小さなパーツに込めたこと— incarnationのロゴとディテールの話

incarnation Japan ブログを訪れていただき、ありがとうございます。

洋服を選ぶとき、最初に目に留まるのは、何でしょうか?

それは、素材やシルエット、色 かもしれません。

では、ボタンやジップといった「パーツ」はどうでしょうか。

それらは単なる機能部品と思われがちですが、incarnationにとっては、世界観をかたちにするために欠かせない、ひとつの要素です。

今回は、そのあまり語られることのない「パーツ」に焦点をあててみたいと思います。

何気なく手に取る一着の中にある、静かな重みに気づいていただけたら嬉しいです。


ロゴから生まれた、もうひとつの「デザイン


ロゴには、どれだけの意味が込められているのか。

「incarnation」という名前が生まれた、その瞬間からすべては始まっています。

今回は、そのはじまりに、少しだけ触れてみたいと思います。



ロゴに宿る、ブランドの原点


incarnationのオリジナルパーツである、
ボタン、ZIP引手は、ブランドのロゴマークをもとに設計されています。
このロゴこそが、ブランドの核であり、すべての要素に繋がっています。

さかのぼり10年以上前のこと。
「ブランド名は、いつどうやって決めたんですか?」
と、以前デザイナーに尋ねたことがあります。


すると彼はこう言いました。


「独立を決めて、イタリアに拠点を移す準備をしていたとき。アトリエ探しでフィレンツェ現地を訪れたバスの中、車窓を眺めていたらその言葉が、ふと降りてきた。」

名前を探していたわけでも、決めようとしていたわけでもない。



ただその瞬間、
「incarnation」という言葉をブランド名にしよう、ロゴはこんな形がいい。
そんなイメージがふっと頭に浮かんだそうです。

※「incarnation」という言葉には、「生まれ変わり」や「姿を変えて再び現れること」という意味があります。

デザイナーはこの言葉に、一度役目を終えた「皮」が、「革」として新たな価値を持つ

—そんな変化のブランド名を重ねました。

この思考は、ロゴマークのデザインに強く現れています。

中心から外へと向かう矢印と、円のなかを巡るような流れは、「終わりのない流れ」や「かたちを変えて続くものの美しさ」を表しています。




ロゴから生まれたパーツ

そしてこのロゴをベースに、オリジナルパーツが生まれていきました。

たとえばボタン。

円の中に十字を刻んだ意匠は、ロゴをそのまま抽象化したもの。初期モデルとは形状が異なり、現行のデザインはよりミニマルで構造的になっています。

機能としてではなく、意志あるパーツとして、服の一部にさりげなく存在しています。



ジップの引手は、指先でふれるロゴ。

初期のモデルは主張がやや強く、現行モデルではより手に馴染むかたちへと洗練されています。
無意識に触れる場面にこそ、記号が染み込む。

そう考えると、ファスナーを開閉する一瞬でさえ、無意識のしぐさの中に、意味が宿るようにも感じられます。



意味をまとう、という選択

初期の引手とボタン


何度も打ち合わせを重ね、ゼロから金型を起こし、寸法やバランスも自らの手で調整。
わずか数センチのパーツに、わざわざ手間をかける理由は、ただひとつ。

「意味のあるものを、身につけたい」という思想が、そこにあるからです。

ボタンやジップといったパーツは、ただ「閉める」「開く」という役割を担う道具かもしれません。
しかし、incarnationでは、そのひとつひとつに、意味と意図を込めています。


普段あまり注目されることのない、そんな裏側のストーリーをご紹介いたしました。

incarnationのボタンやジップに触れたとき、時々ふと、そこに静かな重みが込められていることを思い出していただけたら、嬉しく思います。




はじまりの便り — incarnationメルマガ 配信スタート

昨日、メルマガ第1号を配信しました。
長らくお届けできていませんでしたが、ここから少しずつ、定期的にお届けしていきます。
※ご登録済みの方は、お手数ですが迷惑メールフォルダに入っていないかご確認ください。

今回の内容は「26SSコレクション制作の現場から」。
まだ未公開の制作中のインスピレーションや、初公開となるキーワードなどを綴っています。

ご登録がまだの方は、次回の配信をお楽しみに。

月に1〜2通、ブログやSNSでは触れない奥の話を、少しずつお届けしていきます。

慌ただしい日々のなかで、ほんの数分。
ふと目にとめて、気軽に読んでいただけるような、そんな便りになれたらと思っています。


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1本のリネンパンツから広がる、春夏レザーの3つのスタイル

incarnation Japan ブログをご覧いただき、ありがとうございます。


イタリアは過ごしやすい気候が続いております。
日本は、梅雨に入った様子ですが皆様、いかがお過ごしでしょうか?

前回のブログでは、incarnationのリネンパンツの魅力と、実際の洗濯・ケア方法についてご紹介しました。
BLOGはこちら 快適な夏のために─リネンパンツの「洗い方と育て方」|POP-UP続報

今回は、その続編として同じリネンパンツを使ったコーディネートをご紹介します。
春から夏にかけて時期にオススメのレザーアイテムを組み合わせました。
(ペルージャの朝晩はまだ肌寒いので、私はこのスタイルにレザーブルゾンを羽織って日常を過ごしています。)

ぜひ最後までお楽しみください。

レザーベストという選択

これからの季節、ぜひおすすめしたいアイテムのひとつが「レザーベスト」。

夏になると、カットソーやTシャツ、軽めのシャツなど、シンプルな装いが中心になってくると思います。しかし、コーディネートに重さを加えたくなる瞬間があると思います。
そんな気分に応えてくれるのが、このレザーベストです。



今回合わせたのは、リネンパンツにスウェードレザーのベストダービーシューズ
あえてスウェードレザーを選んだのは、リネンとの相性がとても良いと感じているからです。
どちらの素材も、擦れや摩耗によって毛羽立ちが現れるという共通の経年変化を持ち、着るごとに、それぞれの質感が馴染み、心地よい一体感を生み出してくれます。

[着用アイテム]
(身長176cm体重64キロ)

・HORSE LEATHER PEAKED LAPEL VEST LINED / [art. 11-2267]
 COLOR :91NR(BLACK EDITION) / Size S

・LINEN 100% PANTS LONG DARTS SAROUEL LDP-1 / [art. 71-6660]
 COLOR: 91T(BLACK) / Size S

・HORSE LEATHER DERBY SHOES #2 LINED
WITH VIBRAM SOLES AND GOODYEAR WELT /[art.11V-7477/VB]
COLOR :52T(BRDX) / Size 42(約26.5cm)


こちらは、表革のレザーベストを主役にコーディネート。
同じ「ベスト」というカテゴリーでも、素材やモデルが変わるだけで印象はガラッと変わりますね。

表革は、輪郭がくっきりと際立つ素材
スウェードとは違い、シャープで張りのある表情が特徴で、コーディネート全体を引き締めてくれます。
今回は足元も表革のコンバットブーツに切り替え、よりソリッドな印象にまとめました。


パンツは先ほどと同じリネンパンツですが、太ももから膝にかけての適度なボリューム感があるため、
前回のようにダービーシューズと合わせるスタイルはもちろん、今回のようにブーツインでも自然にキマります。

スニーカーでラフに、サンダルで涼しげにと、足元次第で表情を変えられるのもこのパンツの魅力です。

[着用アイテム]
(身長176cm体重64キロ)

・HORSE LEATHER VEST 4B LINED / [art. 11-2217]
 COLOR: 91N (BLACK) / Size S

・LINEN 100% PANTS LONG DARTS SAROUEL LDP-1 / [art. 71-6660]
 COLOR: 91T (BLACK) / Size S

・HORSE WHITE LEATHER BACK ZIP 6HOLE BZ-2 / [art. 11V-7957/L2]
 COLOR: 91N (BLACK)/ Size 42(約26.5cm)

春夏の差し色に勧めたい、カラーレザー


モノトーン中心のワードローブに、ひとつ添えるだけで空気が変わる。
そんな力を持っているのが、カラーレザーの魅力です。

これまでのブログではあまり紹介できていなかったのですが、
incarnationのカラーレザーは、発色の美しさに加え、陰影の奥行きも豊か。
今回は、その中でも特に印象的なオレンジカラーにOC加工を施したのシングルライダースジャケットを主役に。
OC加工とは、色味のトーンを下げ、ムラ感を出す加工で、レザーに落ち着きと奥行きが生まれます。


深みのある黒色のリネンパンツを合わせ足元まで黒で統一することで、ジャケットのカラーがより引き立ちます。
色の強さが嫌味なく映える、春夏だからこそ挑戦したいスタイルです。

[着用アイテム]
(身長176cm体重64キロ)

CALF LEATHER STAND UP COLLAR BIKER JACKET JB-2 / [art. 14-41467]
 COLOR: 54N-OC (DIRTY ORANGE) / Size S

・LINEN 100% PANTS LONG DARTS SAROUEL LDP-1 / [art. 71-6660]
 COLOR: 91T (BLACK) / Size S

・HORSE WHITE LEATHER BACK ZIP 6HOLE BZ-2 / [art. 11V-7957/L2]
 COLOR: 91N (BLACK)/ Size 42(約26.5cm)

そしてこのジャケット、実はincarnationの中でも革新的な構造をもつ「JBシリーズ」の一着
詳しい背景や魅力は、また改めてじっくりとご紹介しますので、お楽しみに。


今回は、リネンパンツを軸に、スウェードベスト/表革ベスト/カラーレザージャケットという3つのレザーアイテムと組み合わせたコーディネートをご紹介しました。

どのスタイルにも自然に馴染むこのヴィンテージ・ミリタリー・リネンは、これからの季節に、もっとオススメしたいアイテムのひとつです。
まだお試しいただいていない方は、ぜひ一度手に取ってみていただけると嬉しく思います。

次回の私のブログでは、デザイナーのOGAWAと私が長年愛用しているレザーベストの経年変化とよりその魅力について、お届けできればと思っております。

今回も最後まで、ご覧いただき有難うございました。

POP-UPイベントのご案内

このたび、incarnation Japan  POP-UPイベントを開催中です。

5月26日(月)まで、東京 代官山のセレクトショップ GULLAM(グラム)にて開催しております。

普段はオンラインを中心に展開しているincarnation Japanラインですが、実際に手に取ってご覧いただける機会をもっと増やしたいという想いから、今回のPOP-UPを企画しました。

incarnation Japan オンラインストアの全アイテム(レザーウェア、レザーシューズ、カットソー)が並びます。
お近くにお越しの際は、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

詳細はこちらのブログをご覧ください: 5月、 代官山にて― 革と、出会いと、その一着と。


■ 場所:GULLAM(グラム)代官山

 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町6-11 プリムローズマンション1F
 (代官山駅から徒歩9分/渋谷駅から徒歩10分)

■ 会期:5月2日(金)〜 5月26日(月)

■ 営業時間:平日 12:30~20:00  土日祝 12:30~19:00
 ※水曜日定休

■ お問い合わせ:
TEL:03-6416-4700
MAIL:お問い合わせフォーム 

[GULLAM公式サイトはこちら] GULLAM グラムセレクトショップ






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快適な夏のために─リネンパンツの「洗い方と育て方」|POP-UP続報

incarnation Japan ブログをご覧いただき、ありがとうございます。


今回もイタリアからお届けしております。
朝晩はまだ肌寒いものの、日中は半袖に軽めの羽織りで歩く人が目立ちはじめました。

前シーズン2025SSで多くの方に、ご好評を頂きましたヴィンテージ・ミリタリー・リネン
これから訪れるジメジメとした梅雨にも夏の時期にもサラッと着用して快適に過ごせる、オススメのシリーズです。

見た目からは想像が付かないくらい通気性が良く重宝してます。

こちらのリネン素材の洗濯の仕方についてご質問をいただく機会が多かったので、
今回私物を洗ってみましたので、ご紹介いたします。

ぜひ最後までお楽しみください。


着用一ヶ月の経年変化と魅力

本格的に春を感じはじめたここ1ヶ月程前から、こちらのパンツを日常的に履いています。
LINEN 100% PANTS LONG DARTS SAROUEL LDP-1 [art. 71-6660] を履きはじめました。


着用を始めた頃は程よく張りと硬さが有りましたが、履いていくにつれて皺が入りはじめました。
今は馴染んで、より快適に履けるようになっています。


私生活では、ウォレットチェーンを付けているので
特に左足の太もも〜膝にかけては、ウォレットチェーンの擦れによって、ヒゲ(皺の筋)状のアタリがしっかり出てきています。

こちらのリネンはレザーと共通して言えるのは、自然由来の素材で経年変化が楽しめることだと思います。
着たり履いたりしてより自分の生活が反映されて行き自分だけの唯一無二のモノに育っていくのは、嬉しいですね。
生地という点では、より身近なモノですとデニムを育てていくイメージしていただくと判りやすいのかなと思います。

お手入れ・手洗い編

やはり履いていくと汚れなどは、気になるもので・・・。
快適にサラリと着用できるのがリネン素材の良いところだと思うので洗っていきます。

私は手洗いにて行いました。使用した洗剤は中性洗剤です。

水を利用するので、風合いが多少は変化するので気になる方はドライクリーニングをオススメします。


水と洗剤を入れた桶にパンツを入れて、手で揉み洗いしていきます。

洗うと判るのですが、中々に生地が硬くなりますので割と力仕事です。笑

生地同士も擦れるので、洗い後の変化を抑えたい方は裏返して洗うのも良いのかなと思います。


しっかりと洗剤の滑りが無くなるまで水で濯ぎ洗いをした後に形を整えながら干します。
(私は今回敢えて全体的にシワをつけるイメージで絞ってから形を整えて干しました)


今回、私が洗ったモデルはサイド部分にレザーストライプが付いていないになっていないモデルですが、
レザーが入っているモデルは洗剤抜きの水洗いを推奨します。
水洗い後には出来る限りレザー部分が真っ直ぐ平になるように整えてあげてください。

その後のレザー部分のケアについては後程、説明させて頂きます。

このときに注意して欲しいポイントがポケットの中です。
割と生地が固くなってしまうので、丸まったまんま乾いたりしてしまうと着用時に違和感が出るので干しながら元の形に戻します。

気温は23°くらい、この後日陰に移して干しました。
通気性が高い素材ということもあり乾くのは3時間ほど。
乾いた後はお好みで硬くなった生地を馴染ませる為に生地を揉んであげてください。

洗濯後のビフォーアフターと感想

左が洗濯後で 右が洗濯前。

左が洗濯後で 右が洗濯前。

見比べると洗った後は色も多少抜けて気持ち明るくなりました。
一番の判りやすかったヒゲ部分のアタリはより色が抜けてより強調されるように。

皺に関しては干す前に絞って乾燥後に揉んだのもあり、より小慣れた感じになりました。

洗ったあとは、驚くほどスッキリ。
肌ざわりも軽やかで、これからの暑い季節にも改めてぴったりな一本だなと思います!

次回は、こちらのリネン素材を使ったコーディネートをご紹介する予定です。
今回もブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

リネンお洗濯まとめ

  1. 水と中性洗剤で手洗い(良く揉む)
  2. 洗剤が残らないようにしっかり濯ぎ洗い
  3. 形を整えてから干す(ポケットの中に注意)
  4. 乾いたら軽く揉んでほぐしてあげる

レザーストライプ付きのモデルについて。

こちらのタイプは水洗いをおすすめします。洗い後のレザー部分のお手入れに関しましては、乾いた後にパサつきが気になるようでしたらオイルを入れて頂くことにより風合いが元に戻ります。

レザー部分のケアが気になるお客様は
ディーラーもしくは、incarnation Japan のお問い合わせフォーム、またはオフィシャルLINEからお気軽にご相談ください。


POP-UP開催中|「それ、気になってました」― 来場者の声から知るincarnation Japan

現在、代官山セレクトショップ GULLAM(グラム)にて開催中のincarnation Japan POP-UPイベント
日頃オンラインをご覧くださっている方から、偶然立ち寄ってくださった方まで、さまざまなお客様が足を運んでいただき嬉しく思います。

デザインやレザーなど様々なご質問をいただく中で「incarnation Japanと、通常のincarnationの違いは何ですか?」というお声も多くいただきました。

私たちにとっては当たり前のことも、お客様にとっては初めて知る情報かもしれない。
そんな気づきから、あらためてこの場を借りてお伝えいたします。

incarnation Japanとは?

incarnation Japanは、デザイナーが日本出身であることを背景に、日本の視点からブランドの世界観を発信するために立ち上げられた、incarnationの公式プロジェクトです。

通常のincarnationラインとは異なる、独自のコンセプトとアイテム構成で展開されています。

3つの特徴を、簡単にご紹介いたします。

1|代表的アーカイブモデルをベースにした別ライン

ブランドの歴史のなかで特に代表的なモデルをベースに、現在のコレクションでは展開されていない型を再設計。
「もうひとつの視点から見た、別のincarnation」としてお届けしています。

2|日本人の体型に寄り添うサイズ感

袖丈・着丈・シルエットなどを、日本人の体型やライフスタイルに合わせて調整。
見た目の印象は大きく変えず、日常での着心地や扱いやすさを重視した設計になっています。

「incarnation」と「incarnation Japan」
サイズ感の違いは、どちらが良い、良くないということではなく、「どちらが自分に合うか」でお選びいただければと思います。
ぜひ袖を通して、自分にしっくりくる一着を見つけてください。

3|独立したカプセルコレクション

本国コレクションとは別に動いているincarnation Japan。
オンライン限定・一度きりの生産・再販なしという特別な体制で、今しか出会えないカプセルコレクションとして展開されています。

POP-UPは5月26日(月)まで開催中です

現在、GULLAM代官山店ではincarnation Japanの全アイテムを展示・販売中。
レザーウェア・レザーシューズ・カットソーなど、オンラインストア掲載モデルをすべてご覧いただけます。

「気になっていたけど、試着してみたかった」
「どちらのサイズ感が合うか試してみたい」

そんなお声に応える場として、実際に店頭で確かめていただけたら幸いです。


詳細はこちらのブログをご覧ください: 5月、 代官山にて― 革と、出会いと、その一着と。


■ 場所:GULLAM(グラム)代官山

 〒150-0033 東京都渋谷区猿楽町6-11 プリムローズマンション1F
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”好き”を知っているからこそ選びたい、もうひとつのレザー

incarnation Japanブログをご覧いただき、ありがとうございます。

HEAVY WEIGHT SHEEP LEATHER STAND COLLAR MOTO LINED JB-2 TYPE 2
[art.no.H15-41977/ H15B-41977]

今回は、25SSコレクションで展開されている厚みのあるシープレザーブルゾン3型のうち、最後のひとつとなるスタンドカラーモトジャケットの紹介をいたします。



「ずっと着られる一着」への回答として

このジャケットは、いわば「シングルライダース」というレザージャケットの原点に立ち返ったうえで、incarnationの解釈を加えた、「定番の、その先」ともいえる一着。

「何気ない日常のなかで、迷わず手を伸ばせるレザーを」

そんなデザイナーの想いから生まれたこのジャケットには、流行や装飾を削ぎ落とした潔さと、日々の動作を妨げない着心地を共存させるための、繊細な設計が施されています。



着たい時に、ためらわず着れるレザージャケットを

この JB-2 TYPE 2 に込めたのは、「レザー=気合いがはいる服」という常識を、ほんの少しほぐすこと。

重厚でありながらも、シープレザー特有の柔らかさとコシを活かし、肩・袖・腰にかけてストレスの少ない構造をデザインしました。

特徴的なのは、できる限りハギ(パーツの切り替え)を減らしたミニマルな仕立て。
これにより、まるで一枚の革に包まれているような、滑らかな着心地が生まれます。

普段着として袖を通すレザーとして
― 長く、そして自然体で着られる「新しいスタンダード」を、ここにご提案いたします。



3型の「らしさ」を通して見えてくる、JB-2 TYPE 2 の立ち位置

今季25SSで展開された、HEAVY WEIGHT SHEEP LEATHER の3型。
同じ素材でありながら、それぞれがまとう空気感は、まったく異なります。

BD-3|計算された美しさのミニマルブルゾン

ジップレス。装飾を削ぎ落としたフォルム。
シャツカラーがさりげなく品の良さを添え、ミニマルでありながら、どこか「こなれた空気」をまとった一着。
肩の力を抜いた、自然体のスタイルがすっと完成します。

BLOG はこちら HEAVY WEIGHT SHEEP LEATHER SHIRT COLLAR BLOUSON LINED BD-3

SJ-1|動きを映すブルゾン

肘下から裾にかけてゆるやかに広がる輪郭。
動いた瞬間に浮かび上がる「かたち」と「陰影」。
所作の中に表情を宿すシルエットが、日常の動きを引き立てます。
レザーに「動的な美しさ」を求める方にこそ、手に取ってほしい一着です。

BLOG はこちら  HEAVY WEIGHT SHEEP LEATHER ZIP FRONT BLOUSON LINED  SJ-1


JB-2 TYPE 2(本作)|思わず手が伸びる、「原点」としてのライダース

いつもの装いにすっと馴染みながら、芯のある佇まいで全体を引き締める。
ハギを抑えた設計とシープレザーのしなやかさが、自然体のままに着られる着心地を生み出します。
「着よう」と意識するより先に、気づけば手に取っている―そんな直感的な魅力を持つ、新しいスタンダードです。



それぞれが「らしさ」を持ちながらも、JB-2 TYPE 2 は、もっとも自然に、気負いなく日常へと溶け込んでいくブルゾンかもしれません。

「選ばれる」のではなく、「気づけば、そこにある」。さりげない「定着力」こそが、この一着の本質であり、この3型における、他にはない立ち位置なのだと思います。



「これが好き」を知っているあなたへ。— もうひとつの選択肢としての一着

ホースレザー、バッファロー、ベビーカーフ。
確かな「好み」を持つ人ほど、レザーとの関係は揺るぎのないものになっていく。

張りの強さ、エイジングの深み、質感の力強さ。
その魅力を知る人にこそ、私たちはこの JB-2 TYPE 2 を届けたいと考えました。

0.9〜1.0mm厚という、シープレザーとしては異例の重厚感。
しかし袖を通した瞬間に広がるのは、驚くほどのしなやかさと自由な着心地。

「重厚=硬い」「柔らかい=頼りない」
そんな固定観念はどこにも当てはまらない、むしろその「あいだ」に存在する、しなやかな強さ。
この一着は、そんなレザーの「もうひとつの顔」を見せてくれます。

日常の中で無理なく着られる自然体。

ストレスを感じさせない着用感。

時間とともに深まっていく陰影と表情。

それらすべてが、構えずに付き合えるレザーウェアとしてひとつにまとまっています。



ホースレザーの張りを愛する方にも。
ベビーカーフの繊細な表情に惹かれてきた方にも。

「今日は、これが着たい」
そんな気分の選択肢として、静かに手を伸ばしたくなる一着、それが、JB-2 TYPE 2 のあり方です。

「揺るぎない好き」を持つあなたにこそ、届いてほしい。
そんな想いを込めて、私たちはこのブルゾンを提案いたします。


お取り扱いについて

本モデル「JB-2 TYPE 2」は、incarnation正規取扱ディーラーにて展開中です。
実際に袖を通していただくことで、素材の存在感や着心地のしなやかさを体感していただけます。

ぜひ店頭にてご覧ください。

[下記のディーラーに取り扱いをしております]
B’2nd 札幌
Royal Flash 上野
Royal Flash 神宮前

JAPAN DEALER にて住所、営業時間等ご確認ください。
※在庫状況や展開カラーは、各店舗によって異なります。詳細は、各ディーラーまでお気軽にお問い合わせください。



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期間は5月2日(金)から5月26日(月)まで、
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これまで、限られた期間のみの展示となることが多かったのですが、今回は3週間以上と比較的ゆったりとした期間での開催となります。

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日常のなかの、特別な時間。―incarnationの工房から

incarnation Japan ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

私物のレザーパンツを洗ってから、イタリアは気持ち良い日が続いています。
(レザーパンツの洗濯ブログはこちらから レザーパンツ、洗ってみた

日に日に陽射しが長くなり、少しずつ夏の足音が感じられるようになってきました。
今回は、incarnationのイタリア現地STAFFの私から見たレザー作りの現場での光景の一コマを皆さまにも、お届けできればと思います。

ぜひ最後までお楽しみください。



incarnationでは、手作業で行えることは1点ずつ丁寧に自分達の手を加えています。

デザイナーが描く理想的な革の表情、シルエット。
これらは全て工場任せでは思い描くモノとは掛け離れてしまう為、デザイナーと共に皆で一丸となって加工作業を行っています。

今回、私は撮影をしながら改めてお師匠たちの作業を見てました。
同じ作業をしていても各々それぞれ良い意味での特色や癖が在り、オイルの塗り加減や塗り方。熱の入れ方。始める位置。

「ここをこうしているんだ」などの発見が在り、初心に帰った気持ちで、改めて見ることも大切だなと思いました。




近年タグが一新して品番等の他にも加工項目が明記されたタグになりました。
終えた作業項目に手書きで担当者がサインを書いていってます。

レザーの場合は、染めから引き上げてきた段階から、このタグは一緒にレザーと共にハンガーに掛けていて、
モノによっては少し汚れていたりするのは、オイルや染料が付着しているからです。

保証書的な要素も兼ねているので、保管しといていただけると嬉しく思います。


作業を終えた工房に、少しずつ夕陽の光が差し込んでくる、この時間がとても好きです。

イタリアは、この時期になってくると陽が長くなり夏になると20時頃にやっと陽が沈んできます。

暖かい光に包まれた工房を見ながら、今日も一日が終わったなと思いながら、その日の出来事を振り返りながら、明日に想いを巡らせて工房を後にします。

私もイタリアに来てから、そこそこの月日が経ちましたが、今でも、ふとした陽の光や空の色、景色や光景にも未だに心が動かされます。

このブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
日々の仕事の中で感じたこと、また少しずつ綴っていけたらと思っています。

これからも、どうぞよろしくお願いいたします。



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より詳しい詳細は前回のブログをご覧ください。


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5月、 代官山にて― 革と、出会いと、その一着と。


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5月に入り、爽やかな風を感じる季節となりました。皆さまも心地よいひとときをお過ごしでしょうか。

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期間は5月2日(金)から5月26日(月)まで、
東京 代官山のセレクトショップ GULLAM(グラム)にて行います。

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一期一会のレザー ― 実物でしか伝わらない魅力


incarnationのレザーアイテムは、自然な表情や質感をそのまま生かして仕上げています。

同じモデルであっても、一着ごとに微妙な違いがあり、実際にご覧いただくことでしか伝わらない魅力がたくさんあります。
そして、同じ雰囲気、同じ表情を持つ一着は、この先も生まれることはないでしょう。

一点一点異なる表情を持つレザーアイテム。

まさに一期一会の出会いです。


ぜひこの機会に実物を手に取り、素材の力強さや繊細さ、そして唯一無二の存在感を肌で感じていただければと思います。

そして、ご自身が「この雰囲気、この佇まいだ」と感じる一着との出会いがあれば、何より嬉しく思います。

GULLAMで過ごすひととき ― 心に残る出会いを探して



GULLAMは、ものづくりに深い理解と愛情を持ったオーナーとスタッフが運営する、温かみのあるセレクトショップです。

洗練された空間でありながら、オーナーもスタッフもとても気さくで、リラックスした雰囲気の中でご覧いただけます。
初めての方でも、どうぞお気軽にお越しください。

オーナーが国内外を飛び回り、自らの目で選び抜いたブランドが並び、新たな出会いや発見を楽しんでいただけるかもしれません。ブランドの背景を聞いたり、コーディネートの相談をしたりできるのも、GULLAMの魅力のひとつです。
アクセサリーやルームフレグランスなど、他ではなかなか出会えないアイテムも豊富に揃っています。

ちなみに私の日本滞在中、オーナーがレザーをイメージしたルームフレグランスを一吹きしてくれました。
その香りはまるで使い込んだレザーのような、なめらかで深みがあり、イタリアでの日々の生活を思い出させてくれました。

GULLAMで過ごすひとときが、皆さまにとって、心に残る出会いとなれば嬉しく思います。


レザーブルゾン5型のご紹介 ― 個体差を活かすということ


incarnationでは、レザーの個体差を「それぞれの表情」と捉え、その一枚一枚と向き合いながら、ものづくりを行っています。

同じパターンを使っていても、革の張りや表情によって印象は大きく変わります。
仕上がりが見えてくるたびに、「この一着にしか出せない表情だな」と思わされます。

今回はアトリエで実際に素材に触れ、加工を施している私たちスタッフから、今回のレザーブルゾン5型に込めた思いや、作業中に感じたことをお伝えします。

■ ホース レザーブルゾン(2型)


今回の2型のホースレザーは、いつも以上にしっかりとコシのある革で、少し揉んでみた様子から「これはメリハリを際立たせたい」と感じました。

加工工程の第一段階で熱を加えることで、立体感や陰影が生まれ、革の張りと表情がぐっと引き立ったと思います。

素材そのものの良さが際立つ仕上がりになったのではないかと思います。

動くたびに「キュッ」と音が鳴る、あのレザーならではの感触も、ぜひ楽しんでいただけたら嬉しいです。

HORSE LEATHER MOTO #4LINED [品番.11-4887] 
ブログ : 初期から中期を代表するシングルライダース

HORSE LEATHER DOUBLE BREAST MOTO DARTS SHOULDER LINED JB-3    
ブログ :  incarnation 第二形態の代表作


■ バッファロー レザーブルゾン

今回のバッファローは、個人的に「かなり男前な素材だな」と感じました。

しっかりとした、むしろ力強すぎるほどの存在感がありながら、見た目は驚くほど整っている。

乾燥の工程では、男らしいコシをしっかり残しつつ、しなやかさを加えるために少しだけほぐしを入れました。

革がもともと持っている整った自然な表情を大事にした仕上げになっています。

育っていくうちに、特に艶の表情が刻々と変わっていくだろうと考えると経年変化が楽しみです。

BUFFALO LEATHER DOUBLE BREAST MOTO DARTS SHOULDERLINED JB-3
ブログ : incarnation 第二形態の代表作


■ ベビーカーフ レザーブルゾン

ベビーカーフは、しなやかさと安定感を兼ね備えた革という印象です。

今回も、革そのものが「このままでいい」と語りかけてくるような、そんな存在感を感じました。

そこで、できるだけミニマルに仕立てることで、着る人自身が時間をかけて育てていける「余白」を残す仕上げにしました。

着るほどに、自分だけの一着に育っていくと思います。

また、デザイナーが18ヶ月間着続けた同型のベビーカーフブルゾンも、今回の会場に展示しています。

こちらとの違いも、ぜひ楽しみながら見比べてみてください。

HEAVY WEIGHT BABY CALF LEATHER HI COLLAR ZIP BLOUSON JB-5 TYPE 2
ブログ : 革の魅力を引き立てる工夫とデザイン


■ ホース ラグリンザート レザーブルゾン

今回のホースラグリンザートは、もともとの革が持つシワの入り方がとても特徴的で、背中に走る縦のラインも含めて、全体的に“荒々しさ”を感じさせる表情でした。
一方で、手に取るとしなやかで、そのギャップに惹かれました。

オイルはあえて控えめにし、そのぶん最終工程では、シワの山と谷にしっかりとコントラストが出るよう仕上げています。
特に背中の表情を際立たせるように熱の入れ方にも工夫をしました。
この個体ならではの迫力が出たと思いますので、ぜひご覧いただけたら嬉しいです。

HORSE RG LEATHER SHIRT COLLAR BLOUSON BD-3Z
ブログ : 再構築されたシャツカラーデザイン



どの一着も、その瞬間にしか出会えない一期一会の存在です。
それぞれのレザーが持つ、素材ならではの表情や空気感を、ぜひ実際に感じてみてください。

GULLAM代官山にて、皆さまのお越しをお待ちしています。
ご来店の際には、スタッフに「ブログを見ました」とお声がけいただけると、よりスムーズにご案内できるかと思います。


その出会いが、きっと特別なものになりますように。





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