レザーのように変化していく素材|26SS ヴィンテージリネン

今回もブログをご覧いただき、ありがとうございます。
incarnation Japan TERADAです。

2月下旬から3月末にかけて、各地ディーラー様にて開催されたオーダー会に参加させていただきました。
お会いできた皆さま、各会場に足を運んでいただき、感謝申し上げます。

それぞれの会場で、実際にコレクションに触れていただきながら、サイズ感を確かめたり、イメージを重ねたり。
一着に向き合う、その時間がとても印象に残っています。

今回ご紹介するのは、26SSコレクションのリネンシリーズ。
ファブリックでありながら、どこかレザーと共通する空気をまとった素材です。

その第一弾をご紹介いたします。
ぜひ最後までご覧ください。

ヴィンテージ・リネンという素材、時間を経て見えてきたこと

1年触れて見えてきた、リアルヘンプという素材

このヴィンテージ・リネン(リアルヘンプ)という素材も、使い始めて1年ほど経ちました。

25SSで初めてコレクションに採用したときは、これは面白いものになると感じながら、どんな変化をしていくのかを個人的にも楽しみにしていた素材です。

いわゆる一般的なリネンとは違う、少し粗さのある質感。

最初に触れたときは、その不均一さや、同じものが一つとないような表情が強く印象に残っていました。

そして実際に製品として仕上げ、この1年向き合ってきた中で、印象も少しずつ変わってきています。

通気性といった機能的な良さはもちろんあるのですが、それ以上に、この素材が持っている空気感にさらに惹かれるようになりました。

どこか乾いていて、それでいて奥にしっかりとした強さがある。

そしてレザーと共通する育つ楽しみ。そんな素材です。

不均一という美しさ

この素材を触り続けて感じるのは、やはり均一ではないということの面白さです。

糸の段階からすでにムラがあり、生地としてもネップやスラブが自然と現れている。

きっかけは、生地屋のオーナーから見せてもらった、50年代にイタリア空軍で使われていたヴィンテージのヘンプ生地でした。

その生地をデザイナーと共に見たとき、整っていないはずなのに、妙に惹きつけられる感覚があったのを今でも覚えています。

整えられていないからこそ、印象に強く残る表情。

そして、その一つ一つに、どこか説得力がある。

レザーを見ているときと、少し近い感覚です。

ファブリックでありながら、レザーのように扱う

製作の工程についても、揉みや叩きの工程を加えていくことで生地の表情が大きく変化していきます。

同じ生地でも、仕上がりは一枚ずつ違う。
そのため、裁断もまとめてではなく、一着ごとに判断していく必要があります。

どの部分をどこに使うかで、仕上がりの印象が変わる。
この感覚は、やはりレザーに近いものがあります。

やりすぎないこと。

整えすぎないこと。

そのバランスを探る作業が、この素材の難しさでもあり、面白さでもあると感じています。



この素材が形になったとき

今回のリネンシリーズは、素材の特性がそれぞれのアイテムに現れています。

ここからは、ジャケット、パンツ、コートの3型についてご紹介します。

1950’s VINTAGE LINEN 100% SHOWL COLLAR JACKET UNLINED JJK-4

ヴィンテージリネン・ショールカラー ジャケット JJK-4 [Art. 71-1250]

昨年のカジュアル寄りのバランスから、今回は印象を少し変えたジャケットです。

ベースになっているのは、ホースレザー・レジナートでも展開しているモデル。

よりラインを意識した、ややクラシック寄りの設計ですが、そこにリアルヘンプを乗せることで、雰囲気は一気に変わります。

整ったシルエットの中に、不均一な表情が入ることで、どこかラフさを含みながら、それでいて成立しているバランス。

26SSのテーマでもある、クラシックを今の解釈でという部分が、このジャケットにはよく表れています。

フラップポケットをつけたことで、よりクラシックな印象に寄せつつ、素材のムラ感やシワが、その雰囲気を少し崩してくれる。

襟は立てても着られる設計になっているので、その日のスタイルによって表情を変えることもできます。

ドレスの要素と、素材のラフさ。

その間にあるバランスが、このジャケットの一番の魅力だと感じています。

1950’s VINTAGE LINEN 100% PANTS UNLINED SJP-2

ヴィンテージリネン・パンツ SJP-2 [Art. 71-6710]

ベースになっているのは、これまで展開してきたカーブパンツ。

そこから、シルエットとディテールをアップデートしています。

適度にゆとりを持たせたシルエットは、この素材との相性が良く、通気性の良さもあり、ストレスなく着用できるバランスになっています。

特徴的なのは裾の仕様です。

オリジナルのスナップボタンを配置することで、開閉によってシルエットの変化を楽しめる設計になっています。

そのまま穿いたときの自然な溜まり方も良いですし、開いて少し動きを出すことで、また違った見え方になる。

スタイルに応じて調整できるのも、このパンツの魅力のひとつです。

素材に厚みとハリがあるため、着用していく中で大ぶりなシワが入っていき、そこから自然なドレープが刻まれていく。

そのシワは、ただの使用感ではなく、形として残っていく印象です。
このあたりの経年変化も、どこかレザーに近い感覚があります。

シルエット、機能、そして素材の表情。

そのすべてがバランスよくまとまった一本だと感じています。

1950’s VINTAGE LINEN 100% MAC COAT UNLINED

ヴィンテージリネン・マックコート [Art. 71-5440]

この素材を最もダイレクトに感じられるのが、この一着です。

面積が広がることで、不均一な表情やムラ感がより際立ち、素材そのものの存在感がそのまま形になって現れてきます。

シルエットは程よくゆとりを持たせた設計。

着丈も膝下とやや長めに設定されています。この素材特有のハリによって、しっかりと形を保ちます。

動きで見せるというより、佇まいで魅せるコート。

フロントは比翼仕様、袖口も同様にミニマルにまとめることで、全体の印象をより落ち着いたトーンに整えています。
その整った構造の中に、素材のムラや不均一な表情が入ることで、どこか均一ではない、奥行きのある見え方になる。

素材の乾いた空気感と、わずかな陰影が重なり、着込むほどにさらに表情が深まっていきます。

クラシックな形でありながら、素材によって印象が変わる。

その変化を最も感じやすい一着です。



今回のリネンシリーズ第一弾をご紹介しました。

素材としての特性と、それが形になったときの見え方。
ヴィンテージリネンという素材の奥行きを、あらためて感じています。

引き続き、ヴィンテージリネンシリーズでは、ショーツやジレなども登場予定です。
ぜひお楽しみになさってください。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

incarnation Japan
TERADA


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新作レザーブルゾン&デニムジャケット入荷、そして2026AW受注会ラストへ

今回もブログを訪れていただき、ありがとうございます。
incarnation Japan WATANABE です。

各地で開催してきた受注会も、いよいよ終盤に差し掛かり、2026AWコレクションを実際に手に取ってご覧いただく機会もいよいよ限られてきました。

イベントを通して多くの方に2026AWコレクションに触れていただき、コレクションの背景や素材の質感を共有できたことを、とても嬉しく感じています。

その流れの中で、2026SSプロダクトも順次入荷が進んでおります。

今回は、新たに日本へ入荷するレザージャケットとデニムジャケットの紹介と、そしてラストとなる受注会についてご案内いたします。

ぜひ最後までご覧いただければ嬉しく思います。

ヘビーウェイト シープレザー ティーネック ブルゾン TN-1B

HEAVY WEIGHT SHEEP LEATHER T/NECK BLOUSON LINED TN-1B
[Art. H15-42107]

Col .91NBK (BLACK EDITION)


こちらのレザーブルゾンは、ミニマルなデザインの中に、立体的なパターンワークが際立つ一着です。

装飾を削ぎ落としたシンプルな構造でありながら、前身頃から袖にかけて流れるように配置されたパネルによって、着用した際に自然な立体感が生まれます。

左から83NBK (LEAD GRAY BLK EDITION) 91NBK(BLACK EDITON) BooN-OC(DIRTY OIL WASHED) B82N-OC (DIRTY GRAY)

さらにシープレザー・ラグランスリーブを採用することで肩周りの可動域も確保されており、見た目のシャープさに対して動きやすさも両立されています。

フロントは比翼仕立てで構成することで、このデザインの特徴の1つの襟周りをよりスッキリと見せつつ、全体としてよりミニマルな印象に仕上げています。

Col.83NBK (LEAD GRAY BLK EDITION)

ボタンパーツを極力表に見せない設計にすることで、装飾性を削ぎ落とし、シルエットやレザーそのものの表情がストレートに際立つデザインとなっています。

Col.83NBK (LEAD GRAY BLK EDITION)

一方で、フロントを開けた際には、軽やかな印象を与えつつもincarnationオリジナルのメタルボタンが現れ、さりげないアクセントに。

閉じた状態では静かで洗練された印象、開けた際には少し表情が生まれる。
着方によって異なる表情を楽しめるのも、この一着の魅力です。

Col.83NBK (LEAD GRAY BLK EDITION)


使用されているのはヘビーウェイト シープレザー。

柔らかさやしなやかさはそのままに、しっかりとした厚みと密度があり、袖を通した瞬間に軽さだけでなく「重み」と「芯のある存在感」を感じられます。

Col .91NBK (BLACK EDITION)

身体の動きには自然に沿いながらも、シルエットは崩れず、形を保ち続ける。

この素材の特性と、立体的なパターンが組み合わさることで、シンプルでありながら奥行きのある一着に仕上がっています。

日常に取り入れやすいバランスでありながら、着用したときの存在感はしっかりとある。そんな1着となっております。

モデル着用 Size M (185cm 胸囲100cm, ウェスト85cm, 腰回り90cm)

[こちらの商品は下記のディーラーに取り扱いをしております]
GULLAM
B2nd Sapporo

セルヴィッジ デニム デニムジャケット JJ-3B

SELVEDGE DENIM 15.5oz JEAN JACKET JJ-3B [Art.81-42140]


続いて紹介するデニムジャケットは、いわゆるワークやヴィンテージをベースにしながらも、incarnationらしい立体的なパターンで再構築された一着です。

素材の特徴は、こちらのブログで紹介しております
▶︎ https://store-jp.incarnation.jp/pages/blog-post?id=5833

フロントはオーセンティックなデニムジャケットのディテールを踏襲しつつも、全体のバランスはあくまでシャープ。

野暮ったさを削ぎ落とし、身体に沿うようなシルエットに仕上げられています。

モデル着用 Size M (185cm 胸囲100cm, ウェスト85cm, 腰回り90cm)


特に印象的なのは、オリジナルで設計された袖の立体的な構造です。

レザーと同様に、平面的ではなく、動きを前提としたパターンによって、着用時に自然な丸みと流れが生まれます。

さらに、この構造を採用することで、デニムジャケット特有の肘周りの突っ張りが驚くほど軽減されており、シルエットの美しさだけでなく、実際の着用時の快適さも確保されています。

モデル着用 Size M (185cm 胸囲100cm, ウェスト85cm, 腰回り90cm)

無骨なデニムでありながら、どこか洗練された印象を持つのは、この構造によるものです。

また、ステッチワークやパーツの配置も非常に特徴的で、クラシックなデニムの文脈を踏まえながらも、単なる再現では終わらないデザインとなっています。

モデル着用 Size M (185cm 胸囲100cm, ウェスト85cm, 腰回り90cm)


レザーのような強さや重厚さとはまた違い、デニムならではのラフさや日常性を持ちながらも、この一着には確かな構築性があります。

ただのワークウェアとしてではなく、身体に沿うシルエットと動きやすさを両立させることで、日常の中でも自然に馴染みながら、しっかりと存在感を感じられる仕上がりです。

着込んで育てて生まれる表情の変化も、デニムならではの楽しみのひとつ。
時間とともに少しずつ変化していくその過程も含めて、このデニみジャケットを楽しんでいただければと思います。

[こちらの商品は下記のディーラーに取り扱いをしております]

CABANE
GULLAM
karaln
Royal Flash Minami Senba
B2nd Sapporo

202626AW コレクション オーダー会のご案内

2026AWコレクションのオーダー会も、いよいよ最後となります。

今回の大阪での開催をもって、日本でのオーダー会は一区切りとなります。

実際に手に取り、素材の質感やシルエットを確かめていただける機会も、残りわずかです。
これまで各地で多くの方にご来場いただいたこと、大変嬉しく思っています。

まだご覧いただけていない方はもちろん、すでにご来場いただいた方も、改めてゆっくりとご覧いただける機会となっております。

ぜひこのタイミングで、会場へ足をお運びいただければと思います。

ROYAL FLASH Luxury 南船場

◾️日程
3月28日(土)・29日(日)
11:00-20:00

◾️会場
ROYAL FLASH Luxury 南船場
大阪市中央区南船場4丁目13-5

※ご予約不要:アポイント不要でご覧いただけます。
 混雑時にはお待ちいただく場合がございます。
※incarnationスタッフ滞在 

◾️お問い合わせ
TEL 06-6121-8008

Instagram DM  https://www.instagram.com/royalflash_minamisenba/?igsh=cmRqc2VpbTliaXN2&utm_source=qr#

【incarnation Japan メールマガジン3月号|更新しました】


昨日、3月号を更新しました。
スタッフ TERADAがコレクションと共に各地へ巡ったこと、そして一着に焦点を当てた内容です。

毎月1〜2通をお届けするメールマガジン。
慌ただしい日々のなかで、ほんの数分。
ふと目にとめて、気軽に読んでいただける、そんな便りになれたらと思っています。

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26AW BAG|スタイルに加わる、もうひとつの存在

今回もブログをご覧いただき、ありがとうございます。
incarnation Japan TERADAです。

現在開催している 26AW コレクション。
今回は、その中でも BAG にフォーカスしてご紹介いたします。

また、日本でのオーダー会も東京・大阪での開催をもって一区切りとなります。
これまで各地の会場に足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。

そして、これからご参加を検討されている方も、ぜひこの機会に足を運んでいただけたら嬉しく思います。

最後に詳細もご案内いたしますので、ぜひ最後までご覧ください。

26AW BAG|バッグコレクションの魅力

前々回のブログでは、シューズについてご紹介しました。
足元からスタイルを組み立てる、コレクションの軸となる存在。

そこから視線を上げると、自然と視界に入ってくるのがバッグです。

incarnationのバッグには、デザイナーと職人とが長い時間をかけて積み重ねてきたものと、変わらず続いている製作背景があります。

製品染めによって仕上げられるバッグ。

完成した後に染めと加工を施すことで、レザーだけでなくパーツにも表情が加わり、バッグ全体がひとつの存在としてまとまっていきます。

日常の中で使われ、時間とともに変化していくもの。
そして、使うことで完成へと近づいていく存在です。

バックパック MM-3

HORSE LEATHER BACKPACK MM-3 / HORSE RG LEATHER BACKPACK MM-3

厚みのあるホースレザー/ ホース ラグリンザートを使用したバックパック。

製品染めによって生まれる陰影が、立体的なフォルムをより際立たせています。

フロントにはポケットを配置し、機能性を持たせながらも、全体のバランスはあくまでミニマルに整えられています。

今回のモデルでは、新たなパーツを採用。
バックルやストラップのディテールに変化を加えることで、従来のモデルとは異なる表情を持たせています。

さらにサイドにはZIPを配置。
容量の調整や出し入れのしやすさといった実用性を高めながら、デザインのアクセントとしても機能しています。

背負ったときに感じるのは、単なる収納としての役割ではなく、スタイルの一部として成立する存在感。

使い込むことで革は柔らかくなり、身体に沿うように馴染んでいく。

その変化も含めて、このバッグの魅力です。

メールバック MM-4

HORSE LEATHER BAG MAIL MM-4 / HORSE BUTT RG LEATHER BAG MAIL MM-4

ホースレザー/ホースバットラグリンザートを使用したメールバッグ。

製品染めによって生まれるムラ感と陰影が、シンプルな構造に奥行きを与えています。

incarnationとしては新鮮に映る、この横長のフォルム。

ありそうでなかった形ですが、実際に背負ったときの収まりは非常に良く、身体に自然と沿うバランスに仕上がっています。

今回のモデルでも、新たなパーツを採用。

フロントのバックルやストラップの構成に変化を持たせることで、従来のモデルとは異なる表情を生み出しています。

「メールバッグ」という名の通り、本来は書類や荷物を運ぶための道具として生まれた形。

サイズ感も絶妙で、ノートPCがすっぽりと収まる設計。

日常の中で使う道具としての実用性と、スタイルの一部としての存在感。

その両方をバランスよく備えたモデルです。

スナットパック SP-2

HORSE LEATHER BAG SNAT PACK SP-2 / HORSE BUTT RG LEATHER BAG SNAT PACK SP-2

ホースレザーを使用したスナットパック。
余計な装飾を削ぎ落としたシンプルな構造のミニマルなサイズ感が特徴のモデルです。

身体に沿うようにフィットする設計で、斜め掛けした際の収まりも自然。
軽く持てる感覚でありながら、スタイルの中ではしっかりと存在感を残します。

また、このモデルは素材違いによってデザインが異なります。

ホースレザータイプは内側ZIP仕様に対し、ホースバット・ラグリンザートでは外側パーツで開閉するデザインを採用。

さらにホースレザータイプでは、フラップ部分をあえて二重構造にすることで、このサイズ感の中でもしっかりとした厚みと迫力を持たせています。

一方でホースバットは革自体に十分な厚みがあるため、一枚仕立てに。

素材ごとの特性に合わせて構造を変えることで、それぞれの魅力が引き立つ仕上がりになっています。

日常の中で気軽に使えるサイズ感と、革の表情をそのまま楽しめるモデルです。

ホースレザー トートバック H-3

HORSE LEATHER BAG TOTE H-3

ホースレザーを使用したトートバッグ。

使いやすさをしっかりと落とし込んだモデルです。

無駄のないシンプルな構造の中に、革の表情がそのまま現れ、使い込むほどに変化していく余白を残した仕上がりになっています。

サイドにはスナップボタンを配置し、開口部のZIPは大きく設計されており、バッグ自体が大きく開く構造。

中の視認性が高く、荷物の出し入れもスムーズに行えます。

ハンドルは肩掛けしやすい長さに設定。
手持ちと肩掛け、どちらにも対応できるバランスです。

容量も十分に確保されており、1泊程度の荷物であれば問題なく収まるサイズ感。
日常から少しの移動まで対応する実用性と、レザーの表情をそのまま活かしたシンプルさ。

便利さを優先したバッグは、どこか雰囲気が足りないものも多い中で、このトートはスタイルを一段引き上げてくれます。
*こちらのアイテムはホースバットラグリンザートはありません。


それぞれの実際の使い勝手やサイズ感、バッグの中の構造や物を入れたときの収まりなど、ぜひ実際に手に取ってご確認いただければと思います。

今回ご紹介したアイテムは、現在開催しているオーダー会でもご覧いただけます。

レザーの質感や重さ、背負ったときのバランスなども含めて、実際に体感していただける機会です。

このあと、オーダー会の詳細をご案内いたします。

ご都合が合いましたら、ぜひ足を運んでいただければ嬉しく思います。


26AW コレクション オーダー会のご案内(3月後半)

26AW コレクションのオーダー会も、いよいよ後半となりました。

東京・大阪での開催をもって、日本での今回のオーダー会は一区切りとなります。
実際に手に取り、触れ、確かめていただけるこの機会も、残りわずかとなりました。

ぜひこのタイミングでご覧いただければと思います。


ROYAL FLASH 上野

◾️会場
ROYAL FLASH 上野
〒110-0005
東京都台東区上野6-1-11

※ご予約不要:アポイント不要でご覧いただけます。
 混雑時にはお待ちいただく場合がございます。
※incarnationスタッフ滞在 (20日・21日)

◾️お問い合わせ
TEL:03-3839-0412

Instagram DM https://www.instagram.com/royalflash_ueno?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=ZDNlZDc0MzIxNw==


ROYAL FLASH Luxury 南船場

◾️会場
ROYAL FLASH Luxury 南船場
大阪市中央区南船場4丁目13-5

※ご予約不要:アポイント不要でご覧いただけます。
 混雑時にはお待ちいただく場合がございます。
※incarnationスタッフ滞在 

◾️お問い合わせ
TEL 06-6121-8008

Instagram DM  https://www.instagram.com/royalflash_minamisenba/?igsh=cmRqc2VpbTliaXN2&utm_source=qr#


今回の東京・大阪での開催をもって、日本での26AWオーダー会は終了となります。

ご都合が合いましたら、ぜひ最後の機会に足を運んでいただければ嬉しく思います。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

incarnation Japan
TERADA



【incarnation Japan メールマガジンのご案内】

月に1〜2通、制作の背景などを少しずつお届けしていきます。

慌ただしい日々のなかで、ほんの数分。
ふと目にとめて、気軽に読んでいただける、そんな便りになれたらと思っています。

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incarnationダブルライダース ― 今季の3モデルと3月オーダー会(続編)のご案内

今回もブログを訪れていただき、ありがとうございます。
incarnation Japan WATANABE です。

今回は、今季26AWのコレクションの中でも特に印象的なアイテムのひとつ、ダブルライダースについて少し触れてみたいと思います。

incarnationのレザージャケットの中でも、ダブルライダースはブランドを象徴するモデルのひとつでレザーの迫力や立体的なパターンを最も強く感じられるデザインでもあります。

そして今季2026AWでは、ブランド初期以来となるベルト付きのダブルライダースが新たに登場しました。

ホースレザー、シープレザー、ユニセックスモデル。

素材や設計の異なる3型が揃い、それぞれが異なる表情を持ったダブルライダースとして展開されています。

写真だけでは伝わらない部分も多いモデルなので、袖を通したときのシルエットや着用感を中心に触れていきます。

26AW ダブルライダースの魅力

ホースレザー ダブルブレスト MB-5

HORSE LEATHER DOUBLE BREAST MOTO LINED MB-5


3型の中で最も「ライダースらしい」迫力を持っているのがホースレザーです。

革の張りや重厚感もあり、3型の中では最もアメリカンライダースの雰囲気を感じるモデルだと思います。

袖のデザインは新しいデザインとなっており、incarnationが得意とする可動域が大きい仕様となっております。

一見すると硬派で無骨な印象ですが、このモデルには、アクションプリーツが設けられています。
単なるデザインではなく、内部にゴムが仕込まれており、実際に腕を動かしたときに可動域をしっかり確保しています。

見た目はハードで迫力のあるダブルライダースでありながら、着用してみると袖周りの構造・アクションプリーツが合わさり想像以上に動きやすい。

このギャップは、写真ではなかなか伝わらない部分ですが、袖を通してみると、すぐに感じていただけるポイントだと思います。

ヘビーウェイト シープレザー ダブルブレスト SJ-6

HEAVY WEIGHT SHEEP LEATHER DOUBLE BREAST MOTO LINED SJ-6

今回初めて厚みのある「ヘビーウェイト・シープレザー」で制作されたダブルライダース。

先ほどのホースレザーとは対照的なキャラクターを持ったモデルです。

着用したときの落ち感がとても綺麗に出るのが特徴です。
身体のラインに自然に沿うように革が落ち、ライダース特有の硬さを感じさせない、こなれた空気感のあるシルエットに仕上がっています。

ダブルライダースというと、どうしても重厚でハードなイメージを持たれる方も多いと思いますが、このモデルはその印象を良い意味で裏切る着心地があります。

厚みのあるシープレザーならではの重厚感を持ちながらも、柔らかさによって身体に自然に馴染みます。

着用を重ねることで腕まわりには大きくうねるようなシワが生まれ、ダイナミックな表情へと変化していきます。
この厚みのシープだからこそ生まれる迫力あるエイジングも、このモデルの魅力のひとつです。

ただ、このジャケットは単に「シープレザーのライダース」として見てほしくはありません。

重厚感、シルエット、着用したときの落ち方。

それらが合わさることで、シープという素材のイメージを良い意味で超えてくる一着に仕上がっています。

シープレザーという先入観を、少し外して見てみてください。
きっと、これまでとは違うライダースの魅力を感じていただけると思います。

ハードな印象が強いダブルライダースを、より自然に日常へ取り入れたい方には、このシープモデルはとても面白い選択肢になると思います。

こちらも、ぜひ実際に袖を通してみていただきたい1着です。


ユニセックス ホースオイルレザー ダブルブレスト

UNISEX HORSE OILED LEATHER DOUBLE BREAST MOTO #3 LINED WASHED

このユニセックスモデルは、その名の通り男女問わず着用できる設計になっています。

ホースやシープのモデルと比べると、全体のバランスは、ややゆったりめに設定されており、着丈や袖丈も短めの設計です。

こちらに採用しているホースレザーは製品染め加工では無く、革で仕上げを施しており、見た目のハリや艶はありつつも、芯は柔らかく仕上がっております。

そのため、ライダース特有の重厚感というよりも、軽やかで着やすく、取り入れやすい印象に仕上がっています。

ダブルライダースというデザインでありながら、どこかラフに着られる空気感があるのも、このモデルの特徴だと思います。

また袖を捲れる仕様になっているため、春先などは袖を捲って軽く着るスタイルもおすすめです。
ライダースというと秋冬のイメージが強いですが、このモデルは季節の変わり目にも取り入れやすく、スタイリングの幅も広がります。

男女問わず楽しめる設計になっているので、サイズの選び方によってシルエットの見え方も変わります。
コンパクトに着るのか、少しゆとりを持たせて着るのか、その選び方によって印象も変わってくるモデルです。

ダブルライダースとしての存在感はしっかり持ちながらも、肩肘張らずに取り入れられる。
そんなバランスのモデルだと思います。

今回ホースレザー、シープレザー、ユニセックスモデル。
こちらの3着のダブルライダースを紹介いたしました。

同じダブルライダースというカテゴリーでありながら、それぞれが全く異なる表情を持ったモデルに仕上がっています。

ホースレザーの持つ重厚感とクラシックなライダースの迫力。

シープレザーが生み出す柔らかな落ち感と軽やかな着心地。

ユニセックスモデルの新しいシルエット取り入れやすいバランス。

素材や設計が変わることで、同じライダースでもここまで印象が変わるのかと、実際に私も袖を通して改めて感じました。

写真や文章だけでは伝わりきらない部分も多いモデルだと思います。
着たときのシルエットや革の表情、そして動いたときの感覚。

そういった部分は、やはり実際に袖を通していただくことで、より感じていただけると思います。

これから始まる受注会でも、ぜひ実際に手に取って、袖を通し着比べてみていただけると嬉しく思います。



26AW コレクション オーダー会のご案内(3月)

今回紹介した 26AW コレクションダブルライダースは、3月に開催するオーダー会でも実際にご覧いただけます。

今回のダブルライダースはもちろん、incarnation2026AWコレクションを、ぜひ会場で体感していただければと思います。

CABANE 

今週金曜日から、福井のCABANEにて26AWコレクションのオーダーイベントがスタートします。
アトリエで生まれた26AWのそれぞれのピースを、実際に袖を通してご覧いただける機会。
レザーの質感やシルエットのニュアンスを、ぜひ会場で体感してみてください。

◾️日程
3月13日(金)・14日(土)・15日(日)・16日(月)
11:00-20:00

◾️会場
CABANE
〒910-0006
福井県福井市中央1丁目21−26 1F

◾️お問い合わせ
TEL:0776-21-8112
Mail:info@cabane.jp
https://www.cabane.jp/

※少人数でのご案内となりますため、アポイントをいただいた方を優先的にご案内いたします
※incarnationスタッフ滞在(14日(土)・15日(日))
※ご来場を希望される方は、事前にCABANE様へお問い合わせください。

ROYAL FLASH 上野

◾️日程
3月20日(祝・金)・21日(土)・22日(日)
11:00-20:00

◾️会場
ROYAL FLASH 上野
〒110-0005
東京都台東区上野6-1-11

※ご予約不要:アポイント不要でご覧いただけます。
 混雑時にはお待ちいただく場合がございます。
※incarnationスタッフ滞在

◾️お問い合わせ
TEL:03-3839-0412

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ROYAL FLASH Luxury 南船場

◾️日程
3月28日(土)・29日(日)
11:00-20:00

◾️会場
ROYAL FLASH Luxury 南船場
大阪市中央区南船場4丁目13-5

※ご予約不要:アポイント不要でご覧いただけます。
 混雑時にはお待ちいただく場合がございます。
※incarnationスタッフ滞在

◾️お問い合わせ
TEL 06-6121-8008

Instagram DM  https://www.instagram.com/royalflash_minamisenba/?igsh=cmRqc2VpbTliaXN2&utm_source=qr#


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26AW SHOES|ルーツを再構築したブーツと 3月オーダー会(続編)のご案内


今回もブログをご覧いただき、ありがとうございます。
incarnation Japan TERADAです。

現在開催している 26AW コレクション。
今回は、その中でも SHOES にフォーカスしてご紹介いたします。

26AWコレクション のシューズは、デザイナーのアメリカでの記憶がひとつの出発点になっています。

どれも本来は、機能や実用性から生まれた道具としての靴。
しかしその中には、長い時間の中で磨かれてきた独特の美しさがあります。

今回のコレクションでは、そうしたアメリカの靴文化をベースにincarnationならではの視点で再構築しました。

無骨さの中にある構築的な美しさ。

それぞれ異なるルーツを持つ靴たちが、今回のコレクションの中で繋がっています。

なお、記事の最後では 3月に開催するオーダー会のスケジュール もご案内いたします。

ぜひ最後までご覧ください。


26AW SHOES|ブーツコレクションの魅力

ワークブーツ

アメリカの定番的なワークブーツをベースにしながら、フォルムは incarnation らしく再構築。

甲のラインやシャフトのバランスに独特の緊張感があり、無骨なデザインでありながら全体の佇まいはすっきりと洗練されています。

履いたときに感じるのは、ワークブーツ特有の力強さと、どこかモードな雰囲気が共存する感覚。

ソールはグッドイヤー製法とクレープソールの2種類を用意。

さらにシューレースは、染色したレザー紐とナイロン紐の2種類が付属し、スタイリングに合わせて表情を変えることができます。



ミリタリーブーツ

ミリタリー特有のデザインをベースにしながら、足を保護するパーツを紐で調整する構造が特徴的な一足。

アッパーにはミリタリーテイストの力強さを残しつつ、ソールにはあえて整ったレザーソールを採用しています。

このコントラストが、今回のブーツの大きなポイント。

無骨さと上品さが同居することで、ミリタリーという枠に収まらない存在感が生まれています。

今回のコレクションでは、アメリカをテーマにしながらもデニムではなく、ミリタリーとモードを組み合わせたパンツを展開しています。
そのパンツもまた、incarnationならではの視点で再構築されており、そうしたスタイリングとの相性も意識されたブーツです。


ダービーシューズ

今回のコレクションでは、短靴にも新しいソールを採用しています。ブーツとはまた違う軽快さを持ちながら、パンツとのバランスを意識したデザインです。

ドレスシューズの要素を持つダービーに、あえてカジュアルダウンした靴紐を合わせることで、ほどよく力の抜けた表情に仕上げました。

実際に合わせてみると、その相性の良さがすぐに伝わってきます。


バックジップブーツ

ブラッシュアップされたバックジップブーツ。
incarnationを象徴するこのモデルも、今回あらためてアップデートされています。

素材は定番のホースレザーと、迫力のあるラグリンザートの2種類を展開。
ホースレザーは足にぴたりと沿うようなフィット感が特徴で、履き込むほどに足の形に馴染んでいきます。
一方のラグリンザートは、表情の強さと迫力のある質感が魅力。
同じモデルでありながら、素材が変わることで全く違う存在感を見せてくれます。

足元の印象を引き締めるホースレザー。そして、存在感でスタイルを引き上げるラグリンザート。
それぞれの個性がはっきりと感じられる仕上がりになっています。


エンジニアブーツ

無骨さの中にエレガンスと構築美を共存させた、まさに incarnation らしいエンジニアブーツ。

このモデルは 25AW コレクションから引き続き展開されている一足で、今回のコレクションにもラインナップされています。

一般的なエンジニアブーツに比べ、バックジップ仕様にすることでシャフトはやや細身に設計。パンツをインしてもアウトしてもバランスよく収まり、スタイリングの幅を広げてくれます。

力強さのあるデザインでありながら、全体のラインはどこか洗練されている。その絶妙なバランスがこのブーツの魅力です。

ソールは堅牢度が高いグッドイヤー製法に加え、L2VBという軽い仕上がりのマッケイ製法にビブラムを組み合わせた仕様の2タイプを展開しています。


コレクションを足元から

今回の 26AW コレクションでは、エンジニア、ワーク、ミリタリーというアメリカを象徴するブーツを軸にしながら、incarnationらしい視点で再構築されたシューズが揃いました。

それぞれにルーツはありながら、単なるヴィンテージの再現ではなく、今のスタイルに自然と溶け込むフォルムへと整えられています。

パンツとのバランスを考えて設計されたシルエット。

素材によって変わる存在感。

足元からスタイルを組み立てる楽しさを、あらためて感じさせてくれるラインナップになっています。

ぜひ会場で、実際に手に取ってご覧いただければ嬉しく思います。



26AW コレクション オーダー会のご案内(3月)

今回ご紹介した 26AW コレクションのシューズは、3月に開催するオーダー会でも実際にご覧いただけます。

靴は、写真だけでは伝わりにくい部分も多く、実際に履いてみることでフィット感やバランスがよりはっきりと感じられるアイテムです。

レザーの質感や履き心地、パンツとの相性なども含めて、ぜひ会場で体感していただければと思います。


MORPHINE

◾️お問い合わせ
TEL: 0532-53-8933
E-mail: info@morphine.jp
https://www.morphine.jp

※アポイント制
※incarnationスタッフ滞在
※ご来場を希望される方は、事前にMORPHINE様へお問い合わせください
詳細はこちら▶︎ https://loaded2006.blog.fc2.com/blog-entry-3517.html


CABANE

◾️会場
CABANE
〒910-0006
福井県福井市中央1丁目21−26 1F

◾️お問い合わせ
TEL:0776-21-8112
Mail:info@cabane.jp
https://www.cabane.jp/

※少人数でのご案内となりますため、アポイントをいただいた方を優先的にご案内いたします
※incarnationスタッフ滞在
※ご来場を希望される方は、事前にCABANE様へお問い合わせください。


ROYAL FLASH 上野

◾️会場
ROYAL FLASH 上野
〒110-0005
東京都台東区上野6-1-11

※ご予約不要:アポイント不要でご覧いただけます。
 混雑時にはお待ちいただく場合がございます。
※incarnationスタッフ滞在

◾️お問い合わせ
TEL:03-3839-0412

Instagram DM https://www.instagram.com/royalflash_ueno?utm_source=ig_web_button_share_sheet&igsh=ZDNlZDc0MzIxNw==


ROYAL FLASH Luxury 南船場

◾️会場
ROYAL FLASH Luxury 南船場
大阪市中央区南船場4丁目13-5

※ご予約不要:アポイント不要でご覧いただけます。
 混雑時にはお待ちいただく場合がございます。
※incarnationスタッフ滞在

◾️お問い合わせ
TEL 06-6121-8008

Instagram DM  https://www.instagram.com/royalflash_minamisenba/?igsh=cmRqc2VpbTliaXN2&utm_source=qr#


レザーウェアも然り、今回ご紹介したシューズやファブリックウェア、バッグも、実際に手に取って見ることでまた違った印象を感じていただけると思います。

会場に来られる機会がありましたら、ゆっくりご覧いただければ嬉しいです。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

incarnation Japan
TERADA



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春の光と、2026AWコレクションの旅路

今回もブログを訪れていただき、ありがとうございます。
incarnation Japan WATANABE です。

イタリア・ペルージャは、本格的に春の柔らかな光に包まれはじめました。

丘の上から見下ろすウンブリアの景色は、まだ冬の色を残しながらも、ところどころに新しい緑が混ざりはじめています。

石造りの街並みは、光を受けて、いつもより明るく見え、広場のベンチには、ゆっくりとした時間を楽しむ人たちの姿。

特別なことは何もなくとも、ただ陽の光を浴び、春風を感じているだけで心が緩む。
そんな季節です。

朝晩はまだ冷え込みますが、日中は軽いニット一枚や羽織ものでも過ごせる日が増えてきました。

冬の重さから、少しだけ解放される感覚。
この空気の変化は、自然に服装にも表れていきますね。

展示オーダーイベント御礼

先日、日本にて開催されたイベントへご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。

多くの方に足を運んでいただいたと聞き、とても嬉しく思っています。
製品を実際に手に取り、空間の中で感じていただける機会は、やはり特別なものです。

遠方からお越しいただいた方、日頃からincarnationを支えてくださっている方、そして初めて触れてくださった方。

この場を借りて、心より御礼申し上げます。



春から初夏へ ― 軽やかに着られる一着

CUT & SAWN SJC-1 [Art. 89-6700] 

先程オンラインに掲載したばかりのアイテムをご紹介いたします。

今回、掲載されたのは、2026AWコレクションへと続く文脈の中で生まれた一着。

定番とは異なる角度からアプローチした、少し自由度のあるプロダクトです。

スタッフ 176cm 64kg  サイズ S  Col. T91(BLACK) 着用

デザインは2026AWコレクションの空気を踏襲しつつ、古き良きアメリカンシルエットをベースに再構築。

身幅はゆったりと設計され、身体に張りつくのではなく自然に落ちるサイズ感。

背面にはブランドを象徴するオーバーロックとレザーパッチを配置し、前面は削ぎ落とす。

「後ろ姿で語る」構造です。

正直に言えば、私は、あまりニットを積極的に選ぶタイプではありません。
理由はシンプルで、レザージャケットの下に着るとごわついてしまうことが多いからです。

レザーのシルエットや可動域を邪魔してしまう感覚があり、どうしても敬遠しがちです。

スタッフ 176cm 64kg  サイズ S  Col. T61(OLIVE) 着用

しかし、このニットは違いました。

程よい厚みがありながら、軽やかで柔軟性のある素材感。
レザーの下でも生地が溜まりにくく、動きに自然に沿います。

むしろ、レザーとの相性が非常に良いと感じました。

スタッフ 176cm 64kg サイズ M  Col. T82(GRAY) 着用

主張しすぎず、しかし存在感はある。
レザーの重厚さを邪魔せず、うまく支えてくれるポジションです。

3月から5月、そして初夏にかけても活躍するバランス。
まさに今から取り入れやすい一着です。

サイズは2サイズを展開しています。

スタッフ 176cm  64kg

左 Size M

右 Size S

実際にSサイズとMサイズを着用してみました。

このニットはラグランスリーブ仕様のため、肩幅の制限が少なく、見た目以上にサイズの許容範囲があります。

私の場合、右側のSサイズがジャストサイズです。

レザージャケットのように、腕まわりがタイトなデザインの下に着ることを前提とするなら、袖まわりがもたつきにくいSサイズを選びます。

一方で、ワンサイズ上のMサイズを着用すると、襟ぐりの開き具合や袖まわりの溜まりに余裕が生まれ、ニットを主体として見せたいスタイリングには良いバランスだと感じました。

ラグラン仕様だからこそ、サイズを上げても肩が浮かず、自然に落ちてくれます。

レイヤードを前提にするのか、一枚で主役にするのか。

その選び方で、サイズの見え方も変わってきます。
サイズ選びで迷われた際は、お気軽にお問い合わせください。

着用感やレイヤードの前提なども踏まえて、できる限り具体的にご案内させていただきます。

カラーは3色の展開です。(画像左から Black・Olive・ Gray)
それぞれ印象は異なりますが、どれもレザーとの合わせを前提に選ばれたカラーリングです。

少し特別な立ち位置にある、今回のために制作されたニット。
ぜひ手に取っていただけると嬉しく思います。


※BLACKのMサイズ、GRAYのSサイズはイベントにて完売となりました。

展示オーダー会のご案内(3月前半)

引き続き、incarnation 2026AWコレクションの旅路は続きます。

各地で皆様と直接お会いできる機会を重ねながら、このコレクションも少しずつ形になっていきます。

詳細は随時ご案内いたしますので、ぜひ楽しみにお待ちください。


MORPHINE

◾️お問い合わせ
MORPHINE
E-mail: info@morphine.jp
TEL: 0532-53-8933
https://www.morphine.jp

※アポイント制
※incarnationスタッフ滞在
※ご来場を希望される方は、事前にMORPHINE様へお問い合わせください

MORPHINEオーナー・岩瀬様は、レザーを軸に、ミリタリー、モード、ストリートといったメンズスタイルを長年深く掘り下げてこられた方です。

2026AWコレクションの視察のためにイタリアへと足を運ばれました。
現地で直接製品に触れ、素材や空気感を確認されたうえでの開催となります。

さらに、レザーメンテナンスについても改めて講習を受けられており、レザーに関する情熱や知識は、随一だと感じています。

incarnation スタッフも一緒にご来場をお待ちしております。
お近くの方は、ぜひ足をお運びください。


CABANE

◾️会場
CABANE
〒910-0006
福井県福井市中央1丁目21−26 1F

◾️お問い合わせ
TEL:0776-21-8112
Mail:info@cabane.jp
https://www.cabane.jp/

※少人数でのご案内となりますため、アポイントをいただいた方を優先的にご案内いたします
※incarnationスタッフ滞在
※ご来場を希望される方は、事前にCABANE様へお問い合わせください

CABANEオーナー岡野様は、親しみやすいお人柄でありながら、レザーへの深い愛情を持つ方です。

近年は店内でのレザーアイテムの展開もさらに広げられており、その軸はより明確になっています。

単に製品を届けるだけでなく、その後の時間まで視野に入れ、レザーを長く楽しめる環境を整えているショップ様です。

incarnationスタッフも一緒にご来場をお待ちしております。
お近くの方は、ぜひ足をお運びください。

3月後半のオーダー会 スケジュール(東京・大阪)は次回ブログでご案内いたします。
ぜひお楽しみにお待ちください。



今回のブログでは、イタリア・ペルージャの春の空気、日本でのイベントへの感謝とお知らせ、そしてオンラインに掲載されたニットについてお話ししました。

場所は違っても、共通しているのは「人」と「時間」がそこにあるということ。

レザーも、デニムも、ブーツも、ニットも。
完成された製品でありながら、着る人と時間を重ねることで初めて本当の姿になっていくものだと思っています。

それを手にする方の時間とともに、また違う表情へと育っていくはずです。

モノを選ぶ理由は人それぞれ。けれど、その背景や物語を少し知るだけで、手に取ったときの重みは少し変わるのかもしれません。

これから春へと向かう季節。
それぞれの場所で、それぞれの時間が動いていきます。

その時間の中に、incarnationのプロダクトが自然に寄り添えたら嬉しく思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

incarnation Japan 
WATANABE


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ブーツを選ぶ理由― 3足の背景と、それぞれの物語

今回もブログを訪れていただき、ありがとうございます。
incarnation Japan の WATANABEです。

イタリアは少しずつ春の訪れを感じる、柔らかく温かな気候になってきました。
長かった冬から、ようやく春の空気が漂いはじめています。
朝の光や、空気の匂いが少しずつ変わっていき気持ちも足取りも軽やかになっていきますね。

今回は、ブーツの話をしようと思います。

私物の2足と、そして以前ブログと動画でも紹介したエンジニアブーツ。
モデルはすべて異なりますが、どれも「思い入れがある」という点では共通しています。

何かを選ぶ理由は人それぞれ。デザインのかっこよさかもしれないし、機能性かもしれない。
そのときの気分や年齢、環境によっても変わると思います。

今回はそんな視点から、それぞれの背景や、選んだ理由について書いてみようと思います。

incarnationのレザーアイテムをご検討いただいている方にとっても、何かひとつでもヒントになれば嬉しく思います。

ぜひ最後までお楽しみください。

静かに背筋が伸びる一足

最初に紹介するのは、このドレスブーツ。

正直に言えば、昔の自分なら選ばなかった一足です。
年中ブーツを履いているくらい、私はブーツが好きで、これまではエンジニアブーツのような、無骨でハードな重量感のあるモデルに強く惹かれてきました。

しかし年齢を重ねたからなのか。それともイタリアで生活しているうちに変わったのか。
ある時から、こうした静かな綺麗さを持つブーツに目がいくようになりました。

無駄な装飾は一切なく、コバも無く、シルエットはすっと縦に伸びる。

そして今回紹介するブーツの中で唯一のレザーソール。

ヨーロッパでは、教会や格式ある空間ではカーペットが轢かれており、カーペットを傷つけないためにヨーロッパ、イタリアではレザーソールが選ばれてきたという話を聞いたことがあります。
そうした「振る舞い」を含めた設計に、今の私は、どこか紳士的な美しさを感じました。

履くシーンは限られています。けれど、このブーツを履くときは、自然に背筋が伸びます。


原点にあるブーツ

[HORSE RG LEATHER ENGINEER BOOTS EG-1 VIBRAM SOLES GOODYEAR WELT PIECE DYED art.11R-71147/VB]
https://store-jp.incarnation.jp/products/horse-rg-leather-engineer-boots-eg-1-vibram-soles-goodyear-welt-piece-dyed


次は、以前にも紹介しましたエンジニアブーツ。
(詳しい詳細はこちらから https://store-jp.incarnation.jp/pages/blog-post?id=5228

先ほどドレスブーツの話でも少し触れましたが、私の中で「ブーツ」と言えば、やはりエンジニアブーツ。

特別な存在です。

私がこの道を選んだきっかけは、バイク乗りの叔父の影響が大きくあります。
物心ついた頃に初めて強く憧れ、記憶に刻まれたブーツが、叔父の履いていたエンジニアブーツでした。

そして初めて自分で買ったブーツも、やはりエンジニアブーツでした。
想いは変わらず今でもincarnationのエンジニアブーツを、ほぼ毎日履いています。笑

靴というものは、ある程度フォルムや構造が決まっているプロダクトです。
エンジニアブーツというデザインも、世の中に数えきれないほど存在しています。

だからこそ、自分の師匠でもあるデザイナーの小川が生み出した、このモデルを見たときは衝撃でした。

独創的なフォルム。
まるで彫刻を施したような革の迫力。
やや低めに設定されたベルト位置。
エンジニアブーツの象徴的なベルト金具。
伝統技法でもあるノルウェージャングッドイヤー製法。
それらに全てを製品染めを施すことで生まれる一体感。


「よく知っているはずのエンジニアブーツなのに、なんなんだこれは・・・。」

エンジニアブーツが好きだからこそ、驚きました。

そして今こうして文章を書きながら思うのは、かつて私が憧れた原点のエンジニアブーツのように、この一足を手にする誰かにも、その人だけの物語や背景が、これから生まれていくのだろうということです。

ブーツは、ただ履くものではなく、時間を刻むもの。
その時間が積み重なったとき、初めて「自分の一足」になっていく。

私は、そう思っています。

まだ名も無い一足

最後に紹介するのは、まだ名も無いブーツ。

世の中に正式に出る前の、プロトタイプです。
今回、このブログをご覧いただいている方々へ、特別にお見せすることができました。

実験的に、私物として履かせていただいています。

incarnationのシューズは、ブランド旗揚げ当初から変わらず、一貫してイタリア・フィレンツェ近郊にある同じ靴工場で製作されています。

創業から間もなく100年を迎えるその工場は、伝統技術と職人の感覚を今もなお、守り続けています。
先代から現代へ、そしてすでに次世代へと受け継がれているものづくりの精神。

小川と職人との打ち合わせ、そのやりとりを目の当たりにするたび、改めてincarnationの製品はプロダクトでありながら、工芸でもあると感じます。

このプロトタイプは、デザイナー自らが工場へ何度も足を運び、職人と向き合い、打ち合わせと実験を重ねてようやく形になった一足。

しかし、これでもまだプロトタイプです。妥協は無く。完成ではありません。

名前の無いこの一足が、いつか正式なモデルとして世に出るのか。

あるいは、このまま幻で終わるのか。それはまだ分かりません。

ただ一つ言えるのは、今この瞬間も、このブーツは進化の途中にあるということです。

なぜ、ブーツを選ぶのか

正直なところブーツや革靴と言われる靴は、用途にもよりますがスニーカー等に比べると楽な靴じゃないと思います。

重いし、脱ぎ履きも楽とは言えないかも知れません、それでも、なぜか手が伸びる。

たぶんそれは、ブーツが時間を感じさせてくれる靴だからだと思います。

今回のブーツで例えるなら

ドレスブーツを履く日は、自然と姿勢が良くなる。
エンジニアブーツを履く日は、どこか気持ちが強くなる。
そして、まだ名も無いブーツは、これからを想像させてくれる。

靴ひとつで、こんなにも気分が変わる。それって、面白いと思います。

革は正直で履いた人の癖も、歩き方も、生活も、全部そのまま刻まれていきます。

だからこそ、同じモデルでも、まったく同じ表情にはなりません。

革は、ブーツは手にした瞬間が完成ではなくて、そこから少しずつ「自分のもの」になっていく。
そこが私は、やっぱり好きなんだと思います。

今回紹介した3足も、それぞれ理由があって選んだものです。

そしてきっと、これからincarnationのアイテムを手にする方にも、その人だけの背景や物語が生まれていくはずです。

はじめに無理に特別な理由がなくても なんかいいなっとそれくらいの直感でも、十分だと思います。

履いて、時間を重ねて、気づけば夢中になっている。

そんな一足に出会ってもらえたら嬉しいです。

incarnation Japan 
WATANABE




26AW 日本展示オーダー会のご案内

日本での展示オーダー会を開催いたします。

今回は2月開催分のご案内です。3月の日程については、追って更新いたします。

写真や言葉だけでは伝えきれない、素材の重なりやシルエットの奥行き。
実際に手に取り、袖を通しながら、ゆっくりと向き合っていただける機会です。

incarnationの今を、体感していただけたら嬉しく思います。

GULLAM

◾️日程
2月22日(日)・23日(月・祝)

◾️会場
PANOF E-STUDIO
東京都渋谷区恵比寿南1-14-9 B1F

◾️お問い合わせ
GULLAM
TEL:03-6416-4700
Mail:shop@gullam.jp

※アポイント制
※デザイナー在廊
※ご来場を希望される方は、事前にGULLAM様へお問い合わせください

incarnation Japan

GULLAMでの開催に続き、incarnation Japan 主催の展示オーダー会も引き続き受付を行っております。

デザイナー本人が在廊し、素材やシルエット、着用感について直接お話ししながらご覧いただける機会です。

◾️会場
PANOF E-STUDIO
〒150-0022
東京都渋谷区恵比寿南1丁目14-9 アルティUn B02(恵比寿駅より徒歩5分)

◾️日程
2月20日(金)15:00〜20:00
2月21日(土)10:00〜20:00 (ご要望をいただき午前中の枠を増やしました)
※アポイント制
※デザイナー在廊


*現在の空き状況 (1枠:1時間〜1時間半を目安とさせていただきます)

20日 15:30〜18:00まで【1枠】

21日  10:00〜12:00まで【1枠】

21日 13:00~14:30【1枠】

21日 17:00〜19:00まで【1枠】


◾️ご予約・お問い合わせ
Mail:jp-store@incarnation.jp
担当:寺田

オフィシャルLINE(ブログ最下部にてご案内)からもお申し込みいただけます。

・お名前
・ご連絡先(携帯番号)
・ご希望日時(第1希望/第2希望)
※ご連絡をいただきましたら、24時間以内にお返事いたします

◾️オーダー・お支払いについて
ご注文の際には内金を頂戴しております。
お支払い方法は、当日〜後日のご注文確定後に、オンラインでのクレジット決済、または銀行振込からお選びいただけます。

そのほかのご相談についても、当日お気軽にお声がけください。
詳細はご注文時にご案内いたします。

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デニムもまた、着て完成していく ― カーブレッグデニム JBP-1

incarnation Japanブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、以前のブログでも少し紹介したデニムについてお話ししようと思います。

26SSコレクションで登場した、こちらのデニムシリーズのパンツを日本へと納品させていただきました。
良い機会ですので、今回はデニムの洗いによって生まれる表情やサイズ感の変化について触れてみたいと思います。

レザー同様に、デニムも素材としての奥行きが深く、incarnationのレザープロダクトとの親和性がとても高い素材です。
そして育て方や向き合い方は、着る人の数だけ存在します。

今回は実際に私が実際に試着した際の着用感。洗う前後の違いなどを紹介しようと思います。

ぜひ最後までお楽しみください。

< 動画のご案内 >
デニムの着用感、サイズ感などを動画にまとめましたので、ご覧ください。
(現在、限定公開の動画ですので、お手数ですがクリックをお願いいたします。)

こちらをクリックしてご覧ください▶︎ https://youtu.be/8bsBtckP__I

セルヴィッジ デニム パンツ カーブレッグ JBP-1

SELVEDGE DENIM 15.5oz PANTS CURVED REG JBP-1 [art.81-6650]Col.T42

このデニムにはincarnationらしく、シルエットやパターンにはしっかりと意図が込められています。

脚のラインに対して直線的に落ちるのではなく、わずかに立体的なカーブを描くよう設計された構造。

そのため、履いた瞬間から「完成された形」を主張するのではなく、着用や洗いを重ねることで、徐々に輪郭が浮かび上がってくるデザインになっています。

この「余白」を残した設計こそが、
今回、紹介するリジットでの着用や洗いによる変化を、より面白くしてくれる要素です。

レザーと同じように、このデニムもまた着て完成していく」ことを前提とした一本。

ここからは、
・リジットの状態で着用した印象
・洗いを入れた後の変化

この2つを、一例として紹介していきます。

形を作る履き心地 ― リジットデニムの印象

まずは、一例として、リジット(ノーウォッシュ)の状態で着用した際の印象から触れてみます。

こちら納品・新品の際はリジットの状態。

履いた瞬間は、15.5ozのしっかりとした厚みを感じつつ、リジットデニム特有の張りがあり、脚を包み込むというよりも、シルエットをしっかりと「形作る」ような感覚があります。

動いたときの生地の返りには、まだ硬さが残り、どこか緊張感を伴う履き心地。

ただし、それは不快な硬さではなく、これから身体に馴染んでいくための余白をしっかりと残した状態と言えると思います。

リジット(ノーウォッシュ)着用1ヶ月

着用を重ねていくことで、履いた瞬間に生まれる皺が、そのまま「自分だけの経年変化」として刻まれていきます。

さらに洗いを加えることで、それまでに形成された皺や立体感が表情として強調されリジットから履き続けてきた変化が、よりはっきりと現れてくるのも特徴です。

リジット(ノーウォッシュ)着用1ヶ月

なお、これはあくまで一つの楽しみ方であり、最初から洗いを入れて着用するのも、もちろん選択肢のひとつです。

身体に沿う感覚へ ― 洗いを入れた後の変化

最初から洗いを入れて着用することで、サイズ感の調整や履き心地を重視する方も多いと思います。

洗いを入れることで、リジットの状態に感じていた生地の張りは落ち着き、履き心地は大きく変化します。

水洗い(リジットにて着用1ヶ月後) 

生地全体が水を通すことで力が抜け、脚の動きに自然と追随するようになり、リジットの際にあった緊張感は、程よいコシと柔らかさへと変わっていきます。

洗うことにより一時的ですが、生地が引き締まり縮むことによりインディゴの青が密集し、洗濯直後は濃くなったように見えます。

履いた際の印象としては、「形を作る」感覚から、「身体に沿う」感覚へ。

今回のように洗濯のみした場合、生地は柔らかくなりつつも、デニム本来の張りや輪郭はしっかりと残ります。

サイズ感としては、水洗いで体感でハーフサイズ程度の変化。
ウエストや腿まわりの硬さが和らぎ、日常的に履きやすいバランスへと落ち着きます。

表情も均一になりすぎることはなく、リジットの際に刻まれた皺や立体感が、より自然な陰影として現れてくる印象です。

水洗い(リジットにて着用1ヶ月後)

洗いを入れることで変化するのは、サイズ感だけでなく、生地の表情や落ち感も含まれます。

リジット時に生まれた皺や立体感は、洗いを経ることでよりはっきりと浮かび上がり、陰影としてデニムの表情に深みを与えてくれます。

水洗い(リジットにて着用1ヶ月後)

洗い前と洗い後に現れる、表情の違い

洗いを入れる前(リジット着用1ヶ月)と、水洗い後の状態を、写真で並べてご覧ください。

文章では伝えきれない、生地の張り・陰影・シワの出方・色の密度感の違いが、視覚的に分かりやすく現れています。

洗い前(リジット着用1ヶ月)
生地の張りが強く、シワは線としてはっきり残る印象。陰影がシャープに出ています。

水洗い後
水を通すことで生地全体の力が抜け、シワが面としてなじみ、さらに陰影に奥行きが生まれています。

左:洗い前(リジット着用1ヶ月) 右:水洗い後

左:洗い前(リジット着用1ヶ月) 右:水洗い後

incarnationにとって、新品時のレザーは完成品」ではなく、着る人の時間や動きによって育っていく存在です。

今回ご紹介したデニムも、その考え方はまったく同じ。

リジットのまま着用して皺を刻むのも、最初に洗いを入れて履き心地を整えるのも、
あるいは途中で洗いを加え、表情の変化を楽しむのも、どれも正解で、どれも間違いではありません。

レザーが着る人の癖や生活を映し出すように、デニムもまた、履く人の選択や向き合い方をそのまま表情に残します。

硬さから柔らかさへ、張りから落ち感へ、線から陰影へ。

その変化は、誰かと同じになることはなく、一着一着が、それぞれの時間を刻んでいきます。

「どう育てるか」ではなく「どう向き合うか」。

レザーと同じように、デニムもまた、着る人とともに完成していく存在です。

ぜひ、ご自身のペースで、このデニムがどんな表情へ育っていくのかを楽しんでいただければと思います。

[こちらの商品は下記のディーラーに取り扱いをしております]

CABANE
GULLAM
karaln
MORPHINE
Royal Flash Minami Senba

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

incarnation Japan 
WATANABE

26AW 日本展示オーダー会のご案内

日本での展示オーダー会を開催いたします。

今回は2月開催分のご案内です。3月の日程については、追って更新いたします。

写真や言葉だけでは伝えきれない、素材の重なりやシルエットの奥行き。
実際に手に取り、袖を通しながら、ゆっくりと向き合っていただける機会です。

incarnationの今を、体感していただけたら嬉しく思います。

GULLAM

◾️日程
2月22日(日)・23日(月・祝)

◾️会場
PANOF E-STUDIO
東京都渋谷区恵比寿南1-14-9 B1F

◾️お問い合わせ
GULLAM
TEL:03-6416-4700
Mail:shop@gullam.jp

※アポイント制
※デザイナー在廊
※ご来場を希望される方は、事前にGULLAM様へお問い合わせください

incarnation Japan

GULLAMでの開催に続き、incarnation Japan 主催の展示オーダー会も引き続き受付を行っております。

デザイナー本人が在廊し、素材やシルエット、着用感について直接お話ししながらご覧いただける機会です。

◾️会場
PANOF E-STUDIO
〒150-0022
東京都渋谷区恵比寿南1丁目14-9 アルティUn B02(恵比寿駅より徒歩5分)

◾️日程
2月20日(金)15:00〜20:00
2月21日(土)10:00〜20:00 (ご要望をいただき午前中の枠を増やしました)
※アポイント制
※デザイナー在廊


*現在の空き状況 (1枠:1時間〜1時間半を目安とさせていただきます)

20日 15:30〜18:00まで【1枠】

21日  10:00〜12:00まで【1枠】

21日 13:00~14:30【1枠】

21日 17:00〜19:00まで【2枠】


◾️ご予約・お問い合わせ
Mail:jp-store@incarnation.jp
担当:寺田

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冬の空気から生まれたムートン そして日本展示オーダー会へ

incarnation Japan ブログを訪れていただき、ありがとうございます。

パリでの展示会を終え、イタリアへ戻ってきました。

帰路のパリは予想以上に冷え込み、飛行機は3時間ほどの遅延。とはいえ、大きなトラブルもなく、無事アトリエに戻っています。

今回は、オンラインストアに掲載しましたムートンアイテムと、日本で開催予定の展示オーダー会についてご案内します。

最後までお付き合いいただければ嬉しく思います。


この冬に仕立てたムートン

カラーはブラック・オフホワイト。(オフホワイトは完売いたしました)

この企画を思い立ったのは、昨年の冬。
空気がいちばん澄んでいた頃でした。

年末、毎年恒例の棚卸しのタイミングで、裁断師から素材リストが届きます。

革はアトリエと裁断師のもと、それぞれ大切にストックされており、新しい革の他に、その中から次の制作につながるヒントを探します。

そのリストの中に、ふと目が止まった素材がありました。

トスカーナ ムートン。

すでに使い切ったと思っていた、わずかな残りです。
指先がかじかみ、首元にもう一段の温もりが欲しくなる季節。

このムートンは、まさに今こそ役に立つ素材ではないか。
そう感じたところから、今回の制作は始まりました。

作れる数だけ。

素材が許す分だけ。

そうして形になったのが、限定のムートンアイテムです。



トスカーナ ムートンという素材

今回使用しているのは、イタリア・トスカーナで仕立てられたムートンです。

トスカーナムートンの特徴は、毛質の細かさと密度の高さにあります。
毛足は長く、一本一本がしなやかで、触れたときに硬さが残らない。

見た目に反して軽く、空気をしっかりと含むことで、自然な保温性を生み出します。

厚みや重さで暖かさをつくるのではなく、素材そのものの質で温もりを感じさせるムートン。
日常の中で着用するとき、その違いがじわりと伝わるタイプの素材です。

毛足の色は、ダークグレーをベースに、先端のみブラックで染色しています。
単色ではなく、わずかな濃淡を残すことで、毛並みに奥行きが生まれました。

表面にはナッパ加工を施しています。
樹脂加工を行い、滑らかな質感に仕上げました。
革本来のしなやかさを残しつつ、耐久性と耐水性を向上汚れにくく、扱いやすいのも特徴です。

レザーウェアやファブリックアイテムとも自然に馴染むよう、全体のバランスを意識しています。


スカーフというより、首元のためのパーツ

SHEEP SHEARLING SCARF #3
詳細はこちら▶︎https://store-jp.incarnation.jp/products/sheep-shearling-scarf-

ダークグレーの毛足の先をブラックで染色。奥行きのある表情に仕上げたムートン。表がナッパ加工。

今回のスカーフは、一般的な巻き物とは少し異なる発想で設計しています。

ボタンで留める仕様とすることで、

そのまま留める

一つずらして留める

といった具合に、首元の表情を自在に変えられる構造です。

留め具部分には、薄く漉いたホースレザーを使用しています。

折り曲げやすく、形を作りやすい厚みに調整することで、ムートンのボリュームをコントロールし、スタイリングに奥行きを持たせています。

レザーブルゾンの上からでも、ファブリックコートの首元でも自然に収まり、防寒性だけでなく、冬の装いに静かな変化を添える存在を目指しました。


手元を包む、軽さと密度

SHEEP SHEARLING GLOVE SPAIRAL ZIP #2
詳細はこちら▶︎https://store-jp.incarnation.jp/products/sheep-shearling-glove-spairal-zip-3

長くしなやかな毛足と、シルクのように滑らかな肌触りが特徴のグローブ。
豊富な毛量が空気を多く含むことで、非常に軽量でありながら、高い保温性を発揮します。

真冬でも手元をしっかりと包み込み、着けていることを忘れるような感覚が残ります。

縫製には巻き縫いによるシームレス構造を採用し、ムートン特有の厚みを抑えることで、無駄なボリュームを削ぎ落としています。

そこにスパイラルジップを組み合わせることで、ミニマルな中に、わずかな動きと緊張感を加えました。

機能性と造形、その両立を意識した一双です。




残っていたからこそ、生まれたもの

数は多くありません。

あのリストにムートンが含まれていたから、この冬に形になりました。

意図的に量産したものではなく、素材との出会いがそのままプロダクトにつながった。

そんな一期一会の存在です。

寒さが続くこれからの季節、あなたの日常に、ほんの少しだけ特別な時間を添えられたなら嬉しく思います。

スタッフ 176cm / 64kg
スタッフ 176cm / 64kg

また、今回ご紹介したグローブとスカーフと、保管してきたストックの中から、ムートンジャケット、ムートンコートもオフィシャルサイト(イタリア)に掲載しています。

こちらの数量も限られております。サイズ感や着用感、素材の雰囲気について気になる点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
スタッフが実際の着用したサイズ感、個々の気になる箇所のサイズなどございましたら、計測してご案内いたします。

お問い合わせ先:jp-store@incarnation.jp 


26AW 日本展示オーダー会のご案内

パリでの展示に続き、日本での展示オーダー会を開催いたします。

今回は2月開催分のご案内です。3月の日程については、追って更新いたします。

写真や言葉だけでは伝えきれない、素材の重なりやシルエットの奥行き。
実際に手に取り、袖を通しながら、ゆっくりと向き合っていただける機会です。

incarnationの今を、体感していただけたら嬉しく思います。

GULLAM

◾️日程
2月22日(日)・23日(月・祝)

◾️会場
PANOF E-STUDIO
東京都渋谷区恵比寿南1-14-9 B1F

◾️お問い合わせ
GULLAM
TEL:03-6416-4700
Mail:shop@gullam.jp

※アポイント制
※デザイナー在廊
※ご来場を希望される方は、事前にGULLAM様へお問い合わせください

GULLAMでは、展示を兼ねたオーダー会として、コレクション全体を俯瞰しながらご覧いただける構成となります。

今シーズンもオーナー石倉様がパリ展示会場にお越しいただき、現地でコレクションを丁寧にご覧いただきました。

長年にわたり、国内外のブランドと向き合ってきた視点から、素材の選び方、シルエットの捉え方、着用時のバランスまで含めて、現実的で説得力のある提案がなされます。

レザーをどう着るかではなく、どう生活に馴染ませるか。

GULLAMならではの距離感で、incarnationの一着と向き合っていただける場になるはずです。


incarnation Japan

GULLAMでの開催に続き、incarnation Japan 主催の展示オーダー会も引き続き受付を行っております。

デザイナー本人が在廊し、素材やシルエット、着用感について直接お話ししながらご覧いただける機会です。

一点一点をより細かく確認したい方には、こちらの場がおすすめです。

◾️会場
PANOF E-STUDIO
〒150-0022
東京都渋谷区恵比寿南1丁目14-9 アルティUn B02(恵比寿駅より徒歩5分)

◾️日程
2月20日(金)15:00〜20:00
2月21日(土)12:00〜20:00
※アポイント制
※デザイナー在廊

◾️ご予約・お問い合わせ
Mail:jp-store@incarnation.jp
担当:寺田

オフィシャルLINE(ブログ最下部にてご案内)からもお申し込みいただけます。

・お名前
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※1時間〜1時間半を目安にご案内いたします
※ご連絡をいただきましたら、24時間以内にお返事いたします

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ご注文の際には内金を頂戴しております。
お支払い方法は、オンラインでのクレジット決済、または銀行振込からお選びいただけます。

そのほかのご相談についても、当日お気軽にお声がけください。
詳細はご注文時にご案内いたします。


2026年秋冬という、まだ少し先の季節を思い浮かべながら。
incarnationの今を、日本で体感していただけたら嬉しく思います。

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

incarnation Japan
TERADA






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静かな陰影を纏う|ヘビーウェイト・シープ スウェードベストの可能性

incarnation Japanブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、ヘビーウェイト・シープレザーを使用したベストの紹介いたします。

シープレザーの中でも今回はスウェードを用いています。
スムースレザーとは異なるスウェードならではの表情、そして「ベスト」というアイテムだからこそ生まれるレイヤードの可能性にも注目しました。

素材とデザインの魅力とあわせて、スタイリングによる印象の違いもお楽しみいただければ嬉しく思います。

< 動画のご案内 >
このベストのスタイリングなどを動画にまとめましたので、ご覧ください。
(現在、限定公開の動画ですので、お手数ですがクリックをお願いいたします。)

こちらをクリックしてご覧ください▶︎ https://youtu.be/0pL0BMzNlow

ヘビーウェイト シープレザー ハイカラーベスト

HEAVY WEIGHT SHEEP LEATHER HIGH COLLAR VEST LINED HV-1 [art.H15-2307]
詳細はこちらから▶︎https://store-jp.incarnation.jp/products/heavy-weight-sheep-leather-high-collar-zip-vest-lined-hv-1

シープスウェードが生む、陰影の奥行き

あえて「毛足を潰す」という選択。

今回のベストに使用されているシープスウェードは、一般的なスウェードとは異なるアプローチで仕上げられています。

多くのスウェードが、毛足を立たせ、ふんわりとした起毛感を前面に出すのに対し、
このincarnationのスウェードは、あえて毛足を寝かせるように加工。

起毛にオイルを入れ熱加工を加えることにより表面には均一な柔らかさではなく、スウェードとは思えない光沢のある表情が生まれています。

一見すると落ち着いたマットな質感。
しかし角度や光の当たりかたによって、革の中に潜む濃淡が浮かび上がり、スウェードでありながら、どこか締まった佇まいを見せます。

逆から始まる、スエードの経年変化

この仕上げの面白さは、経年変化の現れかたが、一般的なスウェードとは逆であること。

着用を重ねることで、潰されていた毛足が少しずつ起き上がり、時間とともに表情が柔らかく変化していきます。

最初は陰影を強調した静かな表情。
そこから、使い込むことで毛足が動き、より立体的で奥行きのあるスウェードへと育っていく。

完成された状態から始まるのではなく、着ることで素材がほどけていく。
この逆転した経年変化こそが、incarnationのスウェードの最大の魅力です。

シープレザー スウェード ベストのデザインについて

このシープレザーベストは、一枚で着たときに成立するデザインバランスを持ちながらもコートやレザージャケットの下にレイヤードすることを想定して作られたモデルです。

全体の構成はミニマル。
無駄な切り替えや装飾を削ぎ落とし、縦のラインと、わずかなカーブだけでシルエットを形作っています。

フロントは比翼仕立て。
留めたときには、視線を遮る要素がなく、ベスト全体が一枚の面として立ち上がる構造です。

この「情報量の少なさ」が、モードな空気感を強く感じさせる大きな要因となっています。

アームホールは広すぎず、狭すぎず。
インナーを選ばずにレイヤードできる一方で、一枚で着た際にも輪郭がぼやけない、絶妙なバランスに設定されています。

着丈はやや長めに取られており、縦のラインを強調することで、スタイリング全体をすっきりと見せてくれます。

前を開けたとき、閉じたとき、そのどちらでも見えかたが変わるのが、このベストの魅力。

主張しすぎないのに、確実に「軸」になる。
そんな立ち位置を持ったデザインだからこそ、これからご紹介するコーディネートの振り幅を、自然に受け止めてくれます。

スタイリング#1 デニム × エンジニアブーツで見せる、直球の男らしさ

スタッフ 176cm/64kg サイズ M 着用


シープスウェードベストの魅力をストレートに感じられるコーディネート

足元はデニムとエンジニアブーツで、しっかりと男らしくまとめていますが、このスタイリングが単なる無骨に終わらないのは、合わせているシープレザーベストが持つ、モードな空気感があるからこそです。

一見すると男らしさ感じさせるデニムとエンジニアブーツの組み合わせに対して、このベストは線が細く、縦のラインを強調する構造。

フロントにかけて流れる独特のラインや、削ぎ落とされたディテールによって、スタイリング全体に緊張感とシャープな印象が加わります。

スタッフ 176cm/64kg サイズ M 着用

シープレザーならではの柔らかさと、あえて毛足を抑えたスウェードの表情が、
エンジニアブーツの重さを受け止めつつ、スタイルを一段引き締めています。

男らしい要素が強い足元に対して、ベストが持つモードな雰囲気が中和剤となり、
無骨すぎず、かといって線が細くなりすぎない。

ラフと緊張感、その中間にある絶妙なバランスが、このコーディネートの魅力です。

スタッフ 176cm/64kg サイズ M 着用

レザーベスト[art.H15-2307]
レザージャケット[art.11-41497]
パンツ[art.81-6430L] 26SS新作/春入荷予定
ブーツ[art.11R-71147/VB] オンラインサイト/販売中
https://store-jp.incarnation.jp/products/horse-rg-leather-engineer-boots-eg-1-vibram-soles-goodyear-welt-piece-dyed


スタイリング#2 デニムを落とすことで生まれる、モード感

スタッフ 176cm/64kg サイズ M 着用

続いて紹介するのは、違うモデルのデニムを用いながら、足元の見せかたを変えたスタイリングです。

パンツは、ここ数年で登場してからご好評をいただいているモデル。
サイドに湾曲したパターンを持つカーブレッグパンツ。

腰まわりから腿にかけては程よく分量を持たせつつ、生地が自然に下へ落ちることで穿いたときにドレープが生まれ、特徴的なシルエットを描きます。
同じデザインでも生地が変わることで、落ち感や見えかたが大きく変わります。

このスタイリングでは、あえてブーツを裾で隠すように着用しています。

スタッフ 176cm/64kg サイズ M 着用

足元の存在感を抑えることで、視線は自然に上半身へと引き上げられ、
シープスウェードベストの縦のラインや、ミニマルな構造がより際立ちます。
#1のコーディネートが「男らしさを強調する」スタイルだとすれば、こちら全体のシルエットで魅せるスタイル。

デニムという共通のアイテムを使いながら、ロールアップせず、裾を自然に落とすだけで、スタイリングの印象は大きく変わります。

シープスウェードベストの持つ静かで洗練された佇まいと、湾曲したパンツのラインが噛み合い、落ち着いた大人の雰囲気を感じさせるコーディネートに仕上がっています。

スタッフ 176cm/64kg サイズ M 着用

レザーベスト[art.H15-2307]
レザージャケット[art.11-41077]
パンツ[art.81-6650] 26SS新作/1月下旬入荷予定
ブーツ[art.11R-71147/VB] オンラインサイト/販売中
https://store-jp.incarnation.jp/products/horse-rg-leather-engineer-boots-eg-1-vibram-soles-goodyear-welt-piece-dyed

シープ スウェード ベストの可能性

今回ご紹介したシープスウェードベストは、
一見すると控えめでありながら、スタイリング全体の軸として確かな存在感を放つ一着です。

削ぎ落とされたデザインと、縦のラインを強調する構造。
そして、スエードでありながら静かに光を放つ表情を持つ素材感。

それらが重なり合うことで、レイヤードのためのアイテムに留まらず、
一枚で着たときにも主役として成立するベストに仕上がっています。

今回のコーディネートでは、デニムとエンジニアブーツを合わせた男らしいスタイルから、裾を落としてブーツを隠しシルエットを形成することで生まれる、モードな佇まいまで、同じベストを軸に、異なる表情をご紹介しました。

パンツのシルエットや、足元の見せかたを変えるだけで、印象が大きく変化するのも、このベストが持つ魅力です。

このシープスエードベストは、着る人のスタイルや気分に寄り添いながら、個性を引き立ててくれる存在です。

ぜひ、ご自身のワードローブの中で、どんな表情を見せてくれるのかを想像しながら、
この一着を取り入れてみていただければ嬉しく思います。



【incarnation Japan メールマガジンのご案内】

月に1〜2通、制作の背景などを少しずつお届けしていきます。
来週14日は「26AWコレクションにまつわる話題」、15日は「この時期ならではのオンラインショップ小さな入荷」をお届けいたします、お楽しみにお待ちいただければと思います。

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