incarnation 15周年 ―変わらない想いを込めて



incarnation Japan Blogをご覧いただきありがとうございます。

デザイナーの小川慶太です。


2009年にincarnationを立ち上げてから、気が付けば15年という月日が流れました。
こうして歩みを続けることができたのは、ひとえに支えてくださった皆さまのおかげです。
そして、これから出会う皆さまとも、新たな時間を共に刻んでいけることを、心から楽しみにしています。
この場を借りて、あらためて感謝の気持ちをお伝えしたいと思います。


節目となるこの年に、感謝の気持ちを形にしたいと考え、15周年記念のカットソーを製作し、これまでご縁をいただいたお客様へお届けさせていただきます。



イタリアを旅立ったカットソーが無事に日本へ届き、現在、発送の最終準備を進めております。
ゴールデンウィーク半ばには、どうにか間に合わせることができそうです。

プリント工程を終えた後、一点ずつ丁寧にスチームをかけ、仕上げを整えたカットソーたちが、ラックに整然と並ぶ光景を目にしたとき、これまで積み重ねてきた歩みを改めて思い返す、感慨深い瞬間となりました。

これからの季節に、日常の中で気負わず袖を通していただければ幸いです。


今回のカットソーには、10年以上前のコレクションから受け継がれてきた、隠れた定番素材を使用しています。

レザーアイテムのインナーとして最適な、程よい厚みと自然なストレッチ性を備え、長時間着用しても型崩れしにくい耐久性を誇ります。

また、優れたキックバック性により、伸びきったまま戻らないといった心配もなく、常に快適な着心地を保ってくれることも、この素材の魅力の一つです。

私自身も日々の加工作業の現場でこの生地を着用しており、その信頼性と快適さを実感しています。


デザインは、ドロップショルダー仕様を採用しました。

肩のラインを落としたリラックス感のあるシルエットにより、さまざまなサイズ感で自由な着こなしを楽しんでいただける仕上がりとなっています。


着丈と袖丈のバランスにも細やかに配慮し、リラックスした着心地を持ちながらも、自然な美しさが滲むよう意識しました。

今回の記念モデルでは、背面左下にロゴと15周年記念のサインを、右脇にはincarnationのロゴプリントをあしらい、ささやかながらも特別感を添えています。



15年という歩みを、共に刻んできてくださった皆さまへの感謝と、これからも変わらず、ものづくりに向き合い続けるという決意を、この一着に込めました。

これからも、ものづくりを通して、
新しい出会いや楽しみを皆さまと共有できるよう、挑戦を続けてまいります。

どうぞ、末永くご愛用いただければ幸いです。

これからも、incarnationをどうぞよろしくお願い申し上げます。


incarnation デザイナー 小川慶太


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真価を生むもの / 4月のイベント案内

単なる経年変化と呼ぶのか?
価値とは?

こんにちわ。incarnation JAPAN Staff の ウラノ です。
4月の incarnation JAPAN のイベントをお知らせいたします。

incarnation JAPAN

• 日程 : 2025年4月26日(土)・27日(日)・28日(月)

• 時間 : 12:00〜19:00

• 場所 : 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿2-32-23 エビアン広尾 B1F 
Garage EDEN 内  MAP

※路地の奥の地下に位置するショップです。
当日、場所が分かりづらい場合はお電話をください。 (ショップ携帯:080-7091-1171)

昨年11月に発足したこちらの incarnation JAPAN ですが、現在は定期開催的にひと月の中の1つの週末+月曜日を展示販売会として行ってきました。
今月ももちろんラインナップアイテムを実際に試着したりお手に取ってご覧頂ける機会となっておりますが、今月からはその枠をもう1つ広げたいと考えております。

僕達はこの期間中を単なる販売だけの時間と捉えず、incarnation の世界観や奥行きに触れて頂ければと考えております。
商品、作品と捉え方がある中でより深い目線と作り手側である自分たちだからこそ紹介出来ることがあると思っております。

上記写真(左)は現在リリース中の

—– HEAVY WEIGHT BABY CALF LEATHER HI COLLAR ZIP BLOUSON JB-5 TYPE 2 / H16-41867

写真右はデザイナー本人がこのモデルを作り上げるために制作したプロトタイプの私物の経年変化後のブルゾンとなります。

通常流通では見かけることのない極厚の原皮を用いたベビーカーフを使用したモデルとなり、厳選したその原皮だからこそ生み出されるその姿はまさしく圧倒的な存在感と言えると思います。
着込むごとにアタリが生まれる部分に派生する鈍く光る光沢感はレザーというアイテムを「育てる」という当たり前の言葉を具現化した結果となります。
着用者固有の体型、動き、生活スタイルに合わせて深く刻まれているそのシワはある意味での自分自身の生きた証とも呼べるでしょう。
(プロダクト詳細はぜひ上記リンクを御覧くださいませ)

新品状態



デザイナー着用約1年半程度



進化であり深化であると考える
その後に在るのが真価だと

今回の incarnation JAPAN イベントではこちらのデザイナー私物もイベント内で実際にご覧になれるように準備を致します。
また写真掲載がございませんが、スタッフのホースレザーなどの経年変化などの説明も行ってまいります。
そういった意味においてもぜひお買い物のみならず世界観に触れるために御来場頂ければ心から嬉しく思っております。

* 来場に際しては日程中はご予約不要でどなた様でも御来場頂けますのでぜひお気軽にいらして頂ければ幸いです。

我々が使う革とは副産物です。
皮から革となりその後のプロセスを経てプロダクトとなります。

生き物の命のバトンを紡ぎ新たな生命を吹き込むことだと僕は考えます。
またその新たな生命を纏い育てていくこと。
それがモノとして僕たちや皆様の生涯の相棒になって頂ければ心から嬉しく思っております。

incarnation JAPAN Staff / URANO Takahiro






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レザーパンツ、洗ってみた。そして、経年変化した“あのブルゾン”が展示されます(イベント案内)

incarnation Japan ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、incarnationの現地スタッフとしてイタリアからブログをお届けいたします。
私が日々感じているイタリアでの暮らしや、レザーづくりの現場の空気感などをお伝えできればと思っています。


春の陽気が心地よい季節になってきましたね。
イタリアでも春の陽気が、ようやく本格的になってきました。

日本と同じようにイタリアにも四季があり、穏やかな気候と柔らかい日差しが心地良い毎日です。
街中のBAR(バール:カフェ)のテラスは心地よく、つい陽だまりに長居したくなるような春の気候。
レザー好きの私たちにとっても、まさに絶好のシーズンですね。

私が初めてイタリアを訪れたのも、ちょうどこのPrimavera(プリマヴェーラ:春)でした。
その当時のワクワク感が蘇る、この季節特有の懐かしさを感じながら、 今年もまた新しい高揚感と共に新しいレザーの加工や生産をチャレンジしようと思っています。

そして今週末は、イタリアの春のとても大切な行事「Pasqua(パスクア:復活祭)」。
イタリアではイースター(復活祭)として愛されるこの日は、 家族や友人が集い、その地域ごとの伝統の味を囲んで祝う大切な一日です。
街のショーウィンドウにはウサギや卵のモチーフや露店が並び、 温かな祝祭ムードに包まれます。

さて今回は、そんな春の空気と共に楽しみたい “レザーパンツとそのケア”についてお話しします。

今回も最後まで読んでいただけると嬉しく思います。

レザーパンツのイメージ

レザーパンツ・ 革パンと言いますと皆さんは、どういったイメージを持たれるでしょうか?
バイカー、ロックンローラーetc、、、

そんなイメージを持たれるかと思います。
レザー好きの方からしてもアイテムとしては手を出しにくい、一通りウェアやブーツ等を揃えてから手を出す。
ちょっと日常使いでは、手を出しにくい印象を抱く方も多いはずです。

そんな印象だと思いますが、実際に履いてみると…
「あれ?意外とこれ、使いやすいな」と思わされるアイテムでもあるんです。
実際に履いてみた方々の反応を見てると良い意味で期待を裏切る反応が最も多いアイテムです。


見た目の重厚感とは裏腹に、驚くほど軽快で、 動きやすい。
意外と季節を問わず活躍してくれます。
特に足まわりって動きが多い分、革の経年変化も早く出やすいんですよね。
その変化がまた、たまらなくカッコいい。

私自身もこのパンツ([Art No.11V-6617])を履き始めてしばらく経ちますが、夏でも不思議と快適に穿けて、日差しを浴びて焼けたような色味が少しずつ出てきていて、どんどん“自分の一本”になってきています。





レザーパンツのお手入れ



今回は「裏地洗い」に挑戦しました。


こちらのモデル [Art No.11V-6617] に関しましては 裏地がついております。                                          

今回は長年の着用も有り裏地を洗っていこうと思います。
革を丸ごと洗うとなると結構大掛かりな作業になりますが、
このモデルは裏地が付いていて、それだけを洗える仕様なのがありがたいポイントです。

裏地を洗う事自体は、そんなに難しいことではないです。
手順としては、裏地を引っ張り出して頂いて裏地だけを手洗いしていきます。

洗剤に関しては、個人的に中性洗剤が良いと思います。 
裏地だけを洗うとは言え、多少は革にも触れてしまうケースがあるので出来るだけ影響が無い洗剤がオススメです。



洗剤を入れたお水に裏地をつけて手洗いして頂いた後に、水でよく濯いで洗ってあげてください。 

この際の水の温度ですが常温がおすすめです。                                                       お湯ですと革部分が濡れた際にサイズ感が変わりやすなってしまいますので常温くらいが良いかと思います。

どうしても裏地全体をしっかり洗うとなると多少、革部分も濡れてしまいます。
私もしっかり洗ったこともあって革の部分も濡れてしまいました。
incarnationの製品染めを終えたレザーは水にも強いので多少濡れても大丈夫です。


しっかりすすいだ後は、いよいよ乾燥へ。



干し方には、ちょっとだけこだわりたい。

この後は、直射日光を避けながら陰干し自然乾燥で乾かしていきます。
裏地の素材自体は乾きやすい素材なので、今の時期でも直ぐに乾きやすいです。


干し方で気をつけることは、ベルトループ等を引っ掛けたり、吊るして干さないことです。
洗濯で腰回りがやや濡れてしまったので、引っ掛けたり吊るしたりすると変に革が伸びてしまうからです。


僕がやっているおすすめの干し方は、裏地を出して、ヒップあたりを軸にしてラックに掛ける方法。
この画像の様にして干すのがお勧めです。
ラック等が無くて難しい場合は乾きにくいですが平置きが良いと思います。
(平置きの場合は頃合いをみて前と後ろを入れ替えてあげると均等に乾きます)
                                       
なるべくポケット下部分を通して干すの一番負荷が掛からなくて良いです。                                        実際に製品染め後のレザーパンツを乾かす過程も製品染め後に平置き〜から、この干し方で乾かしております。


そして、乾いたあとに。


この後は乾くのを待つだけなのですが、もし私みたいに革部分が濡れてしまった場合は濡れ具合にもよりますが、乾いたら軽くほぐしてあげるイメージで揉んであげてください。

ここがちょっと大事です。
まだ湿っているうちに揉んでしまうと、銀面(革の表面のツヤのある部分)が擦れてしまったり、最悪剥がれてしまうことがあります。
乾いたあとの革は少し硬くなっていることもあるので、“軽くほぐす”くらいの気持ちで揉んであげると、革がまたしなやかに戻ります。
もしも、革の硬さが気になったら、ディーラー、またはincarnation Japan 窓口:こちらへご相談ください。
オイルを入れ、しなやかさと耐久性を保つメンテナンスが可能です。




終わったあとは、ちょっと気持ちも晴れやかに。

全部終わって、久々にこのパンツに脚を通した瞬間の感想。
「軽いっ!なんだこの感じ…」って思わず言ってしまいました(笑)
脚を通した瞬間、サラッとした裏地の感触が心地良かったです!

洗っただけなのに、なんかすっきりして、また新鮮な気持ちで穿けそうです。

春から夏に向けて、また気持ちよく一緒に過ごせそうだなと思いました。


裏地メンテナンスの流れ(まとめ)

  1. 裏地を引き出す。
  2. 中性洗剤を溶かした常温水でもみ洗い。
  3. 水でよくすすぎ、洗剤分をしっかり落とす。
  4. 陰干しでゆっくり自然乾燥。
  5. 乾燥し切ったら濡れてしまった革部分を軽く揉んであげる。

今回は、レザーパンツの裏地洗いについて書かせていただきました。
お手入れは、ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、

やってみると意外と簡単ですし、そのあとに感じる変化や心地よさは大きいです。

春という、何かを始めたくなる季節。
この機会に、お持ちのレザーアイテムに少し手をかけてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。  

                     

incarnation JAPAN 展示販売会 開催のお知らせ

4月も、incarnation JAPAN 展示販売会を開催いたします。

このイベントでは、オンラインストアで展開中のアイテムを実際に手に取り、レザーの質感やシルエットを肌で感じていただける貴重な機会となっています。

今回は「革はその人と共に育つ」をテーマに、特別な展示をご用意しました。
会場では、デザイナー自身が長年愛用している私物のレザーブルゾンを展示いたします。

年月を重ねて着込まれた一着には、新品では味わえないツヤ、深みのある色合い、柔らかさ、そして身体への馴染みといった、革本来の「育ち方」が凝縮されています。

さらに、同型の新品モデルも展示されますので、時間と共に変化していくレザーの表情を、実際に見て、触れて、比較していただけます。着用感(革の重みや厚みの感じ方、肌への馴染み方の違い)も体感していただけるはずです。

革に触れるのが初めての方にも、長く付き合ってきた方にも。それぞれの目線で、きっと感じていただけるものがあると思います。

スタッフ一同、皆さまのご来場を心よりお待ちしております。



イベント詳細

• 日程 : 2025年4月26日(土)・27日(日)・28日(月)

• 時間 : 12:00〜19:00

• 場所 : 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿2-32-23 エビアン広尾 B1F 
Garage EDEN 内  MAP

※路地の奥の地下に位置するショップです。
当日、場所が分かりづらい場合はお電話 (ショップ携帯:080-7091-1171) をいただければスタッフがご案内いたします。






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「今」、そして「これから」を纏う — HEAVY WEIGHT SHEEP LEATHER ZIP FRONT BLOUSON LINED  SJ-1




incarnation Japanブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今季25SSコレクションの中でも、これまでの延長線上にはない、新たな輪郭を持った一着 HEAVY WEIGHT SHEEP LEATHER ZIP FRONT BLOUSON LINED SJ-1 [art.no. H15-41947 / H15B-41947]を紹介いたします。




厚みとコシを備えたシープレザーを、あえて「動き」の中で生きるよう設計したブルゾン。

肘下から裾にかけて緩やかに広がるラインが、所作に合わせてしなやかに表情を変え、静止しているときとは異なる、新たなシルエットを描き出します。

それは、動いた瞬間や、ふとした仕草の中で、これまでのレザーブルゾンにはなかった新たな魅力を覗かせる一着。

レザーという重厚な素材に、こなれた空気を与えるバランス感とその奥行きある表情。

最後までご覧いただければ嬉しく思います。



素材へのこだわり「 シープレザー HEAVY WEIGHIT」

「厚みを選び、軽やかに纏う」— 素材が導いた、新たなカタチ。
軽やかさが求められる時代に、あえて厚みと重みのあるシープレザーを選ぶこと。

それは、素材そのものの美しさと、時間とともに深まるレザーの魅力を信じているからこそできる選択でした。
この「 シープレザー HEAVY WEIGHIT」は、これまでにない厚み(0.9〜1.0mm)をもった特別な素材。

長年タンナーと共に探し求め、ようやくコレクションとして供給できる量が整った、まさに「届くべきして届いた素材」です。
そしてこのレザーが手元に届いた瞬間、デザイナーの中に浮かんだのは、ひとつの問いでした。

「この厚みを、どのように incarnationらしく表現できるか。」

— 重厚なだけでは終わらせたくない。

—どこかにしなやかさがあり、陰影が生まれ、動きが宿るようなアイテムを完成させたい。

—着ることで完成するレザーウェアに落とし込みたい。


そんな想いから、いくつもの試作が重ねられ、ついには一着のブルゾンとして、この素材は新たな呼吸を始めました。

静かな芯を宿しながら、動きとともにしなやかさを見せる。
このブルゾンは、まさに素材が導いたデザインの象徴です。

見た目の強さの奥に、内なるしなやかさを秘めた一着として、私たちが誇りをもって届けたいアイテムです。


「 シープレザー HEAVY WEIGHIT」については以前のブログにも詳細がございます。
▶BLOG : レザーの深み・リネンの表情—25SSが映す、素材とデザインの融合






レザーであることを忘れる、開放的なシルエット


このブルゾンをデザインするうえで、デザイナーが構想したのは、「レザーの重さを感じさせない、軽やかな佇まい」。


その鍵となったのが、シルエットの重心を「下」に置いた設計です。

肘下から袖、裾にかけて自然に広がるラインを描くことで、肩まわりや首元はすっきりと洗練された印象に。
上と下で異なるテンションを共存させた構成が、まとう空気に緩急をもたらしています。

スカジャンをベースにこの絶妙なバランスをデザインに落とし込みました。
流行に流されず、着る人の個性に馴染む普遍的な形として、incarnationの思想とも通じます。


さらにこのブルゾンの特徴として注目したいのが、「レザーを着ていることを忘れる感覚」。

見た目の重厚感に反して、実際に袖を通すと驚くほど動きやすく、「レザーブルゾン」というカテゴライズを忘れるほどの開放感を与えてくれます。


特に袖まわりの設計においては、通常のレザーアイテムにありがちな「タイト感」を排除。

肘下にゆとりを持たせた構造が、動作の自由度を高め、動きにしなやかに追従する構造が、程よいゆとりとこなれた空気感をまとわせ、自然体の中にさりげなくレザーの存在感を滲ませます。

重厚な素材に、思わず動きたくなるしなやかさを。視覚と体感の間にある心地よいギャップこそが、このブルゾンの隠れた魅力です。





「今」、そして「これから」に届くものを

流行が移ろい、スピードが価値のように語られる時代にあっても、私たちが届けたいのは、「その瞬間」だけで終わらないもの。


袖を通した「今」にしっくりくる着心地と、そして「これから」年月を重ねることで深まっていく表情。


その両方を宿す服にこそ、本当の意味での「愛着」が生まれると信じています。

このブルゾンは、まさにその思想をかたちにした一着。
厚みを持ちながらも動きを妨げず、纏うごとに自分の一部になっていくような感覚を目指して設計されました。


「厚みを選び、軽やかに纏う」

そのコンセプトに込めたのは、芯のある素材を、日常の延長で楽しんでほしいという願いです。

着るほどに増す深みと、変化を楽しめる余白。

「今」を心地よく、「これから」も時間を共有する一着として―

このブルゾンが、纏う人の日々の中で、やがてその人だけの表情を刻んでいくことを願っています。



お取り扱いについて

「HEAVY WEIGHT SHEEP LEATHER ZIP FRONT BLOUSON LINED  SJ-1」は、現在全国のディーラーにて展開中です。

各ディーラーでは、それぞれのショップならではの視点でこの一着の魅力を伝えてくださっています。実際に袖を通し、革の厚み、動きの中で生まれる陰影、フィット感をぜひ体感してみてください。

スタッフの知識と感性に触れながら、素材の奥行きやスタイリングの可能性をじっくりと探っていただけると思います。

下記より、お近くの取り扱いディーラーをご確認いただけます。

[下記のディーラーに取り扱いをしております]

B’2nd 札幌
CABANE
GULLAM

JAPAN DEALER にて住所、営業時間等ご確認ください。

※在庫状況や展開カラーは、各店舗によって異なります。詳細は、各ディーラーまでお気軽にお問い合わせください。



incarnation JAPAN 展示販売会 開催のお知らせ

実際に袖を通し、レザーの質感やシルエットを肌で感じていただけるincarnation JAPAN 展示販売会 を、4月も開催いたします。

このイベントは、オンラインストアで展開中のアイテムを直接手に取ってご覧いただける貴重な機会です。
毎月恒例の催しとして、今後も継続して開催を予定しております。

会場では試着だけでなく、素材の魅力や経年変化の楽しみ方についても、じっくりとご案内させていただきます。

ぜひこの機会に、会場まで足をお運びください。



イベント詳細

日程 : 2025年4月26日(土)・27日(日)・28日(月)

時間 : 12:00〜19:00

場所 : 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿2-32-23 エビアン広尾 B1F 
Garage EDEN 内  MAP

※路地の奥の地下に位置するショップです。
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「歳を重ねても履きたい」── 想いをかたちにした、CABANE別注エンジニアブーツ(オーダー受付中)


incarnation Japanブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、福井県に店舗を構えるCABANE様との別注プロジェクトにて誕生した
Exclusiveモデル「Engineer Boots EGCB-1」をご紹介いたします。

伝統的なワークブーツのイメージを一新し、シャープで洗練された佇まいに仕上がった今作。

その背景には、CABANEオーナー岡野氏の想いと、incarnationデザイナー小川との対話を通して紡がれたストーリーが存在します。

細部に込められたこだわり、incarnationならではのアプローチ。

ぜひ、最後までご覧いただければ嬉しく思います。

CABANE様にて受注オーダー受付中(2025年4月15日(火)まで




ワークブーツの流れを汲みながら、現代にフィットする新しい姿へ

エンジニアブーツの歴史と、CABANE別注モデルの進化

エンジニアブーツは、本来ワークブーツとして誕生した背景を持つ、無骨で実用的なデザインが特徴のブーツ。

機械工や工場作業員の足元を守るために設計されたこのブーツは、金具やベルトといったパーツを持ちながら、靴ひもがないことによる脱ぎ履きのしやすさが特徴です。



やがて、機能美とシンプルな構造が評価され、ファッションシーンへと受け入れられるようになり、今ではジャンルを超えて愛されるブーツのひとつとなりました。

そんな「無骨さ」が象徴でもあるエンジニアブーツに、CABANE様が求めたのは「スマートさ」と「履きやすさ」。

今の自分が本当に履きたいと思えるブーツを—
そんな問いからスタートした今回の別注プロジェクト。


丈感を調整、incarnationの中でもシャープな木型を使用。
重厚感を残しつつ、現代のスタイルにも馴染む一足に仕上げています。

無骨なルーツに敬意を払いながらも、エンジニアブーツという伝統的なカテゴリー。
私達の感性を吹き込んだモデルです。






「自分が履きたいかどうか。」 それがすべての出発点

CABANE岡野氏の想いと、デザイナーとの対話から生まれた一足

単なる特別仕様という言葉では語り尽くせない、今回の別注モデル。

それは、このブーツにはCABANEオーナー・岡野氏の「自分が本当に履きたいブーツ」を形にするという強い意志が込められているからです。

「無骨さを抑えつつ、スマートなシルエット。」

「エンジニアブーツにありがちな重たさやごつさではなく、着こなしに自然に馴染むような、洗練された佇まい。」

「それでいて、履き心地の良さにも妥協しない。」


そんな理想を形にするため、イタリアのincarnationのラボラトリーにて打ち合わせを重ねられました。

ポイントとなったのは、incarnationの木型 。
シャープでスマートなポインテッドトゥーな印象ながらも、見た目からは想像できないほどの快適なフィット感を実現しています。




この木型こそが、岡野氏の描く「スマートで履きやすいエンジニアブーツ」を実現するカギとなりました。

「歳を重ねても履きたいと思えるブーツ。」

「そのために、自分が本当に履きたいと思えるものを作りたい。」

そんな岡野氏の想いに、デザイナーが真摯に向き合い形にしたのがこのExclusiveモデルEGCB-1

履く人のスタイルに寄り添いながら、しっかりと芯のある存在感を放つ、唯一無二の一足がここに完成しました。



仕様の違いが生み出す複数の表情

同じエンジニアブーツという型を持ちながら、使用する素材やパーツ構成の違いによって、まったく異なる表情を見せるモデル2型。

1.スウェードレザーモデル


incarnationではあえて毛足をオイルで寝かせ、さらに熱加工を施すことで、毛足を敢えて潰すことにより独特のコンストラクトが際立つ仕上がりに。

この加工により、表面がしっかりと引き締まり、光沢感が生まれます。
スウェードとは思えないほどの濃淡を持った深い艶感が特徴的。

それを支えるソールには、グッドイヤーウェルト製法によるボリューム感のあるタンクソールを採用。
無骨さを残しながらも、経年によって寝ていた毛足が起き上がっていくことで陰影が生まれ深みを増していく仕様に仕上がっています。

2.ホワイトホースレザーモデル

表革には白鞣しホースレザーを使用。

しなやかさと繊細な艶を兼ね備えたこのレザーは、木型も相合わさり、グッと引き締まったシャープな印象を与えてくれます。
アウトソールにはレザーソールの上にホワイトのラバーソールを重ねた2層構造を採用。

そこにホワイトのコバが挟み込まれることで、全体にエッジの効いたコントラストが生まれています。

この組み合わせは、岡野氏が昨年末に入荷した別モデルのブーツを見て急遽オーダー仕様を変更したというほど、「これしかない」と確信した、まさに会心のディテールを構成しました。



サンプル作成には間に合わなかったですが、コバ部分も画像のようなホワイト寄りのカラーになる予定です。





こだわり抜かれたディティール

今回の別注エンジニアブーツでは、機能性とデザイン性を両立したディテールがその魅力を一層引き立てています。

バックジップ


イタリアYKK社と何度も打ち合わせを重ねて開発され、製品染めにも耐える高耐久仕様のincarnationのオリジナルジップを採用。

2010年のブランド設立以来使用されているこのオリジナルジップは、重みのあるオリジナルの引手を組み合わせ、開閉時の手応えと存在感を両立しています。

シャープな印象をもたらす背面配置により、後ろ姿にもエッジを加えつつ、タイトなシルエットながら着脱しやすいという利便性も確保しました。


トップラインとストラップ


トップラインは足首にフィットするようデザインされており、スマートなシルエットを強調します。​

また、エンジニアブーツの象徴であるストラップは、位置やデザインに工夫を凝らし、全体のバランスを考慮した位置に配置することでデザイン・機能性両方を両立するデザインとなっております。​

これらのディテールが融合し、今回のエンジニアブーツ EGCB-1が完成しています。


​オーダー受付のご案内(2025年4月15日(火)まで

こちらの CABANE × incarnation Exclusive Engineer Boots は、現在 CABANE様にてオーダー受付中です。

同じ型ながらも素材・仕様の違いで異なる表情を持つ2モデル。
ぜひ、店頭やお問い合わせにて詳細をご確認ください。

【取扱店舗】

CABANE
〒910-0006 福井県福井市1-21-26 Dビルディング1F
TEL/FAX:0776-21-8112
営業時間:11:00 ~ 20:00
定休日:火曜日
https://www.cabane.jp/?mode=cate&cbid=2013903&csid=0

今回の特別な一足、ぜひ店頭またはお問い合わせにて、その魅力を直接ご体感ください。







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