一着 HEAVY WEIGHT SHEEP LEATHER ZIP FRONT BLOUSON LINED SJ-1 [art.no. H15-41947 / H15B-41947]を紹介いたします。




厚みとコシを備えたシープレザーを、あえて「動き」の中で生きるよう設計したブルゾン。

肘下から裾にかけて緩やかに広がるラインが、所作に合わせてしなやかに表情を変え、静止しているときとは異なる、新たなシルエットを描き出します。

それは、動いた瞬間や、ふとした仕草の中で、これまでのレザーブルゾンにはなかった新たな魅力を覗かせる一着。

レザーという重厚な素材に、こなれた空気を与えるバランス感とその奥行きある表情。

最後までご覧いただければ嬉しく思います。



素材へのこだわり「 シープレザー HEAVY WEIGHIT」

「厚みを選び、軽やかに纏う」— 素材が導いた、新たなカタチ。
軽やかさが求められる時代に、あえて厚みと重みのあるシープレザーを選ぶこと。

それは、素材そのものの美しさと、時間とともに深まるレザーの魅力を信じているからこそできる選択でした。
この「 シープレザー HEAVY WEIGHIT」は、これまでにない厚み(0.9〜1.0mm)をもった特別な素材。

長年タンナーと共に探し求め、ようやくコレクションとして供給できる量が整った、まさに「届くべきして届いた素材」です。
そしてこのレザーが手元に届いた瞬間、デザイナーの中に浮かんだのは、ひとつの問いでした。

「この厚みを、どのように incarnationらしく表現できるか。」

— 重厚なだけでは終わらせたくない。

—どこかにしなやかさがあり、陰影が生まれ、動きが宿るようなアイテムを完成させたい。

—着ることで完成するレザーウェアに落とし込みたい。


そんな想いから、いくつもの試作が重ねられ、ついには一着のブルゾンとして、この素材は新たな呼吸を始めました。

静かな芯を宿しながら、動きとともにしなやかさを見せる。
このブルゾンは、まさに素材が導いたデザインの象徴です。

見た目の強さの奥に、内なるしなやかさを秘めた一着として、私たちが誇りをもって届けたいアイテムです。


「 シープレザー HEAVY WEIGHIT」については以前のブログにも詳細がございます。
▶BLOG : レザーの深み・リネンの表情—25SSが映す、素材とデザインの融合






レザーであることを忘れる、開放的なシルエット


このブルゾンをデザインするうえで、デザイナーが構想したのは、「レザーの重さを感じさせない、軽やかな佇まい」。


その鍵となったのが、シルエットの重心を「下」に置いた設計です。

肘下から袖、裾にかけて自然に広がるラインを描くことで、肩まわりや首元はすっきりと洗練された印象に。
上と下で異なるテンションを共存させた構成が、まとう空気に緩急をもたらしています。

スカジャンをベースにこの絶妙なバランスをデザインに落とし込みました。
流行に流されず、着る人の個性に馴染む普遍的な形として、incarnationの思想とも通じます。


さらにこのブルゾンの特徴として注目したいのが、「レザーを着ていることを忘れる感覚」。

見た目の重厚感に反して、実際に袖を通すと驚くほど動きやすく、「レザーブルゾン」というカテゴライズを忘れるほどの開放感を与えてくれます。


特に袖まわりの設計においては、通常のレザーアイテムにありがちな「タイト感」を排除。

肘下にゆとりを持たせた構造が、動作の自由度を高め、動きにしなやかに追従する構造が、程よいゆとりとこなれた空気感をまとわせ、自然体の中にさりげなくレザーの存在感を滲ませます。

重厚な素材に、思わず動きたくなるしなやかさを。視覚と体感の間にある心地よいギャップこそが、このブルゾンの隠れた魅力です。





「今」、そして「これから」に届くものを

流行が移ろい、スピードが価値のように語られる時代にあっても、私たちが届けたいのは、「その瞬間」だけで終わらないもの。


袖を通した「今」にしっくりくる着心地と、そして「これから」年月を重ねることで深まっていく表情。


その両方を宿す服にこそ、本当の意味での「愛着」が生まれると信じています。

このブルゾンは、まさにその思想をかたちにした一着。
厚みを持ちながらも動きを妨げず、纏うごとに自分の一部になっていくような感覚を目指して設計されました。


「厚みを選び、軽やかに纏う」

そのコンセプトに込めたのは、芯のある素材を、日常の延長で楽しんでほしいという願いです。

着るほどに増す深みと、変化を楽しめる余白。

「今」を心地よく、「これから」も時間を共有する一着として―

このブルゾンが、纏う人の日々の中で、やがてその人だけの表情を刻んでいくことを願っています。



お取り扱いについて

「HEAVY WEIGHT SHEEP LEATHER ZIP FRONT BLOUSON LINED  SJ-1」は、現在全国のディーラーにて展開中です。

各ディーラーでは、それぞれのショップならではの視点でこの一着の魅力を伝えてくださっています。実際に袖を通し、革の厚み、動きの中で生まれる陰影、フィット感をぜひ体感してみてください。

スタッフの知識と感性に触れながら、素材の奥行きやスタイリングの可能性をじっくりと探っていただけると思います。

下記より、お近くの取り扱いディーラーをご確認いただけます。

[下記のディーラーに取り扱いをしております]

B’2nd 札幌
CABANE
GULLAM

JAPAN DEALER にて住所、営業時間等ご確認ください。

※在庫状況や展開カラーは、各店舗によって異なります。詳細は、各ディーラーまでお気軽にお問い合わせください。



incarnation JAPAN 展示販売会 開催のお知らせ

実際に袖を通し、レザーの質感やシルエットを肌で感じていただけるincarnation JAPAN 展示販売会 を、4月も開催いたします。

このイベントは、オンラインストアで展開中のアイテムを直接手に取ってご覧いただける貴重な機会です。
毎月恒例の催しとして、今後も継続して開催を予定しております。

会場では試着だけでなく、素材の魅力や経年変化の楽しみ方についても、じっくりとご案内させていただきます。

ぜひこの機会に、会場まで足をお運びください。



イベント詳細

日程 : 2025年4月26日(土)・27日(日)・28日(月)

時間 : 12:00〜19:00

場所 : 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿2-32-23 エビアン広尾 B1F 
Garage EDEN 内  MAP

※路地の奥の地下に位置するショップです。
当日、場所が分かりづらい場合はお電話 (ショップ携帯:080-7091-1171) をいただければスタッフがご案内いたします。






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「歳を重ねても履きたい」── 想いをかたちにした、CABANE別注エンジニアブーツ(オーダー受付中)


incarnation Japanブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、福井県に店舗を構えるCABANE様との別注プロジェクトにて誕生した
Exclusiveモデル「Engineer Boots EGCB-1」をご紹介いたします。

伝統的なワークブーツのイメージを一新し、シャープで洗練された佇まいに仕上がった今作。

その背景には、CABANEオーナー岡野氏の想いと、incarnationデザイナー小川との対話を通して紡がれたストーリーが存在します。

細部に込められたこだわり、incarnationならではのアプローチ。

ぜひ、最後までご覧いただければ嬉しく思います。

CABANE様にて受注オーダー受付中(2025年4月15日(火)まで




ワークブーツの流れを汲みながら、現代にフィットする新しい姿へ

エンジニアブーツの歴史と、CABANE別注モデルの進化

エンジニアブーツは、本来ワークブーツとして誕生した背景を持つ、無骨で実用的なデザインが特徴のブーツ。

機械工や工場作業員の足元を守るために設計されたこのブーツは、金具やベルトといったパーツを持ちながら、靴ひもがないことによる脱ぎ履きのしやすさが特徴です。



やがて、機能美とシンプルな構造が評価され、ファッションシーンへと受け入れられるようになり、今ではジャンルを超えて愛されるブーツのひとつとなりました。

そんな「無骨さ」が象徴でもあるエンジニアブーツに、CABANE様が求めたのは「スマートさ」と「履きやすさ」。

今の自分が本当に履きたいと思えるブーツを—
そんな問いからスタートした今回の別注プロジェクト。


丈感を調整、incarnationの中でもシャープな木型を使用。
重厚感を残しつつ、現代のスタイルにも馴染む一足に仕上げています。

無骨なルーツに敬意を払いながらも、エンジニアブーツという伝統的なカテゴリー。
私達の感性を吹き込んだモデルです。






「自分が履きたいかどうか。」 それがすべての出発点

CABANE岡野氏の想いと、デザイナーとの対話から生まれた一足

単なる特別仕様という言葉では語り尽くせない、今回の別注モデル。

それは、このブーツにはCABANEオーナー・岡野氏の「自分が本当に履きたいブーツ」を形にするという強い意志が込められているからです。

「無骨さを抑えつつ、スマートなシルエット。」

「エンジニアブーツにありがちな重たさやごつさではなく、着こなしに自然に馴染むような、洗練された佇まい。」

「それでいて、履き心地の良さにも妥協しない。」


そんな理想を形にするため、イタリアのincarnationのラボラトリーにて打ち合わせを重ねられました。

ポイントとなったのは、incarnationの木型 。
シャープでスマートなポインテッドトゥーな印象ながらも、見た目からは想像できないほどの快適なフィット感を実現しています。




この木型こそが、岡野氏の描く「スマートで履きやすいエンジニアブーツ」を実現するカギとなりました。

「歳を重ねても履きたいと思えるブーツ。」

「そのために、自分が本当に履きたいと思えるものを作りたい。」

そんな岡野氏の想いに、デザイナーが真摯に向き合い形にしたのがこのExclusiveモデルEGCB-1

履く人のスタイルに寄り添いながら、しっかりと芯のある存在感を放つ、唯一無二の一足がここに完成しました。



仕様の違いが生み出す複数の表情

同じエンジニアブーツという型を持ちながら、使用する素材やパーツ構成の違いによって、まったく異なる表情を見せるモデル2型。

1.スウェードレザーモデル


incarnationではあえて毛足をオイルで寝かせ、さらに熱加工を施すことで、毛足を敢えて潰すことにより独特のコンストラクトが際立つ仕上がりに。

この加工により、表面がしっかりと引き締まり、光沢感が生まれます。
スウェードとは思えないほどの濃淡を持った深い艶感が特徴的。

それを支えるソールには、グッドイヤーウェルト製法によるボリューム感のあるタンクソールを採用。
無骨さを残しながらも、経年によって寝ていた毛足が起き上がっていくことで陰影が生まれ深みを増していく仕様に仕上がっています。

2.ホワイトホースレザーモデル

表革には白鞣しホースレザーを使用。

しなやかさと繊細な艶を兼ね備えたこのレザーは、木型も相合わさり、グッと引き締まったシャープな印象を与えてくれます。
アウトソールにはレザーソールの上にホワイトのラバーソールを重ねた2層構造を採用。

そこにホワイトのコバが挟み込まれることで、全体にエッジの効いたコントラストが生まれています。

この組み合わせは、岡野氏が昨年末に入荷した別モデルのブーツを見て急遽オーダー仕様を変更したというほど、「これしかない」と確信した、まさに会心のディテールを構成しました。



サンプル作成には間に合わなかったですが、コバ部分も画像のようなホワイト寄りのカラーになる予定です。





こだわり抜かれたディティール

今回の別注エンジニアブーツでは、機能性とデザイン性を両立したディテールがその魅力を一層引き立てています。

バックジップ


イタリアYKK社と何度も打ち合わせを重ねて開発され、製品染めにも耐える高耐久仕様のincarnationのオリジナルジップを採用。

2010年のブランド設立以来使用されているこのオリジナルジップは、重みのあるオリジナルの引手を組み合わせ、開閉時の手応えと存在感を両立しています。

シャープな印象をもたらす背面配置により、後ろ姿にもエッジを加えつつ、タイトなシルエットながら着脱しやすいという利便性も確保しました。


トップラインとストラップ


トップラインは足首にフィットするようデザインされており、スマートなシルエットを強調します。​

また、エンジニアブーツの象徴であるストラップは、位置やデザインに工夫を凝らし、全体のバランスを考慮した位置に配置することでデザイン・機能性両方を両立するデザインとなっております。​

これらのディテールが融合し、今回のエンジニアブーツ EGCB-1が完成しています。


​オーダー受付のご案内(2025年4月15日(火)まで

こちらの CABANE × incarnation Exclusive Engineer Boots は、現在 CABANE様にてオーダー受付中です。

同じ型ながらも素材・仕様の違いで異なる表情を持つ2モデル。
ぜひ、店頭やお問い合わせにて詳細をご確認ください。

【取扱店舗】

CABANE
〒910-0006 福井県福井市1-21-26 Dビルディング1F
TEL/FAX:0776-21-8112
営業時間:11:00 ~ 20:00
定休日:火曜日
https://www.cabane.jp/?mode=cate&cbid=2013903&csid=0

今回の特別な一足、ぜひ店頭またはお問い合わせにて、その魅力を直接ご体感ください。







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語られる25AW、触れられる最後の週末 ─ DEALERの視点と大阪オーダー会


incarnation Japanブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、私たちincarnationに長く深く関わってくださっているディーラー「MORPHINE(愛知県・豊橋)」様が制作されたYouTube動画をご紹介します。

タイトルは「25AW COLLECTION バイイング & 工場視察」。


実際にイタリア・ペルージャへ足を運び、工場での視察やバイイングの様子、そして現地の空気感までも記録した一本です。

ブランドの中にいる私たちではなく、外側からincarnationを見つめ、長年の視点で語ってくださるこの映像には、また異なる角度から照らされた「ブランドの本質に近づく視点」が感じられます。

動画内で語られる雰囲気

映し出される素材や職人の手仕事

ペルージャの街並み


そのどれもが、私たち自身が伝えきれない何かを静かに、しかし力強く補ってくれています。

ぜひ、最後までご覧いただければ嬉しく思います。




JAPAN DEALERによる動画紹介 ― 「現地で感じた」incarnation 25AW collection


「25AW COLLECTION バイイング & 工場視察」

incarnation 25AW Collectionの展示会バイイングと、現地工場視察の様子をまとめたMORPHINE様制作のYouTube動画です。



この動画は、バイイングの現場であるイタリア・ペルージャの街並みや、私達のアトリエ、工場の風景とともに、MORPHINE様が感じた「incarnation」を記録したもの。

そこに映るのは、ブランドに真摯に向き合い続けてくださる、一人のショップオーナーとしてのまなざしです。






共に歩む存在として


ブランドにまつわるストーリーは、作り手としての私たち自身が語ることも多く、それがものづくりの原点であることに誇りを持っています。

一方で、その世界観や空気感を、現場で見て・触れて・選び、日々お客様へ提案しているディーラーの視点で語られる言葉には、また違ったリアリティと説得力があります。

MORPHINE様の動画では、incarnationの素材やシルエット、服に込められた思想を、実直なまなざしで映像化されています。

語りすぎることなく、誇張することなく、しかし一貫して熱量のこもった映像が、ブランドに対する深い理解と信頼を感じさせます。



MORPHINE ──


「本質」を届けるショップ MORPHINE様は、流行や消費に左右されず、時をかけて深まっていく服の価値を大切にする姿勢は、incarnationの哲学とも深く共鳴しています。

セレクトにおいても、単なる商品のラインナップを揃えるのではなく、

「なぜこの素材で、このデザインなのか」
「どんな人に着てほしいのか」

という背景にまで目を向け、丁寧に伝えてくださっている存在です。

今回の映像では、MORPHINE様の視点が随所に光り、素材への触れ方、製作現場へのまなざしのすべてに、「服と人との『意味』を結ぶ存在」としての姿勢が映し出されています。

DEALER :MORPHINE   JAPAN DEALER からご確認ください。



「incarnation 25AW コレクション オーダー会」開催中 in 大阪



今週末(3月30日)まで、ROYAL FLASH Luxury 南船場  にてオーダー会を開催しております。

incarnationならではのレザーウェアの魅力を、実際に手に取り、着用しながらじっくりとご体感いただける貴重な機会となります。

オーダー会を通じて、incarnationが描くシーズンの世界観に触れながら、最新コレクションとともに特別なひとときをお過ごしいただければ幸いです。

3月29日(土)・30日(日)には、Japan Staff も店頭にて皆さまをお迎えいたします。

これが25AWコレクション 最後のオーダー会ですので、ぜひこの機会にお越しください。


ROYAL FLASH Luxury 南船場 
〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場4丁目13−5 第2有樹ビル

DATE : 3月21日(金) 〜 30日(日)  11:00  –  20:00
*アポイント不要

CONTACT : 06 – 6121 – 8008 / Instagram DM(下記QRコードを読み取りダイレクトメッセージへ)






【incarnation Japan LINE公式アカウント開設のご案内】


incarnation Japan LINE公式アカウントを新たに開設いたしました。
25AWプレオーダーについて、最新コレクションや限定情報など、いち早く皆様にお届けする予定です。

特別展示イベントや製品に関するご質問やお問い合わせもLINEでお気軽にご連絡ください。

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25AWプレオーダー(オフィシャルサイト)開催中 ― 素材の奥行きを感じて

incarnation Japan ブログを訪れていただき、ありがとうございます。

現在、OFFICIAL STORE(イタリア)にて「incarnation 25AW Collection」のプレオーダーを受付中です。

開催期間は【3月15日〜4月15日】となっております。

それに伴い、今シーズンのコレクションで採用された特別なマテリアルを紹介いたします。
どの素材も、incarnationの哲学が詰まった渾身のマテリアル。

素材が持つ奥深い表情、質感、その魅力。


ぜひ最後までご覧ください。


◾️日本国内からご注文を検討されているお客様へ

公式オンラインストア(イタリア)からのご注文も可能ですが、Japan EC窓口を通していただくことで、よりスムーズなお手続きや、きめ細かなサポートをご提供できます。
例えば、 国内からの発送などが可能になります。
また、ブログ末尾に記載の LINE公式アカウント をご登録いただくと、新作情報や個別相談など、よりスムーズなやりとりが可能です。
Japan ECお問い合わせ先:  incarnation CONTACT





Collectionを象る、選び抜かれたマテリアル

 今季を代表する素材 レジナートホースレザー

レジナート(Resinato)の語源となる「レジナ(Resina)」は、イタリア語で「樹脂」を意味します。

その名の通り、このレザーはホーススエードの表面に、熟練の職人が丹念に樹脂を吹き付けて仕上げたものです。

スエード特有の毛羽立ちは、樹脂加工によって一度その姿を潜め、表面にはほのかな光沢が宿ります。

静かに、しかし確かに――革の表情が変わる瞬間。

視覚だけでなく、触れた時の質感にも微細な変化が現れ、まるで異素材のような奥行きを感じさせる仕上がりとなっています



着込むごとに、樹脂は自然と剥がれ、細かく割れ、やがてひびとなって表面に現れていきます。

その隙間からは、内に秘められていたスエード本来の質感が少しずつ顔を覗かせ、硬質な樹脂と柔らかな起毛
—相反するふたつの表情が重なり合うことで、奥行きあるコントラストが生まれていきます。

見た目は硬質で重厚な印象ながら、実際に袖を通すと、驚くほどしなやかで柔らかい肌あたり。

張りがありながらも、動きに自然に寄り添い、ストレスを感じさせない着心地を実現しています。

この静かに移ろう表情の変化こそが、他にはない存在感の源であり、着る人の時間と共鳴しながら育っていく、視覚的な経年変化をもたらします。






今季を象徴する ゴートレザー

2歳以上の雄山羊のみを厳選し、独自のプロセスで仕上げた新たなマテリアル、ゴートレザー。



シボ感があり、しっかりとした芯を持ちながらも、驚くほどの軽さと柔軟性を兼ね備えています。

シープレザーのしなやかさと、バッファローレザーの芯のある力強さ—その両極の特性を併せ持つ、まさにハイブリッドなレザーです。

着心地はシープレザーに近く、身体に自然と馴染む柔らかさがありながら、表情はバッファローレザーを思わせる力強いシボ感が際立ちます。

「しなやかなる剛性」。
相反する要素が同居することで生まれる独特の存在感は、ゴートレザーならではの魅力です。

さらに、どこか透き通るような艶感が、素材に奥行きを与えています。


デザイナーは以前から、ゴートレザーが持つ独特の質感と強度に着目してきました。

しかし、その可能性とは裏腹に、革一枚が小さいという構造的な制約により、従来のパターンでは応用が難しく、長らく実現には至りませんでした。

だからこそ今季、素材の特性を活かすために一から設計し直した新たなパターンとともに、ようやく形にできた一着。

新たなデザイン・パターンの開発に時間をかけて構築されたこの試みは、今シーズンを象徴するキーマテリアルのひとつとなっています。



特別なシープレザー HEAVY WEIGHT


前回のブログでもご紹介した、25SS Collectionから展開されている「ヘビーウェイト シープレザー」。

一般的に柔らかく繊細な印象を持つシープレザー対して、タンナーの協力を得て実現した、
しっかりとした0.9〜1.0mmの厚みを持つ特別な重厚感があるシープレザー。

こちらも25SSに引き続き継続となります。この「HEAVY WEIGHT」シープレザーの詳細については、前回のブログで詳しくご紹介しています。

BLOG : HEAVY WEIGHT – シープ レザーブルゾンの誕生 (英語版)

ぜひあわせてご覧ください。


incarnationを象徴するマテリアル ホースレザー

incarnationの代名詞でもあるホースレザー。

その中でも、長年タッグを組んできたイタリアのタンナーと共同で開発された、最高等級のオリジナルホースレザー「Primo Scelto(プリモ シェルト)」。

原皮の段階から厳選された極上のホースに、独自の処理と仕上げを施すことで、しなやかさ、張り、そして奥行きのある表情を併せ持ちます。

このPrimo Sceltoは、今季のコレクションにおいても、定番としての立ち位置を超え、新しいデザインと共に、incarnationの世界観をより濃く、深く体現しています。

ホースレザーについては過去のブログでも紹介しておりますので、ご覧になっていただければ嬉しく思います。

BLOG : incarnation代名詞 ホースレザー (英語版)




HORSE RESIN LEATHER MAC COAT LINED


着用によって腕周りにシワが入ることで、樹脂が剥がれ、細かく割れ、ひびが生じます。
その隙間からスエードが起き上がることで、シワが生み出した立体感 。
レジナートが持つ独特の陰影が交わり、視覚的な経年変化を際立たせていきます。






GOAT LEATHER 1B JACKET LINED JJK-3


柔らかさと芯のある質感が共存するゴートレザー。
着用と共に身体に沿って自然に馴染み、唯一無二の立体感と艶が浮かび上がります。
時間をかけて、着る人だけの特別な一着へと育っていく過程が楽しめる素材です。





HEAVY WEIGHT SHEEP LEATHER ZIP FRONT HOODED BLOUSON LINED SJ-4


一般的に柔らかく繊細な印象を持つシープレザーを、あえて厚みと重量感のある仕様で仕上げた
ヘビーウェイトシープ。
着用と共に身体の動きに沿って皺が刻まれ、柔らかさの中に無骨な立体感が現れてくる。
徐々に増す表面の艶、滑らかな光のコントラストが、奥行きを生んでいきます。





HORSE LEATHER HIGH COLLAR ZIP BLOUSON LINED PMT-6


incarnationのアイデンティティを象徴するマテリアル、ホースレザー。
独自開発の製法により、張りとコシを残しながらも着用と共に柔らかく馴染んでいくのが特徴。
深く刻まれるシワ、増していく艶、透明感のある光沢が重なり合い、着る人のスタイルに唯一無二の個性をもたらします。




今回は「incarnation 25AW Collection」プレオーダーに合わせ、今季を象徴する特別なマテリアルを紹介させていただきました。

どの素材も、incarnationが大切にする普遍性と進化し続けるものの美学が詰まったものばかりです。

それぞれのレザーが持つ個性と、時間と共に生まれる経年変化を、ぜひご自身のスタイルの中で体感していただければ嬉しく思います。

◾️日本国内からご注文を検討されているお客様へ

公式オンラインストア(イタリア)からのご注文も可能ですが、Japan EC窓口を通していただくことで、よりスムーズなお手続きや、きめ細かなサポートをご提供できます。
例えば、 国内からの発送などが可能になります。
また、ブログ末尾に記載の LINE公式アカウント をご登録いただくと、新作情報や個別相談など、よりスムーズなやりとりが可能です。
Japan ECお問い合わせ先:  incarnation CONTACT 






「incarnation 25AW コレクション オーダー会」開催中 in 大阪

3月30日まで、ROYAL FLASH Luxury 南船場  にてオーダー会を開催しております。
incarnationならではのレザーウェアの魅力を、実際に手に取り、着用しながらじっくりとご体感いただける貴重な機会となります。

オーダー会を通じて、incarnationが描くシーズンの世界観に触れながら、最新コレクションとともに特別なひとときをお過ごしいただければ幸いです。

これが25AWコレクション 最後のオーダー会ですので、ぜひこの機会にお越しください。


ROYAL FLASH Luxury 南船場 
〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場4丁目13−5 第2有樹ビル

DATE : 3月21日(金) 〜 30日(日)  11:00  –  20:00
*アポイント不要

3月29日(土)・30日(日)には、Japan Staff も店頭にて皆さまをお迎えいたします。

CONTACT : 06 – 6121 – 8008 / Instagram DM(下記QRコードを読み取りダイレクトメッセージへ)




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25AWプレオーダーについて、最新コレクションや限定情報など、いち早く皆様にお届けする予定です。

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