いつも incarnation Japan ブログをご覧いただきありがとうございます。
先週ご案内した新作アイテムが、各ディーラーに並び始めました。
重厚なレザーウェアから存在感のあるファブリックまで、今すぐ袖を通していただきたい仕上がりばかりです。
今回はその中から、長年のパートナー karaln(カーラル)様との別注ジャケットとブーツをご紹介いたします。
ぜひ最後までご覧いただければ嬉しく思います。
別注で生まれた、特別なベビーカーフジャケット
HEAVY WEIGHT BABY CALF LEATHER 1B JACKET LINED JJK-3
[art.H16-1247]

今回ご紹介するのは、karaln様との別注によって生まれたレザージャケット。
2010年のブランド創業当初からincarnationを取り扱ってくださっているお店であり、お付き合いの長いパートナーです。
オーナーの和田様は、オーダーいただいたアイテムを「商品」ではなく「作品」と呼び、ひとつひとつに真摯に向き合いながら届けてくださいます。
その姿勢に、私たちも深い敬意を抱いています。
クラシックなディテールと、incarnationならではの素材選びが融合した、私たちが胸を張って「作品」と呼べる特別な一着です。
王道のノッチドラペルが醸す、端正な表情
今回の別注ジャケットの大きな特徴は、クラシックな「ノッチドラペル」。
これは、上襟(カラー)と下襟(ラペル)の継ぎ目にできるV字の切り込みのことを指した、テーラードジャケットにもっとも広く使われてきた、基本にして王道のデザイン。
端正で落ち着いた印象を与えることから、クラシックな装いの象徴ともいえるディテールです。

近年のincarnationのレザージャケットは、基本のシルエットは大きく変えずに、襟やベント(ジャケットの背中の裾部分にある切れ込み)といったディテールを変化させることで、そのシーズンごとのムードを表現してきました。
この「基本のシルエット」とは、流行に左右されず長く着られる普遍的な形。
ワードローブに一着は持っていたいベースとなる存在です。
そこにノーカラーのミニマルな雰囲気、ショールカラーの柔らかな印象、そして今回のノッチドラペルが持つクラシックな存在感。
違いを重ねることで、新しい表情が生まれていきます。
繊細さと強さを併せ持つ、incarnationのベビーカーフ

今回の別注ジャケットに選ばれたのは「ベビーカーフ」。
生後6か月前後の仔牛の革を指し、きめ細やかな銀面と、しっとりとした柔らかさ、そして上品な光沢が特徴です。
ゆえにラグジュアリー素材の代名詞として、長く革好きに愛されてきました。
ただし、incarnationが選ぶベビーカーフは、一般的なものとは一線を画します。
市場でよく流通するのは薄く繊細なタイプですが、incarnationは信頼するタンナーとの協力のもと、あえて「やや大きめで厚みのある原皮」のみを厳選。
ベビーカーフ特有の繊細さに加えて「厚み」と「コシ(ハリ)」を備えることで、クラシックなジャケットにふさわしい重厚感を持たせながら、着るほどに体に馴染んでいく強さを宿しています。
繊細さと強さ。
その相反する要素を兼ね備えることで、このベビーカーフは、まさに別注にふさわしい特別な素材となっているのです。
縫い目を抑えた構造美と、革そのものの迫力

今回の別注ジャケットでは、厳選されたベビーカーフを贅沢に使うことで、背中を一枚革で仕立てるなど、縫い目を極力抑えた構造を採用しています。
パーツ数を減らすことで革の美しい表情がそのまま際立ち、流れるようなシルエットが生まれています。
さらに襟や袖口にはステッチを入れず、製品染めを施すことで革に厚みと膨らみが加わり、ややボリューム感のある仕上がりに。
カジュアルさをまといながらも端正な印象を保ち、あらゆるシーンで活躍できる汎用性を持ったジャケットになりました。
ベビーカーフは厚みとコシを備えているため、製品染めをしても過度に縮むことなく、立体感をしっかりと保ちます。
その結果、重厚でキリッと引き締まった存在感が際立ちます。
繊細なきめ細かさと力強いハリ。
このギャップこそが、別注にふさわしい特別な一着を形づけています。



進化を遂げた定番ブーツ──履き心地とシルエットを両立
HORSE LEATHER DUAL ZIP SHORT DZ-1 #2LEATHER+VIBRAM SOLES PIECE DYED
[art.11V-71057]

今回あらためてご紹介したいのが、オーダーをいただいたブーツ。
incarnationを象徴するシルエットを持ちながら、実用性を兼ね備えたモデルです。
もともとは定番として人気を博したサイドジップブーツをベースにしています。
そのシルエットはそのままに、着脱のしやすさを考えてジップを後ろに配置したのが今回の特徴。


バックジップはサイドジップ以上に実用的で、足入れのしやすさと同時に、デザイン上のアクセントとしても機能しています。
ジップの長さは短すぎず、長すぎず。
履き口の開き具合とシルエットの美しさを両立するため、細部まで調整を重ねました。


一見シンプルなブーツながら、実際に履いていただくと、その快適さとバランスの良さを実感していただけるはずです。
それだけ多くの方に支持をいただいたモデルであり、incarnationのブーツづくりを語るうえで欠かせない一足です。
*karaln様にて、カラーはブラックとライトグレーの2色で展開しましたが、ライトグレーは完売いたしました。
写真では伝わらない質感を、店頭で体感してください

今回ご紹介した、karaln様との別注ジャケット、そしてオーダーされたブーツ。
どちらも写真や言葉だけでは伝えきれない、圧倒的な質感と存在感を放っています。
袖を通した瞬間に感じる革の重み、実際に足を入れた時のブーツの佇まい。
ぜひ karaln 様で、この特別な「作品」たちをご覧ください。
きっと、一生ものと呼べる出会いになるはずです。
karaln ホームページはこちら
https://www.karaln-shop.com/
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