静かな陰影を纏う|ヘビーウェイト・シープ スウェードベストの可能性

incarnation Japanブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、ヘビーウェイト・シープレザーを使用したベストの紹介いたします。

シープレザーの中でも今回はスウェードを用いています。
スムースレザーとは異なるスウェードならではの表情、そして「ベスト」というアイテムだからこそ生まれるレイヤードの可能性にも注目しました。

素材とデザインの魅力とあわせて、スタイリングによる印象の違いもお楽しみいただければ嬉しく思います。

< 動画のご案内 >
このベストのスタイリングなどを動画にまとめましたので、ご覧ください。
(現在、限定公開の動画ですので、お手数ですがクリックをお願いいたします。)

こちらをクリックしてご覧ください▶︎ https://youtu.be/0pL0BMzNlow

ヘビーウェイト シープレザー ハイカラーベスト

HEAVY WEIGHT SHEEP LEATHER HIGH COLLAR VEST LINED HV-1 [art.H15-2307]
詳細はこちらから▶︎https://store-jp.incarnation.jp/products/heavy-weight-sheep-leather-high-collar-zip-vest-lined-hv-1

シープスウェードが生む、陰影の奥行き

あえて「毛足を潰す」という選択。

今回のベストに使用されているシープスウェードは、一般的なスウェードとは異なるアプローチで仕上げられています。

多くのスウェードが、毛足を立たせ、ふんわりとした起毛感を前面に出すのに対し、
このincarnationのスウェードは、あえて毛足を寝かせるように加工。

起毛にオイルを入れ熱加工を加えることにより表面には均一な柔らかさではなく、スウェードとは思えない光沢のある表情が生まれています。

一見すると落ち着いたマットな質感。
しかし角度や光の当たりかたによって、革の中に潜む濃淡が浮かび上がり、スウェードでありながら、どこか締まった佇まいを見せます。

逆から始まる、スエードの経年変化

この仕上げの面白さは、経年変化の現れかたが、一般的なスウェードとは逆であること。

着用を重ねることで、潰されていた毛足が少しずつ起き上がり、時間とともに表情が柔らかく変化していきます。

最初は陰影を強調した静かな表情。
そこから、使い込むことで毛足が動き、より立体的で奥行きのあるスウェードへと育っていく。

完成された状態から始まるのではなく、着ることで素材がほどけていく。
この逆転した経年変化こそが、incarnationのスウェードの最大の魅力です。

シープレザー スウェード ベストのデザインについて

このシープレザーベストは、一枚で着たときに成立するデザインバランスを持ちながらもコートやレザージャケットの下にレイヤードすることを想定して作られたモデルです。

全体の構成はミニマル。
無駄な切り替えや装飾を削ぎ落とし、縦のラインと、わずかなカーブだけでシルエットを形作っています。

フロントは比翼仕立て。
留めたときには、視線を遮る要素がなく、ベスト全体が一枚の面として立ち上がる構造です。

この「情報量の少なさ」が、モードな空気感を強く感じさせる大きな要因となっています。

アームホールは広すぎず、狭すぎず。
インナーを選ばずにレイヤードできる一方で、一枚で着た際にも輪郭がぼやけない、絶妙なバランスに設定されています。

着丈はやや長めに取られており、縦のラインを強調することで、スタイリング全体をすっきりと見せてくれます。

前を開けたとき、閉じたとき、そのどちらでも見えかたが変わるのが、このベストの魅力。

主張しすぎないのに、確実に「軸」になる。
そんな立ち位置を持ったデザインだからこそ、これからご紹介するコーディネートの振り幅を、自然に受け止めてくれます。

スタイリング#1 デニム × エンジニアブーツで見せる、直球の男らしさ

スタッフ 176cm/64kg サイズ M 着用


シープスウェードベストの魅力をストレートに感じられるコーディネート

足元はデニムとエンジニアブーツで、しっかりと男らしくまとめていますが、このスタイリングが単なる無骨に終わらないのは、合わせているシープレザーベストが持つ、モードな空気感があるからこそです。

一見すると男らしさ感じさせるデニムとエンジニアブーツの組み合わせに対して、このベストは線が細く、縦のラインを強調する構造。

フロントにかけて流れる独特のラインや、削ぎ落とされたディテールによって、スタイリング全体に緊張感とシャープな印象が加わります。

スタッフ 176cm/64kg サイズ M 着用

シープレザーならではの柔らかさと、あえて毛足を抑えたスウェードの表情が、
エンジニアブーツの重さを受け止めつつ、スタイルを一段引き締めています。

男らしい要素が強い足元に対して、ベストが持つモードな雰囲気が中和剤となり、
無骨すぎず、かといって線が細くなりすぎない。

ラフと緊張感、その中間にある絶妙なバランスが、このコーディネートの魅力です。

スタッフ 176cm/64kg サイズ M 着用

レザーベスト[art.H15-2307]
レザージャケット[art.11-41497]
パンツ[art.81-6430L] 26SS新作/春入荷予定
ブーツ[art.11R-71147/VB] オンラインサイト/販売中
https://store-jp.incarnation.jp/products/horse-rg-leather-engineer-boots-eg-1-vibram-soles-goodyear-welt-piece-dyed


スタイリング#2 デニムを落とすことで生まれる、モード感

スタッフ 176cm/64kg サイズ M 着用

続いて紹介するのは、違うモデルのデニムを用いながら、足元の見せかたを変えたスタイリングです。

パンツは、ここ数年で登場してからご好評をいただいているモデル。
サイドに湾曲したパターンを持つカーブレッグパンツ。

腰まわりから腿にかけては程よく分量を持たせつつ、生地が自然に下へ落ちることで穿いたときにドレープが生まれ、特徴的なシルエットを描きます。
同じデザインでも生地が変わることで、落ち感や見えかたが大きく変わります。

このスタイリングでは、あえてブーツを裾で隠すように着用しています。

スタッフ 176cm/64kg サイズ M 着用

足元の存在感を抑えることで、視線は自然に上半身へと引き上げられ、
シープスウェードベストの縦のラインや、ミニマルな構造がより際立ちます。
#1のコーディネートが「男らしさを強調する」スタイルだとすれば、こちら全体のシルエットで魅せるスタイル。

デニムという共通のアイテムを使いながら、ロールアップせず、裾を自然に落とすだけで、スタイリングの印象は大きく変わります。

シープスウェードベストの持つ静かで洗練された佇まいと、湾曲したパンツのラインが噛み合い、落ち着いた大人の雰囲気を感じさせるコーディネートに仕上がっています。

スタッフ 176cm/64kg サイズ M 着用

レザーベスト[art.H15-2307]
レザージャケット[art.11-41077]
パンツ[art.81-6650] 26SS新作/1月下旬入荷予定
ブーツ[art.11R-71147/VB] オンラインサイト/販売中
https://store-jp.incarnation.jp/products/horse-rg-leather-engineer-boots-eg-1-vibram-soles-goodyear-welt-piece-dyed

シープ スウェード ベストの可能性

今回ご紹介したシープスウェードベストは、
一見すると控えめでありながら、スタイリング全体の軸として確かな存在感を放つ一着です。

削ぎ落とされたデザインと、縦のラインを強調する構造。
そして、スエードでありながら静かに光を放つ表情を持つ素材感。

それらが重なり合うことで、レイヤードのためのアイテムに留まらず、
一枚で着たときにも主役として成立するベストに仕上がっています。

今回のコーディネートでは、デニムとエンジニアブーツを合わせた男らしいスタイルから、裾を落としてブーツを隠しシルエットを形成することで生まれる、モードな佇まいまで、同じベストを軸に、異なる表情をご紹介しました。

パンツのシルエットや、足元の見せかたを変えるだけで、印象が大きく変化するのも、このベストが持つ魅力です。

このシープスエードベストは、着る人のスタイルや気分に寄り添いながら、個性を引き立ててくれる存在です。

ぜひ、ご自身のワードローブの中で、どんな表情を見せてくれるのかを想像しながら、
この一着を取り入れてみていただければ嬉しく思います。



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フードブルゾンをどう着るか。ヘビーウェイト・シープで組む4つのスタイル

incarnation Japanブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、シープレザーフードブルゾンのデザインを活かしたスタイルバリエーションをご紹介いたします。
(前回の記事は、こちら▶︎https://store-jp.incarnation.jp/pages/blog-post?id=5072

トップのブルゾンは同一のまま、パンツとシューズを変えることで生まれる印象やバランスの違いに注目しました。

デザインの魅力とあわせて、コーディネートによって変化する表情もお楽しみいただければ嬉しく思います。

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このブルゾンのスタイリングなどを動画にまとめましたので、ご覧ください。
(現在、限定公開の動画ですので、お手数ですがクリックをお願いいたします。)

こちらをクリックしてご覧ください▶︎ https://youtu.be/PYrjZc4nzf0


ヘビーウェイト シープレザー フードブルゾン

HEAVY WEIGHT SHEEP LEATHER HOODED BLOUSON LINED SJ-4 [art.H15-42037]

詳細はこちらから▶︎https://store-jp.incarnation.jp/products/heavy-weight-sheep-leather-zip-front-hooded-blouson-lined-sj-4

ヘビーウェイト・シープがもたらす、静かな重厚感

このフードジャケットに使用されているのは、
一般的なシープレザーとは異なる、ヘビーウェイトのシープレザー。

シープ特有の柔らかさやしなやかさはそのままに、しっかりとした厚みと密度を持たせることで、着用した瞬間に「軽さ」よりも先に重みと存在感が伝わってきます。


柔らかいのに、芯がある。
身体の動きには素直に追随しながらも、シルエットを崩さず、形を保ち続ける。

このバランスこそが、ヘビーウェイト・シープならではの魅力です。


フードというカジュアルな要素を持ちながらも、全体の印象はあくまで静かで、研ぎ澄まされています。

切り替えは極力抑えられ、シルエットそのものが自然に立ち上がるよう設計された構造。

羽織った瞬間に、服が主張するのではなく、着る人の輪郭に沿って馴染む感覚があります。


フードは大きすぎず、小さすぎず。
被ったときも、下ろしたときも、首元に自然な立体感を残します。


立体裁断によって形成されたフードは、首から肩にかけてのラインを崩さず、

正面・横・後ろ、どの角度から見てもシルエットが安定しています。


フードを被ることで印象が大きく変わりすぎない点も、このモデルの魅力。

あくまで「静かな変化」に留めているところに、incarnationらしいバランス感覚が表れています。


フロントは斜めに走るジップラインによって、視線が自然に縦へ流れ、さらに比翼仕立てにすることで全体をすっきりと見せてくれます。

無駄な装飾を削ぎ落とした前身頃は、レザーそのものの質感や陰影がダイレクトに伝わる構成です。

ジップの開閉によって生まれる、わずかな表情の違いも、このジャケットならではの魅力です。

スタイリング#1  サルエルパンツでつくる抜け感

スタッフ 176cm/64kg サイズ M 着用


最初に紹介するのは、フードブルゾンにサルエルパンツを合わせたスタイリングです。

腰まわりにはしっかりと分量を持たせ、そこから膝にかけて一気に細くなる独特のシルエット。
この強い緩急が、レザーの重厚感とぶつかることなく、全体をスタイリッシュにまとめています。


足元には、あえて抜け感のあるカジュアルなスニーカーを合わせました。

スタッフ 176cm/64kg サイズ M 着用


フードブルゾンとスニーカーは相性の良い組み合わせですが、そこにサルエルパンツを挟むことで、単なるカジュアルに寄らず、モードな空気感が加わります。

リラックスしすぎず、かといって力みすぎない。
ヘビーウェイト・シープの存在感を活かしながら、サルエルパンツとスニーカーで抜きを演出したコーディネートです。

レザーブルゾン[art.H15-42037]
パンツ[art.81-6292]
スニーカー[art.11VB-71207/RWH] 26SS新作/春入荷予定

スタイリング#2 ワイド サルエル で魅せる重厚なバランス

スタッフ 176cm/64kg サイズ M 着用


次に紹介するのは、フードブルゾンにワイドサルエルパンツを合わせたコーディネートです。

2タックによって腰まわりから股下にかけてしっかりと分量を持たせつつ、膝下から裾に向かって自然に絞りをかけたシルエット。

サルエル特有の落ち感はありながらも、#1のスタイリングよりも全体にボリュームがあり、足元からボリュームを出しています。

足元には、ビブラムソールを備えたエンジニアブーツをブーツアウトで合わせています。

スタッフ 176cm/64kg サイズ M 着用


ワイドパンツに重量感のあるブーツを合わせることで、スタイリング全体にどっしりとした重心が生まれ、ヘビーウェイト・シープレザーの重厚感をさらに強調しています。

フードブルゾンの柔らかさと、パンツとブーツが持つ無骨さ。その対比が、力強いバランスを生み出しています。

レザーブルゾン[art.H15-42037]
パンツ[art.81-6572]
ブーツ[art.11R-71147/VB] オンラインサイト/販売中
https://store-jp.incarnation.jp/products/horse-rg-leather-engineer-boots-eg-1-vibram-soles-goodyear-welt-piece-dyed



スタイリング#3 レギュラーフィットで構築的な印象に

スタッフ 176cm/64kg サイズ M 着用


次に紹介するのは、サルエル要素を持たせながらも、細くなりすぎないレギュラーフィットのパンツを合わせたスタイリングです。

股下部分は横方向に湾曲する独特のパターン構成。
サルエル特有の余白は残しつつ、実際に着用するとシルエットはすっきりとしており、これまでのコーディネートの中でも綺麗目な印象に仕上がっています。

腰まわりにわずかなゆとりを持たせながらも、全体のラインは直線的。
過度な緩急をつけないことで、フードブルゾンの持つ静かな存在感と自然に調和しています。

足元には、白鞣しのラグリンザートレザーを使用したポインテッドトゥ ブーツを合わせました。

スタッフ 176cm/64kg サイズ M 着用

ボリュームのあるパンツや無骨なブーツとは異なり、シャープで都会的な印象の足元を選ぶことで、スタイリング全体が引き締まり、洗練された雰囲気が際立ちます。

ヘビーウェイト・シープの重厚感を活かしながらも、軽やかで整った佇まい。
フードブルゾンを、より綺麗めに、日常的に取り入れたい方におすすめしたいコーディネートです。

レザーブルゾン[art.H15-42037]
パンツ[art.81-6670]
ブーツ[art.11BR-7887/L2VB] オンラインサイト/販売中
https://store-jp.incarnation.jp/products/horse-whte-rg-leather-sz-1l-side-zip-long-lined-2leather-soles-vibram-piece-dyed


スタイリング#4 緩やかなAラインが生む、大人の男らしさ

スタッフ 176cm/64kg サイズ M 着用


最後に紹介するのは、緩やかなAラインを描くパンツを合わせたスタイリングです。

このパンツは、サイドに湾曲した独特のパターン構成を持ちながら、着用すると生地がすっと下に落ち、非常に綺麗なシルエットを描きます。

腰まわりには程よい分量を持たせつつ、裾に向かって自然に広がるラインは、
いわゆる誇張されたAラインシルエットではなく、落ち感によって成立する上品なバランスが特徴です。

スタッフ 176cm/64kg サイズ M 着用


足元には、グレーのレザーソールブーツを合わせ、全体を落ち着いたトーンでまとめています。

綺麗めな印象を持ちながらも、決して線が細くなりすぎない。
落ち着いた男らしさを静かに引き立てるコーディネートです。

レザーブルゾン[art.H15-42037]
パンツ[art.83-6710]
ブーツ[art.11V-71187/L2] 26SS新作/春入荷予定

今回ご紹介したシープレザーフードブルゾンは、ヘビーウェイト・シープならではの静かな重厚感を軸に、合わせるパンツや足元によって、まったく異なる表情を見せてくれる一着です。

同じブルゾンでありながら、スタイリング次第でここまで振り幅を持たせられるのは、
素材の密度とデザインのバランスが高い次元で成立しているからこそ。

フードというカジュアルな要素を持ちながらも、決して軽くなりすぎない佇まい。
日常の中で自然に取り入れながら、自分なりの着こなしを探っていく楽しさを感じていただければ嬉しく思います。

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眠る光が目覚めるとき|ベビーカーフ JB-5 TYPE 2 の育つ美しさ

incarnation Japanブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、以前にもご紹介したベビーカーフレザー・ハイカラーブルゾン JB-5 TYPE 2 を着用時の雰囲気と経年変化の魅力を中心にご紹介いたします。
(前回の記事は、こちら▶︎ https://store-jp.incarnation.jp/pages/blog-post?id=2536

おろしたての静かなマット質感から、着用を重ねるごとに艶が深まり、
革の奥底に眠る光が浮かび上がってくる—

ベビーカーフならではの抜群の質感が時間とともに育ち、その過程で生まれる美しい表情を、今回は着画を交えてご紹介いたします。

ぜひ最後までご覧いただければ嬉しく思います。


< 動画のご案内 >
経年変化などを動画にまとめましたので、ご覧ください。
(現在、限定公開の動画ですので、お手数ですがクリックをお願いいたします。)

こちらをクリックしてご覧ください▶︎ https://youtu.be/UyfepAiH_C8?si=L1YeXVEBgVF2pHbr

ヘヴィーウェイト・ベビーカーフレザー ハイカラーブルゾン JB-5 TYPE 2

HEAVY WEIGHT BABY CALF LEATHER HI COLLAR ZIP BLOUSON JB-5 TYPE 2 [art no.H16-41867]
詳細はこちらから▶︎https://store-jp.incarnation.jp/products/heavy-weight-baby-calf-leather-hi-collar-zip-blouson-jb-5-type-2

静けさの中に宿る光 ベビーカーフの魅力

incarnation が誇るベビーカーフは、一般的なカーフとは明確に一線を画す特別な素材。

カーフレザーとは生後6ヶ月以内の仔牛の革を指し、繊維が細かく、しなやかで、成牛よりも圧倒的に流通量が少ないため、それだけでも希少とされています。

その中でも今回使用しているベビーカーフは、生後3ヶ月以内のさらに若い個体。
採れる面積が限られ、薄さ・軽さ・柔らかさに優れ、革としてのポテンシャルが非常に高い別格の存在です。

しかし、ただ若ければ良いわけではなく、生後3ヶ月以内の個体でも厚みがあり、繊維密度が高く、均一で傷が少ない個体は極めて少ない。
だからこそ、ベビーカーフは一般的なカーフよりもはるかに希少で価値ある素材とされています。

incarnation では、この中でも大きめで厚みのあるベビーカーフのみを厳選。
厚さを確保することで、着用時に刻まれるシワが深く、美しく立ち上がります。



これは長年の信頼関係を築いてきたタンナーとのつながりがあってはじめて実現できる選定で、一般市場ではまず出回らないレベルの貴重な原皮です。
それこそが、incarnation の中でも特別な素材 「ヘヴィーウェイト ベビーカーフレザー」です。

表面は、きめ細かく、手に取ると最初は、静かな佇まいを見せるマットな質感。

しかしその奥には、油分をしっかりと含んだ重厚さが潜んでおり、着用を重ねるごとに内部から艶が浮かび上がる、唯一無二の変化を見せます。

黒が光を吸い込むような静けさを持つのに対し、時間とともに目覚めるように深い光を返すようになるのは、この密度の高いベビーカーフならではの魅力です。

ベビーカーフのブラック(91N)は、染め上がりの段階から光を吸い込むような静かなマット感を持つカラー。
その落ち着いた佇まいは、ベビーカーフが持つ密度の高さと、内部にしっかりと宿る油分を素直に映し出しています。

実際にデザイナーが約2年着用した個体を見てみると、新品時のマットな表情は、革の内部に含まれた油分がゆっくりと動き、表面へ滲み出すことで 濡れたような深い艶 を帯び始めています。

約2年間着用したレザージャケットデザイナー私物

この独特の質感は、経年とともに生まれる艶のコントラストを際立たせ、光の角度によって 陰影の境目がくっきりと浮かび上がる のが大きな特徴です。

肘や肩まわりに刻まれた自然なシワは、着用者の動きそのものが形となったもの。
その一つひとつが立体的な陰影を生み、時間をまとった革だけが持つ奥行きを感じさせます。

2年間着用したレザージャケット(デザイナー私物)


光を吸い込むように静かで、それでいて時間とともにゆっくりと光を解き放つ。

こうした変化を味わえるのはベビーカーフならではで、この「目覚めるように艶が上がる過程」こそ、この素材の醍醐味と言えます。

左:着用2ヶ月 (スタッフ私物)  右:着用2年(デザイナー私物)
左:着用2ヶ月 (スタッフ私物)  右:着用2年(デザイナー私物)


着用時に立ち上がる表情 JB-5 TYPE 2 のデザイン性

ベビーカーフの魅力は、平面で見るだけでは伝わりきりません。
体を入れた瞬間に革の密度やハリが形となって現れ、JB-5 TYPE 2 のデザインが持つ立体感が際立ちます。

ハイカラーが生む、独特の陰影


首元を包み込むように立ち上がるハイカラーは、着用するだけで凛とした印象をつくり出します。深いブラックの中でわずかに光が拾われ、革の奥行きと造形の美しさ が際立ちます。

角度によってハイカラーの陰影が変わり、表情が豊かに見える。
新品でも立ち上がりが美しいのはベビーカーフの密度があるからこそ。

袖のカーブと肩周りのライン

JB-5 TYPE 2の特徴でもある袖のカーブは、腕を自然に下ろしたときのラインを美しく整え、そしてJBシリーズの代名詞でもある可動域、脇にマチを設けることで動き損なわずにシャープな印象をつくります。

肩から袖にかけて革がしなやかに落ち、動いた瞬間に 一瞬だけ光が走る。
この静と動のコントラストは、着用時にしか見えない魅力です。

袖のカーブが腕を細く見せ、立体感を際立たせる。
動作に合わせて革がしなやかに追随する。

背中一枚革の存在感

JB-5 TYPE 2は背中を贅沢に一枚革で仕立てており、ベビーカーフの表情を最も雄弁に語るパートです。
均一なマット感は、着用によって陰影が増し、ゆっくりと深みが生ます。


背中の一枚革は、光と角度でまったく別の表情を見せる。
着用するほどに奥行きが増す、ベビーカーフの醍醐味。

比翼仕立てが生む、研ぎ澄まされた佇まい

比翼仕立てにすることで、ジップを表に見せない、非常にミニマルな表情に仕上げられています。

ZIP、裏地、付属類まですべてブラックで統一したBLACK EDITION 仕様でありながら、さらにその上をいく徹底した黒が、このモデルの特徴です。

装飾や情報量を極限までそぎ落とすことで、ベビーカーフが持つ 質感・艶・陰影 がストレートに立ち上がり、素材そのものの魅力をダイレクトに感じられる構造になっています。

フロントを閉じたときの滑らかな面は、光を受けた瞬間の微細な艶の動きをより強調し、シンプルであるほど革の表情が際立つという、このモデルの本質を象徴しています。


経年への「予兆」が見える瞬間

新品の JB-5 TYPE 2 を着たとき、マットな黒の奥にふっと覗く薄い艶や、光が通った瞬間だけ浮かび上がる表情があります。

それは、まだ目覚める前のベビーカーフが静かに秘めている、未来の艶への予兆。

数ヶ月、そして数年と時間を重ねれば、今回ご紹介したデザイナーの個体のように、
濡れたような深い艶と、立体的な陰影がゆっくりと育っていきます。

このベビーカーフレザー・ハイカラーブルゾン JB-5 TYPE 2 は、着た瞬間の美しさだけでなく、これからどんな姿へ育っていくのかを楽しめる一着と言えるでしょう。

このベビーカーフが見せる変化を、ぜひご自身の手で育てていただければ嬉しく思います。

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今、会えるレザーがここに ─ 26SSプレオーダー会 × 定番ライン 関西初展示[大阪]

incarnation Japanブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今週末、8月23日(土)から31日(日)までの9日間、大阪・南船場 ROYAL FLASH Luxury にて、incarnation の26SS プレオーダー会を開催いたします。

今回は、26SSプレオーダー会に加え、incarnation Japan オンラインサイト限定アイテムの「関西初」展示販売。
これまで東京でしかご覧いただけなかったラインナップを、実際に試着し、ご購入いただける貴重な機会です。

この機会にしか出会えないレザーとの時間を、ぜひお楽しみください。
最後までご覧いただけますと嬉しく思います。


26SSプレオーダー会 ─ 大阪 で体感するincarnation


今回のPRE-ORDER会では、26SSサンプルをフルラインナップでご覧いただけます。

会場は、大阪・南船場 ROYAL FLASH Luxury の2階。
奥には、ゆったりと腰を下ろせるソファーがあり、落ち着いた空間の中で、気になる一着をじっくりとご覧いただけます。

スタッフの重冨(シゲトミ)さまは、レザーに携わって25年以上。
国内外のブランドや素材にも精通した、まさに「現場で磨かれた革の目利き」です。

ROYAL FLASHは、incarnationのファーストコレクションからお取り扱いいただいており、ディーラーとしても長いお付き合いがあります。

たとえば、今回のレジナートジャケットに関しても、重冨さまはその原型ともいえる13年前のモデルをご自身で所有されており、実体験に基づいた言葉には、自然と引き込まれる深みがあります。


「革がどう育っていくか」
「時間とともにどう変化するか」

そういった話題が尽きることなく続いていくのが、重冨さまとレザーの会話の魅力です。
つい先日も、デザイナーの小川とレザー談義に花を咲かせ、気づけば時間があっという間に過ぎていた、というのも納得です。

また、他のスタッフも皆気さくで話しやすく、はじめての方でも自然と打ち解けてしまうような空気感に包まれています。

レザーが好きな方はもちろん、「ちょっと気になっていた」という方にも、ゆったりと楽しんでいただける空間です。

この機会にぜひ、革と語らうような時間を過ごしにいらしてください。




オンライン限定アイテム、関西初の展示・販売


これまでオンラインのみで展開してきた incarnation Japan の定番レザーアイテムを中心に、このたび関西で初めて実物展示・販売されます。

流行やシーズンに左右されない普遍性を持ちつつも、ひと目で incarnation らしさを感じさせる佇まい。
派手な装飾ではなく、削ぎ落とされた美しさと、身体に寄り添うようなラインが魅力です。

毎シーズン新たな表情を見せるコレクションとは異なり、「これこそが incarnation」そんな「軸」となるような存在。
年数を重ねても色褪せず、長く付き合っていける、まさに〈the incarnation〉と呼べるアイテムです。

実物を見てみたかった、そんな声にお応えするかたちで、今回、関西での展示・販売が実現しました。
手に取り、袖を通し、革の質感やシルエットをぜひご自身の感覚で確かめてみてください。

■ ベビーカーフレザー(ヘヴィウエイト) ハイカラー ブルゾン

特別な重厚感と厚みが特徴のヘビーウェイト・ベビーカーフを使用。染色後には厚みが1.2~1.3mmに増し、深い色味と豊かな質感が際立つ贅沢な一枚。

背中を一枚革で贅沢に仕立て、脇にマチを設けることで可動域を広げ、快適な着心地を確保。
袖にカーブをつけ、裾を広めにすることで腕が細く見える美しいシルエットを実現しています。
全てのパーツ、糸、裏地まで黒で統一した「BLACK EDITION」。

このブルゾンのこだわりと、実際の着用感はこちらからご覧いただけます。
HEAVY WEIGHT BABY CALF LEATHER HI COLLAR ZIP BLOUSON JB-5 TYPE 2




ホースレザー ダブルライダース JB-3

こちらは定番のホースレザー仕様のJB-3。革の縮率の個体差まで考慮し、パーツごとに裁断を変えるなど、incarnationならではのこだわりが詰まっています。

オーバーロックステッチ、ニッケルジップといった定番の仕上げが、ホースレザーの繊細な起伏に絶妙な緊張感を与えています。

ホースレザーとバッファロー、それぞれの表情や着心地の違いをこちらで比較しています。HORSE LEATHER DOUBLE BREAST MOTO DARTS SHOULDER BLOUSON LINED JB-3



バッファローレザー ダブルライダース JB-3

植物タンニンで鞣されたバッファローレザーを使用。特別な製品染めに適したオイル入り下地で仕上げたレザーが、深みある表情を引き出します。

上袖を一体化したダーツ構造で、立体感と動きやすさを両立。革の自然なシボを際立たせた「BLACK EDITION」は、力強くも洗練された存在感を放ちます。

このモデルの魅力や革の表情の違いは、こちらで詳しくご紹介しています。
BUFFALO LEATHER DOUBLE BREAST MOTO DARTS SHOULDER BLOUSON LINED JB-3







ホースレザー シングルライダース

定番のホースレザーで仕立てた、incarnationらしさを体現するシングルライダース。

襟はスタンドカラーとノーカラーの中間に位置づけられた独自のバランスで、スタイルを選ばず馴染む設計です。

シンプルな佇まいの中に、背面のクロスステッチがさりげないアクセントとして映えます。シルエットは、襟元やウエスト部分に施されたダーツにより、立体的で美しいラインを描きます。

袖には、1枚革でダーツをとりながら立体的に仕立てる「ワンピースアーム技法」を採用。

このジャケットに込めた設計思想や、立体パターンの秘密はこちらの記事にて。
HORSE LEATHER MOTO #4 LINED

関西圏にお住まいの方、気になっていた方は、ぜひこのタイミングでお立ち寄りください。



ご来場についてのご案内

PRE-ORDERイベントは、以下の内容で開催いたします。
関西圏ではなかなか見られなかったラインナップを、じっくりとご覧いただけるまたとない機会です。

開催日程:
8月23日(土)〜 8月31日(日)11:00 – 20:00

会場:
ROYAL FLASH Luxury 南船場
大阪市中央区南船場4丁目13-5 第2有樹ビル 2F

展示内容:
✔ incarnation 26SSサンプル フルラインナップ
✔ オンライン限定アイテム(関西初展示・販売)

ご試着・ご購入について:
実物をご試着のうえ、その場でオーダーまたはご購入いただけます。
オンラインでは伝わらない質感やシルエットを、ぜひ体感してください。

ご予約不要:
アポイント不要でご覧いただけます。
混雑時にはお待ちいただく場合がございます。

お問い合わせ先:
TEL 06-6121-8008
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この週末、「何か」に出会える場所―カーフショルダー新作、会場準備レポート

incarnation Japanブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

7月も下旬となり、いよいよ今週末に迫った 「26SSオーダーイベント」

今回は、秘蔵レザー「カーフショルダー」を使用した、新作のブルゾンとパンツを先行展示・販売いたします。
この秘蔵レザーは在庫に限りがあるため、数量限定でのご案内となります。

実際にご試着・ご購入いただける機会は限られておりますので、気になっている方は、ぜひ今回のイベントに足を運んでいただけると嬉しいです。

今回はスタッフの私自身が感じた「着用感」や「リアルな魅力」にフォーカスしてお届けします。

ぜひ最後までお楽しみください。



「頼れる一着」カーフショルダー 新作ブルゾン&パンツ

今回の新作に使用しているのは、デザイナーが長い期間をかけて、大切に管理していたカーフショルダー。
しなやかさと強さを併せ持つこの革は、実はブランドが初めてレザーパンツに取り組んだ際にも使われていた、いわば「原点」のような素材。

しっかりとした厚みがありながら、動きには自然と馴染む。
そして、着込むごとに深みを増し、光沢と陰影が育っていく。

「時間とともに育つ」ことを前提にした、まさにレザー好きの心をくすぐるマテリアルです。

今回、そのカーフショルダーを用いて仕立てたのが、ブルゾン《SJ-1》とパンツ《PMTP-1》です。

羽織った瞬間に感じる、革のしなやかさと強さ―
カーフショルダー レザーブルゾン  《SJ-1》

 [art.31-41947   CALF SHOULDER LEATHER ZIP FRONT BLOUSON LINED  SJ-1]

モデル 185cm CHEST : 100cm, WEIST : 85cm Mサイズ着用

このレザーブルゾンは、どこか懐かしさも感じさせる「スカジャン型」をベースに、パターンを見直して、incarnationらしい立体感と空気をまとったようなフォルムに仕上がってます。

スカジャンの気軽さと、革ジャンの重厚さ。
そのちょうど真ん中を突いたような、絶妙なデザインだと思います。
だからこそ、すでにレザーを何着か持っている人にも手持ちと被らない1着としてオススメできます。

もちろん初めてレザーに挑戦する方にとっても取り入れやすい、ちょうどいい入り口になるデザインで肩肘張らずに着られる1着として凄くオススメです。

モデル 185cm CHEST : 100cm, WEIST : 85cm Mサイズ着用


モデル 185cm CHEST : 100cm, WEIST : 85cm Mサイズ着用



肩まわりには可動域の広いラグランスリーブを採用。
実際に動いてみると、革の硬さに引っ張られることなく、ちゃんと自分の動きに付いてきてくれます。

モデル 185cm CHEST : 100cm, WEIST : 85cm Mサイズ着用


スタッフ 176cm 63kg Sサイズ着用


スタッフ 176cm 63kg Sサイズ着用

着用した感想ですが、見た目の重厚さに反して、手にした瞬間にふっと感じた「しなやかさ」にビックリしました。
シープほどの柔らかではなくカーフ特有のしっかりと芯のあるしなやかさがあり
袖を通したとき内側は、しっとりと馴染んでくるのに対して、外には一本通った芯があるり「剛」と「柔」が同居した感触というのでしょうか。

言葉にすると、ちょっと青臭いですが
「革を纏い、自分と一体化していくような着心地」。
そんな1着です。


革を纏う感覚―カーフショルダーパンツの履き心地《 PMTP-1》

[art.31-6617  CALF SHOULDER LEATHER PANTS HALF LINED PMTP-1]

モデル 185cm WEIST : 85cm HIP:90cm Mサイズ着用


incarnationの定番ホースレザーパンツをベースに、構造と革の特性を掛け合わせて生まれた一本です。

動きやすさと強さ、その両方を高い次元で融合。
そして、カーフショルダー特有のしなやかな「しなり」と、しっかりとした「返し」が加わる。
―革そのものが、脚の動きに応えるような感覚を味わえます。

スタッフ 176cm 63kg Sサイズ着用


レザーパンツって、サイズ感や合わせ方でガラッと雰囲気が変わると思っています。
ジャストサイズでピタッと穿けば、バイカーやロッカーっぽい無骨な印象に。

一方で、ワンサイズ上げてスニーカーを合わせると、ラフさと遊び心のあるスタイリングになります。
どちらも、それぞれの良さがあって面白いと思います。

モデル 185cm WEIST : 85cm HIP:90cm Mサイズ着用

モデル 185cm WEIST : 85cm HIP:90cm Mサイズ着用

着用した感想ですが、自分は普段、同じ型のホースレザーパンツを穿いています。
ホースは、動きがそのまま革に刻まれていくような、どこかストイックで「鍛える」ような感覚があって、それが魅力です。

一方、今回のカーフショルダーを穿いてまず感じたのは、革の厚みとハリが生み出す重厚な存在感でした。

動くたびに入るシワが、ホースよりも深く立体的に出て、しなやかさもありながら、革にはしっかりと密度と芯がある。
一つひとつの動きが、確実に深くにレザーに刻まれる感覚があります。

モデル 185cm WEIST : 85cm HIP:90cm Mサイズ着用


そして、このカーフショルダーには、どこにでも、たとえ厳しい環境でもしっかり付き合ってくれるタフさがあると感じました。革の厚みと密度、そして芯のあるしなやかさ。履いていて「任せられる」と思える安心感。

正直、これを履いた瞬間、「このレザーパンツで、バイクに乗りたい」って思いました。
瞬時にそんな気持ちにさせてくれるものは、なかなかありません。
レザーパンツが初めての方にもおすすめですが、ホースを愛用している方にこそ、ぜひ体感していただきたい一本です。

この違いを、ぜひ味わってほしいと思います。

モデル 185cm WEIST : 85cm HIP:90cm Mサイズ着用



26SSイベント会場設営、完了しました

本日、イベント会場の設営を終えました。
この空間に、コレクションアイテム、新作アイテムが並び、今シーズンならではの世界観を伝えてくれています。

設営を終えて、会場に並んだコレクションから、まず感じたのはやはりレザーの存在感。
そして今回は、それぞれのレザーが持つ色の表情の豊かさや、ファブリックの持つ力強さにも改めて気づかされました。

デニムや新色のヴィンテージリネンが、それぞれの質感を引き立て合い、レザーと共に空間を彩る、そんな印象を受けました。

すでにご予約をいただいている皆さまには、ぜひその時間を心地よくお楽しみいただけたらと思います。

そして今、気になっている、そんな方がいらしたら。
この展示が、レザーと出会うひとときになればと嬉しく思います。

実際に触れて、試してみて、新しい発見もあると思います。
レザーの質感や、スタイリングのお悩みなど、気になることがあれば、どうぞこの機会をご利用ください。

手にふれることで伝わる質感、目に映るだけではわからない存在感。
それぞれのプロダクトが放つ空気を、ぜひ会場でじっくりと味わっていただければと思います。


[incarnation 26SS オーダーイベント]

※会場ではゆっくりご覧いただけるよう、アポイント制でのご案内とさせていただいております。ご来場の際は、事前にご連絡をお願いいたします。

会場:PANOF E-STUDIO

〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1丁目14-9 アルティUn B02
 (恵比寿駅より徒歩約5分)MAP

■ 7月25日(金)13:00〜20:00

主催: incarnation Japan
ご予約:  terada@incarnation.jp (担当:寺田)
※この日は incarnation Japan  の開催です。

■ 7月26日(土)13:00〜19:00

主催: GULLAM
ご予約:  shop@gullam.jp /  03-6416-4700
※この日は GULLAM  の開催です。
詳細はブログにて incarantion新作受注会のお知らせ

■ 7月27日(日)10:00〜20:00

合同開催: GULLAM x incarnation Japan 
ご予約: どちらの窓口からでも受付いたします 
GULLAM : shop@gullam.jp / 03-6416-4700 
incarnation Japan(担当:寺田) : terada@incarnation.jp

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問合せください。
引き続き、皆さまからのご予約を心よりお待ちしております。







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未来は、ここから始まった──26SSへ続くJBシリーズの思想


incarnation Japan ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

イタリアでは、いよいよ気温が30度を超え、本格的な夏模様となってきました。

私たちも、まさに26SSコレクション準備が佳境に差しかかっております。

猛暑にも負けず、チーム一丸となって、今回も皆さまに最高のコレクションをお届けできるよう準備に励んでいます。

今回は、「JBシリーズ」についてご紹介したいと思います。
このJBシリーズは、現在展開しているincarnationの現行モデルたちの「礎」となったシリーズでもあります。

そして、現在製作中の26SSコレクションの新型モデルたちにも、その設計思想はしっかりと受け継がれています。

ぜひ最後までお楽しみください。


革新的な構造を生んだJBシリーズ

incarnationの歴代モデルの中でも、ひとつの大きな進化の節目となったのが「JBシリーズ」です。

このシリーズは、デザイナーが車やバイクといった「工業製品」の構造美や機能性からインスピレーションを受けて誕生しました。



最大の特徴は、脇下に縫い目を作らず、一枚革でマチを構成した独自のパターン。



この設計によって、肩まわりの可動域が大きく広がりました。
日常生活の動きはもちろん、車やバイクに乗る際の動作もストレスなく、こなせるようになっています。



つまりこのJBシリーズは、動きやすさとシルエットの美しさ
―その両立を目指して生まれた、incarnationにとってのひとつの革新です。

HORSE LEATHER HI-COLLAR ZIP BLOUSON JB-1  / [art. 11-41447]
 COLOR: 91N (BLACK)


JBシリーズに込められた「想い」

現在、このJBシリーズはシーズンやテーマによって選択的に展開されています。

全てが毎シーズン登場はしませんが、この構造がもたらす恩恵と設計の思想は、26SSに発表するモデルにも確実に引き継がれています。

革ジャンを語るうえで、どうしても挙がる懸念のひとつが「動きにくさ」と言えるでしょう。

その課題に対し、長年革と向き合い、数多くのデザインを生み出してきたデザイナーの経験と感性。
そして、それを形にするイタリアの職人たちの技術と熱意が、JBシリーズを誕生させました。

このJBシリーズが誕生したのは、コロナという激動の時代の真っ只中でした。
そんな情勢の中で、
「進化するincarnation」として打ち出されたJBシリーズには、私個人としても強い思い入れがあります。
私自身も私物として上記で着用している同モデルのJB-1を所有しているのですが、
腕まわりの可動域の広さは驚くほど。

「これは本当に革ジャンなのか?」と疑ってしまうほどの機能性を誇ります。
JBシリーズで築かれた動きやすさや着心地は、その後に生まれた多くのモデルたちに、しっかりと受け継がれてきました。

ブランドの「今」を形づくっているベースには、このJBシリーズで得た経験や技術、発想がしっかりと息づいています。

26SSコレクションにも、それは変わらず受け継がれ、見た目の新しさだけじゃない、着たときに感じる確かなる感覚。

それこそがincarnationが長い年月をかけて築き上げてきた感覚なんだと感じています。


JBシリーズ アーカイブモデル一覧

ここからは、JBシリーズの過去モデルをご紹介します。

このシリーズは、
JB-1からJB-9までのナンバリングモデルに加えて、「TYPE -2」「TYPE -3」などのバリエーションも展開されています。

すべてあわせると、現在は 全 16型 のラインナップです。
それぞれのモデルに、独自の構造やディテールの工夫が詰まっています。

JBシリーズは、incarnationにおける「革ジャンの進化」を物語るコレクションです。


HORSE LEATHER STAND UP COLLAR BIKER JACKET JB-2

シンプルながらもエッジの効いたスタンドアップカラージャケット。ブランドの感性を反映させたをシングルライダース。


HORSE LEATHER DOUBLE BREAST MOTO DARTS SHOULDER BLOUSON LINED JB-3

装飾を削り、襟元を際立たせたデザイン。立体感、こだわりが詰まったダブルライダース。


HORSE LEATHER COLLARLESS BIKER JACKET JB-4

オーバーロックステッチをラグランショルダーと襟元に。
絶妙な配置のノーカーラージャケット。


HORSE LEATHER HIGH NECK LAGRAN DARTS SHOULDER BLOUSON LINED JB-5

ラグランスリーブにダーツを施し肩を形成することでデザイン性と可動域を両立。
取り外し可能なダブルポケットと比翼仕立てのバイアスジップが特徴なハイネックジャケット。


HORSE LEATHER SHIRT COLLAR ZIP BLOUSON LINED JB-6


ラグランスリーブを採用し胸周りにもダーツを入れることで可動域を確保。襟付き比翼仕立てのシャツカラージャケット。


HORSE LEATHER HIGH COLLAR JACKET W/ELASTIC LINED JB-7E

伸縮性のあるエラスタンを組み合わせることにより高い機能性をもつ。
エラスタンをアクセントを加えたハイカラージャケット。


HORSE LEATHER COLLARLESS BIKER JACKET JB-8

ダーツを施し立体的に仕上たシンプルなデザイン。オーバーロックステッチが際立つカラーレスバイカージャケット。


HORSE LEATHER HI-COLLAR CARVED ZIP BLOUSON LINED JB-9


バイアスジップが特徴のスタンドカラージャケット。無駄を削ぎ落としたシンプルな構造の中で、ジップラインが際立つ。



これらのJBシリーズは、アーカイブにとどまらず、ブランドを形づくる重要な柱として、今も生き続けています。

そしてこの思想は、来週発表される26SSコレクションにも、しっかりと受け継がれています。
革新的な構造と、機能美を追求したパターン設計。
それらは26SSの新作アイテムにも息づき、新たな進化として形を変えながら展開されていきます。

「次のincarnationが、どんな姿を見せてくれるのか」

そのヒントが、今回のJBシリーズには詰まっています。
今回も最後までご覧いただき、ありがとうございました。

次回のブログでは、いよいよ始動する 26SSコレクション をテーマをお届けする予定です。
incarnationのこれからを感じられる内容になると思いますので、ぜひ楽しみにお待ちください。




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1本のリネンパンツから広がる、春夏レザーの3つのスタイル

incarnation Japan ブログをご覧いただき、ありがとうございます。


イタリアは過ごしやすい気候が続いております。
日本は、梅雨に入った様子ですが皆様、いかがお過ごしでしょうか?

前回のブログでは、incarnationのリネンパンツの魅力と、実際の洗濯・ケア方法についてご紹介しました。
BLOGはこちら 快適な夏のために─リネンパンツの「洗い方と育て方」|POP-UP続報

今回は、その続編として同じリネンパンツを使ったコーディネートをご紹介します。
春から夏にかけて時期にオススメのレザーアイテムを組み合わせました。
(ペルージャの朝晩はまだ肌寒いので、私はこのスタイルにレザーブルゾンを羽織って日常を過ごしています。)

ぜひ最後までお楽しみください。

レザーベストという選択

これからの季節、ぜひおすすめしたいアイテムのひとつが「レザーベスト」。

夏になると、カットソーやTシャツ、軽めのシャツなど、シンプルな装いが中心になってくると思います。しかし、コーディネートに重さを加えたくなる瞬間があると思います。
そんな気分に応えてくれるのが、このレザーベストです。



今回合わせたのは、リネンパンツにスウェードレザーのベストダービーシューズ
あえてスウェードレザーを選んだのは、リネンとの相性がとても良いと感じているからです。
どちらの素材も、擦れや摩耗によって毛羽立ちが現れるという共通の経年変化を持ち、着るごとに、それぞれの質感が馴染み、心地よい一体感を生み出してくれます。

[着用アイテム]
(身長176cm体重64キロ)

・HORSE LEATHER PEAKED LAPEL VEST LINED / [art. 11-2267]
 COLOR :91NR(BLACK EDITION) / Size S

・LINEN 100% PANTS LONG DARTS SAROUEL LDP-1 / [art. 71-6660]
 COLOR: 91T(BLACK) / Size S

・HORSE LEATHER DERBY SHOES #2 LINED
WITH VIBRAM SOLES AND GOODYEAR WELT /[art.11V-7477/VB]
COLOR :52T(BRDX) / Size 42(約26.5cm)


こちらは、表革のレザーベストを主役にコーディネート。
同じ「ベスト」というカテゴリーでも、素材やモデルが変わるだけで印象はガラッと変わりますね。

表革は、輪郭がくっきりと際立つ素材
スウェードとは違い、シャープで張りのある表情が特徴で、コーディネート全体を引き締めてくれます。
今回は足元も表革のコンバットブーツに切り替え、よりソリッドな印象にまとめました。


パンツは先ほどと同じリネンパンツですが、太ももから膝にかけての適度なボリューム感があるため、
前回のようにダービーシューズと合わせるスタイルはもちろん、今回のようにブーツインでも自然にキマります。

スニーカーでラフに、サンダルで涼しげにと、足元次第で表情を変えられるのもこのパンツの魅力です。

[着用アイテム]
(身長176cm体重64キロ)

・HORSE LEATHER VEST 4B LINED / [art. 11-2217]
 COLOR: 91N (BLACK) / Size S

・LINEN 100% PANTS LONG DARTS SAROUEL LDP-1 / [art. 71-6660]
 COLOR: 91T (BLACK) / Size S

・HORSE WHITE LEATHER BACK ZIP 6HOLE BZ-2 / [art. 11V-7957/L2]
 COLOR: 91N (BLACK)/ Size 42(約26.5cm)

春夏の差し色に勧めたい、カラーレザー


モノトーン中心のワードローブに、ひとつ添えるだけで空気が変わる。
そんな力を持っているのが、カラーレザーの魅力です。

これまでのブログではあまり紹介できていなかったのですが、
incarnationのカラーレザーは、発色の美しさに加え、陰影の奥行きも豊か。
今回は、その中でも特に印象的なオレンジカラーにOC加工を施したのシングルライダースジャケットを主役に。
OC加工とは、色味のトーンを下げ、ムラ感を出す加工で、レザーに落ち着きと奥行きが生まれます。


深みのある黒色のリネンパンツを合わせ足元まで黒で統一することで、ジャケットのカラーがより引き立ちます。
色の強さが嫌味なく映える、春夏だからこそ挑戦したいスタイルです。

[着用アイテム]
(身長176cm体重64キロ)

CALF LEATHER STAND UP COLLAR BIKER JACKET JB-2 / [art. 14-41467]
 COLOR: 54N-OC (DIRTY ORANGE) / Size S

・LINEN 100% PANTS LONG DARTS SAROUEL LDP-1 / [art. 71-6660]
 COLOR: 91T (BLACK) / Size S

・HORSE WHITE LEATHER BACK ZIP 6HOLE BZ-2 / [art. 11V-7957/L2]
 COLOR: 91N (BLACK)/ Size 42(約26.5cm)

そしてこのジャケット、実はincarnationの中でも革新的な構造をもつ「JBシリーズ」の一着
詳しい背景や魅力は、また改めてじっくりとご紹介しますので、お楽しみに。


今回は、リネンパンツを軸に、スウェードベスト/表革ベスト/カラーレザージャケットという3つのレザーアイテムと組み合わせたコーディネートをご紹介しました。

どのスタイルにも自然に馴染むこのヴィンテージ・ミリタリー・リネンは、これからの季節に、もっとオススメしたいアイテムのひとつです。
まだお試しいただいていない方は、ぜひ一度手に取ってみていただけると嬉しく思います。

次回の私のブログでは、デザイナーのOGAWAと私が長年愛用しているレザーベストの経年変化とよりその魅力について、お届けできればと思っております。

今回も最後まで、ご覧いただき有難うございました。

POP-UPイベントのご案内

このたび、incarnation Japan  POP-UPイベントを開催中です。

5月26日(月)まで、東京 代官山のセレクトショップ GULLAM(グラム)にて開催しております。

普段はオンラインを中心に展開しているincarnation Japanラインですが、実際に手に取ってご覧いただける機会をもっと増やしたいという想いから、今回のPOP-UPを企画しました。

incarnation Japan オンラインストアの全アイテム(レザーウェア、レザーシューズ、カットソー)が並びます。
お近くにお越しの際は、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

詳細はこちらのブログをご覧ください: 5月、 代官山にて― 革と、出会いと、その一着と。


■ 場所:GULLAM(グラム)代官山

 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町6-11 プリムローズマンション1F
 (代官山駅から徒歩9分/渋谷駅から徒歩10分)

■ 会期:5月2日(金)〜 5月26日(月)

■ 営業時間:平日 12:30~20:00  土日祝 12:30~19:00
 ※水曜日定休

■ お問い合わせ:
TEL:03-6416-4700
MAIL:お問い合わせフォーム 

[GULLAM公式サイトはこちら] GULLAM グラムセレクトショップ






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日常のなかの、特別な時間。―incarnationの工房から

incarnation Japan ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

私物のレザーパンツを洗ってから、イタリアは気持ち良い日が続いています。
(レザーパンツの洗濯ブログはこちらから レザーパンツ、洗ってみた

日に日に陽射しが長くなり、少しずつ夏の足音が感じられるようになってきました。
今回は、incarnationのイタリア現地STAFFの私から見たレザー作りの現場での光景の一コマを皆さまにも、お届けできればと思います。

ぜひ最後までお楽しみください。



incarnationでは、手作業で行えることは1点ずつ丁寧に自分達の手を加えています。

デザイナーが描く理想的な革の表情、シルエット。
これらは全て工場任せでは思い描くモノとは掛け離れてしまう為、デザイナーと共に皆で一丸となって加工作業を行っています。

今回、私は撮影をしながら改めてお師匠たちの作業を見てました。
同じ作業をしていても各々それぞれ良い意味での特色や癖が在り、オイルの塗り加減や塗り方。熱の入れ方。始める位置。

「ここをこうしているんだ」などの発見が在り、初心に帰った気持ちで、改めて見ることも大切だなと思いました。




近年タグが一新して品番等の他にも加工項目が明記されたタグになりました。
終えた作業項目に手書きで担当者がサインを書いていってます。

レザーの場合は、染めから引き上げてきた段階から、このタグは一緒にレザーと共にハンガーに掛けていて、
モノによっては少し汚れていたりするのは、オイルや染料が付着しているからです。

保証書的な要素も兼ねているので、保管しといていただけると嬉しく思います。


作業を終えた工房に、少しずつ夕陽の光が差し込んでくる、この時間がとても好きです。

イタリアは、この時期になってくると陽が長くなり夏になると20時頃にやっと陽が沈んできます。

暖かい光に包まれた工房を見ながら、今日も一日が終わったなと思いながら、その日の出来事を振り返りながら、明日に想いを巡らせて工房を後にします。

私もイタリアに来てから、そこそこの月日が経ちましたが、今でも、ふとした陽の光や空の色、景色や光景にも未だに心が動かされます。

このブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
日々の仕事の中で感じたこと、また少しずつ綴っていけたらと思っています。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。



イベントのご案内

このたび、incarnation Japan  POP-UPイベントを開催中です。

期間は5月2日(金)から5月26日(月)まで、
東京 代官山のセレクトショップ GULLAM(グラム)にて開催しております。

普段はオンラインを中心に展開しているincarnation Japanラインですが、実際に手に取ってご覧いただける機会をもっと増やしたいという想いから、今回のPOP-UPを企画しました。

これまで、限られた期間のみの展示となることが多かったのですが、今回は3週間以上と比較的ゆったりとした期間での開催となります。

incarnation Japan オンラインストアの全アイテム(レザーウェア、レザーシューズ、カットソー)が並びます。
お近くにお越しの際は、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

より詳しい詳細は前回のブログをご覧ください。


■ 場所:GULLAM(グラム)代官山

 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町6-11 プリムローズマンション1F
 (代官山駅から徒歩9分/渋谷駅から徒歩10分)

■ 会期:5月2日(金)〜 5月26日(月)

■ 営業時間:平日 12:30~20:00  土日祝 12:30~19:00
 ※水曜日定休(ゴールデンウィーク期間中も通常営業)

■ お問い合わせ:
TEL:03-6416-4700
MAIL:お問い合わせフォーム 

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5月、 代官山にて― 革と、出会いと、その一着と。


incarnation Japanブログをご覧いただき、ありがとうございます。

5月に入り、爽やかな風を感じる季節となりました。皆さまも心地よいひとときをお過ごしでしょうか。

このたび、incarnation Japan  POP-UPイベントを開催いたします。

期間は5月2日(金)から5月26日(月)まで、
東京 代官山のセレクトショップ GULLAM(グラム)にて行います。

普段はオンラインを中心に展開しているincarnation Japanラインですが、実際に手に取ってご覧いただける機会をもっと増やしたいという想いから、今回のPOP-UPを企画しました。

これまで、限られた期間のみの展示となることが多かったのですが、今回は3週間以上と比較的ゆったりとした期間での開催となります。

incarnation Japan オンラインストアの全アイテム(レザーウェア、レザーシューズ、カットソー)が並びます。
お近くにお越しの際は、ぜひお気軽にお立ち寄りください。




イベントのご案内


■ 場所:GULLAM(グラム)代官山

 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町6-11 プリムローズマンション1F
 (代官山駅から徒歩9分/渋谷駅から徒歩10分)

■ 会期:5月2日(金)〜 5月26日(月)

■ 営業時間:平日 12:30~20:00  土日祝 12:30~19:00
 ※水曜日定休(ゴールデンウィーク期間中も通常営業)

■ お問い合わせ:
TEL:03-6416-4700
MAIL:お問い合わせフォーム 

[GULLAM公式サイトはこちら] GULLAM グラムセレクトショップ


一期一会のレザー ― 実物でしか伝わらない魅力


incarnationのレザーアイテムは、自然な表情や質感をそのまま生かして仕上げています。

同じモデルであっても、一着ごとに微妙な違いがあり、実際にご覧いただくことでしか伝わらない魅力がたくさんあります。
そして、同じ雰囲気、同じ表情を持つ一着は、この先も生まれることはないでしょう。

一点一点異なる表情を持つレザーアイテム。

まさに一期一会の出会いです。


ぜひこの機会に実物を手に取り、素材の力強さや繊細さ、そして唯一無二の存在感を肌で感じていただければと思います。

そして、ご自身が「この雰囲気、この佇まいだ」と感じる一着との出会いがあれば、何より嬉しく思います。

GULLAMで過ごすひととき ― 心に残る出会いを探して



GULLAMは、ものづくりに深い理解と愛情を持ったオーナーとスタッフが運営する、温かみのあるセレクトショップです。

洗練された空間でありながら、オーナーもスタッフもとても気さくで、リラックスした雰囲気の中でご覧いただけます。
初めての方でも、どうぞお気軽にお越しください。

オーナーが国内外を飛び回り、自らの目で選び抜いたブランドが並び、新たな出会いや発見を楽しんでいただけるかもしれません。ブランドの背景を聞いたり、コーディネートの相談をしたりできるのも、GULLAMの魅力のひとつです。
アクセサリーやルームフレグランスなど、他ではなかなか出会えないアイテムも豊富に揃っています。

ちなみに私の日本滞在中、オーナーがレザーをイメージしたルームフレグランスを一吹きしてくれました。
その香りはまるで使い込んだレザーのような、なめらかで深みがあり、イタリアでの日々の生活を思い出させてくれました。

GULLAMで過ごすひとときが、皆さまにとって、心に残る出会いとなれば嬉しく思います。


レザーブルゾン5型のご紹介 ― 個体差を活かすということ


incarnationでは、レザーの個体差を「それぞれの表情」と捉え、その一枚一枚と向き合いながら、ものづくりを行っています。

同じパターンを使っていても、革の張りや表情によって印象は大きく変わります。
仕上がりが見えてくるたびに、「この一着にしか出せない表情だな」と思わされます。

今回はアトリエで実際に素材に触れ、加工を施している私たちスタッフから、今回のレザーブルゾン5型に込めた思いや、作業中に感じたことをお伝えします。

■ ホース レザーブルゾン(2型)


今回の2型のホースレザーは、いつも以上にしっかりとコシのある革で、少し揉んでみた様子から「これはメリハリを際立たせたい」と感じました。

加工工程の第一段階で熱を加えることで、立体感や陰影が生まれ、革の張りと表情がぐっと引き立ったと思います。

素材そのものの良さが際立つ仕上がりになったのではないかと思います。

動くたびに「キュッ」と音が鳴る、あのレザーならではの感触も、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。

HORSE LEATHER MOTO #4LINED [品番.11-4887] 
ブログ : 初期から中期を代表するシングルライダース

HORSE LEATHER DOUBLE BREAST MOTO DARTS SHOULDER LINED JB-3    
ブログ :  incarnation 第二形態の代表作


■ バッファロー レザーブルゾン

今回のバッファローは、個人的に「かなり男前な素材だな」と感じました。

しっかりとした、むしろ力強すぎるほどの存在感がありながら、見た目は驚くほど整っている。

乾燥の工程では、男らしいコシをしっかり残しつつ、しなやかさを加えるために少しだけほぐしを入れました。

革がもともと持っている整った自然な表情を大事にした仕上げになっています。

育っていくうちに、特に艶の表情が刻々と変わっていくだろうと考えると経年変化が楽しみです。

BUFFALO LEATHER DOUBLE BREAST MOTO DARTS SHOULDERLINED JB-3
ブログ : incarnation 第二形態の代表作


■ ベビーカーフ レザーブルゾン

ベビーカーフは、しなやかさと安定感を兼ね備えた革という印象です。

今回も、革そのものが「このままでいい」と語りかけてくるような、そんな存在感を感じました。

そこで、できるだけミニマルに仕立てることで、着る人自身が時間をかけて育てていける「余白」を残す仕上げにしました。

着るほどに、自分だけの一着に育っていくと思います。

また、デザイナーが18ヶ月間着続けた同型のベビーカーフブルゾンも、今回の会場に展示しています。

こちらとの違いも、ぜひ楽しみながら見比べてみてください。

HEAVY WEIGHT BABY CALF LEATHER HI COLLAR ZIP BLOUSON JB-5 TYPE 2
ブログ : 革の魅力を引き立てる工夫とデザイン


■ ホース ラグリンザート レザーブルゾン

今回のホースラグリンザートは、もともとの革が持つシワの入り方がとても特徴的で、背中に走る縦のラインも含めて、全体的に“荒々しさ”を感じさせる表情でした。
一方で、手に取るとしなやかで、そのギャップに惹かれました。

オイルはあえて控えめにし、そのぶん最終工程では、シワの山と谷にしっかりとコントラストが出るよう仕上げています。
特に背中の表情を際立たせるように熱の入れ方にも工夫をしました。
この個体ならではの迫力が出たと思いますので、ぜひご覧いただけたら嬉しいです。

HORSE RG LEATHER SHIRT COLLAR BLOUSON BD-3Z
ブログ : 再構築されたシャツカラーデザイン



どの一着も、その瞬間にしか出会えない一期一会の存在です。
それぞれのレザーが持つ、素材ならではの表情や空気感を、ぜひ実際に感じてみてください。

GULLAM代官山にて、皆さまのお越しをお待ちしています。
ご来店の際には、スタッフに「ブログを見ました」とお声がけいただけると、よりスムーズにご案内できるかと思います。


その出会いが、きっと特別なものになりますように。





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「今」、そして「これから」を纏う — HEAVY WEIGHT SHEEP LEATHER ZIP FRONT BLOUSON LINED  SJ-1




incarnation Japanブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今季25SSコレクションの中でも、これまでの延長線上にはない、新たな輪郭を持った一着 HEAVY WEIGHT SHEEP LEATHER ZIP FRONT BLOUSON LINED SJ-1 [art.no. H15-41947 / H15B-41947]を紹介いたします。




厚みとコシを備えたシープレザーを、あえて「動き」の中で生きるよう設計したブルゾン。

肘下から裾にかけて緩やかに広がるラインが、所作に合わせてしなやかに表情を変え、静止しているときとは異なる、新たなシルエットを描き出します。

それは、動いた瞬間や、ふとした仕草の中で、これまでのレザーブルゾンにはなかった新たな魅力を覗かせる一着。

レザーという重厚な素材に、こなれた空気を与えるバランス感とその奥行きある表情。

最後までご覧いただければ嬉しく思います。



素材へのこだわり「 シープレザー HEAVY WEIGHIT」

「厚みを選び、軽やかに纏う」— 素材が導いた、新たなカタチ。
軽やかさが求められる時代に、あえて厚みと重みのあるシープレザーを選ぶこと。

それは、素材そのものの美しさと、時間とともに深まるレザーの魅力を信じているからこそできる選択でした。
この「 シープレザー HEAVY WEIGHIT」は、これまでにない厚み(0.9〜1.0mm)をもった特別な素材。

長年タンナーと共に探し求め、ようやくコレクションとして供給できる量が整った、まさに「届くべきして届いた素材」です。
そしてこのレザーが手元に届いた瞬間、デザイナーの中に浮かんだのは、ひとつの問いでした。

「この厚みを、どのように incarnationらしく表現できるか。」

— 重厚なだけでは終わらせたくない。

—どこかにしなやかさがあり、陰影が生まれ、動きが宿るようなアイテムを完成させたい。

—着ることで完成するレザーウェアに落とし込みたい。


そんな想いから、いくつもの試作が重ねられ、ついには一着のブルゾンとして、この素材は新たな呼吸を始めました。

静かな芯を宿しながら、動きとともにしなやかさを見せる。
このブルゾンは、まさに素材が導いたデザインの象徴です。

見た目の強さの奥に、内なるしなやかさを秘めた一着として、私たちが誇りをもって届けたいアイテムです。


「 シープレザー HEAVY WEIGHIT」については以前のブログにも詳細がございます。
▶BLOG : レザーの深み・リネンの表情—25SSが映す、素材とデザインの融合






レザーであることを忘れる、開放的なシルエット


このブルゾンをデザインするうえで、デザイナーが構想したのは、「レザーの重さを感じさせない、軽やかな佇まい」。


その鍵となったのが、シルエットの重心を「下」に置いた設計です。

肘下から袖、裾にかけて自然に広がるラインを描くことで、肩まわりや首元はすっきりと洗練された印象に。
上と下で異なるテンションを共存させた構成が、まとう空気に緩急をもたらしています。

スカジャンをベースにこの絶妙なバランスをデザインに落とし込みました。
流行に流されず、着る人の個性に馴染む普遍的な形として、incarnationの思想とも通じます。


さらにこのブルゾンの特徴として注目したいのが、「レザーを着ていることを忘れる感覚」。

見た目の重厚感に反して、実際に袖を通すと驚くほど動きやすく、「レザーブルゾン」というカテゴライズを忘れるほどの開放感を与えてくれます。


特に袖まわりの設計においては、通常のレザーアイテムにありがちな「タイト感」を排除。

肘下にゆとりを持たせた構造が、動作の自由度を高め、動きにしなやかに追従する構造が、程よいゆとりとこなれた空気感をまとわせ、自然体の中にさりげなくレザーの存在感を滲ませます。

重厚な素材に、思わず動きたくなるしなやかさを。視覚と体感の間にある心地よいギャップこそが、このブルゾンの隠れた魅力です。





「今」、そして「これから」に届くものを

流行が移ろい、スピードが価値のように語られる時代にあっても、私たちが届けたいのは、「その瞬間」だけで終わらないもの。


袖を通した「今」にしっくりくる着心地と、そして「これから」年月を重ねることで深まっていく表情。


その両方を宿す服にこそ、本当の意味での「愛着」が生まれると信じています。

このブルゾンは、まさにその思想をかたちにした一着。
厚みを持ちながらも動きを妨げず、纏うごとに自分の一部になっていくような感覚を目指して設計されました。


「厚みを選び、軽やかに纏う」

そのコンセプトに込めたのは、芯のある素材を、日常の延長で楽しんでほしいという願いです。

着るほどに増す深みと、変化を楽しめる余白。

「今」を心地よく、「これから」も時間を共有する一着として―

このブルゾンが、纏う人の日々の中で、やがてその人だけの表情を刻んでいくことを願っています。



お取り扱いについて

「HEAVY WEIGHT SHEEP LEATHER ZIP FRONT BLOUSON LINED  SJ-1」は、現在全国のディーラーにて展開中です。

各ディーラーでは、それぞれのショップならではの視点でこの一着の魅力を伝えてくださっています。実際に袖を通し、革の厚み、動きの中で生まれる陰影、フィット感をぜひ体感してみてください。

スタッフの知識と感性に触れながら、素材の奥行きやスタイリングの可能性をじっくりと探っていただけると思います。

下記より、お近くの取り扱いディーラーをご確認いただけます。

[下記のディーラーに取り扱いをしております]

B’2nd 札幌
CABANE
GULLAM

JAPAN DEALER にて住所、営業時間等ご確認ください。

※在庫状況や展開カラーは、各店舗によって異なります。詳細は、各ディーラーまでお気軽にお問い合わせください。



incarnation JAPAN 展示販売会 開催のお知らせ

実際に袖を通し、レザーの質感やシルエットを肌で感じていただけるincarnation JAPAN 展示販売会 を、4月も開催いたします。

このイベントは、オンラインストアで展開中のアイテムを直接手に取ってご覧いただける貴重な機会です。
毎月恒例の催しとして、今後も継続して開催を予定しております。

会場では試着だけでなく、素材の魅力や経年変化の楽しみ方についても、じっくりとご案内させていただきます。

ぜひこの機会に、会場まで足をお運びください。



イベント詳細

日程 : 2025年4月26日(土)・27日(日)・28日(月)

時間 : 12:00〜19:00

場所 : 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿2-32-23 エビアン広尾 B1F 
Garage EDEN 内  MAP

※路地の奥の地下に位置するショップです。
当日、場所が分かりづらい場合はお電話 (ショップ携帯:080-7091-1171) をいただければスタッフがご案内いたします。






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