イタリアで紡ぐものづくり—25AW collection バイイング&工場視察


incarnation Japan ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、以前のディーラー視察に続く内容として、2025AW コレクションのバイイングの様子をお届けします。

Garage EDEN様、MORPHINE様がイタリアを訪れ、ものづくりの現場を巡りました。
その視察の様子や、ディーラーの皆様が実際に感じたことを交えながらご紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。


新たなステップ|イタリアにてコレクション バイイング



— 15周年を迎えた25AWコレクション—

今回、日本のディーラーをパリ・イタリアに招待し、コレクションをご覧いただきました。

その目的は、私たちのモノづくりの背景を、実際に見て、触れて、感じていただくこと。

incarnationの哲学、職人の技術、素材の生まれる場所—

それらすべてを深く理解することで、より確信を持ったバイイングが可能になると考えています。

そして何より、革の質感、職人の手仕事、製品が完成するまでの背景を直接体感することで、ディーラーのサービス向上につながり、最終的にはお客様へとその価値が伝わる。

私たちは、このつながりを生み出すことを目指しています。

すべてのincarnationのアイテムが生まれていくラボラトリー。

この場で1点ごとに、コンセプト、制作背景から仕上げ加工までを知っていただくこと。

時には、棚からマテリアル、奥に保管しているパターンを取り出して、実際に示しながら説明をすることで、これまでの展示会とは異なった違う角度でコレクションを感じていただけたと確信しております。

新しいデザイン・素材 を前に、じっくりと時間をかけながら、一つひとつを選び抜いていく。

何度も触れ、試し、吟味しながら、選び取る。


このようにして選び抜かれたアイテムは、やがてショップの店頭に並び、お客様の元へと届けられていきます。












バイヤーと共に巡る工場視察



職人の手が生み出す、唯一無二のプロダクト—靴工場

まず向かった先は、トスカーナにある靴工場。
あと5年で創業100年を迎える、歴史と伝統を誇る工場です。

ここでは熟練の職人が三世代にわたって受け継がれてきた技術を惜しみなく披露してくれました。

目の前で形になっていくincarnationの靴。


職人たちの巧みな手仕事、丹念な縫製、一つひとつの細部に宿るこだわりがここにはあります。

「頭の中では理解していたグッドイヤーウェルト製法の工程を、実際に目の前で分解されたパーツが組み合わされ、ウェルトが縫い合わされる様子を見て、想像以上にシビアな作業であることを目の当たりにしました。」

「靴こそ作業を直接見る機会が少ないため、今後の接客でも製造工程の話をより深く伝えていけると感じました。」


– ディーラーよりいただいた感想です。







皮が革へと生まれ変わる場所—革工場

靴工場の視察を終え、次は革の聖地・サンタクローチェへ。

タンナー(皮を鞣して革へと加工する工場)
それは、私たちにとって特別な場所です。

かつて生きた命が 皮 となり、職人の手によって 革 へと生まれ変わる。
新しい姿となった革は、やがてincarnationのプロダクトへと進化していきます。




そこにあるのは、単なる製造工程ではなく
歴史や伝統を重んじながらも、新たな挑戦を続ける職人たちの姿。

一枚、一枚に情熱を込め、皮を鞣していく彼らの手がincarnationの革に命を吹き込んでいきます。






「毛付きの状態から始まり、タンニンの入った木製の太鼓で回され、干され、乾燥し、皮が革へと変化していく過程を目の当たりにし、ローテクな手法だからこそ、素の革の良さが引き出されることを改めて実感しました。」


– ディーラーよりいただいた感想です。




素材がカタチになる場所—縫製工場

最後に訪れたのは、ペルージャにある縫製工場。
incarnationのウェアは、レザーも布帛も、すべてこの場所で一貫して縫製され、作り上げられていく場所です。

工場の中には、長年縫製に向き合い続けてきた熟練の職人たちが並び、レザー特有の厚みや生地の特性を計算し理解しながら、細部まで精密に縫い上げています。

「日本では縫製の工程ごとに工場が分かれることが一般的ですが、ここでは同じチームがすべてを手がけるため、縫製のブレがなく、安定したモノ作りが実現されていることが印象的でした。」

「職人たちが、それぞれの工程に深く関わりながら作業を進めているからこそ、incarnationのプロダクトに一貫した品質が宿っているのだと感じました。」

– ディーラーよりいただいた感想です。


ラボラトリーにて最終工程を実践


最終日はラボラトリーにて染め上がったレザーウェアの状態を見学、最後の仕上げ加工を実践していただきました。


染め上げたレザーアイテムの加工を視察

染め上がったばかりで濡れた状態のレザーウェアやブーツが並ぶ光景。

乾燥〜フォルム形成〜採寸〜仕上げのアイロンなど、細かな工程を経て完成へと仕上げをご覧いただきました。

「また、購入後のレザーケアや補修についても、細かくレクチャーを受け、改めて「お客様へ伝えていくことの重要性」を再認識しました。作る上での大変さを理解した分、その後のメンテナンスやケアについても、しっかりと伝えていくことが大事だと強く思いました。」

「一着に費やされる時間は想像以上で、機械だけでは決してできない「人の手による力」がincarnationの製品を作り上げているのだと改めて感じました。」

「実際にこの経験を通じて、私たちはただ商品を販売するのではなく、お客様とともに製品を育て、より長く愛用していただくためのサポートを提供することが必要なのだと改めて実感しました。」

– ディーラーよりいただいた感想です。




フィニッシングを実践—革に魂を吹き込む

最終日は、レザーウェア最終加工の研修 を実施しました。

ディーラーの方々にこれまで何度かブログでも紹介した incarnationのオイル加工や、仕上げのアイロン加工を実践していただきました。

あらゆるケースに対しての質問が飛び交い、デザイナーが詳しく説明。

その後、各々の手でオイルが革に染み込む感覚、銀面が整い、熱が加わることで生まれる艶や革の変化、「素材がプロダクトとして魂が宿る瞬間」を肌で感じていただきました。


MORPHINE 岩瀬様 Garage EDEN スタッフ様 
弊社ラボラトリーにて レザーウェアのオイルケア&色補正






国内のメンテナンスについて

イタリアでの研修を通じ、オイル入れ・色調整・熱入れの技術を習得した国内ディーラーがレザーウェアのケア・メンテナンスを行います。

incarnation純正のオイルを使用し、適切なメンテナンスを行いますので、
ご希望の方は 以下のディーラー様へお問い合わせください。


CABANE
〒910-0006 福井県福井市1-21-26 Dビルディング1F
TEL/FAX:0776-21-8112
営業時間: 11:00 ~ 20:00
定休日: 火曜日
https://www.cabane.jp/

Garage EDEN
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿2-32-23 エビアン広尾 B1F 
TEL/FAX:  03-6277-2947
営業時間:アポイント制になりますので下記URLからSHOP様にお問い合わせください。
https://www.garageeden.net/

MORPHINE
〒440-0888 愛知県豊橋市駅前大通3-118 ムラカミビル1F
TEL: 0532-53-8933
営業時間: 11:00 ~ 20:00 
定休日: 水曜日
https://www.morphine.jp



【incarnation Japan LINE公式アカウント開設のご案内】


incarnation Japan LINE公式アカウントを新たに開設いたしました。
最新コレクションや限定情報など、いち早く皆様にお届けする予定です。

特別展示イベントや製品に関するご質問やお問い合わせもLINEでお気軽にご連絡ください。

下記のQRコードを読み取り、ぜひ友達追加をお願いいたします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA