レザーパンツ、洗ってみた。そして、経年変化した“あのブルゾン”が展示されます(イベント案内)

incarnation Japan ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、incarnationの現地スタッフとしてイタリアからブログをお届けいたします。
私が日々感じているイタリアでの暮らしや、レザーづくりの現場の空気感などをお伝えできればと思っています。


春の陽気が心地よい季節になってきましたね。
イタリアでも春の陽気が、ようやく本格的になってきました。

日本と同じようにイタリアにも四季があり、穏やかな気候と柔らかい日差しが心地良い毎日です。
街中のBAR(バール:カフェ)のテラスは心地よく、つい陽だまりに長居したくなるような春の気候。
レザー好きの私たちにとっても、まさに絶好のシーズンですね。

私が初めてイタリアを訪れたのも、ちょうどこのPrimavera(プリマヴェーラ:春)でした。
その当時のワクワク感が蘇る、この季節特有の懐かしさを感じながら、 今年もまた新しい高揚感と共に新しいレザーの加工や生産をチャレンジしようと思っています。

そして今週末は、イタリアの春のとても大切な行事「Pasqua(パスクア:復活祭)」。
イタリアではイースター(復活祭)として愛されるこの日は、 家族や友人が集い、その地域ごとの伝統の味を囲んで祝う大切な一日です。
街のショーウィンドウにはウサギや卵のモチーフや露店が並び、 温かな祝祭ムードに包まれます。

さて今回は、そんな春の空気と共に楽しみたい “レザーパンツとそのケア”についてお話しします。

今回も最後まで読んでいただけると嬉しく思います。

レザーパンツのイメージ

レザーパンツ・ 革パンと言いますと皆さんは、どういったイメージを持たれるでしょうか?
バイカー、ロックンローラーetc、、、

そんなイメージを持たれるかと思います。
レザー好きの方からしてもアイテムとしては手を出しにくい、一通りウェアやブーツ等を揃えてから手を出す。
ちょっと日常使いでは、手を出しにくい印象を抱く方も多いはずです。

そんな印象だと思いますが、実際に履いてみると…
「あれ?意外とこれ、使いやすいな」と思わされるアイテムでもあるんです。
実際に履いてみた方々の反応を見てると良い意味で期待を裏切る反応が最も多いアイテムです。


見た目の重厚感とは裏腹に、驚くほど軽快で、 動きやすい。
意外と季節を問わず活躍してくれます。
特に足まわりって動きが多い分、革の経年変化も早く出やすいんですよね。
その変化がまた、たまらなくカッコいい。

私自身もこのパンツ([Art No.11V-6617])を履き始めてしばらく経ちますが、夏でも不思議と快適に穿けて、日差しを浴びて焼けたような色味が少しずつ出てきていて、どんどん“自分の一本”になってきています。





レザーパンツのお手入れ



今回は「裏地洗い」に挑戦しました。


こちらのモデル [Art No.11V-6617] に関しましては 裏地がついております。                                          

今回は長年の着用も有り裏地を洗っていこうと思います。
革を丸ごと洗うとなると結構大掛かりな作業になりますが、
このモデルは裏地が付いていて、それだけを洗える仕様なのがありがたいポイントです。

裏地を洗う事自体は、そんなに難しいことではないです。
手順としては、裏地を引っ張り出して頂いて裏地だけを手洗いしていきます。

洗剤に関しては、個人的に中性洗剤が良いと思います。 
裏地だけを洗うとは言え、多少は革にも触れてしまうケースがあるので出来るだけ影響が無い洗剤がオススメです。



洗剤を入れたお水に裏地をつけて手洗いして頂いた後に、水でよく濯いで洗ってあげてください。 

この際の水の温度ですが常温がおすすめです。                                                       お湯ですと革部分が濡れた際にサイズ感が変わりやすなってしまいますので常温くらいが良いかと思います。

どうしても裏地全体をしっかり洗うとなると多少、革部分も濡れてしまいます。
私もしっかり洗ったこともあって革の部分も濡れてしまいました。
incarnationの製品染めを終えたレザーは水にも強いので多少濡れても大丈夫です。


しっかりすすいだ後は、いよいよ乾燥へ。



干し方には、ちょっとだけこだわりたい。

この後は、直射日光を避けながら陰干し自然乾燥で乾かしていきます。
裏地の素材自体は乾きやすい素材なので、今の時期でも直ぐに乾きやすいです。


干し方で気をつけることは、ベルトループ等を引っ掛けたり、吊るして干さないことです。
洗濯で腰回りがやや濡れてしまったので、引っ掛けたり吊るしたりすると変に革が伸びてしまうからです。


僕がやっているおすすめの干し方は、裏地を出して、ヒップあたりを軸にしてラックに掛ける方法。
この画像の様にして干すのがお勧めです。
ラック等が無くて難しい場合は乾きにくいですが平置きが良いと思います。
(平置きの場合は頃合いをみて前と後ろを入れ替えてあげると均等に乾きます)
                                       
なるべくポケット下部分を通して干すの一番負荷が掛からなくて良いです。                                        実際に製品染め後のレザーパンツを乾かす過程も製品染め後に平置き〜から、この干し方で乾かしております。


そして、乾いたあとに。


この後は乾くのを待つだけなのですが、もし私みたいに革部分が濡れてしまった場合は濡れ具合にもよりますが、乾いたら軽くほぐしてあげるイメージで揉んであげてください。

ここがちょっと大事です。
まだ湿っているうちに揉んでしまうと、銀面(革の表面のツヤのある部分)が擦れてしまったり、最悪剥がれてしまうことがあります。
乾いたあとの革は少し硬くなっていることもあるので、“軽くほぐす”くらいの気持ちで揉んであげると、革がまたしなやかに戻ります。
もしも、革の硬さが気になったら、ディーラー、またはincarnation Japan 窓口:こちらへご相談ください。
オイルを入れ、しなやかさと耐久性を保つメンテナンスが可能です。




終わったあとは、ちょっと気持ちも晴れやかに。

全部終わって、久々にこのパンツに脚を通した瞬間の感想。
「軽いっ!なんだこの感じ…」って思わず言ってしまいました(笑)
脚を通した瞬間、サラッとした裏地の感触が心地良かったです!

洗っただけなのに、なんかすっきりして、また新鮮な気持ちで穿けそうです。

春から夏に向けて、また気持ちよく一緒に過ごせそうだなと思いました。


裏地メンテナンスの流れ(まとめ)

  1. 裏地を引き出す。
  2. 中性洗剤を溶かした常温水でもみ洗い。
  3. 水でよくすすぎ、洗剤分をしっかり落とす。
  4. 陰干しでゆっくり自然乾燥。
  5. 乾燥し切ったら濡れてしまった革部分を軽く揉んであげる。

今回は、レザーパンツの裏地洗いについて書かせていただきました。
お手入れは、ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、

やってみると意外と簡単ですし、そのあとに感じる変化や心地よさは大きいです。

春という、何かを始めたくなる季節。
この機会に、お持ちのレザーアイテムに少し手をかけてみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。  

                     

incarnation JAPAN 展示販売会 開催のお知らせ

4月も、incarnation JAPAN 展示販売会を開催いたします。

このイベントでは、オンラインストアで展開中のアイテムを実際に手に取り、レザーの質感やシルエットを肌で感じていただける貴重な機会となっています。

今回は「革はその人と共に育つ」をテーマに、特別な展示をご用意しました。
会場では、デザイナー自身が長年愛用している私物のレザーブルゾンを展示いたします。

年月を重ねて着込まれた一着には、新品では味わえないツヤ、深みのある色合い、柔らかさ、そして身体への馴染みといった、革本来の「育ち方」が凝縮されています。

さらに、同型の新品モデルも展示されますので、時間と共に変化していくレザーの表情を、実際に見て、触れて、比較していただけます。着用感(革の重みや厚みの感じ方、肌への馴染み方の違い)も体感していただけるはずです。

革に触れるのが初めての方にも、長く付き合ってきた方にも。それぞれの目線で、きっと感じていただけるものがあると思います。

スタッフ一同、皆さまのご来場を心よりお待ちしております。



イベント詳細

• 日程 : 2025年4月26日(土)・27日(日)・28日(月)

• 時間 : 12:00〜19:00

• 場所 : 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿2-32-23 エビアン広尾 B1F 
Garage EDEN 内  MAP

※路地の奥の地下に位置するショップです。
当日、場所が分かりづらい場合はお電話 (ショップ携帯:080-7091-1171) をいただければスタッフがご案内いたします。






【incarnation Japan LINE公式アカウント開設のご案内】



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「歳を重ねても履きたい」── 想いをかたちにした、CABANE別注エンジニアブーツ(オーダー受付中)


incarnation Japanブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、福井県に店舗を構えるCABANE様との別注プロジェクトにて誕生した
Exclusiveモデル「Engineer Boots EGCB-1」をご紹介いたします。

伝統的なワークブーツのイメージを一新し、シャープで洗練された佇まいに仕上がった今作。

その背景には、CABANEオーナー岡野氏の想いと、incarnationデザイナー小川との対話を通して紡がれたストーリーが存在します。

細部に込められたこだわり、incarnationならではのアプローチ。

ぜひ、最後までご覧いただければ嬉しく思います。

CABANE様にて受注オーダー受付中(2025年4月15日(火)まで




ワークブーツの流れを汲みながら、現代にフィットする新しい姿へ

エンジニアブーツの歴史と、CABANE別注モデルの進化

エンジニアブーツは、本来ワークブーツとして誕生した背景を持つ、無骨で実用的なデザインが特徴のブーツ。

機械工や工場作業員の足元を守るために設計されたこのブーツは、金具やベルトといったパーツを持ちながら、靴ひもがないことによる脱ぎ履きのしやすさが特徴です。



やがて、機能美とシンプルな構造が評価され、ファッションシーンへと受け入れられるようになり、今ではジャンルを超えて愛されるブーツのひとつとなりました。

そんな「無骨さ」が象徴でもあるエンジニアブーツに、CABANE様が求めたのは「スマートさ」と「履きやすさ」。

今の自分が本当に履きたいと思えるブーツを—
そんな問いからスタートした今回の別注プロジェクト。


丈感を調整、incarnationの中でもシャープな木型を使用。
重厚感を残しつつ、現代のスタイルにも馴染む一足に仕上げています。

無骨なルーツに敬意を払いながらも、エンジニアブーツという伝統的なカテゴリー。
私達の感性を吹き込んだモデルです。






「自分が履きたいかどうか。」 それがすべての出発点

CABANE岡野氏の想いと、デザイナーとの対話から生まれた一足

単なる特別仕様という言葉では語り尽くせない、今回の別注モデル。

それは、このブーツにはCABANEオーナー・岡野氏の「自分が本当に履きたいブーツ」を形にするという強い意志が込められているからです。

「無骨さを抑えつつ、スマートなシルエット。」

「エンジニアブーツにありがちな重たさやごつさではなく、着こなしに自然に馴染むような、洗練された佇まい。」

「それでいて、履き心地の良さにも妥協しない。」


そんな理想を形にするため、イタリアのincarnationのラボラトリーにて打ち合わせを重ねられました。

ポイントとなったのは、incarnationの木型 。
シャープでスマートなポインテッドトゥーな印象ながらも、見た目からは想像できないほどの快適なフィット感を実現しています。




この木型こそが、岡野氏の描く「スマートで履きやすいエンジニアブーツ」を実現するカギとなりました。

「歳を重ねても履きたいと思えるブーツ。」

「そのために、自分が本当に履きたいと思えるものを作りたい。」

そんな岡野氏の想いに、デザイナーが真摯に向き合い形にしたのがこのExclusiveモデルEGCB-1

履く人のスタイルに寄り添いながら、しっかりと芯のある存在感を放つ、唯一無二の一足がここに完成しました。



仕様の違いが生み出す複数の表情

同じエンジニアブーツという型を持ちながら、使用する素材やパーツ構成の違いによって、まったく異なる表情を見せるモデル2型。

1.スウェードレザーモデル


incarnationではあえて毛足をオイルで寝かせ、さらに熱加工を施すことで、毛足を敢えて潰すことにより独特のコンストラクトが際立つ仕上がりに。

この加工により、表面がしっかりと引き締まり、光沢感が生まれます。
スウェードとは思えないほどの濃淡を持った深い艶感が特徴的。

それを支えるソールには、グッドイヤーウェルト製法によるボリューム感のあるタンクソールを採用。
無骨さを残しながらも、経年によって寝ていた毛足が起き上がっていくことで陰影が生まれ深みを増していく仕様に仕上がっています。

2.ホワイトホースレザーモデル

表革には白鞣しホースレザーを使用。

しなやかさと繊細な艶を兼ね備えたこのレザーは、木型も相合わさり、グッと引き締まったシャープな印象を与えてくれます。
アウトソールにはレザーソールの上にホワイトのラバーソールを重ねた2層構造を採用。

そこにホワイトのコバが挟み込まれることで、全体にエッジの効いたコントラストが生まれています。

この組み合わせは、岡野氏が昨年末に入荷した別モデルのブーツを見て急遽オーダー仕様を変更したというほど、「これしかない」と確信した、まさに会心のディテールを構成しました。



サンプル作成には間に合わなかったですが、コバ部分も画像のようなホワイト寄りのカラーになる予定です。





こだわり抜かれたディティール

今回の別注エンジニアブーツでは、機能性とデザイン性を両立したディテールがその魅力を一層引き立てています。

バックジップ


イタリアYKK社と何度も打ち合わせを重ねて開発され、製品染めにも耐える高耐久仕様のincarnationのオリジナルジップを採用。

2010年のブランド設立以来使用されているこのオリジナルジップは、重みのあるオリジナルの引手を組み合わせ、開閉時の手応えと存在感を両立しています。

シャープな印象をもたらす背面配置により、後ろ姿にもエッジを加えつつ、タイトなシルエットながら着脱しやすいという利便性も確保しました。


トップラインとストラップ


トップラインは足首にフィットするようデザインされており、スマートなシルエットを強調します。​

また、エンジニアブーツの象徴であるストラップは、位置やデザインに工夫を凝らし、全体のバランスを考慮した位置に配置することでデザイン・機能性両方を両立するデザインとなっております。​

これらのディテールが融合し、今回のエンジニアブーツ EGCB-1が完成しています。


​オーダー受付のご案内(2025年4月15日(火)まで

こちらの CABANE × incarnation Exclusive Engineer Boots は、現在 CABANE様にてオーダー受付中です。

同じ型ながらも素材・仕様の違いで異なる表情を持つ2モデル。
ぜひ、店頭やお問い合わせにて詳細をご確認ください。

【取扱店舗】

CABANE
〒910-0006 福井県福井市1-21-26 Dビルディング1F
TEL/FAX:0776-21-8112
営業時間:11:00 ~ 20:00
定休日:火曜日
https://www.cabane.jp/?mode=cate&cbid=2013903&csid=0

今回の特別な一足、ぜひ店頭またはお問い合わせにて、その魅力を直接ご体感ください。







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25AWプレオーダー(オフィシャルサイト)開催中 ― 素材の奥行きを感じて

incarnation Japan ブログを訪れていただき、ありがとうございます。

現在、OFFICIAL STORE(イタリア)にて「incarnation 25AW Collection」のプレオーダーを受付中です。

開催期間は【3月15日〜4月15日】となっております。

それに伴い、今シーズンのコレクションで採用された特別なマテリアルを紹介いたします。
どの素材も、incarnationの哲学が詰まった渾身のマテリアル。

素材が持つ奥深い表情、質感、その魅力。


ぜひ最後までご覧ください。


◾️日本国内からご注文を検討されているお客様へ

公式オンラインストア(イタリア)からのご注文も可能ですが、Japan EC窓口を通していただくことで、よりスムーズなお手続きや、きめ細かなサポートをご提供できます。
例えば、 国内からの発送などが可能になります。
また、ブログ末尾に記載の LINE公式アカウント をご登録いただくと、新作情報や個別相談など、よりスムーズなやりとりが可能です。
Japan ECお問い合わせ先:  incarnation CONTACT





Collectionを象る、選び抜かれたマテリアル

 今季を代表する素材 レジナートホースレザー

レジナート(Resinato)の語源となる「レジナ(Resina)」は、イタリア語で「樹脂」を意味します。

その名の通り、このレザーはホーススエードの表面に、熟練の職人が丹念に樹脂を吹き付けて仕上げたものです。

スエード特有の毛羽立ちは、樹脂加工によって一度その姿を潜め、表面にはほのかな光沢が宿ります。

静かに、しかし確かに――革の表情が変わる瞬間。

視覚だけでなく、触れた時の質感にも微細な変化が現れ、まるで異素材のような奥行きを感じさせる仕上がりとなっています



着込むごとに、樹脂は自然と剥がれ、細かく割れ、やがてひびとなって表面に現れていきます。

その隙間からは、内に秘められていたスエード本来の質感が少しずつ顔を覗かせ、硬質な樹脂と柔らかな起毛
—相反するふたつの表情が重なり合うことで、奥行きあるコントラストが生まれていきます。

見た目は硬質で重厚な印象ながら、実際に袖を通すと、驚くほどしなやかで柔らかい肌あたり。

張りがありながらも、動きに自然に寄り添い、ストレスを感じさせない着心地を実現しています。

この静かに移ろう表情の変化こそが、他にはない存在感の源であり、着る人の時間と共鳴しながら育っていく、視覚的な経年変化をもたらします。






今季を象徴する ゴートレザー

2歳以上の雄山羊のみを厳選し、独自のプロセスで仕上げた新たなマテリアル、ゴートレザー。



シボ感があり、しっかりとした芯を持ちながらも、驚くほどの軽さと柔軟性を兼ね備えています。

シープレザーのしなやかさと、バッファローレザーの芯のある力強さ—その両極の特性を併せ持つ、まさにハイブリッドなレザーです。

着心地はシープレザーに近く、身体に自然と馴染む柔らかさがありながら、表情はバッファローレザーを思わせる力強いシボ感が際立ちます。

「しなやかなる剛性」。
相反する要素が同居することで生まれる独特の存在感は、ゴートレザーならではの魅力です。

さらに、どこか透き通るような艶感が、素材に奥行きを与えています。


デザイナーは以前から、ゴートレザーが持つ独特の質感と強度に着目してきました。

しかし、その可能性とは裏腹に、革一枚が小さいという構造的な制約により、従来のパターンでは応用が難しく、長らく実現には至りませんでした。

だからこそ今季、素材の特性を活かすために一から設計し直した新たなパターンとともに、ようやく形にできた一着。

新たなデザイン・パターンの開発に時間をかけて構築されたこの試みは、今シーズンを象徴するキーマテリアルのひとつとなっています。



特別なシープレザー HEAVY WEIGHT


前回のブログでもご紹介した、25SS Collectionから展開されている「ヘビーウェイト シープレザー」。

一般的に柔らかく繊細な印象を持つシープレザー対して、タンナーの協力を得て実現した、
しっかりとした0.9〜1.0mmの厚みを持つ特別な重厚感があるシープレザー。

こちらも25SSに引き続き継続となります。この「HEAVY WEIGHT」シープレザーの詳細については、前回のブログで詳しくご紹介しています。

BLOG : HEAVY WEIGHT – シープ レザーブルゾンの誕生 (英語版)

ぜひあわせてご覧ください。


incarnationを象徴するマテリアル ホースレザー

incarnationの代名詞でもあるホースレザー。

その中でも、長年タッグを組んできたイタリアのタンナーと共同で開発された、最高等級のオリジナルホースレザー「Primo Scelto(プリモ シェルト)」。

原皮の段階から厳選された極上のホースに、独自の処理と仕上げを施すことで、しなやかさ、張り、そして奥行きのある表情を併せ持ちます。

このPrimo Sceltoは、今季のコレクションにおいても、定番としての立ち位置を超え、新しいデザインと共に、incarnationの世界観をより濃く、深く体現しています。

ホースレザーについては過去のブログでも紹介しておりますので、ご覧になっていただければ嬉しく思います。

BLOG : incarnation代名詞 ホースレザー (英語版)




HORSE RESIN LEATHER MAC COAT LINED


着用によって腕周りにシワが入ることで、樹脂が剥がれ、細かく割れ、ひびが生じます。
その隙間からスエードが起き上がることで、シワが生み出した立体感 。
レジナートが持つ独特の陰影が交わり、視覚的な経年変化を際立たせていきます。






GOAT LEATHER 1B JACKET LINED JJK-3


柔らかさと芯のある質感が共存するゴートレザー。
着用と共に身体に沿って自然に馴染み、唯一無二の立体感と艶が浮かび上がります。
時間をかけて、着る人だけの特別な一着へと育っていく過程が楽しめる素材です。





HEAVY WEIGHT SHEEP LEATHER ZIP FRONT HOODED BLOUSON LINED SJ-4


一般的に柔らかく繊細な印象を持つシープレザーを、あえて厚みと重量感のある仕様で仕上げた
ヘビーウェイトシープ。
着用と共に身体の動きに沿って皺が刻まれ、柔らかさの中に無骨な立体感が現れてくる。
徐々に増す表面の艶、滑らかな光のコントラストが、奥行きを生んでいきます。





HORSE LEATHER HIGH COLLAR ZIP BLOUSON LINED PMT-6


incarnationのアイデンティティを象徴するマテリアル、ホースレザー。
独自開発の製法により、張りとコシを残しながらも着用と共に柔らかく馴染んでいくのが特徴。
深く刻まれるシワ、増していく艶、透明感のある光沢が重なり合い、着る人のスタイルに唯一無二の個性をもたらします。




今回は「incarnation 25AW Collection」プレオーダーに合わせ、今季を象徴する特別なマテリアルを紹介させていただきました。

どの素材も、incarnationが大切にする普遍性と進化し続けるものの美学が詰まったものばかりです。

それぞれのレザーが持つ個性と、時間と共に生まれる経年変化を、ぜひご自身のスタイルの中で体感していただければ嬉しく思います。

◾️日本国内からご注文を検討されているお客様へ

公式オンラインストア(イタリア)からのご注文も可能ですが、Japan EC窓口を通していただくことで、よりスムーズなお手続きや、きめ細かなサポートをご提供できます。
例えば、 国内からの発送などが可能になります。
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「incarnation 25AW コレクション オーダー会」開催中 in 大阪

3月30日まで、ROYAL FLASH Luxury 南船場  にてオーダー会を開催しております。
incarnationならではのレザーウェアの魅力を、実際に手に取り、着用しながらじっくりとご体感いただける貴重な機会となります。

オーダー会を通じて、incarnationが描くシーズンの世界観に触れながら、最新コレクションとともに特別なひとときをお過ごしいただければ幸いです。

これが25AWコレクション 最後のオーダー会ですので、ぜひこの機会にお越しください。


ROYAL FLASH Luxury 南船場 
〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場4丁目13−5 第2有樹ビル

DATE : 3月21日(金) 〜 30日(日)  11:00  –  20:00
*アポイント不要

3月29日(土)・30日(日)には、Japan Staff も店頭にて皆さまをお迎えいたします。

CONTACT : 06 – 6121 – 8008 / Instagram DM(下記QRコードを読み取りダイレクトメッセージへ)




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イタリアで紡ぐものづくり—25AW collection バイイング&工場視察


incarnation Japan ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、以前のディーラー視察に続く内容として、2025AW コレクションのバイイングの様子をお届けします。

Garage EDEN様、MORPHINE様がイタリアを訪れ、ものづくりの現場を巡りました。
その視察の様子や、ディーラーの皆様が実際に感じたことを交えながらご紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。


新たなステップ|イタリアにてコレクション バイイング



— 15周年を迎えた25AWコレクション—

今回、日本のディーラーをパリ・イタリアに招待し、コレクションをご覧いただきました。

その目的は、私たちのモノづくりの背景を、実際に見て、触れて、感じていただくこと。

incarnationの哲学、職人の技術、素材の生まれる場所—

それらすべてを深く理解することで、より確信を持ったバイイングが可能になると考えています。

そして何より、革の質感、職人の手仕事、製品が完成するまでの背景を直接体感することで、ディーラーのサービス向上につながり、最終的にはお客様へとその価値が伝わる。

私たちは、このつながりを生み出すことを目指しています。

すべてのincarnationのアイテムが生まれていくラボラトリー。

この場で1点ごとに、コンセプト、制作背景から仕上げ加工までを知っていただくこと。

時には、棚からマテリアル、奥に保管しているパターンを取り出して、実際に示しながら説明をすることで、これまでの展示会とは異なった違う角度でコレクションを感じていただけたと確信しております。

新しいデザイン・素材 を前に、じっくりと時間をかけながら、一つひとつを選び抜いていく。

何度も触れ、試し、吟味しながら、選び取る。


このようにして選び抜かれたアイテムは、やがてショップの店頭に並び、お客様の元へと届けられていきます。












バイヤーと共に巡る工場視察



職人の手が生み出す、唯一無二のプロダクト—靴工場

まず向かった先は、トスカーナにある靴工場。
あと5年で創業100年を迎える、歴史と伝統を誇る工場です。

ここでは熟練の職人が三世代にわたって受け継がれてきた技術を惜しみなく披露してくれました。

目の前で形になっていくincarnationの靴。


職人たちの巧みな手仕事、丹念な縫製、一つひとつの細部に宿るこだわりがここにはあります。

「頭の中では理解していたグッドイヤーウェルト製法の工程を、実際に目の前で分解されたパーツが組み合わされ、ウェルトが縫い合わされる様子を見て、想像以上にシビアな作業であることを目の当たりにしました。」

「靴こそ作業を直接見る機会が少ないため、今後の接客でも製造工程の話をより深く伝えていけると感じました。」


– ディーラーよりいただいた感想です。







皮が革へと生まれ変わる場所—革工場

靴工場の視察を終え、次は革の聖地・サンタクローチェへ。

タンナー(皮を鞣して革へと加工する工場)
それは、私たちにとって特別な場所です。

かつて生きた命が 皮 となり、職人の手によって 革 へと生まれ変わる。
新しい姿となった革は、やがてincarnationのプロダクトへと進化していきます。




そこにあるのは、単なる製造工程ではなく
歴史や伝統を重んじながらも、新たな挑戦を続ける職人たちの姿。

一枚、一枚に情熱を込め、皮を鞣していく彼らの手がincarnationの革に命を吹き込んでいきます。






「毛付きの状態から始まり、タンニンの入った木製の太鼓で回され、干され、乾燥し、皮が革へと変化していく過程を目の当たりにし、ローテクな手法だからこそ、素の革の良さが引き出されることを改めて実感しました。」


– ディーラーよりいただいた感想です。




素材がカタチになる場所—縫製工場

最後に訪れたのは、ペルージャにある縫製工場。
incarnationのウェアは、レザーも布帛も、すべてこの場所で一貫して縫製され、作り上げられていく場所です。

工場の中には、長年縫製に向き合い続けてきた熟練の職人たちが並び、レザー特有の厚みや生地の特性を計算し理解しながら、細部まで精密に縫い上げています。

「日本では縫製の工程ごとに工場が分かれることが一般的ですが、ここでは同じチームがすべてを手がけるため、縫製のブレがなく、安定したモノ作りが実現されていることが印象的でした。」

「職人たちが、それぞれの工程に深く関わりながら作業を進めているからこそ、incarnationのプロダクトに一貫した品質が宿っているのだと感じました。」

– ディーラーよりいただいた感想です。


ラボラトリーにて最終工程を実践


最終日はラボラトリーにて染め上がったレザーウェアの状態を見学、最後の仕上げ加工を実践していただきました。


染め上げたレザーアイテムの加工を視察

染め上がったばかりで濡れた状態のレザーウェアやブーツが並ぶ光景。

乾燥〜フォルム形成〜採寸〜仕上げのアイロンなど、細かな工程を経て完成へと仕上げをご覧いただきました。

「また、購入後のレザーケアや補修についても、細かくレクチャーを受け、改めて「お客様へ伝えていくことの重要性」を再認識しました。作る上での大変さを理解した分、その後のメンテナンスやケアについても、しっかりと伝えていくことが大事だと強く思いました。」

「一着に費やされる時間は想像以上で、機械だけでは決してできない「人の手による力」がincarnationの製品を作り上げているのだと改めて感じました。」

「実際にこの経験を通じて、私たちはただ商品を販売するのではなく、お客様とともに製品を育て、より長く愛用していただくためのサポートを提供することが必要なのだと改めて実感しました。」

– ディーラーよりいただいた感想です。




フィニッシングを実践—革に魂を吹き込む

最終日は、レザーウェア最終加工の研修 を実施しました。

ディーラーの方々にこれまで何度かブログでも紹介した incarnationのオイル加工や、仕上げのアイロン加工を実践していただきました。

あらゆるケースに対しての質問が飛び交い、デザイナーが詳しく説明。

その後、各々の手でオイルが革に染み込む感覚、銀面が整い、熱が加わることで生まれる艶や革の変化、「素材がプロダクトとして魂が宿る瞬間」を肌で感じていただきました。


MORPHINE 岩瀬様 Garage EDEN スタッフ様 
弊社ラボラトリーにて レザーウェアのオイルケア&色補正






国内のメンテナンスについて

イタリアでの研修を通じ、オイル入れ・色調整・熱入れの技術を習得した国内ディーラーがレザーウェアのケア・メンテナンスを行います。

incarnation純正のオイルを使用し、適切なメンテナンスを行いますので、
ご希望の方は 以下のディーラー様へお問い合わせください。


CABANE
〒910-0006 福井県福井市1-21-26 Dビルディング1F
TEL/FAX:0776-21-8112
営業時間: 11:00 ~ 20:00
定休日: 火曜日
https://www.cabane.jp/

Garage EDEN
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿2-32-23 エビアン広尾 B1F 
TEL/FAX:  03-6277-2947
営業時間:アポイント制になりますので下記URLからSHOP様にお問い合わせください。
https://www.garageeden.net/

MORPHINE
〒440-0888 愛知県豊橋市駅前大通3-118 ムラカミビル1F
TEL: 0532-53-8933
営業時間: 11:00 ~ 20:00 
定休日: 水曜日
https://www.morphine.jp



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新作入荷 — 新たな表情を生み出す3つのスタイル


incarnation Japan ブログを訪れていただき、ありがとうございます。

今回は、新商品が入荷しましたのでご紹介をいたします。

ぜひ最後までご覧いただければ嬉しく思います。



今回の入荷アイテムは明日から開催する(3月1日・2日・3日)イベントにて実際にご覧いただけます。
イベント詳細はこちらをご覧ください。

—–  incarnation JAPAN × Garage EDEN / 2025 AW Collection (Garage EDEN Blog)

*先日の会場よりも空間的に手狭になるためこちらは全ての日程で「要アポイント」となります。詳細、予約可能時間は以下ブログにて紹介しております。




HORSE RG LEATHER SHIRT COLLAR BLOUSON BD-3Z [art no.#11R-42003/#11BR-42003]







クラシックとモダンの融合 – 進化したシャツカラーデザイン



今シーズン、incarnationが新たに提案する
HORSE RG LEATHER SHIRT COLLAR BLOUSON BD-3Z



このデザインのルーツは、15年前のincarnationの初期に誕生したアーカイブモデル。

ただの復刻ではなく、「15年の経験と進化した感性・技術で再構築するなら」

そんな視点から、このモデルは新たに進化しました。

クラシックなシャツカラーデザインを採用しながら、シルエットやディテールを磨き上げ、
より洗練されたバランスへと進化。

襟元の絶妙なボリューム感や、レザーの風合いを活かした設計は、
長年培われた技術と、新たな時代の感性が融合した証と言えます。

過去から現在へ、そして未来へ。
このモデルには、時代を超えて受け継がれるincarnationの美学が込められています。

一般的なライダースやブルゾンの襟とは異なり、クラシックなシャツカラーを採用。

シンプルながらも洗練された印象を与え、レザーウェアでありながら着こなしの幅を広げるデザイン。

モードにもカジュアルにも溶け込む、絶妙なバランスを生み出しております。




一枚革が生み出す、圧倒的な存在感


一般的なレザーウェアは裁断や縫い合わせによって形を作っておりますが
incarnationでは前面と背面をそれぞれ一枚の革で裁断。

背中の中心に走る縦のライン。
これはデザインではなく、馬の首から背骨に沿った繊維の最も厚い部分です。

そちらを首元から腰にかけて配置することで、革本来の力強い個性をそのまま活かしたデザインとなっています。


革の個体差を最小限に抑えつつ、「革を纏う」感覚を最大限に感じられるよう設計。
さらに、背中に縫い目を入れず、前身頃と袖にも極力縫い目を加えないincarnation独自の立体裁断を採用しました。


縫い目を極限まで削ぎ落とし、身体に自然と沿うパターンを幾度も修正しながら完成。
まるで一枚革を羽織るかのような、しなやかなフィット感を実現しています。


時とともに着る人の体に馴染み、次第に唯一無二のシルエットへと変化。
オーダーメイドのような着用感が生まれます。



「ラグリンザードレザー x 製品染め 」が生み出す、革の新たな表情


ブランドの基本ともいえる製品染めを、このラグリンザート(raggrinzato) レザーに施しました。

incarnationのホースレザーは、通常、透明感のあるツルっとした表情とハリのある質感が特徴です。


しかし、ラグリンザートと呼ばれるホースレザーは、通常よりあえて厚みのある大型の個体を選定し、鞣し・加工を施す際に元々個体にあるシワを際立たせています。

さらに、染色後の収縮によってレザーの繊維が引き締まり、シワが際立つことで独特の陰影が生まれ、より立体感のある表情が際立ちます。
これにより、一着ごとに異なる風合いが現れ、独自の個体差が生まれます。

この製品染めによって、通常のホースレザーとは一線を画す、新たな表情と深みのある質感が引き出されました。
着るほどにさらに味わいを増していくこのブルゾンは、経年変化を存分に楽しめる一着。

時間とともに変わりゆく表情を、ぜひご自身で育ててみてください。


*2月24日のオーダーイベントにて、今回の入荷アイテムをご紹介した際に、グレー(color:B82N)は完売となりました。







HORSE WHITE LEATHER SNEAKER SS-1H HIGH CUT WHITE HIGH RUBBER SOLES PIECE DYED
[art no.#11B-71077]




レザースニーカーの概念を超えた一足


今回入荷した HORSE WHITE LEATHER SNEAKER SS-1H は、
従来のレザースニーカーとは一線を画す、新たなアプローチを取り入れた一足です。



新たな表情を生み出す、特別な工程

このスニーカーには、通常の製品染めに加え、さらに特別な工程を取り入れて完成させました。

一般的に、厚みのある白鞣しレザーに製品染めを施すと、仕上がりが硬くなる傾向があります。
特に黒色は染料の特性上、よりその硬さが際立ちます。

今回のスニーカーでは、白鞣しレザー特有の漆黒の美しさとしなやかさを兼ね備えた一足を表現するというコンセプトのもと、特別な工程を採用。

その工程は、製品染め後に乾燥・型付けしたスニーカーを再びタンナーの太鼓で回すというもの。
これにより、レザースニーカーとは思えないほどの柔らかさと、味わい深い質感を生み出すことに成功しました。

さらに、製品染め特有の「形を成してから染め上げる」工程により、ラバーソールや靴紐にも染料が浸透し、全体に統一感と奥行きのある風合いが生まれています。



手作業による仕上げ


製品染めの後、じっくり時間をかけて乾燥させ、サイズを手作業で微調整します。

乾燥後には、オイルを丁寧に塗り込み、さらに艶を引き出していきます。こうした細やかな手作業に加え、さらに空回しの工程を経ることで、スニーカーに求められるフィット感や、足に馴染むしなやかさが生まれます。

画像では伝えきれないのが惜しいところですが、実際に手にすれば、その快適さがクセになり、つい選んでしまう一足になるでしょう。







HORSE LEATHER BACK ZIP BZ-3 LINED VIBRAM SOLES GOODYEAR WELT PIECE DYED
[art no.#11V-71007/VB]




無骨な美しさが宿る、ディテール


HORSE LEATHER BACKZIP BZ-3 の特徴的なデザインの1つとなるのは、ブーツ全体のシルエットを際立たせるincarnationの代名詞とも言えるオーバーロックステッチ。

縦に走るこのステッチは、ただの装飾ではなく、ブーツの印象をシャープに引き締めながら、立体的なフォルムを生み出しています。


製品染めの工程を経ることで、ステッチ部分にも独特の風合いが生まれ、唯一無二の表情を作り出し
履き込むほどにレザーが馴染むことでオーバーロックステッチが程よく開いていき、経年変化とともにさらに存在感を増していくのも特徴です。

通常のサイドジップやレースアップとは異なり、バックジップデザインを採用、無駄を削ぎ落としたミニマルな佇まい。

フロント部分に縫い目がないことで、より鮮麗された印象へと仕上げ、
足首をしっかりホールドしながらも、ジップを開閉することでスムーズな着脱を可能にしております。

さらに、背面に配置されたオリジナルジップがデザインのアクセントとなり、ブーツの個性を際立たせています。



堅牢さと美しさを兼ね備えた、ノルウィージャンウェルテッド製法


伝統的なノルウィージャンウェルテッド製法を採用。

この製法の最大の特徴は、アッパー・ウェルト・アウトソールを強固に縫い合わせることで、高い耐久性を確保しながら、防水性にも優れているという点にあります。
以前は登山・スキー用、軍用靴などに多く採用されていた技法。

通常のグッドイヤーウェルト製法と比べ、 ダブルステッチでより頑丈な構造を実現、水の侵入を防ぐための独特のステッチラインが特徴。
また製法の特性上、ソールの交換が可能で、長く愛用できる点も大きな魅力です。

ブーツ本来の無骨さを活かしながら、長年履き込むことでさらに足に馴染み、
レザーとともに自分だけの一足へと変化していく、そんな一足です。




今回は新しいアイテムを紹介いたしました。

どれもincarnationの魅力が詰まったアイテムとなっております。

ぜひ、これを機に実際に手に取ってincarnationの世界観に触れて頂ければ嬉しく思います。

HORSE RG LEATHER SHIRT COLLAR BLOUSON BD-3Z
COLOR 91N(BLACK)
https://store-jp.incarnation.jp/products/horse-rg-leather-shirt-collar-blouson-bd-3z


HORSE RG LEATHER SHIRT COLLAR BLOUSON BD-3Z
COLOR 82N(L.GRAY)
https://store-jp.incarnation.jp/products/horse-rg-leather-shirt-collar-blouson-bd-3z-1


*2月24日のオーダーイベントにて、今回の入荷アイテムをご紹介した際に、グレー(color:B82N)は完売となりました。


HORSE WHITE LEATHER SNEAKER SS-1H HIGH CUT WHITE HIGH RUBBER SOLES PIECE DYED

COLOR B91N(BLACK)
https://store-jp.incarnation.jp/products/horse-white-leather-sneaker-ss-1h-high-cut-white-high-rubber-soles-piece-dyed


HORSE LEATHER BACK ZIP BZ-3 LINED VIBRAM SOLES GOODYEAR WELT PIECE DYED

COLOR 91N(BLACK)
https://store-jp.incarnation.jp/products/horse-leather-backzip-bz-3-lined-vibram-soles-goodyear-welt-piece-dyed-1







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 incarnation 25SS 新作入荷 | Exclusive Boots のお知らせ


incarnation Japan ブログを訪れていただき、ありがとうございます。

今回は、Exclusiveモデル 「ワンピースブーツ」の魅力と2025SS Collectionから新作アイテムについて紹介いたします。

ぜひ最後までご覧いただければ嬉しく思います。



HORSE LEATHER BACK ZIP ONE PIECE LINED [art.no.11V-7157]


ワンピースブーツとは

一枚革のみで仕立てられた、継ぎ目のない 文字通りの ”ひとつなぎ”のフォルム。

無駄を削ぎ落としたミニマルなデザインは、履くごとに表情を変え、持ち主の足に馴染んでいきます。

この独特な構造が生む、劇的なエイジング(経年変化)こそが、ワンピースブーツ最大の魅力。

時を重ねることで、唯一無二のシワが刻まれ、あなただけの一足へと育っていきます。

それはまるで、「履き手とともに完成する、アートピース」のように。


普遍性 変わらないモノ スタイル

Garage EDENオーナーであり、当サイトのJAPAN Official 店長でもある浦野氏。

彼がincarnationのブーツで最初に手にしたのは、ワンピーススタイルのモデルでした。

それから10年—。

記念すべき節目に、incarnationと共にその想いを形にした特別な一足が生まれました。

「普遍性」を追求し続けるGarage EDENの哲学を体現する exclusive model One-Piece Boots。

時を超えてもなお、その価値は揺るがず、今も変わることなく作り続けられています。



ワンピースブーツの経年変化


大きな特徴は、波打つような美しいシワが特徴。

一見すると、履き始める前の状態は後ろに傾いたような歪なフォルムにも見えるかもしれません。

しかし、この形状こそが後に想像を超える美しいシワを生み出すのです。




履いた瞬間、革が足に沿うように馴染み、シャフトが自然と起き上がる。

それと同時に、フロント部分には力強くも美しいドレープのシワが刻まれていく。

それはまるで、履かれることを待ちわびていたかのように。

きっと着用者にとっても、ブーツにとっても、忘れられない始まりになることでしょう。



数あるブーツの中でも、履くほどに唯一無二の形へと育っていくワンピースブーツ。

ぜひ、その変化を体験してみてください。

こちらのExclusiveモデルのワンピースブーツは、Garage EDEN様にてオーダー制にて販売しております。


Garage EDEN
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿2-32-23 エビアン広尾 B1F 
TEL/FAX:  03-6277-2947
営業時間:アポイント制になりますので下記URLからSHOP様にお問い合わせください。
https://www.garageeden.net/


今回は特別な取り組みとして下記取引先 MORPHINE様にて数点のみ2月20日頃に入荷予定となっております。

MORPHINE
〒440-0888 愛知県豊橋市駅前大通3-118 ムラカミビル1F
TEL: 0532-53-8933
営業時間: 11:00 ~ 20:00 
定休日: 水曜日
https://www.morphine.jp





新作モデル2型を紹介

LINEN 100% + HORSE LEATHER ZIP FRONT HOODED BLOUSON 1/4 LINED SJ-3 [art.no.71-41980]



以前のブログでも紹介しましたヴィンテージ・ミリタリー・ヘンプを使用したフロントジップパーカー

自然が生んだ2つの素材、リネンとレザーの融合

このシリーズの大きな特徴は、まるで異なる個性を持ちながらも、
どちらも自然の恵みから生まれた素材(リネン x レザー)によって構築された一着。

フルジップ仕様のパーカーながら、単なるカジュアルアイテムに留まらず、素材の持つ奥深い表情が際立つ一着。
ボディには2種類の色味のリネンを組み合わせ、それぞれ異なる風合いが織りなすコントラストが特徴です。



さらに、袖にはレザーを施し、袖口にもオリジナルZIPを装着することでincarnationならではのエッジをプラス。


この異素材のミックスが、シルエットに重厚感をもたらし、存在感のなる独特な雰囲気を放ちます。



深めに大きく形成されたフードは、シルエットがスタイルのアクセントになり、シャープかつ洗練された印象を生み出します。

LINEN 100% + HORSE LEATHER PANTS SJP-1 [art.no.71-6680]



立体的なカーブが生み出す独特のシルエット


ワイドでもなく、タイトでもない。

曲線を描くような立体的なカットが特徴の “カーヴィング シルエット”。


動きに合わせて流れるように変化し、無骨でありながらも絶妙なバランス。

ヴィンテージのリネンが持つ武骨な表情とレザーの質感が融合することで生まれる圧倒的な素材感が他にはない存在感を放ちます



リネンとレザーを組み合わせることで、軽やかな素材感を持ちながらも、確かな重厚感と快適な履き心地を実現。


サイドには、腰から裾にかけて流れるようにホースレザーを施し、このディテールがシンプルながらもエッジの効いた印象を生み出しています。


レザーがもたらすエッジの効いたアクセント


サイドに施された、腰から裾にかけて走るホースレザーパネルがパンツ全体にシャープな印象を与え、スタイルを引き締めます。

裾に配されたジップを調整することで、シルエットに変化を加え、幅広いスタイリングに対応可能です。


新作アイテムについて

こちらのリネンとレザーを使用したアイテムは、その風合い、サイジングにこだわったアイテムばかりです。
ぜひ、実際に手に取って、その素材の質感やデザインを感じてみてください。

これらのアイテムは、来週末より、下記のディーラーにて取り扱っております。
サイジングや詳細についてはお問い合わせください。

B2nd
〒060-0062  北海道札幌市中央区南2条西3-1 3番街ビル
TEL: 011-222-4283
営業時間: 11:00 ~ 20:00 
[土・日・祝]11:00 ~ 20:00

https://www.us-onlinestore.com/account

GULLAM
〒150-0033 渋谷区猿楽町6-11 プリムローズマンション1F
TEL: 03-6416-4700
営業時間: 12:30 ~ 20:00 
[土・日・祝]12:30 ~ 19:00
定休日: 水曜日
https://gullam.jp/shopping


MORPHINE
〒440-0888 愛知県豊橋市駅前大通3-118 ムラカミビル1F
TEL: 0532-53-8933
営業時間: 11:00 ~ 20:00 
定休日: 水曜日
https://www.morphine.jp

CABANE
〒910-0006 福井県福井市1-21-26 Dビルディング1F
TEL/FAX:0776-21-8112
営業時間: 11:00 ~ 20:00
定休日: 火曜日
https://www.cabane.jp/



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Exclusiveモデル|バルマカンコートの魅力とスタッフ私物レザーの経年変化


incarnation Japan ブログを訪れていただき、ありがとうございます。

今回は、Exclusiveモデル 「バルマカンコート」の魅力とレザーアイテムの経年変化(スタッフ私物)について紹介いたします。

ぜひ最後までご覧いただければ嬉しく思います。

BUFFALO LEATHER BALMACAAN COAT [22-5797]

Exclusiveモデル バルマカンコートの魅力

バルマカンコートは、伝統的なデザインがルーツなシルエットとシンプルな美しさを備えた一着。

伝統的なデザインと現代的な感性の融合

incarnationのバルマカンコートは古くからある伝統的なデザインを基にしています。

しかし単なる懐古的なコートで終わることはなくクラシックな輪郭に、Wポケットやシャープなカッティングなどの現代的なディテールを加えることで、クラシカルでありながらモードに溶け込むデザインに仕上げました。




Exclusiveモデルのこだわり

過去のコレクションでは、カーフレザー製のバルマカンコートを展開。
滑らかで細やかな吟面と、柔らかな風合いがカーフレザーならではの特徴です。

今回は再現ではなく、新たな挑戦として制作。

選んだのは、incarnationの数あるレザーの中でも、野性味溢れる荒々しい表情が男らしさを引き立てるバッファローレザーです。

カラーは
71N(ダークブラウン) 31N-OCF(ダーティグリーン)を採用。


カラーは、どちらもバッファローレザーの魅力を存分に引き出すダークブラウンとダーティグリーンを選択。

バッファローレザーの発色は、透明感があり、シボ感、皺が重なり合う風合いは、唯一無二の魅力を放っています。

イタリアの歴史あるベジタブルタンニン鞣しを得て、生み出された荒々しくも、美しい表情のバッファローレザー。
伝統的なルーツを持ちつつ現代の感性を宿したバルマカンコートと組み合わせることにより、特別なコートが仕上がりました。


こちらのExclusiveモデルのバルマカンコートは、下記ディーラーにて販売しております。

デザインの特徴はMORPHINE様のBLOGにて紹介していただいております。
ぜひ、そちらもご覧になっていただければ嬉しく思います。

MORPHINE
〒440-0888 愛知県豊橋市駅前大通3-118 ムラカミビル1F
TEL: 0532-53-8933
営業時間: 11:00 ~ 20:00 
定休日: 水曜日
https://www.morphine.jp




レザーアイテム 経年変化とその魅力

レザーウォレット 経年変化

こちらのレザーウォレットは以前にBLOGでも紹介しました。

CALF LEATHER WALLET SQ-1 [art.no.14F-81020]

STRAP WITH HOOK [art.no.14F-81030]  

こちらと同一のモデルとなっております。

生産されるタイミングで同じモノをオーダーし、オフィシャルサイトがオープンすると同時に愛用し始めました。

数ヶ月が経ち経年変化が出てきましたので紹介させていただきます。

2ヶ月目の変化

このウォレットを使いはじめて約2ヶ月が経ちました。

艶感が増し、色味がワントーン濃くなるなど、革特有の魅力が早速、現れはじめています。

オイルケアは行わず、日常的にバックポケットに入れて使用しているため、座るときの圧力や摩擦で独特の皺が浮かび上がってきました。


このように使い手の生活がそのまま反映されるレザーウォレットは、経年変化が楽しめる身近なレザーアイテムの一つです。


ライダースジャケット 3年目の進化



こちらは愛用して3年目を迎えました。

深まる皺と艶が現れ、独自の表情を纏っています。

着用を重ねるごとに、日々変化を見せてくれるその姿に、ますます愛着が湧いています。

カラーは91NBK(ブラック-BLACK EDITION

BK(BLACK EDITION)仕様の特徴
ライダースジャケット全体を構成するパーツすべてをブラックで統一した特別仕様。

ダブルライダースに当てはめることにより、シックで洗練された印象を与え、ダブルライダースのデザインが引き立っています。

経年変化の様子

左側が着用3年目 右側が着用1年目

1年目からすぐに着用者の皺が深く刻まれはじめ、その後追うようにブラックカラーは艶感と同時に深みが増していきました。

色味の変化

夏も着用し続けていたため、イタリアの強い日差しを受け、ブラックカラーが全体的に深みのある独特の風合いが生まれています。



パーツの変化

BLACK EDITION 特有の黒い金具が、日々の摩耗によって削れ、下地の金属が現れています。

これが色味の焼けている変化と相合わさり、さらに味わいを与える要素となっています。




個人的には、現時点でも1つの到達点ともいえる仕上がりと感じていますが、さらに着込むことにより新たな進化を楽しみにしています。

以前のBLOG記事で紹介した「色補正」によってブラックの状態に戻すことも可能です。
しかし、あえてこのまま使用し続け、今後どのような進化を遂げるのか共に過ごしていきたいと思っています。

今回はMORPHINE x incarnation Exclusiveモデル 「バルマカンコート」とレザーアイテムの見せる経年変化について紹介いたしました。

これからもレザーアイテムの魅力や、奥の深い経年変化について発信していきます。





「incarnation JAPAN」展示販売会のお知らせ

前回のご好評をいただいたこのイベントに引き続き、普段オンラインでしか触れることのできないincarnation JAPANのアイテムを、今回も実際に手に取ってご覧いただけます。
写真や画面越しでは伝わりきらない細部へのこだわりや素材の質感を、実際にご覧いただき、感じていただければと思います。

詳しい詳細は下記記事をご参照ください。
https://store-jp.incarnation.jp/pages/blog-post?id=3315







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レザーの魅力を育てる|レザーウェアのメンテナンス・ケア方法


incarnation Japan ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は「レザーウェアのメンテナンス・ケア」についてご紹介させていただきます。

お持ちのレザーウェアが年々自分に馴染んできて、着るたびに味わいが深まっているのを実感されている方も多いのではないでしょうか。

レザーは、着用することで自然と体にフィットし、独自の風合いが生まれます。


それこそがレザーアイテムの魅力ですが、少しメンテナンスを加えて、さらに育てることもできます。
少しケアを加えることで、さらに深みが増し、より一層の味わいを楽しむことができます。


ぜひ最後までご覧いただければ嬉しく思います。

「メンテナンス・ケア」

incarnationにおけるレザーのお手入れを2種類の違ったケースのウェアを用いて、その工程を紹介します。
レザーにとって大切なメンテナンスやケアを知ることで、お気に入りのお持ちのレザーアイテムをより楽しんでいただけると思います。

併せて日本国内でもincarnation製品のケア等を承っているディーラー様も、紹介させていただきますので、
お持ちのレザーアイテムで何かお悩み等がございましたら、これを機にお気軽にお問い合わせください。

ケース1:「色の変化とその魅力」

こちらは、デザイナーが愛用しているダブルライダースジャケット。
素材はホースレザー、カラーは91N(ブラック・ノーマル)です。


仕上がった当初のカラー ブラックから、長年の着用を経て、透明感のあるツヤが生まれました。
この変化こそ、ベジタブルタンニンで鞣されたレザーにとって、まさに自然な進化とも言えるでしょう。

使い込むことで現れる表情の変化は、レザーが持つ本来の魅力を引き出し、さらに奥深い味わいを感じさせてくれます。

色の変化について

レザーの色の変化は、長年の着用による自然な経年変化です。

特にこちらのジャケットでは、太陽の光や風雨にさらされることで、レザーに含まれるタンニンや染料が反応し、色が徐々に変わっていきます。


初めは気づかないほどの微細な変化も、時間が経つにつれて「色の抜け感」として現れ、まるでその革が自分の一部のように馴染んでいくのです。

この変化こそが、レザーの持つ本当の魅力であり、育てる楽しみでもあります。

私たちがレザーを愛用する理由の一つは、この経年変化を感じながら育てていく過程を楽しめるからです。

特にベジタブルタンニン鞣し革は化学薬品を使わず、自然由来の素材で仕上げているため、このような変化が起こりやすいのが特徴です。

「革の変化」も着用者が作り上げた唯一無二の表情であり、生き様であり、革製品の持つ経年変化の魅力だと私は思います。

デザイナーのこのライダースジャケットも、まさにその証です。

このジャケットは、デザイナーの日常生活を物語っています。
彼はタンナーまで車で片道約3時間をかけて往復する生活をしており、その間にライダースを着て運転することも多く、愛用してきました。

特に、イタリアの日差しの強い地域での着用が重なることで、運転席側の日差しが当たる肩周り部分に、2年ほど経過してこのような色の変化が現れました。

日々の積み重ねと共にレザーは美しく変化し、その深みのある表情が一層引き立っています。このように、使い込むことでしか得られない味わいが、レザーの魅力をより深く感じさせてくれるのです。


レザーの変化を楽しむことは、そのまま着続けることで、ますます個性的で味わい深い表情を引き出すことができます。


しかし、もし「元の色味を取り戻したい」「もう少し深みのある色に仕上げたい」と感じることがあれば、色の補正を試みるのも一つの方法です。

これにより、元々の色味の深みが戻り、経年変化の風合いを残しつつ、さらなる魅力を引き出すことができました。
補正を加えたことで、レザーの持つ柔らかさや艶感が一層引き立ち、長年愛用する価値が増します。

このままでも魅力がつまったレザーウェアですが、今回はデザイナーの愛用のジャケットに少し色を補正していく様子をお届けします。


色補正

もし色補正をお考えの場合は、専用のレザーケアオイルを使い、丁寧に補色することをおすすめします。

今回は色の変化が全体的に目立ったのでincarnationの「OC」とも言われる加工を施しました。

ケアオイルは、レザーにツヤを与えるだけでなく、色が抜けた部分を均一に補正し、自然な深みを取り戻します。
こうしたケアは、レザーが持つ風合いを損なうことなく、さらに素晴らしい表情を作り上げることができます。

OCとは
OC(Overdye Color)の略で文字通り元の色の上から、さらに黒の染料とオイルを調合したモノを用いておこなう染色技法。

この加工を行うことにより、元の色をワントーン濃くしつつ、黒の染料によるムラ感が加わり、色に奥行きが生まれ、風合いのある表情に仕上がります。


今回は91N(ブラック・ノーマル)に補正をかけるため、OC加工をするので、調合の具合を濃いめにしております。


この作業は手作業で慎重に行なっていきます。
色の変化している箇所、あまりしていない箇所によって染色の具合を調整するからです。

生産される際の加工も革の具合を見ながら匙加減を変えたりOCでも薄め〜濃いめを用意して加工を行います。



色の変化が目立った左肩部分には、しっかりとオイルと染料を入れました。
(変化を分かりやすくするために、やや強めのライトを用いて撮りました。)

オイル、染料ともに、多く入れれば良いわけでは無く、入れすぎると染料の発色が不自然に光ってしまいます。
オイルは入りすぎるとベタ付きが出るので革の具合を見て調整することが大切です。


全体的にオイルを塗り終わったら1〜2日間程、ハンガーに掛けてオイル乾かし、じっくりと浸透させていきます。

仕上げアイロン加工

1〜2日経過し、オイルが馴染みましたので、ここから熱を加えて、表面を整えながらオイルを定着させていきます。


この作業で形や表情にも変化が出るので、しっかりとそのモデルに合わせたハリ感、フォルムを意識して、アイロンを施していきます。

このダブルライダースに関しては、襟部分のディテールにincarnationのダブルライダースのこだわりが詰まっている箇所なので、しっかりとハリと立体感が生まれるように意識して作業を行います。

仕上がり

これらの色補正・乾燥・熱加工の3段階のプロセスを得て、ケアが終わったライダースがこちらになります。


色の変化があった肩周り部分は他の部位を同じ色味に仕上がっています。
襟の部分は、立体感が生まれました。

Before/After

BEFORE (肩部分の色補正前)
AFTER(肩部分の色補正後)

Before/After

左がBefore 右がAfter

補正後のブラックは、深みが増し引き締まった印象。
着用によるシワ等は深く刻まれているので、アイロンによる熱加工でも損なわれることはありません。

ケース2:「オイル浮き 原因とケア方法」


こちらは筆者の私物のライダース。
カラーは91N(ブラック・ノーマル)

革の表面にオイルが浮いてきてしまっていて白く、くすんでいるような表情になってしまっています。

オイル浮きの原因

正式名称はブルーム(Bloom)という現象です。
ブルームとは、革に染み込んでいるオイルやワックス成分が、温度や湿度の変化により革の表面に浮き出してくる現象。

特に、ベジタブルタンニン鞣しの革や、オイルを多く含む革で発生しやすい傾向があります。
この現象を製品として意図的に作りだしているのがブライドルレザーになります。

対処法としましては、乾いた柔らかい布で丁寧に拭き取ります。

ひどい場合は、革用クリームやオイルを薄く塗り込むことで再度オイルを馴染ませ表面を布で拭く、ブラッシング、アイロン等で改善されます。


気温が一気に下がる季節に、温度の低い場所に保管したため、オイルが浮いている状態です。

オイル浮きだけなら上記で説明した通り拭き取るだけでも改善されそうなのですが、長年の着用によりオイルが完全に抜け、乾いた箇所があるので、今回はオイルも入れながら、丁寧にケアをして整えていきます。

アイロン加工

先ずは余分に浮いてしまっているオイルを再び馴染ませる為に全体的に軽くアイロンを掛けていきます。

この段階でオイル浮きは、かなり改善されます。

アイロン後、白浮きが解消しました

オイル入れ

アイロンを掛けて整えた表面にオイルを塗り込んでいきます。

incarnationでは加工の際に数種類のオイルを使用しております。

今回の革の状態は、元のカラーをワントーン濃くしつつ、革にじっくりと染み込むタイプのオイルを選択しました。
仕上がりはしっとりとした上がりになります。


全体的に少量のオイルを伸ばすように塗り込んでいきます。

このケアのポイントは、白くオイルが浮いてしまっていた箇所と、オイル感が無い部分には深くオイルが染み込ませるように塗り込むことです。

オイルを塗り終わったら、こちらも1〜2日間ほど、じっくりと乾かします。

仕上げアイロン加工

こちらも1〜2日間経過し、オイルが馴染んできました。
次に熱を入れてオイルを定着させます。

アイロンの温度は、温度が高すぎると革にダメージ(焦げたり、ひび割れる)を与えてしまいます。

もしご自身でアイロンをする場合は、見返しの見えない部分を低温から徐々に温度を上げて様子を見ながら試してください。


アイロンをかけるコツは温度が適切でも同じ場所に当て続けると、革が焦げて銀面の美しさが損なわれてしまうので、革の様子を見ながら、適度なスピードでかけていくことです。


特にレザーウェアの立体的な部分は、そのままアイロンを押し当てると均等に熱が入らないため、下から手の平を当てることで、手の平をクッションがわりにすると変なシワや跡が無く、思い描く立体感に仕上がります。

仕上がり

白くくすんだ部分がなくなり、トーンが均一になりました。

Before/After





表情が白くなっていてボヤけていた部分がハッキリして、形もシャキッとした立体感に復元。
写真だと伝わりにくいですがオイルが抜けていた革も、しっとりとした肌触りに仕上がりました。



国内のメンテナンスについて



上記のようなレザーウェアのケア・メンテナンスは、incarnation Japan で行っております。
お問い合わせフォーム、またはLINEからご相談ください。
LINEはブログ最後にご案内がございます。


レザーウェアのケア・メンテナンス取り扱う日本国内のディーラー様を紹介いたします。
イタリアにて研修を行い、オイル入れ・色調整、熱を入れる技術を習得していただきました。
ブランドで扱っているオイルを使用しますので、incarnation レザー製品のケアはご相談ください。

参考までに、
今回のケースですと、色補正の場合は10,000円、オイル入れは7,000円のメンテナンス・ケア料金となります。

レザーアイテムの状態によって料金は変わりますのでお気軽にお問い合わせください。

CABANE オーナー岡野様 
弊社ラボラトリーにて レザーウェアのオイルケア&色補正、ブーツのオイルケア


CABANE
〒910-0006 福井県福井市1-21-26 Dビルディング1F
TEL/FAX:0776-21-8112
営業時間: 11:00 ~ 20:00
定休日: 火曜日
https://www.cabane.jp/

Garage EDEN
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿2-32-23 エビアン広尾 B1F 
TEL/FAX:  03-6277-2947
営業時間:アポイント制になりますので下記URLからSHOP様にお問い合わせください。
https://www.garageeden.net/



こちらのケアやメンテナンスが可能なディーラー様は、今後も増える予定ですので、随時ご紹介いたします。


今回は2種類の違った症状のレザーウェアのケア・メンテナンス方法を紹介しました。

レザーアイテムは、様々な症状に対して正しいケアやメンテナンスを行うことで楽しみながら、末長く付き合っていけるのが魅力の1つだと思います。

BEFORE


AFTER


「incarnation JAPAN」特別展示イベントのお知らせ


普段オンラインでしかお届けしていないincarnation JAPANのアイテムを、実際に手に取って感じていただける展示販売会を開催します。

写真や画面越しでは伝わりにくい、素材の質感やデザインの細部をぜひご覧ください。
素材の力強さや繊細さ、独自のシルエットがどのように体に馴染むかを体験できる貴重な機会です。


さらに、イベント期間中はパリファッションウィークと重なります。
最新2025AWコレクションのイメージなどを東京イベント会場にてリアルタイムでお届けする予定です。

ぜひ、お楽しみにしていただければと思います。




イベント詳細

日程 : 2025年1月25日(土)・26日(日)・27日(月)
時間 : 12:00〜19:00
場所 : 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿2-32-23 エビアン広尾 B1F 
Garage EDEN 内  MAP

※路地の奥の地下に位置するショップです。
当日、場所が分かりづらい場合はお電話 (ショップ携帯:080-7091-1171) をいただければスタッフがご案内いたします。




お知らせ事項

ご予約・アポイント不要
お好きなタイミングでお気軽にお越しください。

営業時間外のご来店希望について
事前にご連絡いただければ、可能な限り対応させていただきます。

お問い合わせ

TEL:   03-6277-2947 / 080-7091-1171 (ショップ携帯)
MAIL:  jp-store@incarnation.jp
LINE:  (下記をご参照ください)



【incarnation Japan LINE公式アカウント開設のご案内】

incarnation Japan LINE公式アカウントを新たに開設いたしました。
最新コレクションや限定情報など、いち早く皆様にお届けする予定です。

特別展示イベントや製品に関するご質問やお問い合わせもLINEでお気軽にご連絡ください。

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HORSE LEATHER BACK ZIP SNEAKER BOOTS EXCLUSIVE  MORPHINE x incarnation


incarnation Japan ブログを訪れていただき、ありがとうございます。

今回は、Exclusiveモデル 「バックジップ スニーカーブーツ」をご紹介いたします。

ぜひ最後までご覧いただければ嬉しく思います。



HORSE LEATHER BACK ZIP SNEAKER BOOTS EXCLUSIVE  [11V-7667MP]

スニーカーブーツという選択

レザーウェアのハードなイメージと、ヒールブーツの洗練されたイメージの組み合わせを基本スタイルとして押さえつつ、


「スタイリングに自由さとスタイルに抜け感を」


というコンセプトのもとに、
コレクションにはない新しい提案として、ディーラー MORPHINE オーナーの岩瀬様と打ち合わせを重ね、incarnationのブーツをベースにExclusiveモデルを作成しました。

アッパーにはブランドの代名詞でもあるホースレザーを採用。
ソールにはボリュームがあるハイホワイトラバーソールを組み合わせています。

これによりブーツの重厚感をしっかりと残しつつ、軽快さをも兼ね備えた一足が完成しました。






カラーナンバー [91N] について

incarnationはカラーは番号とアルファベットの組み合わせで表記をしています。


カラーナンバー 91N(ブラック)

「91」は、ブラック

「N」は製品染めの種類を表しています。

今回は「91」と「N」の組み合わせになるので、91N(ブラック・ノーマル製品染め)になります。                



ソリッドなデザイン

必要以上の装飾を省き、レザーをより引き立てるシンプルなデザイン

履き込んでいくことで着用者の歩いた形が美しいシワとなって刻まれ、唯一無二の表情に育っていきます。




アッパーを前上がりに形成させたフォルム

フルレングスパンツからショート丈、クロップド丈まで、さまざまなボトムスとも相性がよく、
ラバーソールが与える軽快さとホースレザーの質感がスタイリングの幅を広げます。






incarnationのオリジナルジップ


イタリアYKK社と何度も打ち合わせを重ねて制作された製品染めにも耐えゆる剛性を持ったジッパーをブランド設立2010年から採用。

更にオリジナルのしっかりと重みのある引手を組み合わせております。


このジッパーをバックジップで採用することにより、背面にアクセントを作り出しスタイリッシュな印象に。

ジッパーをバックに配置し、フィット感の高いタイトなシューズを完成させました。

さらに着脱もしやすくデザイン性・利便性を兼ね揃えています。




ぜひ、このスペシャルな一足を実際に手に取り履いて頂き、お客様の手でよりスペシャルな一足に育てていただければ嬉しく思います。

こちらのExclusiveモデルのスニーカーブーツは、下記ディーラーにて販売しております。

MORPHINE
〒440-0888 愛知県豊橋市駅前大通3-118 ムラカミビル1F
TEL: 0532-53-8933
営業時間: 11:00 ~ 20:00 
定休日: 水曜日
https://www.morphine.jp



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CUT SAWN HOODED RAGLAN LONG SLEEVES / HORSE LEATHER BAG SQ-1

incarnation Japan ブログを訪れていただき、ありがとうございます。

このブログでは、数回にわたり、ブランドのこれまでの歩みをたどるアイテムを紹介していきます。

ぜひ最後までご覧いただければ嬉しく思います。


CUT & SAWN HOODED RAGLAN LONG SLEEVE


incarnationの永遠のスタンダードカットソー生地

incarnationが中期から現在に至るまで定番素材として採用しているフレンチテリー生地。
特にレザーウェアのインナーとして絶大な信頼を誇ります。

レザーウェアがメインのブランドとして、インナーに求められるのは、シンプルでありながらも素材自体が身体のラインを美しく引き立てること。
このフレンチテリー生地は、その役割を完璧に果たすために最適な素材です。

最大の特徴は、型崩れしにくさと適度なハリ感。
長時間着用しても、生地の形が崩れることなく、シルエットを美しく保ち続けます。

日常的に使っても、繰り返し着用しても型崩れや伸びが少なく、長期間の着用に耐える耐久性を持っています。

コットン92%、エラスタン8%の配合により、程よい伸縮性と適度なハリ感が生まれ、280g/m²という程よい厚みが体のラインを美しく見せ、シルエットが崩れにくくなります。
エラスタンを加えることで、伸びすぎることなく、長期間着てもリラックスした着心地で美しいラインを維持できます。

また、吸湿性が高く、通気性にも優れているため、快適な着心地が長時間持続します。
そして程よい厚みは、レザーウェアとのレイヤリングにも最適。
レザーを脱いだ後でも、しっかりと整ったシルエットが持続し、着用者の体型を引き立てます。

incarnationがこのフレンチテリー生地を定番素材として採用し続ける理由は、シンプルでありながらも洗練されたデザインを支える素材として、長期間使用しても型崩れせず、美しいシルエットを維持できる点にあります。

この素材は、レザーウェアとの相性も抜群で、機能性と整ったシルエットを兼ね備えた素材。まさに、ブランドのスタイルを支える重要な要素となっているのです。

CUT & SAWN HOODED RAGLAN LONG SLEEVE[art no.85-3390P]

CUT & SAWN HOODED RAGLAN LONG SLEEVE[art no.85-3390P]


これらのプリントシリーズは、当初 incarnationのスタッフのユニフォームとして作成したものです。
その後、多くのお客様のご要望により製品化が実現した経緯があります。


両袖にブランドロゴのラバープリントを配置。
大きく腕に沿うように施しており、存在感のあるデザインとなっております。

背面の左裾には、ブランドのアイコンを施しております。




CUT & SAWN HOODED RAGLAN LONG SLEEVE[art no.85-3390A/限定アイテム]

CUT & SAWN HOODED RAGLAN LONG SLEEVE[art no.85-3390A]

こちらは15周年記念仕様となっており、限定アイテムです。

左袖と右肋部分にブランドロゴのラバープリントを配置。
シンプルなデザインに遊び心を加えてます。

背面の左裾にはブランドのアイコンを。
そして、デザイナー直筆のブランド15周年のサインを入れました。


どちらのパーカーも、着用を重ねることで背中のオーバーロックステッチが開き、バックスタイルに独自のアクセントを加えます。
インパクトのあるプリントが特徴で、1枚で着るだけで強い存在感を放つスタイルが完成します。

また、機能性と通気性に優れた素材を使用しているため、レザージャケットのようなヘビーアウターのインナーとしても着用可能。
非常に高い汎用性を誇るファブリックウェアです。









HORSE LEATHER BAG SQ-1 UNLINED[art no.11-9627]

HORSE LEATHER BAG SQ-1 UNLINED[art no.11-9627]

バックボディをスウェード、ベルト部分を表革のホースレザーを用いた、異なる革の表情から生まれるコントラストが魅力的なバックを作成しました。


incarnation スウェードレザーの特徴


一般的にスウェード(バックスキン)と言えば、毛足が立って柔らかな印象が強いですが、incarnationではあえて毛足をオイルで寝かせ、さらに熱加工を施すことで、毛足が立ちにくい仕上がりにしています。


この加工により、スウェード本来の柔らかさを保ちつつも、表面がしっかりと引き締まり、光沢感が生まれます。
最初はスウェードとは思えないほどの濃淡を持った深い艶感が特徴的です。


使い込むことで、寝かせた毛足が徐々に起き上がり、独特の陰影が浮かび上がります。
このプロセスが、所有者の手によって馴染み、使用感が表面に現れることで、さらに愛着が湧いてくる。

まさに「育てるレザー」として、時間をかけて変化を楽しむことができる素材です。

  


使い勝手とデザイン性を兼ね備えたスクエア型バッグ

スクエア型デザインのバッグは、両サイドまで大きく開くジッパーを1本配置し、さらに小物を取り出しやすい別のジッパーを1本備えています。

この構造により、どちらのジッパーからでもバッグ内部に簡単にアクセスでき、日常の使用を考慮した非常に実用的な設計となっています。


内部には蛇腹状の仕切りを設け、収納力を高めるとともに、整理整頓がしやすい設計に。

使いやすさを考慮したディテールが、日常の利便性をしっかりとサポートします。

ホースの表革を使用して作られているベルト部分にはオリジナルのDリングを配することで、長さ調節が可能な仕様と採用。
お好みの長さに調整でき、機能性だけでなくデザイン性も兼ね備えた非常に実用的なアイテムです。

ベルト部分は使い込んでいくにつれて革の光沢が増し、ボディの独特なスウェードの表情と相まって独自の風合いへが増していきます。
長く使うことで愛着が深まり、使うたびにその魅力を感じられるようになるでしょう。

今回のブログは、日常生活に活躍するファブリックウェアとレザーバッグを紹介いたしました。


ぜひ、お手にとっていただきincarnation を感じていただければ嬉しく思います。



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