incarnation Japanブログをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、以前にもご紹介したベビーカーフレザー・ハイカラーブルゾン JB-5 TYPE 2 を着用時の雰囲気と経年変化の魅力を中心にご紹介いたします。
(前回の記事は、こちら▶︎ https://store-jp.incarnation.jp/pages/blog-post?id=2536)
おろしたての静かなマット質感から、着用を重ねるごとに艶が深まり、
革の奥底に眠る光が浮かび上がってくる—
ベビーカーフならではの抜群の質感が時間とともに育ち、その過程で生まれる美しい表情を、今回は着画を交えてご紹介いたします。
ぜひ最後までご覧いただければ嬉しく思います。
< 動画のご案内 >
経年変化などを動画にまとめましたので、ご覧ください。
(現在、限定公開の動画ですので、お手数ですがクリックをお願いいたします。)
こちらをクリックしてご覧ください▶︎ https://youtu.be/UyfepAiH_C8?si=L1YeXVEBgVF2pHbr

ヘヴィーウェイト・ベビーカーフレザー ハイカラーブルゾン JB-5 TYPE 2
HEAVY WEIGHT BABY CALF LEATHER HI COLLAR ZIP BLOUSON JB-5 TYPE 2 [art no.H16-41867]
詳細はこちらから▶︎https://store-jp.incarnation.jp/products/heavy-weight-baby-calf-leather-hi-collar-zip-blouson-jb-5-type-2

静けさの中に宿る光 ベビーカーフの魅力
incarnation が誇るベビーカーフは、一般的なカーフとは明確に一線を画す特別な素材。
カーフレザーとは生後6ヶ月以内の仔牛の革を指し、繊維が細かく、しなやかで、成牛よりも圧倒的に流通量が少ないため、それだけでも希少とされています。
その中でも今回使用しているベビーカーフは、生後3ヶ月以内のさらに若い個体。
採れる面積が限られ、薄さ・軽さ・柔らかさに優れ、革としてのポテンシャルが非常に高い別格の存在です。

しかし、ただ若ければ良いわけではなく、生後3ヶ月以内の個体でも厚みがあり、繊維密度が高く、均一で傷が少ない個体は極めて少ない。
だからこそ、ベビーカーフは一般的なカーフよりもはるかに希少で価値ある素材とされています。
incarnation では、この中でも大きめで厚みのあるベビーカーフのみを厳選。
厚さを確保することで、着用時に刻まれるシワが深く、美しく立ち上がります。

これは長年の信頼関係を築いてきたタンナーとのつながりがあってはじめて実現できる選定で、一般市場ではまず出回らないレベルの貴重な原皮です。
それこそが、incarnation の中でも特別な素材 「ヘヴィーウェイト ベビーカーフレザー」です。
表面は、きめ細かく、手に取ると最初は、静かな佇まいを見せるマットな質感。
しかしその奥には、油分をしっかりと含んだ重厚さが潜んでおり、着用を重ねるごとに内部から艶が浮かび上がる、唯一無二の変化を見せます。

黒が光を吸い込むような静けさを持つのに対し、時間とともに目覚めるように深い光を返すようになるのは、この密度の高いベビーカーフならではの魅力です。
ベビーカーフのブラック(91N)は、染め上がりの段階から光を吸い込むような静かなマット感を持つカラー。
その落ち着いた佇まいは、ベビーカーフが持つ密度の高さと、内部にしっかりと宿る油分を素直に映し出しています。
実際にデザイナーが約2年着用した個体を見てみると、新品時のマットな表情は、革の内部に含まれた油分がゆっくりと動き、表面へ滲み出すことで 濡れたような深い艶 を帯び始めています。

この独特の質感は、経年とともに生まれる艶のコントラストを際立たせ、光の角度によって 陰影の境目がくっきりと浮かび上がる のが大きな特徴です。
肘や肩まわりに刻まれた自然なシワは、着用者の動きそのものが形となったもの。
その一つひとつが立体的な陰影を生み、時間をまとった革だけが持つ奥行きを感じさせます。

光を吸い込むように静かで、それでいて時間とともにゆっくりと光を解き放つ。
こうした変化を味わえるのはベビーカーフならではで、この「目覚めるように艶が上がる過程」こそ、この素材の醍醐味と言えます。


着用時に立ち上がる表情 JB-5 TYPE 2 のデザイン性
ベビーカーフの魅力は、平面で見るだけでは伝わりきりません。
体を入れた瞬間に革の密度やハリが形となって現れ、JB-5 TYPE 2 のデザインが持つ立体感が際立ちます。
ハイカラーが生む、独特の陰影

首元を包み込むように立ち上がるハイカラーは、着用するだけで凛とした印象をつくり出します。深いブラックの中でわずかに光が拾われ、革の奥行きと造形の美しさ が際立ちます。
角度によってハイカラーの陰影が変わり、表情が豊かに見える。
新品でも立ち上がりが美しいのはベビーカーフの密度があるからこそ。
袖のカーブと肩周りのライン

JB-5 TYPE 2の特徴でもある袖のカーブは、腕を自然に下ろしたときのラインを美しく整え、そしてJBシリーズの代名詞でもある可動域、脇にマチを設けることで動き損なわずにシャープな印象をつくります。
肩から袖にかけて革がしなやかに落ち、動いた瞬間に 一瞬だけ光が走る。
この静と動のコントラストは、着用時にしか見えない魅力です。

袖のカーブが腕を細く見せ、立体感を際立たせる。
動作に合わせて革がしなやかに追随する。
背中一枚革の存在感

JB-5 TYPE 2は背中を贅沢に一枚革で仕立てており、ベビーカーフの表情を最も雄弁に語るパートです。
均一なマット感は、着用によって陰影が増し、ゆっくりと深みが生ます。

背中の一枚革は、光と角度でまったく別の表情を見せる。
着用するほどに奥行きが増す、ベビーカーフの醍醐味。
比翼仕立てが生む、研ぎ澄まされた佇まい

比翼仕立てにすることで、ジップを表に見せない、非常にミニマルな表情に仕上げられています。
ZIP、裏地、付属類まですべてブラックで統一したBLACK EDITION 仕様でありながら、さらにその上をいく徹底した黒が、このモデルの特徴です。
装飾や情報量を極限までそぎ落とすことで、ベビーカーフが持つ 質感・艶・陰影 がストレートに立ち上がり、素材そのものの魅力をダイレクトに感じられる構造になっています。

フロントを閉じたときの滑らかな面は、光を受けた瞬間の微細な艶の動きをより強調し、シンプルであるほど革の表情が際立つという、このモデルの本質を象徴しています。
経年への「予兆」が見える瞬間
新品の JB-5 TYPE 2 を着たとき、マットな黒の奥にふっと覗く薄い艶や、光が通った瞬間だけ浮かび上がる表情があります。
それは、まだ目覚める前のベビーカーフが静かに秘めている、未来の艶への予兆。
数ヶ月、そして数年と時間を重ねれば、今回ご紹介したデザイナーの個体のように、
濡れたような深い艶と、立体的な陰影がゆっくりと育っていきます。
このベビーカーフレザー・ハイカラーブルゾン JB-5 TYPE 2 は、着た瞬間の美しさだけでなく、これからどんな姿へ育っていくのかを楽しめる一着と言えるでしょう。
このベビーカーフが見せる変化を、ぜひご自身の手で育てていただければ嬉しく思います。
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