革と共鳴する秋冬| HEAVY WEIGHT シープレザー 新作紹介

いつも incarnation Japan ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

9月も半ばを過ぎ、少しずつ秋を感じられるようになってきました。
今年も秋〜冬はどんな雰囲気のファッションを楽しみたいか考えるのが楽しみですね。

今回は25AWコレクションの中から2型をご紹介いたします。

最後までご覧いただけますと嬉しく思います。

深化する魅力。ヘヴィウェイト シープレザーが語る、秋冬の装い


25SSシーズンに登場し、注目を集めた「ヘヴィウェイト シープレザー」。
その最大の魅力は、0.9〜1.0mmという、他にはないであろう厚みとしなやかさの共存にあります。

一般的な厚手のレザーとは一線を画し、重厚な存在感を持ちながらも、身体の動きに合わせて滑らかに表情を変えるこの革。
まさしくincarnationが長年追い求めてきた理想の素材のひとつです。

偶然に手に入った一枚の革から始まったこのレザーは、タンナーとの長い期間の探求を経て、ついに安定した供給へと至りました。
よりコシのある独自の鞣しを施すことで、着るほどに身体に馴染み、独自の経年変化を刻む革が完成したのです。

この特別な素材の魅力を最大限に引き出すべく、25AWコレクションでは、全く異なるアプローチでデザインされた2つの新作をご紹介いたします。

 HEAVY WEIGHT – シープレザー ハイネックベスト

HEAVY WEIGHT SHEEP LEATHER HIGH COLLAR ZIP VEST LINED HV-1
[art.H15-2307]

col:91NR(ブラック スウェード)

4B (4つのボタン) そして5B(5つのボタン)ベストがご好評をいただいてきた中、久しぶりの登場となるのが、このハイネックベスト。

そのデザインは、incarnationのアーカイブを紐解き、13AWシーズンのダウンベストからインスピレーションを得て生まれました。

高めに設定されたカラーは、首元を程よいゆとりを持ちながらも、身につける人に凜とした佇まいを与えます。

このハイカラーの絶妙な高さとフォルムは、まさにincarnationのアイデンティティそのもの。
きっと、ひと目でincarnationだとわかる方も多いのではないでしょうか。



そして、このベストの最大の魅力は、その多様性にあります。

秋冬シーズンには、コートやブルゾンのインナーとして合わせることで、着こなしに奥行きと洗練されたレイヤードスタイルを生み出します。

一方で、春夏には、カットソーの上に羽織るだけで、軽やかでありながら存在感のあるスタイルを完成させます。

フロントのジップを開けてラフに着こなすか、閉めてソリッドな印象にするかで、まったく異なる表情を楽しめます。

着用シーンや気分に合わせて、何通りもの着こなしを可能にする、まさに「隠れた名品」と呼ぶにふさわしいアイテムです。





HEAVY WEIGHT – シープレザー フードブルゾン

HEAVY WEIGHT SHEEP LEATHER ZIP FRONT HOODED BLOUSON LINED SJ-4
art.H15-42037

左から Color: 91N(ブラック) 81N-OC(ダーディ グレー)
左から Color: 52N-OC(ダーティ ボルドー) 42N-OC(ダーティ ネイビー)


このフードブルゾンは、「ヘヴィウェイト シープレザー」が持つ、重厚感と軽やかさという相反する要素を、見事に融合させた一着。

フードは横幅を持たせながらも、深さを抑えることで、主張しすぎず、着る人のスタイルにさりげなく溶け込むように設計されました。

この設計されたデザインが、着る人の個性をに引き立ててくれます。


シルエットは、25SSシーズンのスカジャンから受け継いだバランスをさらに進化させました。

フードを考慮して、身幅をスカジャンより、わずかに細くすることで、リバランス。

そして肘下からボリュームを持たせ、手首部分で絞るという独特のパターンは、重厚なレザーに軽やかな動きを演出します。



着用するたびに生まれる豊かなドレープは、動きに合わせて表情を変え、無骨なレザーに新たな一面の発見を与えてくれます。

これらにより、重厚感とルーズな雰囲気が織りなす、独自の世界観を生み出します。


ヘヴィウェイト シープレザーベストは、現在各ディーラーにて入荷しています。

また、incarnation Japan オンラインストアでは、10月下旬に入荷を予定しています。

フードブルゾンは、9月末から10月初旬にかけて入荷します。
同じタイミングで、ヘヴィウェイト シープレザーやベビーカーフのジャケット、そしてご好評いただいているショートブーツなど、秋冬の装いを完成させるアイテムが続々と入荷予定です。

今後のコレクションにも、どうぞご期待ください。







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記憶をまとい、今を映す靴 ─ GULLAM別注モデル登場

いつも incarnation Japan ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

本日は、GULLAM様との別注レザーシューズについてご紹介いたします。

長い時間を経ても色褪せることのない原点のモデルをもとに、GULLAM x incarnationの新たなかたちとして生まれた一足。
その背景にある物語と、ディテールに込められたこだわりをお届けいたします。

あわせて、札幌にて開催される、今シーズン最後の〈26SSコレクション PRE-ORDER会〉についてもご案内いたします。

最後までご覧いただけますと嬉しく思います。

GULLAM別注レザーシューズ ─ 過去と今をつなぐ一足

GULLAM Exclusive. 11V-71137GM. [HORSE LEATHER BACK ZIP BOOTS BZ-5 #2LEATHER SOLES PIECE DYED.]

パリからトスカーナに到着、そのままタンナーへ


この週末、GULLAM様に特別な別注レザーシューズが入荷いたしました。

それは、GULLAMがincarnationを取り扱い始めた頃の原点となるモデルとなる一足。
そこに、オーナー石倉様の現在の視点と、デザイナー小川の感性が重なり、新たなかたちとして生まれました。

時を越えた再構築ともいえるこのモデルには、出会いから続く確かに歩み、そしてレザーシューズへの愛情が込められています。

出会いの記憶と、感性を重ねて生まれた一足

左から Color :52N(ボルドー) 91NBK(ブラックエディション)


この別注モデルが生まれるきっかけとなったのは、今年の冬、2025年1月下旬。

GULLAMオーナー石倉様が、パリでの展示会のあと、イタリア・ペルージャのアトリエを訪れてくださったことに始まります。

長年にわたりincarnationを取り扱ってくださっているGULLAM様とは、これまでに多くの思いを分かち合ってきました。

今回は、その原点ともいえる一足。

GULLAMが初めてincarnationを扱ったコレクションのモデルへの深い想いから、別注企画が動き出しました。

石倉様の目に留まったのが、2025AWコレクションで発表された一足。
そのデザインは、2013AWコレクションのモデルをリニューアルしたものでした。
モデルは当時GULLAMがブランドの取り扱いをスタートした記念すべきシーズンの一足。
私たちにとっても、強い思い入れのあるモデルです。

私たちが初めて出会ったのは、2012年1月のパリ・ファッションウィークでした。
雪が舞う凍えるような寒さの中、石倉様がギャラリーへ足を運んでくださった光景は、今でも鮮明に覚えています。


あれから十数年。


一貫して変わらない情熱と誠実さで、国内外をまわり、ブランドの思想や背景にまで深く向き合いながら商品をセレクトされている姿には、今なお強い感銘を受けます。

そんな年月を経てなお色褪せない記憶と、現在の石倉様、そしてデザイナー小川の視点が重なって生まれたのが、今回の別注モデル。

積み重ねてきた時間が、輪郭や質感の細部に現れています。

懐かしさに引き寄せられ、今の感性に応える、その両方をかたちにした一足です。

左から Color :52N(ボルドー) 91NBK(ブラックエディション)


革一枚で語る、確かな存在感

左から Color :52N(ボルドー) 91NBK(ブラックエディション)


デザインのベースとなる、2013AWモデルをリニューアルした2025AWコレクションシューズ。
そこに GULLAM 別注ならではのディテールを加え、新たな一足へと仕上げました。


大きな変更点は、スクエアトゥからポインテッドトゥへの木型変更。

ラインにシャープさが加わり、モード感と洗練された印象を併せ持つフォルムに進化しています。

そして、最大の特徴はアッパーに贅沢に用いられた「一枚革」。

通常は複数のパーツを縫い合わせて作るところを、バックジップブーツ同様に一枚の革のみで仕立てました。

継ぎ目がないからこそ生まれる統一感と張りのあるフォルム。
光と角度によって浮かび上がる陰影が、一枚革ならではの存在感を際立たせます。

一枚革ゆえに豊富な用尺を要し、吊り込みの際には裂けるリスクも伴いますが、それを形にできるのは革の質と職人の経験があってこそ。

Color : 91NBK(ブラックエディション)


外見はレースアップの顔を持ちながら、実際にはバックジップで着脱が完結します。

フロントに走る細いシューレースは、装飾としてフォルムを引き締め、わずかな開閉でフィット感を微調整することができます。
履き始めの硬さを和らげ、時間とともに自分の足へと馴染んでいく過程を楽しめるのも、このモデルの醍醐味です。

過去と現在の視点が重なり、技術と感性の両方が込められたGULLAM別注シューズは入荷したばかりです。

店頭で実際に手に取り試着していただけるほか、オンラインからもお求めいただけます。

詳細はこちらから▶︎
GULLAM Exclusive. 11V-71137GM.(Color. ブラック)

GULLAM Exclusive. 11V-71137GM. (Color.ボルドー)



26SSコレクション・オーダー会情報


いよいよ来週、今シーズン最後のオーダー会を迎えます。
ここまで各地で多くの方にご来場いただきましたが、札幌での開催が締めくくりとなります。

お近くにお住まいの方はもちろん、出張やご旅行で札幌へお越しの際も、ぜひこの機会に足を運んでみてください。

実際に袖を通していただくことで、画面越しでは伝わらないレザーの質感や立体感を体感していただけるはずです。

■ B2nd札幌店

開催日程 : 9月12日(金)・13日(土)・14日(日)・15日(月) 11:00-20:00

会場:B2nd札幌店

〒060-0062 北海道札幌市中央区南2条西3丁目1番地 三番街ビル
※アポイントは不要ですが、ご予約いただいた方を優先してご案内いたします。

お問い合わせ先: TEL:011-222-4283

Instagram DM: B2nd 札幌公式アカウント






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今、会えるレザーがここに ─ 26SSプレオーダー会 × 定番ライン 関西初展示[大阪]

incarnation Japanブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今週末、8月23日(土)から31日(日)までの9日間、大阪・南船場 ROYAL FLASH Luxury にて、incarnation の26SS プレオーダー会を開催いたします。

今回は、26SSプレオーダー会に加え、incarnation Japan オンラインサイト限定アイテムの「関西初」展示販売。
これまで東京でしかご覧いただけなかったラインナップを、実際に試着し、ご購入いただける貴重な機会です。

この機会にしか出会えないレザーとの時間を、ぜひお楽しみください。
最後までご覧いただけますと嬉しく思います。


26SSプレオーダー会 ─ 大阪 で体感するincarnation


今回のPRE-ORDER会では、26SSサンプルをフルラインナップでご覧いただけます。

会場は、大阪・南船場 ROYAL FLASH Luxury の2階。
奥には、ゆったりと腰を下ろせるソファーがあり、落ち着いた空間の中で、気になる一着をじっくりとご覧いただけます。

スタッフの重冨(シゲトミ)さまは、レザーに携わって25年以上。
国内外のブランドや素材にも精通した、まさに「現場で磨かれた革の目利き」です。

ROYAL FLASHは、incarnationのファーストコレクションからお取り扱いいただいており、ディーラーとしても長いお付き合いがあります。

たとえば、今回のレジナートジャケットに関しても、重冨さまはその原型ともいえる13年前のモデルをご自身で所有されており、実体験に基づいた言葉には、自然と引き込まれる深みがあります。


「革がどう育っていくか」
「時間とともにどう変化するか」

そういった話題が尽きることなく続いていくのが、重冨さまとレザーの会話の魅力です。
つい先日も、デザイナーの小川とレザー談義に花を咲かせ、気づけば時間があっという間に過ぎていた、というのも納得です。

また、他のスタッフも皆気さくで話しやすく、はじめての方でも自然と打ち解けてしまうような空気感に包まれています。

レザーが好きな方はもちろん、「ちょっと気になっていた」という方にも、ゆったりと楽しんでいただける空間です。

この機会にぜひ、革と語らうような時間を過ごしにいらしてください。




オンライン限定アイテム、関西初の展示・販売


これまでオンラインのみで展開してきた incarnation Japan の定番レザーアイテムを中心に、このたび関西で初めて実物展示・販売されます。

流行やシーズンに左右されない普遍性を持ちつつも、ひと目で incarnation らしさを感じさせる佇まい。
派手な装飾ではなく、削ぎ落とされた美しさと、身体に寄り添うようなラインが魅力です。

毎シーズン新たな表情を見せるコレクションとは異なり、「これこそが incarnation」そんな「軸」となるような存在。
年数を重ねても色褪せず、長く付き合っていける、まさに〈the incarnation〉と呼べるアイテムです。

実物を見てみたかった、そんな声にお応えするかたちで、今回、関西での展示・販売が実現しました。
手に取り、袖を通し、革の質感やシルエットをぜひご自身の感覚で確かめてみてください。

■ ベビーカーフレザー(ヘヴィウエイト) ハイカラー ブルゾン

特別な重厚感と厚みが特徴のヘビーウェイト・ベビーカーフを使用。染色後には厚みが1.2~1.3mmに増し、深い色味と豊かな質感が際立つ贅沢な一枚。

背中を一枚革で贅沢に仕立て、脇にマチを設けることで可動域を広げ、快適な着心地を確保。
袖にカーブをつけ、裾を広めにすることで腕が細く見える美しいシルエットを実現しています。
全てのパーツ、糸、裏地まで黒で統一した「BLACK EDITION」。

このブルゾンのこだわりと、実際の着用感はこちらからご覧いただけます。
HEAVY WEIGHT BABY CALF LEATHER HI COLLAR ZIP BLOUSON JB-5 TYPE 2




ホースレザー ダブルライダース JB-3

こちらは定番のホースレザー仕様のJB-3。革の縮率の個体差まで考慮し、パーツごとに裁断を変えるなど、incarnationならではのこだわりが詰まっています。

オーバーロックステッチ、ニッケルジップといった定番の仕上げが、ホースレザーの繊細な起伏に絶妙な緊張感を与えています。

ホースレザーとバッファロー、それぞれの表情や着心地の違いをこちらで比較しています。HORSE LEATHER DOUBLE BREAST MOTO DARTS SHOULDER BLOUSON LINED JB-3



バッファローレザー ダブルライダース JB-3

植物タンニンで鞣されたバッファローレザーを使用。特別な製品染めに適したオイル入り下地で仕上げたレザーが、深みある表情を引き出します。

上袖を一体化したダーツ構造で、立体感と動きやすさを両立。革の自然なシボを際立たせた「BLACK EDITION」は、力強くも洗練された存在感を放ちます。

このモデルの魅力や革の表情の違いは、こちらで詳しくご紹介しています。
BUFFALO LEATHER DOUBLE BREAST MOTO DARTS SHOULDER BLOUSON LINED JB-3







ホースレザー シングルライダース

定番のホースレザーで仕立てた、incarnationらしさを体現するシングルライダース。

襟はスタンドカラーとノーカラーの中間に位置づけられた独自のバランスで、スタイルを選ばず馴染む設計です。

シンプルな佇まいの中に、背面のクロスステッチがさりげないアクセントとして映えます。シルエットは、襟元やウエスト部分に施されたダーツにより、立体的で美しいラインを描きます。

袖には、1枚革でダーツをとりながら立体的に仕立てる「ワンピースアーム技法」を採用。

このジャケットに込めた設計思想や、立体パターンの秘密はこちらの記事にて。
HORSE LEATHER MOTO #4 LINED

関西圏にお住まいの方、気になっていた方は、ぜひこのタイミングでお立ち寄りください。



ご来場についてのご案内

PRE-ORDERイベントは、以下の内容で開催いたします。
関西圏ではなかなか見られなかったラインナップを、じっくりとご覧いただけるまたとない機会です。

開催日程:
8月23日(土)〜 8月31日(日)11:00 – 20:00

会場:
ROYAL FLASH Luxury 南船場
大阪市中央区南船場4丁目13-5 第2有樹ビル 2F

展示内容:
✔ incarnation 26SSサンプル フルラインナップ
✔ オンライン限定アイテム(関西初展示・販売)

ご試着・ご購入について:
実物をご試着のうえ、その場でオーダーまたはご購入いただけます。
オンラインでは伝わらない質感やシルエットを、ぜひ体感してください。

ご予約不要:
アポイント不要でご覧いただけます。
混雑時にはお待ちいただく場合がございます。

お問い合わせ先:
TEL 06-6121-8008
Instagram DM  https://www.instagram.com/royalflash_minamisenba/?igsh=cmRqc2VpbTliaXN2&utm_source=qr#

または QRコードからどうぞ






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この夏、出会った一着 ─ 26SS イベントレポートとオーダー会 [福井・大阪]

incarnation Japan ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

本日は、7月下旬から8月初旬にかけて開催した「26SS Collection」東京・愛知でのイベントレポートをお届けします。

暑い中、会場まで足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。
会場での何気ないやりとりや、鏡の前で思案される時間。そのひとつひとつが、この数日間を特別なものにしてくれました。
お会いできたこと自体が、私たちにとって何よりの励みです。

今回は、各会場で注目を集めたレザーウェアやイタリア製デニムの魅力を、そしてオーダー会 続編をお届けいたします。

ぜひ最後までご覧いただければ嬉しいです。

26SS Collection イベントレポート

東京・愛知でのイベントでは、いつもお越しくださる方をはじめ、久しぶりにお会いできた方、そして初めてお越しいただいた方ともお話しすることができました。

実際に袖を通しながら、サイズ感や着こなし方、レザーに求める雰囲気についてじっくりと伺える時間は、私たちにとってもかけがえのないものです。

数字やデータでは掴めないわずかなニュアンスをイタリアへ持ち帰り、その空気ごと、いただいたオーダーに息づかせたいと思います。

新型ダブルライダースと、進化したレジナート

今シーズン新たに加わった新型の「ダブルライダース」が特に好評でした。

中央にジップを配置することで、開けたときの印象が新鮮に映ります。変形ライダースならではのギミックが、動きや表情に奥行きを与えてくれます。


また「レジナート」は樹脂を大幅に削ぎ落とし、スウェードとはまた異なる質感へ。

袖はすっきりと見せつつ可動域を広げ、襟は広めに設計。首元からのぞくカットソーや、フード付きインナーも自然に収まり、首まわりがもたつかずすっきりと見えます。レイヤードスタイルを美しく引き立てる一着です。



表情で語る、今季のデニム

来場者のほぼ全員が手に取って試着されるほど、注目度の高かったデニム。

イタリア製の15.5オンス生地を使用。
縦糸にはオーガニックコットンとラミーを組み合わせ、履き込むほどにそれぞれの繊維が持つわずかな不均一さが浮かび上がり、独特の風合いと深みを生み出します。

会場では、リジットと洗い加工のサンプルを並べ、変化を比較できるように展示しました。


福井・大阪へ ─ 26SS PRE-ORDER会

8月中旬から下旬にかけて、福井 CABANE・大阪 ROYALFLASH南船場にて「26SS Collection PRE-ORDER会」を開催します。

新作フルコレクションを一度にご覧いただける、年内でも限られたタイミング。実際に袖を通し、素材の質感や着心地、サイズ感を体感しながらお選びいただけます。

画面越しでは伝わらない細部のニュアンスや、着用したときに生まれるシルエットの美しさを、この機会にぜひ確かめにいらしてください。

CABANE 福井

日程: 8月14日(木)〜17日(月)11:00  –  20:00
会場: CABANE   福井県 福井市 中央 1-21-26

CONTACT : info@cabane.jp /  0776-21-8112
WEB: https://www.cabane.jp/

少人数でのご案内となりますので、アポイントをいただいた方を優先にご案内させていただきます。事前にお問い合わせの上、ご来店ください。


ROYAL FLASH Luxury 南船場  大阪

日程: 8月23日(土)〜31日(日)11:00  –  20:00
会場:  ROYAL FLASH Luxury 南船場  大阪府大阪市中央区南船場4丁目13−5 第2有樹ビル

9日間にわたるロングラン開催。アポイントは不要ですので、ぜひお気軽にお立ち寄りください。

CONTACT : 06 – 6121 – 8008 / Instagram DM(下記QRコードを読み取りダイレクトメッセージへ)


ご不明な点やご予約に関するご相談は、各ディーラーまでお気軽にお問い合わせください。





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秘蔵レザー、ついに完成|26SSイベントにて先行販売

incarnation Japan ブログを訪れていただきありがとうございます。

本日は、新作アイテムをご紹介いたします。

長らく温めてきた秘蔵レザー「カーフショルダー」を使用した、ブルゾンとパンツの2型が、ついに完成しました。

これまで大切にストックしてきたレザーから生まれた特別なアイテムたち。

数量限定でのご用意となり、7月25・26・27日開催の26SSオーダー会にて【先行展示・販売】を行います。

XS〜XLまで全サイズをご用意しましたので、実際に試着しながらお選びいただける機会です。ぜひ、会場にてお試しください。
(オンラインショップでの掲載は8月以降を予定しております。)

今回はその ブルゾンとパンツの魅力 をお伝えできればと思います。

ぜひ最後までご覧いただければ嬉しいです。


しなやかさの奥にある芯 ─ カーフショルダーの可能性

縫製が終わり、これから染加工へ

incarnation Japan に、もうひとつの面白さを。

そんな想いから始まった今回の取り組み。

デザイナーが大切にストックしてきた革の中から、今回選ばれたのは「カーフショルダー」。

しなやかでありながら芯があり、履き込むほどに深い表情へと育っていくこの革は、実はincarnationが初めてレザーパンツを作ったときにも使われた、いわば原点のような素材です。

今回は、その素材と改めてじっくり向き合い、ブルゾンとパンツの2型を製作しました。

オイルの種類や配合、厚みの調整、そして一枚ごとの個性
―細部まで目を配り仕上げた、数量限定のプロダクトです。

準備に時間を要し、ご案内が直前となってしまいましたが、無事にイベント初日からご紹介できる準備が整いました。

ぜひ会場にて、実際に袖を通し、その素材の魅力をご体感ください。

タンナーにて 染め加工がスタート



手の記憶を、手から届ける

オイルの種類や配合、厚みの調整。

一枚一枚、異なる個性を持つ革と丁寧に向き合い、時間をかけて仕上げたブルゾンとパンツ。履き込むほどに表情を深め、身体の輪郭に馴染んでいく。

今回使用した「カーフショルダー」は、これまでのホースなどの定番レザーとはまた異なる特性を備えた、特別な素材です。

革がどのように育っていくのか。
なぜこの厚みで仕立てたのか。
どんなサイズ選びがよいのか。

実際に「手」をかけてきた私たちだからこそ、お伝えできることがあります。

数値や写真では伝わらない、その質感や重みを。
わたしたちの「手」に刻まれた記憶とともに、どうぞ直接感じてみてください。

新しいレザーとの出会いが、あなたのスタイルに新たな可能性をもたらしてくれるかもしれません。

乾燥させながら、思い描くフォルムを形成




 新作アイテムのご紹介

カーフショルダーレザーを素材とした2型をご紹介いたします。

カーフショルダー レザーブルゾン  《SJ-1》

 [art.31-41947   CALF SHOULDER LEATHER ZIP FRONT BLOUSON LINED  SJ-1]
(※XS~XLまで 各サイズ1点のみ)

このブルゾンには、incarnationが初めてレザーパンツを手がけたときにも使われた カーフショルダーを採用。

しなやかさと強度、そして革の持つ表情。
そのすべてのバランスに優れた、ブランドにとって特別な素材です。

ベースとなるのは、過去のコレクションで好評を博したスカジャン型のシルエット。
そこに新たな構築を加え、動きの美しさと快適さが共存するフォルムへとアップデートしました。

スタッフ 176cm 63kg Sサイズ着用

腕まわりの可動域をしっかり確保しつつ、快適に着られるよう、革の厚みを調整。
とはいえ、カーフショルダーの力強さはしっかり残り、漉いたことを感じさせない重厚感のある仕上がりです。

特に腕まわりの厚みは、シルエットの印象に直結するため、今回の調整が生きたポイントです。

着心地の良さと、静かに映える存在感。
その両方を備えた、力強く美しいブルゾンに仕上がりました。





カーフショルダー レザーパンツ 《PMTP-1》

[art.31-6617  CALF SHOULDER LEATHER PANTS HALF LINED PMTP-1]
(※XS~XLまで 各サイズ1点のみ)

「これはまさに、履くための革だね」
― 試着の最中、思わずデザイナーが口にしたひと言。

ホースレザーとはまた異なる、しっとりとした柔らかさと程よい重み。
カーフショルダーの持つ弾力としなやかさが、パンツというアイテムに見事にマッチしました。

ベースとなっているのは、incarnationの定番レザーパンツのパターン。
足の上がりにくさや、膝の突っ張りー革パンツ特有のストレスを軽減するために設計された構造です。

スタッフ 176cm 63kg Sサイズ着用

特に可動域と強度のバランスにはこだわり、試作を重ねて完成させたこのパターンに、カーフショルダーの柔軟性が加わることで、理想的な履き心地を実現しました。

ブルゾン以上に負荷がかかるパンツだからこそ、素材の特性と構造がかみ合うかどうかが鍵となります。

今回は、その相性の良さが、仕上がりからもはっきりと感じられる一本となりました。




展示販売について

今回ご紹介しているブルゾン・パンツは、7月25日〜27日の東京・恵比寿会場にて、全サイズ(XS〜XL)各1点ずつご用意しております。実際に試着しながらお選びいただける、貴重な機会です。

また、ブルゾン・パンツに加え、新作のベルトやウォレットなどのレザー小物も併せて展示予定です。

なお、展示販売はこの東京会場のみの実施となり、以降の販売予定は現在未定です。


 オーダーイベントのご案内


今回の26SSオーダーイベントでは、26SSコレクションのオーダー受付に加え、新作レザーアイテムの展示販売も同時に行います。

当日は3日間とも、デザイナーが会場にて皆さまをお迎えいたします。

※会場ではゆっくりご覧いただけるよう、アポイント制でのご案内とさせていただいております。ご来場の際は、事前にご連絡をお願いいたします。

会場:PANOF E-STUDIO

〒150-0022 東京都渋谷区恵比寿南1丁目14-9 アルティUn B02
 (恵比寿駅より徒歩約5分)MAP

7月25日(金)13:00〜20:00

主催: incarnation Japan
ご予約:  terada@incarnation.jp (担当:寺田)

※この日は incarnation Japan  の開催です。

■ 7月26日(土)13:00〜19:00

主催: GULLAM
ご予約:  shop@gullam.jp /  03-6416-4700

※この日は GULLAM  の開催です。
詳細はブログにて incarantion新作受注会のお知らせ

■ 7月27日(日)10:00〜20:00

合同開催: GULLAM x incarnation Japan 

ご予約: どちらの窓口からでも受付いたします 
GULLAM : shop@gullam.jp / 03-6416-4700 
incarnation Japan(担当:寺田) : terada@incarnation.jp

ご不明な点がございましたら、お気軽にお問合せください。
引き続き、皆さまからのご予約を心よりお待ちしております。


 8月オーダーイベントのご案内

今シーズンの新作アイテムを、国内各地で実際に手に取ってご覧いただける機会です。
お近くの方はぜひお立ち寄りください。

愛知・MORPHINE 

日程: 8月2日(土)〜4日(月)
会場: MORPHINE  愛知県豊橋市駅前大通3-118ムラカミビル1F
デザイナー在廊日: 土日のみ予定

MAIL : info@morphine.jp  /  0532-53-8933
WEB : https://www.morphine.jp/

福井・CABANE

日程: 8月14日(木)〜17日(月)
会場: CABANE   福井県 福井市 中央 1-21-26

MAIL : info@cabane.jp /  0776-21-8112
WEB: https://www.cabane.jp/


ご不明な点やご予約に関するご相談は、各ディーラーまでお気軽にお問い合わせください。



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incarnation 26SS コレクション オーダー会のご案内



incarnation Japan ブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

この度、日本にて2026年春夏コレクションのオーダー会を開催いたします。

今シーズンは、定番のブラックやライトグレーに、新色や強さのある色が加わり、これまでのincarnationらしさに、新しい空気が流れはじめています。

新色「リードグレイ(=鉛色)」は、どの色とも自然に溶け合い、それぞれのレザー、そしてファブリックー素材によって違った表情を見せてくれる、不思議な存在感を持ったトーンです。
さらに、強さを持つ色同士の重なりも今季の見どころ。

スタイリングの中で生まれるバランス。
そんな「新鮮さ」が、今回のコレクションの大きな魅力です。

incarnationをすでに知っている方にも、はじめて触れる方にも、「これは着てみたい」と思えるような、新たな一面を引き出すスタイルが、今シーズンは揃いました。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

オーダー会 開催スケジュール & 会場のご案内

■ incarnation Japan 主催

DATE : 7月25日(金)13:00 – 20:00 / 7月27日(日)10:00 – 20:00

PLACE : PANOF E-STUDIO(東京都渋谷区恵比寿南1-14-9 B1F)

CONTACT : terada@incarnation.jp / コンタクトフォーム (お問い合わせ内容は「その他」をご選択ください。)

本オーダー会は、ご来場の皆さまにじっくりとご覧いただけるようアポイント制にてご案内しております。事前のご予約にご協力いただけますと幸いです。

デザイナー・スタッフが会場でお待ちしております。
じっくりと会話を重ねながら、あなたのスタイルに合うレザーやモデル、素材選びをお手伝いします。
レザーの特性や経年変化のこと、日々のケアまで、制作に携わる私たちだからこそお伝えできることがあります。
長く付き合える一着と出会う、そんな体験をお届けできたら嬉しく思います。

※7月27日(日)はGULLAMとの合同開催となります。デザイナーは両方のご予約に対応いたしますので、どちらの窓口からでもお申し込み可能です。
当日、場所がわかりにくい場合は、080-9991-1753 (イベント用携帯)までご連絡ください。

▼オーダー・お支払いに関して
ご注文の際には内金を頂戴しております。
お支払い方法は、オンラインでのクレジット決済または銀行振込からお選びいただけます。詳細はご注文時にご案内いたします。

■ GULLAM

DATE : 7月26日(土)・27日(日) 13:00 – 19:00

PLACE : PANOF E-STUDIO(東京都渋谷区恵比寿南1-14-9 B1F)

CONTACT : 03-6416-4700 / shop@gullam.jp

詳細はBLOGにて ▶incarnation 新作展示受注会のお知らせ

※アポイント制です。事前にGULLAM様へお問い合わせください。

オーナー・スタッフともに、ものづくりの現場で培った知識と経験を活かしながらご案内します。素材や構造への理解があるからこそ、着る人のスタイルやライフスタイルに寄り添った提案が可能です。
インポートから国内ブランドまで幅広い視点でセレクトされるGULLAMならではの感性と、スタイリングの奥行きをぜひ体感してください。
両日ともにデザイナーが在廊予定です。

※7月27日(日)はincarnation Japanとの合同開催となります。デザイナーは両方のご予約に対応いたしますので、どちらの窓口からでもお申し込み可能です。


■ MORPHINE

DATE : 8月2日(土)・3日(日)・4日(月) 10:00 – 20:00

PLACE : MORPHINE(愛知県豊橋市駅前大通り3-118 ムラカミビル1F)

CONTACT : 0532-53-8933 / info@morphine.jp(LINEでも受付可能)

※アポイント制となっておりますので、事前にMORPHINE様へお問い合わせください。

ミニマルで洗練された空間の中、自分に本当に合う一着とじっくり向き合う贅沢な時間をMORPHINEでのオーダー会は、ただ選ぶだけでなく、服そのものと丁寧に対話するような体験です。レザーの質感や経年による変化、そして着続けることで深まっていく「服の価値」。
その奥行きを、MORPHINEならではの目線でご案内します。週末はデザイナーも会場でお待ちしております。直接言葉を交わしながら、今回のコレクションの空気を味わってください。


incarnationが思い描く「2026年春夏」のかたち。

オーダー会を通じて、incarnationが描く今シーズンの世界観に触れながら、最新コレクションとともに特別なひとときをお過ごしいただければ幸いです。

8月8日以降も各地の会場での開催を予定しております。
次の都市でも、incarnationの世界を存分にご体感ください。
*詳細が決まり次第、本ブログや公式SNSでお知らせいたします。





【incarnation Japan LINE公式アカウント開設のご案内】

コレクションや限定情報など、皆様にお届けする予定です。
製品に関するご質問やお問い合わせもLINEでお気軽にご連絡ください。下記のQRコードを読み取り、ぜひ友達追加をお願いいたします。

incarnation Japan gallery のご案内(オンラインストア イベント)


incarnation Japanブログをおとずれいただき、有難うございます。

今回は、今週末に開催される incarnation Japan gallery イベント についてご案内させていただきます。

不定期開催ではありますが、今回はアポイント制にて開催いたします。
オンラインストアに掲載しているアイテムを、実際にご試着・ご購入いただけるほか、26SSコレクションにまつわるピースも一部展示予定です。

どうぞ最後までご覧ください。



ご来場をご希望の方へ

オンラインストア掲載アイテムを、実際に手に取り、試着いただける機会です。

また、26SSコレクションにまつわるピースも一部展示しておりますので、あわせてご覧ください。


DATE : 7月5日(土) ・6日(日)・7日(月)  12:00  –  19:00

PLACE:Garage EDEN  東京都渋谷区恵比寿2-32-23 エビアン広尾 B1F 

CONTACT : jp-store@incarnation.jp /  LINE (ブログ最後をご参照ください)

※本イベントはアポイント制にてご案内しております。

お手数ではございますが、下記フォームより「ご希望の日時」をご記入のうえ、お送りください。(お問い合わせ内容は「その他」をご選択ください)
お問い合わせフォームはこちら

ご入力いただいた内容を確認のうえ、incarnation Japan スタッフよりご連絡させていただきます。


少しだけ、26SSコレクションの話

2026年春夏のコレクションは、「色」から始まったシーズンでした。

定番カラーである、ブラックやライトグレーをベースにしつつ、今回はそこに、オレンジ・ボルドー・ネイビーなど、強さと存在感のある色が加わっています。

そんな配色のベースにあるのは、デザイナーの感覚です。
「この素材にはこの色が合う。こんな加工を重ねたらおもしろくなる」
そんなふうに、直感を信じて組み立てていく流れが、今回も自然と形になっていきました。


中でも、オレンジやボルドーに染めたレザーにさらに加工を重ねて仕上げたものは、光の当たり方や見る角度によって、表情が少しずつ変わるのが魅力のひとつです。


そこに、今シーズンの新色、「リード グレー」が加わります。
英語で 「lead gray」 とも呼ばれるこのトーンは、ほんのり青みを帯びた、鈍いグレー。
このリードグレイを据えることで、スタイリングもこれまでと違った表情を見せてくれるようになりました。

今回は、その色の重なり方や、組み合わせの可能性が特に豊かなシーズンになっています。

スタイリングの中でどう活かせるか、どんなニュアンスを作れるか。
この夏、色から始まった新しいコレクションの空気感を感じていただけたら嬉しいです。


[ 次回のお知らせ ]

今週末のブログでは、7月〜8月に開催予定の26SSコレクション・展示オーダーイベントについてご案内します。

コレクションラインナップや、各イベントの楽しみ方も、ご紹介できたらと思っています。

どうぞ、次回も楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。
週末に、このブログでお会いしましょう。




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​​26SS コレクション|完成した今と、動き出す先へ


incarnation Japanブログをおとずれていただき有難うございます。

今回は、26SSコレクションが完成を迎え、撮影へと移っていく現場の風景をお届けします。

アトリエで仕上がった数々のウェアが、纏われ、光を受け、動き出す—その瞬間に立ち会うまでの記録です。

また、日本で開催予定のオーダーイベントについても、少しだけご紹介しています。
実際に手に取ってご覧いただける機会をお探しの方にも、楽しんでいただける内容です。

季節の空気とコレクションの熱が交差する、この時間を少しでも感じていただけたら嬉しいです。

どうぞ最後までご覧ください。


仕上がりの、その先へ


26SSコレクションでは、新たな加工に挑戦しています。

デザイナーがアトリエで構想を重ね、試作を繰り返す様子を間近で見てきました。

–狙った表情が現れるか。

–素材との相性はどうか。

デザイナーがひとつひとつ確かめながら、試作を重ねていく様子を、すぐそばで見てきました。

仕上がりが近づくにつれて、その手の動きや表情から、何かが「かたちになる」瞬間が近いことが伝わってきます。

今回の加工では、想定していたイメージを超えた仕上がりに。確かな手応えのようなものがじんわりと伝わってきました。

また今回は、ひとつ、久しぶりに採用された素材もあります。
一見すると定番ですが、どこか異なる雰囲気を感じたデザイナーが、生地屋で担当者に声をかけたのが始まりです。

その違いに気づいてもらえたのが嬉しかったのか、担当者はその特性について丁寧に話してくれました。
そして「これなら」と素材採用を決めたそうです。どんな経年変化を見せてくれるのか、今からその表情が楽しみです。


アトリエのラックには、加工を終えたばかりのウェアが整然と並べられました。

明日の撮影で、それぞれが身体に宿り、光を受け、輪郭を持ち始める。

新たな存在感が立ち上がる、その入口に、いま私たちは立っています。



バトンタッチの朝に


コレクションは、デザイナーの構想を起点にパタンナーへ。
そこから、革・靴・縫製の工場を巡り、最終の加工と仕上げにたどり着きます。

各工程はすべて、デザイナーのイメージを軸に、一つひとつかたちづくられていきます。
そしていま、完成したサンプルは、撮影チームへとバトンを渡されました。

今回の撮影地は、ペルージャの郊外。
早朝にアトリエを出発し、機材とサンプルを車に積み込み、撮影地へ。

設営や場所の整備を終えたころ、カメラマンとモデルが現地入り。
挨拶もそこそこに、撮影がスタートします。

incarnationの撮影チームが全員揃うのは、年に2回だけ。
ミラノ、フィレンツェ、そしてマルケからそれぞれが集まり、この日だけのチームが立ち上がります。
細かな説明がなくても意図が通じるのは、信頼と時間の積み重ねがあるからこそ。


夏の撮影は、とにかく時間との勝負。

この数時間に、集中のすべてを注ぎます。太陽の角度、光の強さ。
そのすべてを味方につけるため、ほんの一瞬のチャンスも逃せません。

本当は、久しぶりに集まったチームとゆっくり話したい気持ちもあります。
けれど、それ以上に貴重なのが、今この瞬間の自然光。
誰から言うでもなく、全員がスイッチを切り替え、黙々と自分の役割に集中していきます。

屋外撮影は、冬は寒さと戦い、夏は暑さと時間と戦う。
モデルは寒暖差のなかで着替えを重ね、カメラマンは刻々と変化する光を読む。

そしてデザイナーは、撮影現場でコレクション全体をあらためて俯瞰し、スタイリングの最終的なバランスを見直します。

アトリエのラックに並んでいたサンプルたちが、モデルの身体に通された瞬間に動き出す。

シルエットが輪郭を持って立ち上がる
—その実感は、何度経験しても新鮮で、胸に残ります。

光と身体の中でその輪郭が現れ、ついに26SSコレクションが完成されました。


26SSコレクションは、現在イタリアのアトリエにてご覧いただけます。
日本では、7月下旬よりイベントを開催予定です。

写真や言葉だけでは伝えきれない、革の奥行き、纏ったときの雰囲気、そして細部に宿る表情。
アトリエで仕上がったばかりのピースたちを、実際に手に取ってご覧いただける貴重な機会です。

この季節、この仕上がり、この質感。
「今」のincarnationを、ぜひ会場で体感してください。

*イベントの詳細は次回のブログでご案内を予定しております。

メルマガ配信|7月1日予定

7月1日(火曜日)にメルマガを配信いたします。

今回は、26SSコレクションをより楽しめる視点、
そして incarnation Japan 主催 オーダーイベント(デザイナー在廊)の詳細をお届けする予定です。

コレクション完成までの過程を切り取った、短い動画もご覧いただけるよう準備しています。
縫製、革の染色から加工、そして撮影に至るまで。
普段なかなか見られない、制作の裏側をご覧いただければと思います。

このメルマガをきっかけに、この夏の楽しみがひとつ増えれば嬉しいです。

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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
次のブログを楽しみしてただければ嬉しいです。





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26SS コレクション プロローグ|動き出した季節と、少し先のご案内


incarnation Japan ブログをおとずれていただき有難うございます。

今回は、26SSコレクションの「立ち上がり」についてお話ししたいと思います。

イタリアではファッションウィークが近づき、街にも工場にも、じわじわと熱が宿ってきました。


incarnationもいま、サンプル制作の真っ只中。

染め上がって間もない、まだ輪郭のあいまいな服たちが、少しずつ立ち上がろうとしています。

息を吹き込み、考えを重ねながら、かたちにしていくこと。
そんな制作現場の「今」を、ほんの少し覗いてみてください。

最後に、今後のお知らせも少しだけ添えています。
ぜひご覧いただければ嬉しいです。

息を吹き込む、夏の立ち上がり

※Pitti Uomo(ピッティ・ウオモ):フィレンツェで開催されるメンズファッションの国際展示会

6月中旬、イタリアではファッションウィークの足音とともに、街と人とが静かに熱を帯びていきます。
けれど、熱のはじまりはもう少し前から。

それは服や靴をつくる現場、すなわち工場やアトリエの中から始まっています。

各ブランドは、Pitti Uomo(今年は6月17日〜)を皮切りに、ミラノ、そしてパリへと向かうサンプル制作の真っ只中。

工場ではいつもより大きな声が飛び交い、アトリエではリズムが速くなる。
―incarnationが関わる革工場、縫製工場、靴工場でも、手を動かす人々の表情や動きに、いつもとは異なる前のめりな緊張感が漂っています。

この熱はやがて街にも広がっていきます。
服をつくる手と、服をまとう身体。その両方が、同じ方向へと少しずつ動き出すように。

やがてファッションウィーク本番が近づくと、フィレンツェやミラノの街角には軽やかな装いの人々が増え、会話の熱量も少しずつ上がっていくのがわかります。

都市全体が、ひとつの大きなアトリエのよう。

それぞれの思惑と創造が交差する、そんな空気が立ち上がり始めるのが、6月中旬のこの季節なのです。

Photo via Pitti Immagine Uomo Official Website

incarnationも今、26SSのサンプル制作が約65%まで進み、ここからがまさに正念場。

アトリエの中では、秋冬のオーダーウェアと、春夏の加工前サンプル、乾きかけのレザーが共存し、空間が季節を跨いでいます。

この2つが交差する時期を迎えると、あらためて「春夏が動き出すな」と感じます。

今回はどんな仕上がりになるのか。
想像しながらも、また期待が膨らんでいく。
曖昧だった輪郭が、少しずつかたちを帯びていく。

そんな時間を、いま私たちはアトリエで過ごしています。


アトリエの扉を開ける朝

染色を終えたレザーウェアのサンプルをタンナーのタイコ(染色用ドラム)から引き上げる瞬間は、歓びと緊張が交差する場面です。

ムラ感、色の沈み具合、予定とは違う「偶然の出方」。

染色ドラムから出したばかりのレザーウェア

素材がこちらの想定を超えてくる瞬間に、制作の手がまた、次の方向へと動き出します。

「こうくるなら、こうしよう」「今はこの状態だけど、あの段階から一変するから、触らずに変化をそのまま待とう」。

今までの経験を手繰り寄せれば、仕上がりイメージがブレることはありません。

タイコから出してすぐに水を抜く行程へ

そして乾燥工程に入ったレザーウェアをラボに吊るし、翌朝、その様子を見に行く。

扉を開ける一瞬に生まれる、レザーのむせ返る香り。

前日と何が変わったのか、素材はどんな表情をあらわしたのか。

そんな緊張感と高揚感の入り交じる数日間が、今も続いています。

シワをのばして整える作業

もちろん、アクシデントはつきものです。

実際、今回もひとつ、想定外の出来事が起こりました。
そのあたりの話は、メルマガを読んでくださった方には、少しだけ・・・。

でも不思議なもので、何も起こらなかったときのほうが、不安になる。
コレクションが完成されるまでの道のりとは、予定調和の外にあるからこそ、面白く、美しい。

そう感じています。



26SS コレクションまだ語れない、その全貌

26SSの全貌は、まだ語る段階には到達していません。

ただ、いまアトリエの中にある新たな試みや加工の痕跡は、完成されたルックよりもずっと、生々しく、同時に希望に満ちています。

ホース、シープなど革ごとに各一定時間を平置きをしてなじませる

まだ「完成形」の手前。
染め上がった当日の、まだ輪郭のあいまいなレザーウェア。

でも、そこにある熱はすでに本物です。

次回はもう一歩、26SSの中身へ。
コレクションについてさらに触れていく予定です。

26SSコレクションは日本国内でもご覧いただく予定で準備を進めています。

どうぞご期待ください。


メルマガ#2 明日配信


メルマガを明日、6月14日に配信いたします。

今回のサンプル制作の舞台裏や、小さなハプニングについては、メルマガで限定的にお届けしています。
26SSコレクション・ プレオーダーイベントの案内もいち早くお知らせしております。

ご登録いただいた方には、incarnationの「奥」にある温度を、もう少し近くで感じていただけたらと思います。


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小さなパーツに込めたこと— incarnationのロゴとディテールの話

incarnation Japan ブログを訪れていただき、ありがとうございます。

洋服を選ぶとき、最初に目に留まるのは、何でしょうか?

それは、素材やシルエット、色 かもしれません。

では、ボタンやジップといった「パーツ」はどうでしょうか。

それらは単なる機能部品と思われがちですが、incarnationにとっては、世界観をかたちにするために欠かせない、ひとつの要素です。

今回は、そのあまり語られることのない「パーツ」に焦点をあててみたいと思います。

何気なく手に取る一着の中にある、静かな重みに気づいていただけたら嬉しいです。


ロゴから生まれた、もうひとつの「デザイン


ロゴには、どれだけの意味が込められているのか。

「incarnation」という名前が生まれた、その瞬間からすべては始まっています。

今回は、そのはじまりに、少しだけ触れてみたいと思います。



ロゴに宿る、ブランドの原点


incarnationのオリジナルパーツである、
ボタン、ZIP引手は、ブランドのロゴマークをもとに設計されています。
このロゴこそが、ブランドの核であり、すべての要素に繋がっています。

さかのぼり10年以上前のこと。
「ブランド名は、いつどうやって決めたんですか?」
と、以前デザイナーに尋ねたことがあります。


すると彼はこう言いました。


「独立を決めて、イタリアに拠点を移す準備をしていたとき。アトリエ探しでフィレンツェ現地を訪れたバスの中、車窓を眺めていたらその言葉が、ふと降りてきた。」

名前を探していたわけでも、決めようとしていたわけでもない。



ただその瞬間、
「incarnation」という言葉をブランド名にしよう、ロゴはこんな形がいい。
そんなイメージがふっと頭に浮かんだそうです。

※「incarnation」という言葉には、「生まれ変わり」や「姿を変えて再び現れること」という意味があります。

デザイナーはこの言葉に、一度役目を終えた「皮」が、「革」として新たな価値を持つ

—そんな変化のブランド名を重ねました。

この思考は、ロゴマークのデザインに強く現れています。

中心から外へと向かう矢印と、円のなかを巡るような流れは、「終わりのない流れ」や「かたちを変えて続くものの美しさ」を表しています。




ロゴから生まれたパーツ

そしてこのロゴをベースに、オリジナルパーツが生まれていきました。

たとえばボタン。

円の中に十字を刻んだ意匠は、ロゴをそのまま抽象化したもの。初期モデルとは形状が異なり、現行のデザインはよりミニマルで構造的になっています。

機能としてではなく、意志あるパーツとして、服の一部にさりげなく存在しています。



ジップの引手は、指先でふれるロゴ。

初期のモデルは主張がやや強く、現行モデルではより手に馴染むかたちへと洗練されています。
無意識に触れる場面にこそ、記号が染み込む。

そう考えると、ファスナーを開閉する一瞬でさえ、無意識のしぐさの中に、意味が宿るようにも感じられます。



意味をまとう、という選択

初期の引手とボタン


何度も打ち合わせを重ね、ゼロから金型を起こし、寸法やバランスも自らの手で調整。
わずか数センチのパーツに、わざわざ手間をかける理由は、ただひとつ。

「意味のあるものを、身につけたい」という思想が、そこにあるからです。

ボタンやジップといったパーツは、ただ「閉める」「開く」という役割を担う道具かもしれません。
しかし、incarnationでは、そのひとつひとつに、意味と意図を込めています。


普段あまり注目されることのない、そんな裏側のストーリーをご紹介いたしました。

incarnationのボタンやジップに触れたとき、時々ふと、そこに静かな重みが込められていることを思い出していただけたら、嬉しく思います。




はじまりの便り — incarnationメルマガ 配信スタート

昨日、メルマガ第1号を配信しました。
長らくお届けできていませんでしたが、ここから少しずつ、定期的にお届けしていきます。
※ご登録済みの方は、お手数ですが迷惑メールフォルダに入っていないかご確認ください。

今回の内容は「26SSコレクション制作の現場から」。
まだ未公開の制作中のインスピレーションや、初公開となるキーワードなどを綴っています。

ご登録がまだの方は、次回の配信をお楽しみに。

月に1〜2通、ブログやSNSでは触れない奥の話を、少しずつお届けしていきます。

慌ただしい日々のなかで、ほんの数分。
ふと目にとめて、気軽に読んでいただけるような、そんな便りになれたらと思っています。


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