素材から生まれる存在感|ホースバットレザーのバッグシリーズ

incarnation Japanブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

先日ご案内した「26SS コレクション オーダー会」にご関心をお寄せいただき、心より感謝申し上げます。
アポイントは引き続き承っておりますので、どうぞお気軽にご連絡ください。

本日は、オフィシャルサイトに掲載されたホースバットレザー・バッグシリーズをご紹介いたします。

日本サイトでは、その他の新作アイテムと合わせて後日掲載を予定しております。
ご興味のある方は、コンタクトページよりお気軽にお問い合わせください。
新作も、どうぞお楽しみに。
お問い合わせはこちらから▶コンタクトページ

「素材を余すことなく活かす」
―incarnationのものづくりの姿勢が、今回のバッグにも自然と表れています。

ぜひ最後までご覧いただけましたら嬉しく思います。




希少部位「ホースバットレザー」を使用した贅沢なバックシリーズ

本作に使用しているのは、ホースバットレザー
馬の臀部に位置し、コードバン層を含む、特別な部位の革です。

この革は、植物タンニンでじっくりと鞣なめされており、厚みとコシを保ちながらも、しなやかな表情を持つのが特徴です。

繊維が極めて密なこの部位に、ワックスと熱処理を施すことで陰影が美しく浮かび上がる、独特のコントラストを生み出しています。

HORSE BUTT RG LEATHER BAG WB-3 [art. 13R-9780]制作風景

一点ずつ革の表情を活かして製作

incarnationでは、デザイナーと鞄職人が1点ずつ革の表情を見ながら、配置を決定しています。

「一頭の馬から生まれた革を使い切る」という思想を形にしたシリーズです。

さらに、素材を余すところなく活かすために、バッグ本体だけでなく、付属の小銭入れやメガネケースも同じ一枚の革から製作されています。

植物タンニンで鞣されたこのホースバットレザーは、使い込むほどに艶を増し、深みのある表情へと育っていきます。

所有するほどに、その人に寄り添い、風合いを刻んでいく。そんな唯一無二の経年変化を、ご自身でぜひお楽しみください。


今回のECサイト掲載アイテムをそれぞれご紹介いたします。

HORSE BUTT RG LEATHER BAG TOTO WB-3 UNLINED WITH MEDIUM PURSE / [art. 13R-9780]

詳細はこちらから▶HORSE BUTT RG LEATHER BAG TOTO WB-3 UNLINED WITH MEDIUM PURSE / [art. 13R-9780]

詳細はこちらから▶HORSE BUTT RG LEATHER BAG TOTO WB-3 UNLINED WITH MEDIUM PURSE / [art. 13R-9780]

職人の手仕事が息づく、アルチザナルな佇まいを持つトートバッグ「WB-3」。

一枚革の裁断や配置そのものが、意匠としての美しさを生み出しており、無駄を削ぎ落とした洗練された佇まいが印象的。

カジュアルな装いはもちろん、ジャケットスタイルなど少しドレス寄りのコーディネートにも自然と馴染む、絶妙なバランス感も魅力のひとつです。

付属には、同素材で仕立てた中型ポーチがセットになっております。

HORSE BUTT RG LEATHER BAG TOTO WB-1 UNLINED WITH SMALL PURSE AND GLASSES CASE / [art. 13R-9760]

詳細はこちらから▶HORSE BUTT RG LEATHER BAG TOTO WB-1 UNLINED WITH SMALL PURSE AND GLASSES CASE/ [art. 13R-9760]

コンパクトな縦長フォルムが印象的な「WB-1」。

左右対称に裁断された一枚革を大胆に使うことで、シンプルながらも独特の存在感を放つデザインに仕上がっています。

しっかりとした厚みと、ホースバットレザー特有のシボ感が、上質さを際立たせます。上部からの直接の出し入れに加え、横のファスナーを開けることで中身の整理もしやすく、日常使いにも配慮された設計。

付属には、同素材で仕立てた小型ポーチとメガネケースがセットに。

HORSE BUTT RG LEATHER BAG TOTO WB-2 UNLINED WITH MEDIUM PURSE AND GLASSES CASE /[art. 13R-9770]

詳細はこちらから▶HORSE BUTT RG LEATHER BAG TOTO WB-2 UNLINED WITH MEDIUM PURSE AND GLASSES CASE / [art. 13R-9770]

横長のアウトラインが印象的な「WB-2」

こちらの「WB-2」も、革の魅力を最大限に引き出すために、パーツの切り替えを極力抑えたシンプルな設計。
ホースバットレザーの表情を前面に押し出すことで、素材の力強さと美しさをダイレクトに感じていただけます。

WB-1同様、左右対称に裁断された一枚革を大胆に使うことで、シンプルながらも独特の存在感。そして、サイドのファスナーを開けることで中身の整理がしやすく、日常使いの実用性にも配慮されています。

付属には、同素材で仕立てた中型ポーチとメガネケースがセットされております。

ジップを開くと、コードバン層が左右対称に広がります。



HORSE BUTT RG LEATHER BAG CLUTCH SHOULDER CS-2 / [art .13R-9840]

詳細はこちらから▶HORSE BUTT RG LEATHER BAG CLUTCH SHOULDER CS-2 / [art .13R-9840]

コンパクトながら、確かな存在感を放つ「CS-3」。

本体にはあえてファスナーなどの金具を省くことで、ホースバットレザー本来の素材感と表情をよりストレートに引き立てています。

ショルダーバッグとしてはもちろん、ストラップを外せばクラッチバッグとしても活躍。
付属には、同素材で仕立てたファスナー付きポーチが付き、使い勝手と統一感を兼ね備えた一品です。


HORSE BUTT RG LEATHER SMALL BAG RA-1/[art .13R-9840]

詳細はこちらから▶HORSE BUTT RG LEATHER SMALL BAG RA-1/[art .13R-9840]

詳細はこちらから▶HORSE BUTT RG LEATHER SMALL BAG RA-1/[art .13R-9840]

3つのポーチで構成され、使い手によってその姿を変える「RA-1」。

財布やスマートフォン、鍵など、必要最低限のものをスマートに持ち運べるミニマルな設計で、最大の特徴は、3つのポーチが一体となった構造。

ベースとなるメインポーチの内側には、小型ポーチを収納できるファスナーポケットなどを備え、複数の持ち方やカスタマイズが可能。
利便性と遊び心を兼ね備えた、持つ人のライフスタイルに寄り添いながら変化する一品です。


今回は、希少なマテリアルを最大限に活かし、丁寧な手仕事によって生み出されたバッグたちをご紹介いたしました。

incarnationが誇るレザーの魅力を体現するプロダクトとして、末長くご愛用いただけることを願っております。


incarnation 26SS オーダー会 ご予約受付中


2026年春夏コレクション オーダー会のアポイントを承っております。
ご都合に合わせて、どうぞお問い合わせください。

GULLAM ・ incarnation Japan 主催(東京)のオーダー会は、展示形式での開催です。
ゆとりのある空間で、試着するだけでなく、コレクションの世界観そのものを感じていただけるような展示をご用意しています。
「見る」だけでなく「体感する」ことで広がる、新しいスタイルとの出会いをお楽しみください。

MORPHINE(愛知)では、今回が初のデザイナー在廊となります。
素材やディテールに込めた意図など、普段では伝えきれない部分を、ぜひこの機会にご体感いただけたら嬉しいです。

なお、デザイナーが在廊するのは GULLAM・MORPHINE・incarnation Japan の3会場のみとなっております。
レザーの質感やスタイリング、ものづくりの背景について、直接対話を通じてご案内できる貴重な機会となっております。関心をお持ちの方は、ぜひこの機会をご活用ください。

オーダー会詳細・ご予約はこちらから▶︎  incarnation 26SS コレクション オーダー会のご案内
※情報の追加があります。



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未来は、ここから始まった──26SSへ続くJBシリーズの思想


incarnation Japan ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

イタリアでは、いよいよ気温が30度を超え、本格的な夏模様となってきました。

私たちも、まさに26SSコレクション準備が佳境に差しかかっております。

猛暑にも負けず、チーム一丸となって、今回も皆さまに最高のコレクションをお届けできるよう準備に励んでいます。

今回は、「JBシリーズ」についてご紹介したいと思います。
このJBシリーズは、現在展開しているincarnationの現行モデルたちの「礎」となったシリーズでもあります。

そして、現在製作中の26SSコレクションの新型モデルたちにも、その設計思想はしっかりと受け継がれています。

ぜひ最後までお楽しみください。


革新的な構造を生んだJBシリーズ

incarnationの歴代モデルの中でも、ひとつの大きな進化の節目となったのが「JBシリーズ」です。

このシリーズは、デザイナーが車やバイクといった「工業製品」の構造美や機能性からインスピレーションを受けて誕生しました。



最大の特徴は、脇下に縫い目を作らず、一枚革でマチを構成した独自のパターン。



この設計によって、肩まわりの可動域が大きく広がりました。
日常生活の動きはもちろん、車やバイクに乗る際の動作もストレスなく、こなせるようになっています。



つまりこのJBシリーズは、動きやすさとシルエットの美しさ
―その両立を目指して生まれた、incarnationにとってのひとつの革新です。

HORSE LEATHER HI-COLLAR ZIP BLOUSON JB-1  / [art. 11-41447]
 COLOR: 91N (BLACK)


JBシリーズに込められた「想い」

現在、このJBシリーズはシーズンやテーマによって選択的に展開されています。

全てが毎シーズン登場はしませんが、この構造がもたらす恩恵と設計の思想は、26SSに発表するモデルにも確実に引き継がれています。

革ジャンを語るうえで、どうしても挙がる懸念のひとつが「動きにくさ」と言えるでしょう。

その課題に対し、長年革と向き合い、数多くのデザインを生み出してきたデザイナーの経験と感性。
そして、それを形にするイタリアの職人たちの技術と熱意が、JBシリーズを誕生させました。

このJBシリーズが誕生したのは、コロナという激動の時代の真っ只中でした。
そんな情勢の中で、
「進化するincarnation」として打ち出されたJBシリーズには、私個人としても強い思い入れがあります。
私自身も私物として上記で着用している同モデルのJB-1を所有しているのですが、
腕まわりの可動域の広さは驚くほど。

「これは本当に革ジャンなのか?」と疑ってしまうほどの機能性を誇ります。
JBシリーズで築かれた動きやすさや着心地は、その後に生まれた多くのモデルたちに、しっかりと受け継がれてきました。

ブランドの「今」を形づくっているベースには、このJBシリーズで得た経験や技術、発想がしっかりと息づいています。

26SSコレクションにも、それは変わらず受け継がれ、見た目の新しさだけじゃない、着たときに感じる確かなる感覚。

それこそがincarnationが長い年月をかけて築き上げてきた感覚なんだと感じています。


JBシリーズ アーカイブモデル一覧

ここからは、JBシリーズの過去モデルをご紹介します。

このシリーズは、
JB-1からJB-9までのナンバリングモデルに加えて、「TYPE -2」「TYPE -3」などのバリエーションも展開されています。

すべてあわせると、現在は 全 16型 のラインナップです。
それぞれのモデルに、独自の構造やディテールの工夫が詰まっています。

JBシリーズは、incarnationにおける「革ジャンの進化」を物語るコレクションです。


HORSE LEATHER STAND UP COLLAR BIKER JACKET JB-2

シンプルながらもエッジの効いたスタンドアップカラージャケット。ブランドの感性を反映させたをシングルライダース。


HORSE LEATHER DOUBLE BREAST MOTO DARTS SHOULDER BLOUSON LINED JB-3

装飾を削り、襟元を際立たせたデザイン。立体感、こだわりが詰まったダブルライダース。


HORSE LEATHER COLLARLESS BIKER JACKET JB-4

オーバーロックステッチをラグランショルダーと襟元に。
絶妙な配置のノーカーラージャケット。


HORSE LEATHER HIGH NECK LAGRAN DARTS SHOULDER BLOUSON LINED JB-5

ラグランスリーブにダーツを施し肩を形成することでデザイン性と可動域を両立。
取り外し可能なダブルポケットと比翼仕立てのバイアスジップが特徴なハイネックジャケット。


HORSE LEATHER SHIRT COLLAR ZIP BLOUSON LINED JB-6


ラグランスリーブを採用し胸周りにもダーツを入れることで可動域を確保。襟付き比翼仕立てのシャツカラージャケット。


HORSE LEATHER HIGH COLLAR JACKET W/ELASTIC LINED JB-7E

伸縮性のあるエラスタンを組み合わせることにより高い機能性をもつ。
エラスタンをアクセントを加えたハイカラージャケット。


HORSE LEATHER COLLARLESS BIKER JACKET JB-8

ダーツを施し立体的に仕上たシンプルなデザイン。オーバーロックステッチが際立つカラーレスバイカージャケット。


HORSE LEATHER HI-COLLAR CARVED ZIP BLOUSON LINED JB-9


バイアスジップが特徴のスタンドカラージャケット。無駄を削ぎ落としたシンプルな構造の中で、ジップラインが際立つ。



これらのJBシリーズは、アーカイブにとどまらず、ブランドを形づくる重要な柱として、今も生き続けています。

そしてこの思想は、来週発表される26SSコレクションにも、しっかりと受け継がれています。
革新的な構造と、機能美を追求したパターン設計。
それらは26SSの新作アイテムにも息づき、新たな進化として形を変えながら展開されていきます。

「次のincarnationが、どんな姿を見せてくれるのか」

そのヒントが、今回のJBシリーズには詰まっています。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

次回のブログでは、いよいよ始動する 26SSコレクション をテーマをお届けする予定です。
incarnationのこれからを感じられる内容になると思いますので、ぜひ楽しみにお待ちください。




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レザーベストが教えてくれた、経年変化の面白さ

incarnation Japan ブログをご覧いただき、いつもありがとうございます。

イタリアでは今週から気温がぐっと上がり、日中は30度近くになる日も出てきました。
とはいえ湿気が少なく、カラッとした陽気でとても過ごしやすい気候が続いています。

そんな中、前回のブログでも紹介しました、レザーベストから
今回は、「レザーベストから見る経年変化の違い」というテーマでお届けします。

デザイナーであり師匠でもあるOGAWAが、日常的に作業中にもこのベストを愛用しており、その姿に影響を受けて、私も同じレザーベストを着用しています。

同じアイテムでありながら、それぞれの生活や着方の違いによって生まれる経年変化は実に興味深く、その表情の違いがとても面白いと感じています。

レザーという素材が、どれだけ着る人に寄り添い、育っていくものなのか。
その魅力を少しでも感じていただけたら嬉しく思います。
ぜひ最後までお楽しみください。

同じホースレザーから見る経年変化の違い。

左:スタッフ私物(着用4年) 右:デザイナー私物(着用7年)

レザーの経年変化を語るうえで、もっとも興味深いのはその一着が、どう育っていくのか。

今回ご紹介するのは、同じモデル・同じカラー・同じホースレザーを使用した、2着のレザーベストです。

レザーは自然から生まれる素材。

そのため、一点一点に微細なシボやハリ感、色の濃淡といった個性があり、そこには唯一無二の表情が宿ります。

incarnationでは、仕上げの工程で素材それぞれの個性を活かしつつ、ブランドらしさがにじむような加工を施しています。

それでも、着る人の体型や動き方、日々の使い方によって、革は少しずつ表情を変えていきます。同じベストであっても、共に過ごす時間の積み重ね方によって、その革が見せる顔つきはまったく異なってくる。

それこそが、レザーを“育てる”という体験の奥深さであり、何ものにも代えがたい魅力だと私は思っています。

デザイナーのベスト(着用7年)

デザイナーが7年間着続けているベストですが、全体的にスッとした印象です。

着込まれているのに、どこか品があって落ち着いた雰囲気があります。ギラギラしたツヤではなく、表面はマットで、鈍く光るような静かなツヤ感。

シワも決して派手じゃなく、落ち着きがあって、力の抜けた大人っぽさを感じます。すごく変化しているようでいて、やりすぎていない。

そんな絶妙なバランスに、着てきた時間や、丁寧に向き合ってきたことがにじみ出ている気がします。

重厚感もあって、芯のある力強さを感じさせる、説得力のある一着だと思います。


スタッフ(私)のベスト(着用4年)

一方、私が着ている同じモデルのベストは、わりとラフに着てきたぶん、その分だけよく動いて、よく擦れて、よく育った気がします。

インナーとしてほぼ毎日使っていたので、特に背中は摩擦が多く、磨かれたようなツヤが出てきています。動くたびに少しずつシワが刻まれて、今ではけっこう深めのシワがついています。

ラフに着ていたからこそ、動き方や暮らし方が、そのまま革に刻まれていく。それを見ていると、本当にレザーって“人と一緒に育つ素材”なんだなと感じます。

同じモデル、同じカラーでも、着る人・着方・時間の積み重ねで、まったく違う表情に育っていく。それがレザーの面白さであり、奥深さだと思います。

着用スタイルから生まれる色と艶の変化

では、実際にどんなふうに着用してきたか。その違いを、少し掘り下げてみたいと思います。

デザイナーのベストは、夏場によく着用しており、日差しに当たる機会が多かったことから、
革の色味がやや焼けて、グレーがかったようなマットな表情に変化しています。
鈍く光る鋼のような、落ち着きのある経年変化です。

一方で、私のベストは夏場以外は、ほぼ毎日、レザーブルゾンのインナーとして着用していたため、
日焼けは少ない代わりに、摩擦によって革がツヤツヤと磨かれていきました
結果として、艶感のある光沢が特徴的な仕上がりになっています。

使用年数も、デザイナーが7年、私が4年と異なりますが、
着るシチュエーションひとつで、これほどまでに育ち方が変わるというのもまたレザーの奥深さですね。

今回ご紹介したのは、「同じアイテムでも、着る人によって育ち方はまるで違う」というレザーの面白さでした。

モデルも素材も同じ、それでも
・着る頻度
・季節
・着用スタイル

こうした様々な要素が重なり合って、唯一無二の経年変化が生まれる

だからこそ、レザーアイテムは完成された製品というよりも、
「使いながら完成させていくもの」なんだと思います。

これからも、共に時間を重ねながら、その変化を楽しんでいきたいと思っています。

最後に改めて、レザーベストは、夏場でも気軽に取り入れやすいレザーアイテムです。
まだお試しいただいたことがない方は、ぜひ一度手に取ってみてください。
きっと、自分だけの“育つ一着”に出会えるはずです。

今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。






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1本のリネンパンツから広がる、春夏レザーの3つのスタイル

incarnation Japan ブログをご覧いただき、ありがとうございます。


イタリアは過ごしやすい気候が続いております。
日本は、梅雨に入った様子ですが皆様、いかがお過ごしでしょうか?

前回のブログでは、incarnationのリネンパンツの魅力と、実際の洗濯・ケア方法についてご紹介しました。
BLOGはこちら 快適な夏のために─リネンパンツの「洗い方と育て方」|POP-UP続報

今回は、その続編として同じリネンパンツを使ったコーディネートをご紹介します。
春から夏にかけて時期にオススメのレザーアイテムを組み合わせました。
(ペルージャの朝晩はまだ肌寒いので、私はこのスタイルにレザーブルゾンを羽織って日常を過ごしています。)

ぜひ最後までお楽しみください。

レザーベストという選択

これからの季節、ぜひおすすめしたいアイテムのひとつが「レザーベスト」。

夏になると、カットソーやTシャツ、軽めのシャツなど、シンプルな装いが中心になってくると思います。しかし、コーディネートに重さを加えたくなる瞬間があると思います。
そんな気分に応えてくれるのが、このレザーベストです。



今回合わせたのは、リネンパンツにスウェードレザーのベストダービーシューズ
あえてスウェードレザーを選んだのは、リネンとの相性がとても良いと感じているからです。
どちらの素材も、擦れや摩耗によって毛羽立ちが現れるという共通の経年変化を持ち、着るごとに、それぞれの質感が馴染み、心地よい一体感を生み出してくれます。

[着用アイテム]
(身長176cm体重64キロ)

・HORSE LEATHER PEAKED LAPEL VEST LINED / [art. 11-2267]
 COLOR :91NR(BLACK EDITION) / Size S

・LINEN 100% PANTS LONG DARTS SAROUEL LDP-1 / [art. 71-6660]
 COLOR: 91T(BLACK) / Size S

・HORSE LEATHER DERBY SHOES #2 LINED
WITH VIBRAM SOLES AND GOODYEAR WELT /[art.11V-7477/VB]
COLOR :52T(BRDX) / Size 42(約26.5cm)


こちらは、表革のレザーベストを主役にコーディネート。
同じ「ベスト」というカテゴリーでも、素材やモデルが変わるだけで印象はガラッと変わりますね。

表革は、輪郭がくっきりと際立つ素材
スウェードとは違い、シャープで張りのある表情が特徴で、コーディネート全体を引き締めてくれます。
今回は足元も表革のコンバットブーツに切り替え、よりソリッドな印象にまとめました。


パンツは先ほどと同じリネンパンツですが、太ももから膝にかけての適度なボリューム感があるため、
前回のようにダービーシューズと合わせるスタイルはもちろん、今回のようにブーツインでも自然にキマります。

スニーカーでラフに、サンダルで涼しげにと、足元次第で表情を変えられるのもこのパンツの魅力です。

[着用アイテム]
(身長176cm体重64キロ)

・HORSE LEATHER VEST 4B LINED / [art. 11-2217]
 COLOR: 91N (BLACK) / Size S

・LINEN 100% PANTS LONG DARTS SAROUEL LDP-1 / [art. 71-6660]
 COLOR: 91T (BLACK) / Size S

・HORSE WHITE LEATHER BACK ZIP 6HOLE BZ-2 / [art. 11V-7957/L2]
 COLOR: 91N (BLACK)/ Size 42(約26.5cm)

春夏の差し色に勧めたい、カラーレザー


モノトーン中心のワードローブに、ひとつ添えるだけで空気が変わる。
そんな力を持っているのが、カラーレザーの魅力です。

これまでのブログではあまり紹介できていなかったのですが、
incarnationのカラーレザーは、発色の美しさに加え、陰影の奥行きも豊か。
今回は、その中でも特に印象的なオレンジカラーにOC加工を施したのシングルライダースジャケットを主役に。
OC加工とは、色味のトーンを下げ、ムラ感を出す加工で、レザーに落ち着きと奥行きが生まれます。


深みのある黒色のリネンパンツを合わせ足元まで黒で統一することで、ジャケットのカラーがより引き立ちます。
色の強さが嫌味なく映える、春夏だからこそ挑戦したいスタイルです。

[着用アイテム]
(身長176cm体重64キロ)

CALF LEATHER STAND UP COLLAR BIKER JACKET JB-2 / [art. 14-41467]
 COLOR: 54N-OC (DIRTY ORANGE) / Size S

・LINEN 100% PANTS LONG DARTS SAROUEL LDP-1 / [art. 71-6660]
 COLOR: 91T (BLACK) / Size S

・HORSE WHITE LEATHER BACK ZIP 6HOLE BZ-2 / [art. 11V-7957/L2]
 COLOR: 91N (BLACK)/ Size 42(約26.5cm)

そしてこのジャケット、実はincarnationの中でも革新的な構造をもつ「JBシリーズ」の一着
詳しい背景や魅力は、また改めてじっくりとご紹介しますので、お楽しみに。


今回は、リネンパンツを軸に、スウェードベスト/表革ベスト/カラーレザージャケットという3つのレザーアイテムと組み合わせたコーディネートをご紹介しました。

どのスタイルにも自然に馴染むこのヴィンテージ・ミリタリー・リネンは、これからの季節に、もっとオススメしたいアイテムのひとつです。
まだお試しいただいていない方は、ぜひ一度手に取ってみていただけると嬉しく思います。

次回の私のブログでは、デザイナーのOGAWAと私が長年愛用しているレザーベストの経年変化とよりその魅力について、お届けできればと思っております。

今回も最後まで、ご覧いただき有難うございました。

POP-UPイベントのご案内

このたび、incarnation Japan  POP-UPイベントを開催中です。

5月26日(月)まで、東京 代官山のセレクトショップ GULLAM(グラム)にて開催しております。

普段はオンラインを中心に展開しているincarnation Japanラインですが、実際に手に取ってご覧いただける機会をもっと増やしたいという想いから、今回のPOP-UPを企画しました。

incarnation Japan オンラインストアの全アイテム(レザーウェア、レザーシューズ、カットソー)が並びます。
お近くにお越しの際は、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

詳細はこちらのブログをご覧ください: 5月、 代官山にて― 革と、出会いと、その一着と。


■ 場所:GULLAM(グラム)代官山

 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町6-11 プリムローズマンション1F
 (代官山駅から徒歩9分/渋谷駅から徒歩10分)

■ 会期:5月2日(金)〜 5月26日(月)

■ 営業時間:平日 12:30~20:00  土日祝 12:30~19:00
 ※水曜日定休

■ お問い合わせ:
TEL:03-6416-4700
MAIL:お問い合わせフォーム 

[GULLAM公式サイトはこちら] GULLAM グラムセレクトショップ






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快適な夏のために─リネンパンツの「洗い方と育て方」|POP-UP続報

incarnation Japan ブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今回もイタリアからお届けしております。
朝晩はまだ肌寒いものの、日中は半袖に軽めの羽織りで歩く人が目立ちはじめました。

前シーズン2025SSで多くの方に、ご好評を頂きましたヴィンテージ・ミリタリー・リネン
これから訪れるジメジメとした梅雨にも夏の時期にもサラッと着用して快適に過ごせる、オススメのシリーズです。

見た目からは想像が付かないくらい通気性が良く重宝してます。

こちらのリネン素材の洗濯の仕方についてご質問をいただく機会が多かったので、
今回私物を洗ってみましたので、ご紹介いたします。

ぜひ最後までお楽しみください。


着用一ヶ月の経年変化と魅力

本格的に春を感じはじめたここ1ヶ月程前から、こちらのパンツを日常的に履いています。
LINEN 100% PANTS LONG DARTS SAROUEL LDP-1 [art. 71-6660] を履きはじめました。


着用を始めた頃は程よく張りと硬さが有りましたが、履いていくにつれて皺が入りはじめました。
今は馴染んで、より快適に履けるようになっています。


私生活では、ウォレットチェーンを付けているので
特に左足の太もも〜膝にかけては、ウォレットチェーンの擦れによって、ヒゲ(皺の筋)状のアタリがしっかり出てきています。

こちらのリネンはレザーと共通して言えるのは、自然由来の素材で経年変化が楽しめることだと思います。
着たり履いたりしてより自分の生活が反映されて行き自分だけの唯一無二のモノに育っていくのは、嬉しいですね。
生地という点では、より身近なモノですとデニムを育てていくイメージしていただくと判りやすいのかなと思います。

お手入れ・手洗い編

やはり履いていくと汚れなどは、気になるもので・・・。
快適にサラリと着用できるのがリネン素材の良いところだと思うので洗っていきます。

私は手洗いにて行いました。使用した洗剤は中性洗剤です。

水を利用するので、風合いが多少は変化するので気になる方はドライクリーニングをオススメします。


水と洗剤を入れた桶にパンツを入れて、手で揉み洗いしていきます。

洗うと判るのですが、中々に生地が硬くなりますので割と力仕事です。笑

生地同士も擦れるので、洗い後の変化を抑えたい方は裏返して洗うのも良いのかなと思います。


しっかりと洗剤の滑りが無くなるまで水で濯ぎ洗いをした後に形を整えながら干します。
(私は今回敢えて全体的にシワをつけるイメージで絞ってから形を整えて干しました)


今回、私が洗ったモデルはサイド部分にレザーストライプが付いていないになっていないモデルですが、
レザーが入っているモデルは洗剤抜きの水洗いを推奨します。
水洗い後には出来る限りレザー部分が真っ直ぐ平になるように整えてあげてください。

その後のレザー部分のケアについては後程、説明させて頂きます。

このときに注意して欲しいポイントがポケットの中です。
割と生地が固くなってしまうので、丸まったまんま乾いたりしてしまうと着用時に違和感が出るので干しながら元の形に戻します。

気温は23°くらい、この後日陰に移して干しました。
通気性が高い素材ということもあり乾くのは3時間ほど。
乾いた後はお好みで硬くなった生地を馴染ませる為に生地を揉んであげてください。

洗濯後のビフォーアフターと感想

左が洗濯後で 右が洗濯前。

左が洗濯後で 右が洗濯前。

見比べると洗った後は色も多少抜けて気持ち明るくなりました。
一番の判りやすかったヒゲ部分のアタリはより色が抜けてより強調されるように。

皺に関しては干す前に絞って乾燥後に揉んだのもあり、より小慣れた感じになりました。

洗ったあとは、驚くほどスッキリ。
肌ざわりも軽やかで、これからの暑い季節にも改めてぴったりな一本だなと思います!

次回は、こちらのリネン素材を使ったコーディネートをご紹介する予定です。
今回もブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

リネンお洗濯まとめ

  1. 水と中性洗剤で手洗い(良く揉む)
  2. 洗剤が残らないようにしっかり濯ぎ洗い
  3. 形を整えてから干す(ポケットの中に注意)
  4. 乾いたら軽く揉んでほぐしてあげる

レザーストライプ付きのモデルについて。

こちらのタイプは水洗いをおすすめします。洗い後のレザー部分のお手入れに関しましては、乾いた後にパサつきが気になるようでしたらオイルを入れて頂くことにより風合いが元に戻ります。

レザー部分のケアが気になるお客様は
ディーラーもしくは、incarnation Japan のお問い合わせフォーム、またはオフィシャルLINEからお気軽にご相談ください。


POP-UP開催中|「それ、気になってました」― 来場者の声から知るincarnation Japan

現在、代官山セレクトショップ GULLAM(グラム)にて開催中のincarnation Japan POP-UPイベント
日頃オンラインをご覧くださっている方から、偶然立ち寄ってくださった方まで、さまざまなお客様が足を運んでいただき嬉しく思います。

デザインやレザーなど様々なご質問をいただく中で「incarnation Japanと、通常のincarnationの違いは何ですか?」というお声も多くいただきました。

私たちにとっては当たり前のことも、お客様にとっては初めて知る情報かもしれない。
そんな気づきから、あらためてこの場を借りてお伝えいたします。

incarnation Japanとは?

incarnation Japanは、デザイナーが日本出身であることを背景に、日本の視点からブランドの世界観を発信するために立ち上げられた、incarnationの公式プロジェクトです。

通常のincarnationラインとは異なる、独自のコンセプトとアイテム構成で展開されています。

3つの特徴を、簡単にご紹介いたします。

1|代表的アーカイブモデルをベースにした別ライン

ブランドの歴史のなかで特に代表的なモデルをベースに、現在のコレクションでは展開されていない型を再設計。
「もうひとつの視点から見た、別のincarnation」としてお届けしています。

2|日本人の体型に寄り添うサイズ感

袖丈・着丈・シルエットなどを、日本人の体型やライフスタイルに合わせて調整。
見た目の印象は大きく変えず、日常での着心地や扱いやすさを重視した設計になっています。

「incarnation」と「incarnation Japan」
サイズ感の違いは、どちらが良い、良くないということではなく、「どちらが自分に合うか」でお選びいただければと思います。
ぜひ袖を通して、自分にしっくりくる一着を見つけてください。

3|独立したカプセルコレクション

本国コレクションとは別に動いているincarnation Japan。
オンライン限定・一度きりの生産・再販なしという特別な体制で、今しか出会えないカプセルコレクションとして展開されています。

POP-UPは5月26日(月)まで開催中です

現在、GULLAM代官山店ではincarnation Japanの全アイテムを展示・販売中。
レザーウェア・レザーシューズ・カットソーなど、オンラインストア掲載モデルをすべてご覧いただけます。

「気になっていたけど、試着してみたかった」
「どちらのサイズ感が合うか試してみたい」

そんなお声に応える場として、実際に店頭で確かめていただけたら幸いです。


詳細はこちらのブログをご覧ください: 5月、 代官山にて― 革と、出会いと、その一着と。


■ 場所:GULLAM(グラム)代官山

 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町6-11 プリムローズマンション1F
 (代官山駅から徒歩9分/渋谷駅から徒歩10分)

■ 会期:5月2日(金)〜 5月26日(月)

■ 営業時間:平日 12:30~20:00  土日祝 12:30~19:00
 ※水曜日定休

■ お問い合わせ:
TEL:03-6416-4700
MAIL:お問い合わせフォーム 

[GULLAM公式サイトはこちら] GULLAM グラムセレクトショップ




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日常のなかの、特別な時間。―incarnationの工房から

incarnation Japan ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

私物のレザーパンツを洗ってから、イタリアは気持ち良い日が続いています。
(レザーパンツの洗濯ブログはこちらから レザーパンツ、洗ってみた

日に日に陽射しが長くなり、少しずつ夏の足音が感じられるようになってきました。
今回は、incarnationのイタリア現地STAFFの私から見たレザー作りの現場での光景の一コマを皆さまにも、お届けできればと思います。

ぜひ最後までお楽しみください。



incarnationでは、手作業で行えることは1点ずつ丁寧に自分達の手を加えています。

デザイナーが描く理想的な革の表情、シルエット。
これらは全て工場任せでは思い描くモノとは掛け離れてしまう為、デザイナーと共に皆で一丸となって加工作業を行っています。

今回、私は撮影をしながら改めてお師匠たちの作業を見てました。
同じ作業をしていても各々それぞれ良い意味での特色や癖が在り、オイルの塗り加減や塗り方。熱の入れ方。始める位置。

「ここをこうしているんだ」などの発見が在り、初心に帰った気持ちで、改めて見ることも大切だなと思いました。




近年タグが一新して品番等の他にも加工項目が明記されたタグになりました。
終えた作業項目に手書きで担当者がサインを書いていってます。

レザーの場合は、染めから引き上げてきた段階から、このタグは一緒にレザーと共にハンガーに掛けていて、
モノによっては少し汚れていたりするのは、オイルや染料が付着しているからです。

保証書的な要素も兼ねているので、保管しといていただけると嬉しく思います。


作業を終えた工房に、少しずつ夕陽の光が差し込んでくる、この時間がとても好きです。

イタリアは、この時期になってくると陽が長くなり夏になると20時頃にやっと陽が沈んできます。

暖かい光に包まれた工房を見ながら、今日も一日が終わったなと思いながら、その日の出来事を振り返りながら、明日に想いを巡らせて工房を後にします。

私もイタリアに来てから、そこそこの月日が経ちましたが、今でも、ふとした陽の光や空の色、景色や光景にも未だに心が動かされます。

このブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
日々の仕事の中で感じたこと、また少しずつ綴っていけたらと思っています。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。



イベントのご案内

このたび、incarnation Japan  POP-UPイベントを開催中です。

期間は5月2日(金)から5月26日(月)まで、
東京 代官山のセレクトショップ GULLAM(グラム)にて開催しております。

普段はオンラインを中心に展開しているincarnation Japanラインですが、実際に手に取ってご覧いただける機会をもっと増やしたいという想いから、今回のPOP-UPを企画しました。

これまで、限られた期間のみの展示となることが多かったのですが、今回は3週間以上と比較的ゆったりとした期間での開催となります。

incarnation Japan オンラインストアの全アイテム(レザーウェア、レザーシューズ、カットソー)が並びます。
お近くにお越しの際は、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

より詳しい詳細は前回のブログをご覧ください。


■ 場所:GULLAM(グラム)代官山

 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町6-11 プリムローズマンション1F
 (代官山駅から徒歩9分/渋谷駅から徒歩10分)

■ 会期:5月2日(金)〜 5月26日(月)

■ 営業時間:平日 12:30~20:00  土日祝 12:30~19:00
 ※水曜日定休(ゴールデンウィーク期間中も通常営業)

■ お問い合わせ:
TEL:03-6416-4700
MAIL:お問い合わせフォーム 

[GULLAM公式サイトはこちら] GULLAM グラムセレクトショップ





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レザーパンツ、洗ってみた。そして、経年変化した“あのブルゾン”が展示されます(イベント案内)

incarnation Japan ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、incarnationの現地スタッフとしてイタリアからブログをお届けいたします。
私が日々感じているイタリアでの暮らしや、レザーづくりの現場の空気感などをお伝えできればと思っています。


春の陽気が心地よい季節になってきましたね。
イタリアでも春の陽気が、ようやく本格的になってきました。

日本と同じようにイタリアにも四季があり、穏やかな気候と柔らかい日差しが心地良い毎日です。
街中のBAR(バール:カフェ)のテラスは心地よく、つい陽だまりに長居したくなるような春の気候。
レザー好きの私たちにとっても、まさに絶好のシーズンですね。

私が初めてイタリアを訪れたのも、ちょうどこのPrimavera(プリマヴェーラ:春)でした。
その当時のワクワク感が蘇る、この季節特有の懐かしさを感じながら、 今年もまた新しい高揚感と共に新しいレザーの加工や生産をチャレンジしようと思っています。

そして今週末は、イタリアの春のとても大切な行事「Pasqua(パスクア:復活祭)」。
イタリアではイースター(復活祭)として愛されるこの日は、 家族や友人が集い、その地域ごとの伝統の味を囲んで祝う大切な一日です。
街のショーウィンドウにはウサギや卵のモチーフや露店が並び、 温かな祝祭ムードに包まれます。

さて今回は、そんな春の空気と共に楽しみたい “レザーパンツとそのケア”についてお話しします。

今回も最後まで読んでいただけると嬉しく思います。

レザーパンツのイメージ

レザーパンツ・ 革パンと言いますと皆さんは、どういったイメージを持たれるでしょうか?
バイカー、ロックンローラーetc、、、

そんなイメージを持たれるかと思います。
レザー好きの方からしてもアイテムとしては手を出しにくい、一通りウェアやブーツ等を揃えてから手を出す。
ちょっと日常使いでは、手を出しにくい印象を抱く方も多いはずです。

そんな印象だと思いますが、実際に履いてみると…
「あれ?意外とこれ、使いやすいな」と思わされるアイテムでもあるんです。
実際に履いてみた方々の反応を見てると良い意味で期待を裏切る反応が最も多いアイテムです。


見た目の重厚感とは裏腹に、驚くほど軽快で、 動きやすい。
意外と季節を問わず活躍してくれます。
特に足まわりって動きが多い分、革の経年変化も早く出やすいんですよね。
その変化がまた、たまらなくカッコいい。

私自身もこのパンツ([Art No.11V-6617])を履き始めてしばらく経ちますが、夏でも不思議と快適に穿けて、日差しを浴びて焼けたような色味が少しずつ出てきていて、どんどん“自分の一本”になってきています。





レザーパンツのお手入れ



今回は「裏地洗い」に挑戦しました。


こちらのモデル [Art No.11V-6617] に関しましては 裏地がついております。                                          

今回は長年の着用も有り裏地を洗っていこうと思います。
革を丸ごと洗うとなると結構大掛かりな作業になりますが、
このモデルは裏地が付いていて、それだけを洗える仕様なのがありがたいポイントです。

裏地を洗う事自体は、そんなに難しいことではないです。
手順としては、裏地を引っ張り出して頂いて裏地だけを手洗いしていきます。

洗剤に関しては、個人的に中性洗剤が良いと思います。 
裏地だけを洗うとは言え、多少は革にも触れてしまうケースがあるので出来るだけ影響が無い洗剤がオススメです。



洗剤を入れたお水に裏地をつけて手洗いして頂いた後に、水でよく濯いで洗ってあげてください。 

この際の水の温度ですが常温がおすすめです。                                                       お湯ですと革部分が濡れた際にサイズ感が変わりやすなってしまいますので常温くらいが良いかと思います。

どうしても裏地全体をしっかり洗うとなると多少、革部分も濡れてしまいます。
私もしっかり洗ったこともあって革の部分も濡れてしまいました。
incarnationの製品染めを終えたレザーは水にも強いので多少濡れても大丈夫です。


しっかりすすいだ後は、いよいよ乾燥へ。



干し方には、ちょっとだけこだわりたい。

この後は、直射日光を避けながら陰干し自然乾燥で乾かしていきます。
裏地の素材自体は乾きやすい素材なので、今の時期でも直ぐに乾きやすいです。


干し方で気をつけることは、ベルトループ等を引っ掛けたり、吊るして干さないことです。
洗濯で腰回りがやや濡れてしまったので、引っ掛けたり吊るしたりすると変に革が伸びてしまうからです。


僕がやっているおすすめの干し方は、裏地を出して、ヒップあたりを軸にしてラックに掛ける方法。
この画像の様にして干すのがお勧めです。
ラック等が無くて難しい場合は乾きにくいですが平置きが良いと思います。
(平置きの場合は頃合いをみて前と後ろを入れ替えてあげると均等に乾きます)
                                       
なるべくポケット下部分を通して干すの一番負荷が掛からなくて良いです。                                        実際に製品染め後のレザーパンツを乾かす過程も製品染め後に平置き〜から、この干し方で乾かしております。


そして、乾いたあとに。


この後は乾くのを待つだけなのですが、もし私みたいに革部分が濡れてしまった場合は濡れ具合にもよりますが、乾いたら軽くほぐしてあげるイメージで揉んであげてください。

ここがちょっと大事です。
まだ湿っているうちに揉んでしまうと、銀面(革の表面のツヤのある部分)が擦れてしまったり、最悪剥がれてしまうことがあります。
乾いたあとの革は少し硬くなっていることもあるので、“軽くほぐす”くらいの気持ちで揉んであげると、革がまたしなやかに戻ります。
もしも、革の硬さが気になったら、ディーラー、またはincarnation Japan 窓口:こちらへご相談ください。
オイルを入れ、しなやかさと耐久性を保つメンテナンスが可能です。




終わったあとは、ちょっと気持ちも晴れやかに。

全部終わって、久々にこのパンツに脚を通した瞬間の感想。
「軽いっ!なんだこの感じ…」って思わず言ってしまいました(笑)
脚を通した瞬間、サラッとした裏地の感触が心地良かったです!

洗っただけなのに、なんかすっきりして、また新鮮な気持ちで穿けそうです。

春から夏に向けて、また気持ちよく一緒に過ごせそうだなと思いました。


裏地メンテナンスの流れ(まとめ)

  1. 裏地を引き出す。
  2. 中性洗剤を溶かした常温水でもみ洗い。
  3. 水でよくすすぎ、洗剤分をしっかり落とす。
  4. 陰干しでゆっくり自然乾燥。
  5. 乾燥し切ったら濡れてしまった革部分を軽く揉んであげる。

今回は、レザーパンツの裏地洗いについて書かせていただきました。
お手入れは、ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、

やってみると意外と簡単ですし、そのあとに感じる変化や心地よさは大きいです。

春という、何かを始めたくなる季節。
この機会に、お持ちのレザーアイテムに少し手をかけてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。  

                     

incarnation JAPAN 展示販売会 開催のお知らせ

4月も、incarnation JAPAN 展示販売会を開催いたします。

このイベントでは、オンラインストアで展開中のアイテムを実際に手に取り、レザーの質感やシルエットを肌で感じていただける貴重な機会となっています。

今回は「革はその人と共に育つ」をテーマに、特別な展示をご用意しました。
会場では、デザイナー自身が長年愛用している私物のレザーブルゾンを展示いたします。

年月を重ねて着込まれた一着には、新品では味わえないツヤ、深みのある色合い、柔らかさ、そして身体への馴染みといった、革本来の「育ち方」が凝縮されています。

さらに、同型の新品モデルも展示されますので、時間と共に変化していくレザーの表情を、実際に見て、触れて、比較していただけます。着用感(革の重みや厚みの感じ方、肌への馴染み方の違い)も体感していただけるはずです。

革に触れるのが初めての方にも、長く付き合ってきた方にも。それぞれの目線で、きっと感じていただけるものがあると思います。

スタッフ一同、皆さまのご来場を心よりお待ちしております。



イベント詳細

• 日程 : 2025年4月26日(土)・27日(日)・28日(月)

• 時間 : 12:00〜19:00

• 場所 : 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿2-32-23 エビアン広尾 B1F 
Garage EDEN 内  MAP

※路地の奥の地下に位置するショップです。
当日、場所が分かりづらい場合はお電話 (ショップ携帯:080-7091-1171) をいただければスタッフがご案内いたします。






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「歳を重ねても履きたい」── 想いをかたちにした、CABANE別注エンジニアブーツ(オーダー受付中)


incarnation Japanブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、福井県に店舗を構えるCABANE様との別注プロジェクトにて誕生した
Exclusiveモデル「Engineer Boots EGCB-1」をご紹介いたします。

伝統的なワークブーツのイメージを一新し、シャープで洗練された佇まいに仕上がった今作。

その背景には、CABANEオーナー岡野氏の想いと、incarnationデザイナー小川との対話を通して紡がれたストーリーが存在します。

細部に込められたこだわり、incarnationならではのアプローチ。

ぜひ、最後までご覧いただければ嬉しく思います。

CABANE様にて受注オーダー受付中(2025年4月15日(火)まで




ワークブーツの流れを汲みながら、現代にフィットする新しい姿へ

エンジニアブーツの歴史と、CABANE別注モデルの進化

エンジニアブーツは、本来ワークブーツとして誕生した背景を持つ、無骨で実用的なデザインが特徴のブーツ。

機械工や工場作業員の足元を守るために設計されたこのブーツは、金具やベルトといったパーツを持ちながら、靴ひもがないことによる脱ぎ履きのしやすさが特徴です。



やがて、機能美とシンプルな構造が評価され、ファッションシーンへと受け入れられるようになり、今ではジャンルを超えて愛されるブーツのひとつとなりました。

そんな「無骨さ」が象徴でもあるエンジニアブーツに、CABANE様が求めたのは「スマートさ」と「履きやすさ」。

今の自分が本当に履きたいと思えるブーツを—
そんな問いからスタートした今回の別注プロジェクト。


丈感を調整、incarnationの中でもシャープな木型を使用。
重厚感を残しつつ、現代のスタイルにも馴染む一足に仕上げています。

無骨なルーツに敬意を払いながらも、エンジニアブーツという伝統的なカテゴリー。
私達の感性を吹き込んだモデルです。






「自分が履きたいかどうか。」 それがすべての出発点

CABANE岡野氏の想いと、デザイナーとの対話から生まれた一足

単なる特別仕様という言葉では語り尽くせない、今回の別注モデル。

それは、このブーツにはCABANEオーナー・岡野氏の「自分が本当に履きたいブーツ」を形にするという強い意志が込められているからです。

「無骨さを抑えつつ、スマートなシルエット。」

「エンジニアブーツにありがちな重たさやごつさではなく、着こなしに自然に馴染むような、洗練された佇まい。」

「それでいて、履き心地の良さにも妥協しない。」


そんな理想を形にするため、イタリアのincarnationのラボラトリーにて打ち合わせを重ねられました。

ポイントとなったのは、incarnationの木型 。
シャープでスマートなポインテッドトゥーな印象ながらも、見た目からは想像できないほどの快適なフィット感を実現しています。




この木型こそが、岡野氏の描く「スマートで履きやすいエンジニアブーツ」を実現するカギとなりました。

「歳を重ねても履きたいと思えるブーツ。」

「そのために、自分が本当に履きたいと思えるものを作りたい。」

そんな岡野氏の想いに、デザイナーが真摯に向き合い形にしたのがこのExclusiveモデルEGCB-1

履く人のスタイルに寄り添いながら、しっかりと芯のある存在感を放つ、唯一無二の一足がここに完成しました。



仕様の違いが生み出す複数の表情

同じエンジニアブーツという型を持ちながら、使用する素材やパーツ構成の違いによって、まったく異なる表情を見せるモデル2型。

1.スウェードレザーモデル


incarnationではあえて毛足をオイルで寝かせ、さらに熱加工を施すことで、毛足を敢えて潰すことにより独特のコンストラクトが際立つ仕上がりに。

この加工により、表面がしっかりと引き締まり、光沢感が生まれます。
スウェードとは思えないほどの濃淡を持った深い艶感が特徴的。

それを支えるソールには、グッドイヤーウェルト製法によるボリューム感のあるタンクソールを採用。
無骨さを残しながらも、経年によって寝ていた毛足が起き上がっていくことで陰影が生まれ深みを増していく仕様に仕上がっています。

2.ホワイトホースレザーモデル

表革には白鞣しホースレザーを使用。

しなやかさと繊細な艶を兼ね備えたこのレザーは、木型も相合わさり、グッと引き締まったシャープな印象を与えてくれます。
アウトソールにはレザーソールの上にホワイトのラバーソールを重ねた2層構造を採用。

そこにホワイトのコバが挟み込まれることで、全体にエッジの効いたコントラストが生まれています。

この組み合わせは、岡野氏が昨年末に入荷した別モデルのブーツを見て急遽オーダー仕様を変更したというほど、「これしかない」と確信した、まさに会心のディテールを構成しました。



サンプル作成には間に合わなかったですが、コバ部分も画像のようなホワイト寄りのカラーになる予定です。





こだわり抜かれたディティール

今回の別注エンジニアブーツでは、機能性とデザイン性を両立したディテールがその魅力を一層引き立てています。

バックジップ


イタリアYKK社と何度も打ち合わせを重ねて開発され、製品染めにも耐える高耐久仕様のincarnationのオリジナルジップを採用。

2010年のブランド設立以来使用されているこのオリジナルジップは、重みのあるオリジナルの引手を組み合わせ、開閉時の手応えと存在感を両立しています。

シャープな印象をもたらす背面配置により、後ろ姿にもエッジを加えつつ、タイトなシルエットながら着脱しやすいという利便性も確保しました。


トップラインとストラップ


トップラインは足首にフィットするようデザインされており、スマートなシルエットを強調します。​

また、エンジニアブーツの象徴であるストラップは、位置やデザインに工夫を凝らし、全体のバランスを考慮した位置に配置することでデザイン・機能性両方を両立するデザインとなっております。​

これらのディテールが融合し、今回のエンジニアブーツ EGCB-1が完成しています。


​オーダー受付のご案内(2025年4月15日(火)まで

こちらの CABANE × incarnation Exclusive Engineer Boots は、現在 CABANE様にてオーダー受付中です。

同じ型ながらも素材・仕様の違いで異なる表情を持つ2モデル。
ぜひ、店頭やお問い合わせにて詳細をご確認ください。

【取扱店舗】

CABANE
〒910-0006 福井県福井市1-21-26 Dビルディング1F
TEL/FAX:0776-21-8112
営業時間:11:00 ~ 20:00
定休日:火曜日
https://www.cabane.jp/?mode=cate&cbid=2013903&csid=0

今回の特別な一足、ぜひ店頭またはお問い合わせにて、その魅力を直接ご体感ください。







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25AWプレオーダー(オフィシャルサイト)開催中 ― 素材の奥行きを感じて

incarnation Japan ブログを訪れていただき、ありがとうございます。

現在、OFFICIAL STORE(イタリア)にて「incarnation 25AW Collection」のプレオーダーを受付中です。

開催期間は【3月15日〜4月15日】となっております。

それに伴い、今シーズンのコレクションで採用された特別なマテリアルを紹介いたします。
どの素材も、incarnationの哲学が詰まった渾身のマテリアル。

素材が持つ奥深い表情、質感、その魅力。


ぜひ最後までご覧ください。


◾️日本国内からご注文を検討されているお客様へ

公式オンラインストア(イタリア)からのご注文も可能ですが、Japan EC窓口を通していただくことで、よりスムーズなお手続きや、きめ細かなサポートをご提供できます。
例えば、 国内からの発送などが可能になります。
また、ブログ末尾に記載の LINE公式アカウント をご登録いただくと、新作情報や個別相談など、よりスムーズなやりとりが可能です。
Japan ECお問い合わせ先:  incarnation CONTACT





Collectionを象る、選び抜かれたマテリアル

 今季を代表する素材 レジナートホースレザー

レジナート(Resinato)の語源となる「レジナ(Resina)」は、イタリア語で「樹脂」を意味します。

その名の通り、このレザーはホーススエードの表面に、熟練の職人が丹念に樹脂を吹き付けて仕上げたものです。

スエード特有の毛羽立ちは、樹脂加工によって一度その姿を潜め、表面にはほのかな光沢が宿ります。

静かに、しかし確かに――革の表情が変わる瞬間。

視覚だけでなく、触れた時の質感にも微細な変化が現れ、まるで異素材のような奥行きを感じさせる仕上がりとなっています



着込むごとに、樹脂は自然と剥がれ、細かく割れ、やがてひびとなって表面に現れていきます。

その隙間からは、内に秘められていたスエード本来の質感が少しずつ顔を覗かせ、硬質な樹脂と柔らかな起毛
—相反するふたつの表情が重なり合うことで、奥行きあるコントラストが生まれていきます。

見た目は硬質で重厚な印象ながら、実際に袖を通すと、驚くほどしなやかで柔らかい肌あたり。

張りがありながらも、動きに自然に寄り添い、ストレスを感じさせない着心地を実現しています。

この静かに移ろう表情の変化こそが、他にはない存在感の源であり、着る人の時間と共鳴しながら育っていく、視覚的な経年変化をもたらします。






今季を象徴する ゴートレザー

2歳以上の雄山羊のみを厳選し、独自のプロセスで仕上げた新たなマテリアル、ゴートレザー。



シボ感があり、しっかりとした芯を持ちながらも、驚くほどの軽さと柔軟性を兼ね備えています。

シープレザーのしなやかさと、バッファローレザーの芯のある力強さ—その両極の特性を併せ持つ、まさにハイブリッドなレザーです。

着心地はシープレザーに近く、身体に自然と馴染む柔らかさがありながら、表情はバッファローレザーを思わせる力強いシボ感が際立ちます。

「しなやかなる剛性」。
相反する要素が同居することで生まれる独特の存在感は、ゴートレザーならではの魅力です。

さらに、どこか透き通るような艶感が、素材に奥行きを与えています。


デザイナーは以前から、ゴートレザーが持つ独特の質感と強度に着目してきました。

しかし、その可能性とは裏腹に、革一枚が小さいという構造的な制約により、従来のパターンでは応用が難しく、長らく実現には至りませんでした。

だからこそ今季、素材の特性を活かすために一から設計し直した新たなパターンとともに、ようやく形にできた一着。

新たなデザイン・パターンの開発に時間をかけて構築されたこの試みは、今シーズンを象徴するキーマテリアルのひとつとなっています。



特別なシープレザー HEAVY WEIGHT


前回のブログでもご紹介した、25SS Collectionから展開されている「ヘビーウェイト シープレザー」。

一般的に柔らかく繊細な印象を持つシープレザー対して、タンナーの協力を得て実現した、
しっかりとした0.9〜1.0mmの厚みを持つ特別な重厚感があるシープレザー。

こちらも25SSに引き続き継続となります。この「HEAVY WEIGHT」シープレザーの詳細については、前回のブログで詳しくご紹介しています。

BLOG : HEAVY WEIGHT – シープ レザーブルゾンの誕生 (英語版)

ぜひあわせてご覧ください。


incarnationを象徴するマテリアル ホースレザー

incarnationの代名詞でもあるホースレザー。

その中でも、長年タッグを組んできたイタリアのタンナーと共同で開発された、最高等級のオリジナルホースレザー「Primo Scelto(プリモ シェルト)」。

原皮の段階から厳選された極上のホースに、独自の処理と仕上げを施すことで、しなやかさ、張り、そして奥行きのある表情を併せ持ちます。

このPrimo Sceltoは、今季のコレクションにおいても、定番としての立ち位置を超え、新しいデザインと共に、incarnationの世界観をより濃く、深く体現しています。

ホースレザーについては過去のブログでも紹介しておりますので、ご覧になっていただければ嬉しく思います。

BLOG : incarnation代名詞 ホースレザー (英語版)




HORSE RESIN LEATHER MAC COAT LINED


着用によって腕周りにシワが入ることで、樹脂が剥がれ、細かく割れ、ひびが生じます。
その隙間からスエードが起き上がることで、シワが生み出した立体感 。
レジナートが持つ独特の陰影が交わり、視覚的な経年変化を際立たせていきます。






GOAT LEATHER 1B JACKET LINED JJK-3


柔らかさと芯のある質感が共存するゴートレザー。
着用と共に身体に沿って自然に馴染み、唯一無二の立体感と艶が浮かび上がります。
時間をかけて、着る人だけの特別な一着へと育っていく過程が楽しめる素材です。





HEAVY WEIGHT SHEEP LEATHER ZIP FRONT HOODED BLOUSON LINED SJ-4


一般的に柔らかく繊細な印象を持つシープレザーを、あえて厚みと重量感のある仕様で仕上げた
ヘビーウェイトシープ。
着用と共に身体の動きに沿って皺が刻まれ、柔らかさの中に無骨な立体感が現れてくる。
徐々に増す表面の艶、滑らかな光のコントラストが、奥行きを生んでいきます。





HORSE LEATHER HIGH COLLAR ZIP BLOUSON LINED PMT-6


incarnationのアイデンティティを象徴するマテリアル、ホースレザー。
独自開発の製法により、張りとコシを残しながらも着用と共に柔らかく馴染んでいくのが特徴。
深く刻まれるシワ、増していく艶、透明感のある光沢が重なり合い、着る人のスタイルに唯一無二の個性をもたらします。




今回は「incarnation 25AW Collection」プレオーダーに合わせ、今季を象徴する特別なマテリアルを紹介させていただきました。

どの素材も、incarnationが大切にする普遍性と進化し続けるものの美学が詰まったものばかりです。

それぞれのレザーが持つ個性と、時間と共に生まれる経年変化を、ぜひご自身のスタイルの中で体感していただければ嬉しく思います。

◾️日本国内からご注文を検討されているお客様へ

公式オンラインストア(イタリア)からのご注文も可能ですが、Japan EC窓口を通していただくことで、よりスムーズなお手続きや、きめ細かなサポートをご提供できます。
例えば、 国内からの発送などが可能になります。
また、ブログ末尾に記載の LINE公式アカウント をご登録いただくと、新作情報や個別相談など、よりスムーズなやりとりが可能です。
Japan ECお問い合わせ先:  incarnation CONTACT 






「incarnation 25AW コレクション オーダー会」開催中 in 大阪

3月30日まで、ROYAL FLASH Luxury 南船場  にてオーダー会を開催しております。
incarnationならではのレザーウェアの魅力を、実際に手に取り、着用しながらじっくりとご体感いただける貴重な機会となります。

オーダー会を通じて、incarnationが描くシーズンの世界観に触れながら、最新コレクションとともに特別なひとときをお過ごしいただければ幸いです。

これが25AWコレクション 最後のオーダー会ですので、ぜひこの機会にお越しください。


ROYAL FLASH Luxury 南船場 
〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場4丁目13−5 第2有樹ビル

DATE : 3月21日(金) 〜 30日(日)  11:00  –  20:00
*アポイント不要

3月29日(土)・30日(日)には、Japan Staff も店頭にて皆さまをお迎えいたします。

CONTACT : 06 – 6121 – 8008 / Instagram DM(下記QRコードを読み取りダイレクトメッセージへ)




【incarnation Japan LINE公式アカウント開設のご案内】


incarnation Japan LINE公式アカウントを新たに開設いたしました。
25AWプレオーダーについて、最新コレクションや限定情報など、いち早く皆様にお届けする予定です。

特別展示イベントや製品に関するご質問やお問い合わせもLINEでお気軽にご連絡ください。

下記のQRコードを読み取り、ぜひ友達追加をお願いいたします。

イタリアで紡ぐものづくり—25AW collection バイイング&工場視察


incarnation Japan ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、以前のディーラー視察に続く内容として、2025AW コレクションのバイイングの様子をお届けします。

Garage EDEN様、MORPHINE様がイタリアを訪れ、ものづくりの現場を巡りました。
その視察の様子や、ディーラーの皆様が実際に感じたことを交えながらご紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。


新たなステップ|イタリアにてコレクション バイイング



— 15周年を迎えた25AWコレクション—

今回、日本のディーラーをパリ・イタリアに招待し、コレクションをご覧いただきました。

その目的は、私たちのモノづくりの背景を、実際に見て、触れて、感じていただくこと。

incarnationの哲学、職人の技術、素材の生まれる場所—

それらすべてを深く理解することで、より確信を持ったバイイングが可能になると考えています。

そして何より、革の質感、職人の手仕事、製品が完成するまでの背景を直接体感することで、ディーラーのサービス向上につながり、最終的にはお客様へとその価値が伝わる。

私たちは、このつながりを生み出すことを目指しています。

すべてのincarnationのアイテムが生まれていくラボラトリー。

この場で1点ごとに、コンセプト、制作背景から仕上げ加工までを知っていただくこと。

時には、棚からマテリアル、奥に保管しているパターンを取り出して、実際に示しながら説明をすることで、これまでの展示会とは異なった違う角度でコレクションを感じていただけたと確信しております。

新しいデザイン・素材 を前に、じっくりと時間をかけながら、一つひとつを選び抜いていく。

何度も触れ、試し、吟味しながら、選び取る。


このようにして選び抜かれたアイテムは、やがてショップの店頭に並び、お客様の元へと届けられていきます。












バイヤーと共に巡る工場視察



職人の手が生み出す、唯一無二のプロダクト—靴工場

まず向かった先は、トスカーナにある靴工場。
あと5年で創業100年を迎える、歴史と伝統を誇る工場です。

ここでは熟練の職人が三世代にわたって受け継がれてきた技術を惜しみなく披露してくれました。

目の前で形になっていくincarnationの靴。


職人たちの巧みな手仕事、丹念な縫製、一つひとつの細部に宿るこだわりがここにはあります。

「頭の中では理解していたグッドイヤーウェルト製法の工程を、実際に目の前で分解されたパーツが組み合わされ、ウェルトが縫い合わされる様子を見て、想像以上にシビアな作業であることを目の当たりにしました。」

「靴こそ作業を直接見る機会が少ないため、今後の接客でも製造工程の話をより深く伝えていけると感じました。」


– ディーラーよりいただいた感想です。







皮が革へと生まれ変わる場所—革工場

靴工場の視察を終え、次は革の聖地・サンタクローチェへ。

タンナー(皮を鞣して革へと加工する工場)
それは、私たちにとって特別な場所です。

かつて生きた命が 皮 となり、職人の手によって 革 へと生まれ変わる。
新しい姿となった革は、やがてincarnationのプロダクトへと進化していきます。




そこにあるのは、単なる製造工程ではなく
歴史や伝統を重んじながらも、新たな挑戦を続ける職人たちの姿。

一枚、一枚に情熱を込め、皮を鞣していく彼らの手がincarnationの革に命を吹き込んでいきます。






「毛付きの状態から始まり、タンニンの入った木製の太鼓で回され、干され、乾燥し、皮が革へと変化していく過程を目の当たりにし、ローテクな手法だからこそ、素の革の良さが引き出されることを改めて実感しました。」


– ディーラーよりいただいた感想です。




素材がカタチになる場所—縫製工場

最後に訪れたのは、ペルージャにある縫製工場。
incarnationのウェアは、レザーも布帛も、すべてこの場所で一貫して縫製され、作り上げられていく場所です。

工場の中には、長年縫製に向き合い続けてきた熟練の職人たちが並び、レザー特有の厚みや生地の特性を計算し理解しながら、細部まで精密に縫い上げています。

「日本では縫製の工程ごとに工場が分かれることが一般的ですが、ここでは同じチームがすべてを手がけるため、縫製のブレがなく、安定したモノ作りが実現されていることが印象的でした。」

「職人たちが、それぞれの工程に深く関わりながら作業を進めているからこそ、incarnationのプロダクトに一貫した品質が宿っているのだと感じました。」

– ディーラーよりいただいた感想です。


ラボラトリーにて最終工程を実践


最終日はラボラトリーにて染め上がったレザーウェアの状態を見学、最後の仕上げ加工を実践していただきました。


染め上げたレザーアイテムの加工を視察

染め上がったばかりで濡れた状態のレザーウェアやブーツが並ぶ光景。

乾燥〜フォルム形成〜採寸〜仕上げのアイロンなど、細かな工程を経て完成へと仕上げをご覧いただきました。

「また、購入後のレザーケアや補修についても、細かくレクチャーを受け、改めて「お客様へ伝えていくことの重要性」を再認識しました。作る上での大変さを理解した分、その後のメンテナンスやケアについても、しっかりと伝えていくことが大事だと強く思いました。」

「一着に費やされる時間は想像以上で、機械だけでは決してできない「人の手による力」がincarnationの製品を作り上げているのだと改めて感じました。」

「実際にこの経験を通じて、私たちはただ商品を販売するのではなく、お客様とともに製品を育て、より長く愛用していただくためのサポートを提供することが必要なのだと改めて実感しました。」

– ディーラーよりいただいた感想です。




フィニッシングを実践—革に魂を吹き込む

最終日は、レザーウェア最終加工の研修 を実施しました。

ディーラーの方々にこれまで何度かブログでも紹介した incarnationのオイル加工や、仕上げのアイロン加工を実践していただきました。

あらゆるケースに対しての質問が飛び交い、デザイナーが詳しく説明。

その後、各々の手でオイルが革に染み込む感覚、銀面が整い、熱が加わることで生まれる艶や革の変化、「素材がプロダクトとして魂が宿る瞬間」を肌で感じていただきました。


MORPHINE 岩瀬様 Garage EDEN スタッフ様 
弊社ラボラトリーにて レザーウェアのオイルケア&色補正






国内のメンテナンスについて

イタリアでの研修を通じ、オイル入れ・色調整・熱入れの技術を習得した国内ディーラーがレザーウェアのケア・メンテナンスを行います。

incarnation純正のオイルを使用し、適切なメンテナンスを行いますので、
ご希望の方は 以下のディーラー様へお問い合わせください。


CABANE
〒910-0006 福井県福井市1-21-26 Dビルディング1F
TEL/FAX:0776-21-8112
営業時間: 11:00 ~ 20:00
定休日: 火曜日
https://www.cabane.jp/

Garage EDEN
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿2-32-23 エビアン広尾 B1F 
TEL/FAX:  03-6277-2947
営業時間:アポイント制になりますので下記URLからSHOP様にお問い合わせください。
https://www.garageeden.net/

MORPHINE
〒440-0888 愛知県豊橋市駅前大通3-118 ムラカミビル1F
TEL: 0532-53-8933
営業時間: 11:00 ~ 20:00 
定休日: 水曜日
https://www.morphine.jp



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