ホースバットを持つ時間─トートバックWB-3 が見せる表情

incarnation Japan ブログを訪れていただきありがとうございます。

今回は、同じモデルから生まれた 2種類のトートバッグ WB-3 を掘り下げてご紹介します。
ホースバット 製品染めタイプとホースバット ラグリンザート(製品染めではない)タイプ。

どちらも同じ形を持ちながら、異なる存在感のバッグです。

実際に持ってみたサイズ感、使い勝手、そして革の印象 を中心にレポートしていきます。

ぜひ最後までご覧いただければ嬉しく思います。

1|まず伝えたいのは「サイズのバランス」

スタッフが持った時の印象

 ホースバット 製品染めタイプ

HORSE BUTT LEATHER BAG TOTO WB-3 UNLINED WITH MEDIUM PURSE PIECE DY [art.#13M-9780 Color:91NR (ブラック リバース)]

詳細はこちらから▶︎https://store-jp.incarnation.jp/products/horse-butt-leather-bag-toto-wb-3-unlined-with-medium-purse-piece-dyed

スタッフ 身長176cm

写真では伝わりにくいのですが、このバッグは 見た目以上に立体感がある のが特徴です。

製品染めによって革がぎゅっと締まり、マチ部分が自然とふくらむため、サイズ表記以上の存在感が出ます。

仕上がりは引き締まっていながら、使い込んでいくほどにしなやかさが増していく。

特にコードバン層の艶の出方は、持ち主だけが味わえる育つ楽しみがあります。

 ホースバット ラグリンザートタイプ

HORSE BUTT RG LEATHER BAG TOTO WB-3 UNLINED WITH MEDIUM PURSE
[art.13R-9780  Color:91R(ブラック)]

詳細はこちらから▶︎-jp.incarnation.jp/products/horse-butt-rg-leather-bag-toto-wb-3-unlined-with-medium-purse-1

スタッフ:身長176cm

黒に色を入れた革をそのまま裁断・縫製して仕上げる(製品染めではない)タイプです。
もともと革がコシがありながらもしなやかで、触れた瞬間の柔らかさが印象的。

ラグリンザート特有の凹凸が生かされているため、使うほどに凸部分が自然と磨かれ、艶に変わっていきます。

非常に 経年で魅力が深まる素材 です。

共通して感じた 「収まりの良さ」

 ホースバット 製品染めタイプ  

 ホースバット ラグリンザートタイプ

2つとも持った瞬間に感じたのが、大きすぎず、小さすぎず、絶妙にまとまって見えるバランス。

それでいて革の存在感は確実に伝わる。
日常に自然と溶け込んでくれるサイズ感です。

2|実際の使い勝手

13インチのノートPCを入れて検証

スタッフが普段使っている 13インチ MacBook Air を実際に入れてみると、どちらのWB-3もすっと収まり、余裕が感じられるほどの容量があります。

  • PCの角が革に浮かず、輪郭が出すぎない
  • 荷物を入れても形が崩れにくい
  • 持ち上げたときの重心が安定している

    どちらのタイプも、日常使いに必要な安心感をしっかりと備えています。

ホースバット 製品染めタイプ

製品染めによって革の芯がしっかりと引き締まり、荷物の重さを受け止める土台の強さのようなものがあります。

・ノートPC (13インチ MacBook Air)
・A4 サイズ大 厚み4cmの仕事用ファイル
・手帳
・スマートフォン
・鍵や小物類

これだけ入れても輪郭が崩れることなく、バッグの側面が体に貼りつかない。

肩掛けした時の 「レザーを持つ距離感」 が心地よいのも、このタイプならではです。

革の芯の強さが、道具としての信頼感につながっている印象です。



ホースバット ラグリンザートタイプ

ラグリンザートタイプは、革のしなやかさがそのまま活きたモデル。

荷物の形に合わせて馴染むため、入れる時の迷いがないのが大きな特徴です。

・ノートPC (13インチ MacBook Air)
・A4 サイズ大 厚み4cmの仕事用ファイル
・手帳
・スマートフォン
・鍵や小物類

必要なものをすべて入れても、内部でゴチャつかず、収まりが良い。

身体に触れるときのあたりの厚みのあるレザー独自の柔らかさ が印象的で、肩掛けした際のフィット感がとても穏やかです。

しなやかでありながら、使い込むほどにラグリンザート特有の凹凸が磨かれ、艶が深まっていく。
育てる楽しみが明確に感じられるタイプです。


サイズはどちらもA4サイズが余裕を持って収まる設計ですが、横幅(Width) にわずかな違いがあります。

◾️ホースバット 製品染めタイプ
横幅(Width):37cm 高さ(Height):32cm マチ(Depth):8cm

◾️ホースバット ラグリンザートタイプ
横幅(Width):40cm 高さ(Height):33cm マチ(Depth):8cm

高さとマチは同じ寸法で、体に沿う縦のバランスと奥行きの安定感は共通 しています。
どちらも日常使いから仕事まで無理なく対応できる、使い勝手の良いサイズ感です。

小さなポーチの物語

トートバックWB-3は、共に専用ポーチが付属 しています。

これは単なる付属品ではなく、「一頭の馬から生まれた革をすべて使い切る」 というincarnationの思想をかたちにしたもの。
バッグとしては使われなかった部分の革を無駄にしない。
「その背景を知っていただき、小さなパーツにも温度を感じてもらいたい」という願いがあります。

もちろん実用性も高く、鍵・カードケースなどの迷子になりがちな小物をまとめてくれるため、バッグの中が乱雑にならず、スッキリと整います。

3|持ったときの革の表情

ホースバット 製品染めタイプ

製品染め → 自然乾燥 → 手作業の加工。

このアナログな工程を積み重ねることで、ほかにはない 重厚感と奥行き が立ち上がります。

コードバン層のマットな質感の奥から、光の角度によって繊維の表情がふっと浮かび上がる。

その一瞬に宿る深度こそ、製品染めホースバットの魅力です。

「ホースバット × 製品染め × 手作業」
この三つが重なったときだけ生まれる表情。

ひとつの黒が、使うほどにゆっくりと変化し、持ち主の時間を映していきます。

 ホースバット ラグリンザートタイプ

ラグリンザートタイプ(製品染めではない)は、手にした瞬間に 存在感を放つ革 です。

ダイナミックなシワの凹凸と、WB-3が持つ控えめな上品さ。
この二つが重なることで、静と動のバランスが自然に生まれます。

革がしなやかで柔らかいため、日常の動きに寄り添うように馴染みやすく、気負いなく持てる。

そのうえ、使うほどに、ラグリンザートならでの艶が深まっていくという、育つ喜びがあります。

職人が一頭ごとの個性を見極めながら裁断し、それぞれの革に合わせて手を入れていくため、どのバッグも「たったひとつの顔」 を持ちます。

おわりに

同じWB-3という形を持ちながら、革が変わるだけで、日常の中での見え方や在り方がそれぞれある。
今回あらためてそう感じました。

製品染めは、革の芯の強さや奥行きをしっかり感じられる仕上がり。
使い始めから輪郭が整っていて、時間の経過とともに黒の深度が増していきます。

ラグリンザートは、しなやかで動きがあり、革そのもののニュアンスが素直に出るタイプ。
日々の使用で少しずつ表情が変わり、手に馴染んでいく過程が魅力です。

どちらも、職人の判断と手作業の積み重ねによって生まれたもの。

革の個性を活かしながら、道具としての使いやすさもきちんと備えています。

制作に携わった立場としては、それぞれのWB-3が持つ「らしさ」を、ぜひ手に取って確かめていただきたいと思っています。

日常を共にしながら、少しずつ変化していく革の表情を楽しんでもらえれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

< 掲載アイテム>
 ◾️ホースバット 製品染めタイプ 
HORSE BUTT LEATHER BAG TOTO WB-3 UNLINED WITH MEDIUM PURSE PIECE DY [art.#13M-9780 Color:91NR (ブラック リバース)]
詳細はこちらから▶︎https://store-jp.incarnation.jp/products/horse-butt-leather-bag-toto-wb-3-unlined-with-medium-purse-piece-dyed

 ◾️ホースバット ラグリンザートタイプ 
HORSE BUTT RG LEATHER BAG TOTO WB-3 UNLINED WITH MEDIUM PURSE
[art.13R-9780  Color:91R(ブラック)]
詳細はこちらから▶︎-jp.incarnation.jp/products/horse-butt-rg-leather-bag-toto-wb-3-unlined-with-medium-purse-1





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質感が語り始める瞬間─MORPHINE Exclusive 1B Jacketの記録

incarnation Japanブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、今週から店頭に並びましたMORPHINE様のバッファローレザージャケットをご紹介いたします。

今回の別注をもって、このバッファローレザーを使った展開はいったん幕を閉じます。

長く向き合い、育ててきたこの素材。
バッファローレザーが持つ唯一の魅力を味わっていただけるのは、おそらく今回が最後になると思います。

そうした背景もあって、今回の別注は特別な意味を帯びています。

一見すると静かな佇まいながら、素材の迫力とミニマルな構造が結びつくことで、内側からじんわりと熱を放つような一着に仕上がりました。

ミニマルな構成に落とし込んだことで、バッファローレザー本来の質感がより鮮明に浮かび上がる今回のモデル。

制作の過程で見えてきた特徴や、別注ならではの視点とともに、その魅力を紐解いていきたいと思います。

ぜひ最後までご覧いただければ嬉しく思います。

バッファローレザー ワンボタン ジャケット

MORPHINE Exclusive BUFFALO LEATHER 1B JACKET LINED JJK-3 [22-1247]
商品ページは、こちらから▶︎https://www.morphine.jp/item/22-1247/

今回の別注バッファローレザージャケットは、MORPHINE様が大切にされているメンズの伝統的スタイルを、incarnationのレザー表現で構築した一着です。

ベースとなった通常モデルにはパネル(ハギ)やステッチが入る構造がありますが、この別注ではそのハギをあえてすべて排除。
必要最低限のラインだけで構成し、一枚革で描くミニマルな表情を際立たせています。

ハギをなくすという選択は、見た目をスッキリさせるだけではありません。
バッファローレザーが持つ深いシボ感や、荒々しさがそのまま全面に出るため、革そのものの存在感がより強く感じられます。

襟は小ぶりで、立てても寝かせてもバランスの良い形状。
ジャケット自体のフォルムは非常にシンプルですが、その分、素材の「力」が明確に伝わってくる仕上がりです。

加えて、付属類はすべてブラックで統一。
裏地やステッチまでも黒に揃えることで、余計な主張を抑え、革の表情に集中できる一着へとまとめています。


削ぎ落とした構造と、黒で統一されたシックなディテール。
その余白の中に、バッファローレザーならではのシボ感や艶が浮かび上がる。
まさに、素材とデザインと別注意図が重なったことで完成したスペシャルモデルです。

質感が語るバッファローレザーの魅力

Color:91NBK(ブラック/ブラックエディション)


今回の別注で使用しているバッファローレザーは、きめ細かく力強い野生味溢れる表情と強い繊維密度が特徴の素材です。
今回採用されたカラーはブラック(91NBK深いブラックの中に、バッファロー特有の透けるような透明感が合わさることで、艶が煌びやかに浮かぶように見える独特の表情を持っています。

バッファローレザーのシボは均一ではなく、部位ごとに微妙な変化があります。
そのため、一着ごとに異なるニュアンスが生まれます。

厚みとコシがしっかりと残った力強さを感じる革。
着用を重ねると自然に馴染み、重さを感じさせない柔らかい動きへと変化していくのもバッファローレザーの魅力です。

Color:91NBK(ブラック/ブラックエディション)

シンプルなデザインに落とし込むことで、バッファローレザーの持つ透明感と野生味溢れる迫力。
これらがストレートに伝わる仕上がりとなっています。

今回ご紹介した別注バッファローレザージャケットは、MORPHINEとincarnationが大切にしてきた伝統と想いが重なり合うことで生まれた一着です。

シンプルな構造の中で際立つバッファローレザーの迫力と透明感。
通常モデルとは異なる、特別な深みを持つ仕上がりとなりました。

着るほどに陰影が深まり、静かに艶を帯びていく育ちかたも、このモデルとバッファローレザーならではの魅力です。

実際のディテールについては、MORPHINE様の店頭・オンラインストアでご覧いただけます。
着用画像もございますのでご参考になさってください。

こちらから▶︎https://www.morphine.jp/item/22-1247/


最後まご覧いただき、ありがとうございました。



CABANE × incarnation POP-UP のお知らせ

そして今週末まで、福井 CABANE 様にてCABANE × incarnation POP-UP を開催しています。

前回ブログで紹介した バッファロー ダブルライダース も入荷し、店頭に並んでいます。
incarnation ダブルライダース3型がご覧、ご試着できる機会は今週末までとなります。
それぞれの異なる魅力をぜひ店頭にてお確かめください。

レザーブルゾンが持つ迫力、製品染めが生む深い陰影、立体的なパターンの息づかい。写真では掴みきれない要素が、CABANEの空間の温度とともに立ち上がります。

店内ではレザーが呼吸しているように感じられるはずです。
どうかゆっくりと、特別な一着との出会いをお楽しみいただければと思います。

POP-UP 詳細

◾️会期: 開催中 11月30日(日)まで
(通常営業時間 11:00〜20:00 火曜定休)

◾️会場:CABANE 福井県福井市中央1-21-26

◾️問い合わせ先:MAIL: info@cabane.jp TEL: 0776-21-8112

CABANE公式サイトはこちらから▶︎ https://www.cabane.jp/



【incarnation Japan メールマガジンを配信しました]


先週水曜にメールマガジンを配信しました。
今回はincarnationの拠点であるペルージャの街こと、26AWコレクションのこと。
月に1〜2通、ブログやSNSでは触れない奥の話を少しずつお届けしていきます。
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バッファローレザーが導くダブルライダース JB-3S

incarnation Japan ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

今回は、エンジニアブーツに続く、CABANE様の別注ダブルライダース JB-3のご紹介をいたします。
日常で頼りになる強さを持ちながら、こだわりある構造が着用の快適性を支えるこのモデル。

今回の別注は、素材の個性とモデルの持つ設計が結びつくことで、深い表情が生まれました。
制作工程で見えてきた素材の変化や特徴を踏まえ、この一着がどのような魅力を帯びて完成へ向かったのかについてご紹介いたします。

ぜひ最後までご覧いただければ嬉しく思います。

*CABANE様への入荷は来週半ばを予定しております。
 入荷の詳しい情報はCABANE WEBサイトにてお知らせいいたします。

バッファローレザー ダブルライダース

BUFFALO LEATHER DOUBLE BREAST MOTO DARTS SHOULDER BLOUSON LINED JB-3S [art.22-41457]

バッファローレザーが引き出す力強さと存在感

染め上がった革を吊るし、乾燥と加工を繰り返すなかで、今回もバッファローレザーは他の素材とは違う立ち上がり方を見せていました。

荒々しいシボは時間とともに輪郭を深め、強さの奥に落ち着いた存在感。
その変化が最も際立つのは、ダブルライダースの骨格と重なった瞬間です。

シボの強弱が立体をくっきりと描き、工程を重ねるごとに全体が引き締まり、存在感が濃くなっていく。
密度が増していく感覚が手に伝わり、仕上がりへ向かうほどこの革である理由が明確になります。

勢いがありながら粗野ではなく、強さと整いが同居するのがバッファローの魅力。
着込むほど艶を深め、持ち主の輪郭へ静かに馴染んでいきます。

完成した一着には、余裕と迫力が自然と滲みます。
ただ力強いだけでは終わらない、独特の存在感が立ち上がる素材だと、改めて感じさせられました。


JB-3 構造が生む、動きと立体のバランス

動きを解放するダブルライダース JB-3 の本質

ダブルライダース JB-3 は、レザーとは思えない可動域を備えたモデルです。

脇のマチと上袖を一体化させた独自のダーツ構造が、肩から腕の動きを軽やかに導き、厚みのある素材でも驚くほどスムーズに腕が伸びていきます。

力強い見た目に反して、袖を通せば自然と身体が前へ進む。
そのギャップこそが JB-3 の大きな魅力だと感じています。

着丈はあえてやや長めに設定し、そのバランスを取るために襟を大きく設計。
乾燥工程で生じる革の縮みやうねりを抑えながら形を整え、最終のアイロンでシャープな輪郭へと仕上げています。

大きめの襟は視覚的にも効果的で、顔まわりをすっきりと見せ、全体の印象を整えてくれます。
動きの自由度と存在感、その両面が自然に噛み合った一着です。

製品染めとオーバーロック ステッチがつくる深い表情

素材とステッチが互いに響き合う独自の存在感

バッファローレザーはシボが強く、素材本来の迫力が前面に現れる革です。

今回のCABANE別注では、そこにオーバーロックステッチを組み合わせたことで、革と縫い線が競り合うような奥行きが生まれ、独自の表情を形成しています。

染色を経たステッチはわずかに革へ沈み込み、シボの陰影と溶け合うように馴染むため、線が主張しすぎず、素材の力を下支えするような存在として働きます。

このステッチの入り方が、今回の別注特有の重厚さを引き上げています。

CABANE x incarnation POP-UP では、

ホースレザー × オーバーロックステッチ

バッファローレザー × オーバーロックステッチなし

の二つの構成を展示販売しています。
incarnation Japan オンラインサイトでも販売を行っております。)

◾️ホースレザー × オーバーロック ステッチ
ホースレザーにステッチを加えたモデルは、線が浮かび上がるように際立ち、構造が持つ骨格の美しさが視覚的に伝わる仕上がりです。
染めによって生まれた陰影がステッチの存在を引き立て、パターンメイクが意図したラインがそのまま形として感じ取れる構成となっています。

品番11-41457S HORSE LEATHER DOUBLE BREAST MOTO DARTS SHOULDER BLOUSON LINED JB-3



◾️バッファローレザー × ステッチなし
このモデルは、素材が持つ迫力を正面から感じられます。
強いシボや面の存在感がそのまま視覚的な印象となり、無駄を削ぎ落とした潔い構成です。
素材そのものの強さがストレートに伝わり、シンプルでありながら存在感の強い仕上がりとなっています。

品番22-41457S BUFFALO LEATHER DOUBLE BREAST MOTO DARTS SHOULDER BLOUSON LINED JB-3



三つの構成はいずれも異なる個性を備えており、それぞれの方向性が明確に成立した完成度の高いバリエーションです。

今回のCABANE別注は、その中に第三の表情を加えるものとして位置づけられます。



バッファローレザーは今回がひとつの締めくくりに

風格と力強さが調和した、印象深い素材


今回の別注をもって、このバッファローレザーを使った展開はいったん幕を閉じます。
来週ご紹介する MORPHINE 様の別注が、同素材による最後の一型になる予定です。

次回のコレクションでの使用は、今のところ未定。
だからこそ、今回採用したこのバッファローの力強さと風格をしっかりとお届けしたいと思っています。

深いシボが描く陰影や、着るほどに滲む艶。

この素材が見せる唯一の魅力を味わっていただけるのは、おそらく今回が最後になるかもしれません。

バッファローレザーと一口に言っても、その表情や質感には幅があります。
その中でも、incarnation がこれまで採用してきたバッファローは、風格と力強さが自然に溶け合う、独自の存在感を備えた素材でした。

無骨さに寄りかかるのではなく、重厚さの中に落ち着いた重みがあり、着る人の印象にしっかり響く素材であると感じています。

気になる方には、ぜひ実際に手に取っていただきたい一着です。




CABANE × incarnation POP-UP 開催中

福井から届ける、ブランドの空気そのままの特別な時間

CABANEでは現在、incarnationのPOP-UPイベントを開催しています。

◾️会期: 開催中 11月30日(日)まで
(通常営業時間 11:00〜20:00 火曜定休)

◾️会場:CABANE 福井県福井市中央1-21-26

◾️問い合わせ先:MAIL: info@cabane.jp TEL: 0776-21-8112

CABANE公式サイトはこちらから▶︎ https://www.cabane.jp/

レザーが持つ迫力や製品染めによる深い陰影、パターンが生む立体感をじっくりとご覧いただける貴重な機会です。

写真では伝えきれない革の温度や表情の変化が、空間の中でより鮮明に感じられるはずです。
CABANEの感性とincarnationの世界観が自然に重なり合う空間で、特別な一着との出会いをお楽しみいただければ幸いです。




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削ぎ落としの果てに生まれる造形美─HORSE WHITE RG LEATHER BOOTS SZ-1L

いつも incarnation Japan ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

本日は、前回ご紹介したラグリンザート エンジニアブーツ EG-1 と双璧をなす、
もう一つの 「ホワイトラグリンザート」ラグリンザート サイドジップブーツをご紹介します。
(前回のEG-1の記事は、こちらから▶︎https://store-jp.incarnation.jp/pages/blog-post?id=5228

削ぎ落とすことで完成する美。
一枚革が放つ皺と陰影は、まるで自然が刻んだ彫刻のような存在感。

EG-1 が「構築と機能」で魅せるのに対し、このブーツは「削ぎ落とす美学」で完成された一足です。
それは、まるで自然の彫刻をそのまま形にしたかのような存在感です。

ぜひ最後までお楽しみください。

< 動画のご案内 >
着用感、そしてサイズ感などを動画にまとめましたので、ご覧ください。
(現在、限定公開の動画ですので、お手数ですがクリックをお願いいたします。)

こちらをクリックしてご覧ください▶︎ https://youtu.be/ByMGwRsCqnU?si=ODiVOH0oYfqZb01f




ホース ホワイト ラグリンザート サイドジップ ブーツ

HORSE WHITE RG LEATHER SIDE ZIP LONG LINED SZ-1L [11BR-7887/L2VB]
商品ページは、こちらから▶︎https://store-jp.incarnation.jp/products/horse-whte-rg-leather-sz-1l-side-zip-long-lined-2leather-soles-vibram-piece-dyed

Color:B12N-OC(ダーティー ライトグレー)

無骨さと美が交差する、ホース ラグリンザート レザー

原皮には、イタリアでも希少とされる 白鞣し(ホワイトタンニン) のホースレザーを採用。
カラーはダーティーライトグレー(B12N-OC)で染め上げています。

この製法で鞣された革は、繊維の奥に淡い白を宿すのが特徴。
その自然な銀面の風合いを活かしながら、白鞣し専用の染料で製品染めを施すことで、灰色の奥にかすかに透ける白の記憶を残しています。

そこに選ばれたのは、一般的なホースレザーよりも厚みのある大型の原皮。
鞣しの段階で過度な圧をかけず、もともと持つ皺や繊維の流れをそのまま生かすことで、革が本来備える有機的な動きを封じ込めています。

この「ラグリンザート」とは、イタリア語で「皺の寄った」という意味を持ちます。
天然のシワや血筋が強調させた独特のシボをそのままデザインと昇華させ、光の角度や時間の経過によって、まるで呼吸するかのように表情を変えていきます。

天然のシワを強調させ、一つとして同じ表情のない独特なシボの表情


染め上げ後、職人の手で一足ずつ揉み込み、わずかに黒を加えたオイルを塗り込むことで、深みのある灰色へと仕上げています。
その灰の中に微かに残る白の層が、白鞣しホースレザーならではの透明感と奥行きを生み出しています。

硬質でありながら、どこか柔らかい。
無骨でありながら、確かな品を感じさせる。
その相反する要素が一枚革の中で交差し、このラグリンザートホースレザーを──存在するだけで完成された素材へと昇華させています。

削ぎ落とした、構造美の極み


このブーツ特徴は、アッパーの前面部分が一枚革で構築されたデザイン。

構造を極限まで削ぎ落とすことで、革が持つ「自然の流れ」と「有機的な生命感」を引き出していきます。
その造形美は、理屈ではなく、触れた瞬間に伝わるもの。
まさに「静の中に宿る力強さ」という、incarnationの感性を表した一足です。

余分なハギ(切り替え)を無くすことで、革の流れがそのままフォルムとなり、素材が本来持つ張りと柔らかさのコントラストが、構造的な美しさへと昇華されています。

無理に形を作るのではなく、「革の自然な落ち方」を読み取りながら造形を決めていく。

そのため一足ごとに微妙に異なる表情を持ち、履くほどにその人の足の形へと革が呼応し、独自のシルエットへと育ちます。

内側にはニッケルジップを斜めに配置



唯一、意図的に走らせたのは、サイドの ZIPライン。

一枚革の中に刻まれたその直線は、機能性としての開口部であると同時に、デザインを象徴する一本の軸でもあります。
滑らかな革の表面を割るように走る金属のラインは、無骨さと緊張感、そして静かな均衡をもたらしています。

この潔いワンピース構造は、製作において極めて難易度が高く、革の中で最も美しい部位を見極めて裁断しなければなりません。
傷や繊維のムラが許されないため、使用できる原皮はごくわずか。

まさに、素材・技術・経験、そのすべてが試される構造です。
革の皺、光の反射、足の動き、すべてがダイレクトに浮かび上がる。

この 静かなる造形 こそ、ワンピースブーツの本質。

装飾に頼らず、素材そのものが語る靴。

それはまるで、時間とともに呼吸するオブジェのような存在です。

革と一体化する、マッケイ製法のしなやかさ

マッケイ製法:アッパーとインソール、アウトソールを一度に縫い付けるイタリアの伝統的な製法

このブーツの底付けには、イタリア靴の伝統技術である マッケイ製法 を採用。

アッパー・中底・本底を一度に縫い合わせることで、堅牢さを保ちながらも、一体感から生まれる高い柔軟な屈曲性を実現しています。

マッケイの最大の魅力は、足裏に「直に革の反応が伝わる」こと、足を包み込むような柔らかい履き心地が特徴です。

その上に、レザーソールをベースとしながら 外張りでビブラムソールを装着。
グリップ力と耐摩耗性を加えつつ、ビブラムソール特有のボリュームが全体のバランスを引き締めています。

ホワイト ビブラムソールを装着 (製品染によりライトグレーに変化)

異なる素材の層が重なりながらも、全体としては驚くほどしなやかで、軽やかな履き心地。
それはまるで、無骨な躯体の中に潜む柔らかな神経のように、構造の中で生きている「感覚の工芸」です。

削ぎ落としの中に宿る、存在の美


このブーツが放つ存在感は、装飾でも形でもなく、「素材そのもの」と「構造の純度」から生まれるものです。

一枚革で仕立てられたワンピース構造。
製品染めによって生まれる深い陰影。
縫いを最小限に抑えた造形の中で、革の張り、ねじれ、歪み。
そのすべてが意図として成立しています。

履き込むほどに、着用者の動きに呼応し皺が刻まれ、革は体温を帯び、線ではなく「面」で語りかけてくる。
それはまるで、時間とともに呼吸する彫刻のよう。

無骨でありながらも、どこか静かな佇まい。
実用と美の境界を曖昧にするこの佇まいこそ、incarnation が追い求める「存在としての美しさ」の象徴です。

「 削ぎ落としで魅せるSZ-1L 」と「 構築で魅せる EG-1 」
対をなす二つのブーツは、異なるアプローチでありながら、どちらも「クラフトが語る美の本質」を体現しています。

削ぎ落としの中に宿る、存在の美。
時間が形を完成させるブーツ。
このワンピースブーツは、履く人の時間とともに完成していきます。

ぜひこのブーツを自身の手で育ててみていただければ、嬉しく思います。

[イベント告知 |CABANE × incarnation POP-UP EVENT]

このたび、福井のセレクトショップ CABANE(キャバン) にて、incarnation POP-UPイベント を開催中です。

詳しい詳細は、こちらで紹介しています。
https://store-jp.incarnation.jp/pages/blog-post?id=5335

また、動画でご紹介するレザーブルソン、コートは、incarnation Japanオンラインサイトと同時にCABANE様にて展示販売を行っております。
お気軽にお問い合わせください。


◾️会期:11月8日(土)15:00〜11月30日(日)
(初日のみ15:00スタート/通常営業時間 11:00〜20:00 火曜定休)

◾️会場:CABANE 福井県福井市中央1-21-26

◾️問い合わせ先:MAIL: info@cabane.jp TEL: 0776-21-8112

CABANE公式サイトはこちらから▶︎ https://www.cabane.jp/


皆さまのご来場を心よりお待ちしております。


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CABANE × incarnation POP-UP EVENT

― 福井・CABANEで開催される特別展示 ―

incarnation Japan ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

このたび、福井のセレクトショップ CABANE(キャバン) にて、incarnation POP-UPイベント を開催をご案内いたします。

◾️会期:11月8日(土)15:00〜11月30日(日)
(初日のみ15:00スタート/通常営業時間 11:00〜20:00 火曜定休)

◾️会場:CABANE 福井県福井市中央1-21-26

◾️問い合わせ先:MAIL: info@cabane.jp TEL: 0776-21-8112

CABANE公式サイトはこちらから▶︎ https://www.cabane.jp/
*CABANEオンラインページのアイテム掲載は11/8より随時更新いたします。


イタリアで生まれた構想、福井で形になる

— 福井の地で、ブーツを軸に世界がひらく —

2024年11月、CABANE オーナー岡野様がイタリアを訪れた際、デザイナー小川と向き合い、言葉を重ねて仕上げた別注企画。

そして今週末、その構想がついに形となり、ついに店頭に並びます。

ホースレザー エンジニアブーツ EGCB-1

HORSE LEATHER ENGINEER BOOTS EGCB-1
VIBRAM SOLES GOODYEAR WELT PIECE DYED [11V-71157-VB]

Color: 91NR(ブラック /スウェード) ソール:ビブラム・グッドイヤーウェルト

ホースレザー エンジニアブーツ EGCB-1 #2

HORSE LEATHER ENGINEER BOOTS EGCB-1 #2
LEATHER SOLES +VIBRAM PIECE DYED [11B-71157-L2VB]

Color: B81N (ダークグレー/ホワイトレザー) ソール:レザー+ビブラム

CABANE特別仕様として製作された2モデルは、無骨な存在感の中に、職人の緻密な手仕事が息づく一足。

力強さの中に美しさを感じる造形には、心を惹きつける迫力があります。

このブーツに込めた想いは、ぜひCABANEの店頭で岡野様ご本人から

語られる背景を聞きながら、革の質感とフォルムをその目で確かめてみてください。


ブーツから始まるコーディネートを

今回のPOP-UPでは、エンジニアブーツを中心に、その足元から広がるスタイルの可能性をご提案します。

CABANE様の店内には、ブーツの力強さを受け止め、装い全体を引き上げるアイテムが並びます。

レザー、ファブリック、小物。
それぞれの個性が響き合い、「身につける」という行為が一つの体験として立ち上がる空間です。

手のひらで育てる道具 — ウォレット

上から ウォレットラージ(Color:91(ブラック))、ウォレットロング(Color:82(グレー))

まずご覧いただきたいのは、ホースレザー ウォレットのシリーズ。

ラグリンザートにワックス加工を施したホースレザーは、使い始めはラグジュアリーな質感を纏い、使い込むほどにツヤと深みを増していきます。

  • ホースレザー RG ポリッシュ ・ウォレット ロング

    しなやかで均整の取れたフォルム。
    開閉のたびに手に伝わる張りと柔らかさのバランスが心地よい。
    時間を重ねるごとに艶を増し、手の動きとともに表情を変えていきます。


  • ホースレザー RG ポリッシュ ・ウォレット ラージ

    厚みのある構築的なフォルムが魅力。
    使うほどに色が沈み、重厚な艶を帯びていく。
    革が持つポテンシャルを感じながら、自分だけの一点へと育てる愉しみがあります。

取り出す仕草まで美しく見える、そんな財布。
その上質さを、ぜひCABANEの店頭で感じてください。


背中で魅せる — バックパック

BP-1 Color:91N (ブラック)

MW-4  Colore:81N(ダークグレー)

続いてご紹介したいのは、ホースレザー製品染めのバックパック。
素材が持つ強さと、どこか安心感のあるフォルムが共存する2型です。

  • ホースレザー バックパック BP-1

    ワンショルダーとしても使える2WAY仕様。
    背面のジップで荷物の出し入れもスムーズに。
    バックルの光沢が全体を引き締め、ベルトはアクセントに。
    日常の動きにリズムを生み出します。


  • ホースレザー バックパック MW-4

    ホースレザーの存在感をそのままに、使い勝手を考え部位ごとに厚みを変えた設計。
    前面や背面には厚手の革を、側面やマチには可動性を重視した厚みを選びました。内部にはキーリングフォルダーとポケットを配置し、タフさと機能性を両立させたバックパックです。


ブーツと同じホースレザーを採用することで、足元から背中までが一本の線でつながるような統一感を演出。

革を纏うという体験が、ここでひとつのスタイルとして完成します。



ファブリックとレザー、その季節のバランス

WOOL 100% HIGH NECK FRY FRONT BTN COAT LINED JCP-4B/ COTTON JEAN JACKET UNLINED / COTTON PANTS LONG DARTS SKINY


今回のPOP-UPでは、ブーツや小物に加え、今季の秋冬ファブリックアイテムと、incarnationの定番レザーウェアアイテムも揃えております。

ファブリックラインは、ウールやコットンなどの天然素材を活かし、シルエットと素材のコントラストを楽しめる仕上がり。レザーとの組み合わせによって、冬のスタイルに深みが加わります。

HEAVY WEIGHT BABY CALF LEATHER HI COLLAR ZIP BLOUSON JB-5 TYPE 2


定番レザーウェアは、まず袖を通してほしい、ブランドを象徴する歴代の普遍のアイテム。
一着ごとに積み重ねてきた年月が、形と素材に説得力を与えています。
変わらないものを着る強さと、そこから生まれる個性を感じてください。



CABANEの空間には、レザー、ファブリック、バッグ、ウォレット、そして新しいブーツが、それぞれの存在感を放ちながら並びます。

素材の熱、手仕事の跡、そして新しい季節への期待。
この冬、手にしてほしいのは、あなたとともに時間を刻む一着と一足を。

皆さまのご来場を心よりお待ちしております。

 CABANE × incarnation POP-UP EVENT

◾️会期:11月8日(土)15:00〜11月30日(日)火曜定休

◾️時間:11:00〜20:00(初日のみ15:00〜)

◾️会場:CABANE 福井県福井市中央1-21-26

◾️問い合わせ先: MAIL: info@cabane.jp、TEL: 0776-21-8112

CABANE公式サイトはこちらから▶︎ https://www.cabane.jp/
*CABANEオンラインページのアイテム掲載は11/8より随時更新いたします。


皆さまのご来場を心よりお待ちしております。



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モノづくりが響き合う場所──GULLAM別注モデル 第2弾

いつも incarnation Japan ブログをご覧いただきありがとうございます。

本日は、前回ご紹介した GULLAM 様との別注企画に続く 第2弾。
(前回の記事はこちらhttps://store-jp.incarnation.jp/pages/blog-post?id=5004


incarnation の象徴的なレザーブルゾンをベースに、 GULLAMならではの美意識とバランス感覚を宿した特別仕様の2型をご紹介いたします。

今回のモデルに採用されたのは、incarnationを象徴するホースレザー。
イタリアンレザーの中でも一等級〈Primo scelto〉に位置づけられる原皮を厳選し、製品染めによってその密度と立体感を最大限に引き出しています。

GULLAMのオーナー石倉様とマネージャー伊藤様は、ともに縫製現場の出身であり、モノづくりの本質を肌で知る職人でもあります。

時代を超えて愛される普遍的な価値を見極め、その背景にある思想を丁寧に伝える。
その美学が incarnation のクラフトと共鳴し、今回の別注モデルを形づけました。

ぜひ最後までご覧ください。

ホースレザー シャツカラーブルゾン

GULLAM Exclusive. 11-42007GM
[HORSE LEATHER SHIRT COLLAR BLOUSON LINED BD-3Z GULLAM]

ベースとなったのは、2025AWで登場したincarnationの初期デザインのシャツカラーブルゾンを再構築し話題になったホースレザー シャツカラーブルゾン

今季は、その完成されたデザインを基に、GULLAM 様ならではの解釈を加えました。

Color : 61N-OC(ダーティーオリーブ)

Color : 91N(ブラック)

カラーバリエーションは、重厚で深みのある 91N(ブラック) と、鈍い光を宿すようなダーティーオリーブ (61N-OC) の2色展開。

どちらも製品染めによって生まれる独特の奥行きを持ち、光の当たり方や時間の経過によって表情を変えていきます。

Color : 91N(ブラック)

ブラックは、ホースレザーの持つ緊張感と艶を最も引き立てるカラー。
シャープなシルエットと相まって、静かな存在感を放ちます。

Color : 61N-OC(ダーティーオリーブ)

ダーティーオリーブは、グリーンの深みとグレーの落ち着きを併せ持つ洗練されたカラー。
単なる中間色ではなく、光の角度によって柔らかくも鋭くも見える、構築的な陰影が魅力です。
使い込むほどにレザーの表情が引き締まり、渋みと艶が共存する印象へと育っていきます。

どちらのカラーも、「静かな力強さ」と「長く付き合える普遍性」を形にしたもの。
時を重ねるほどに、深みを増し、着る人の輪郭に寄り添う一着へと育っていきます。

更に全体のバランスを変化させ、着丈と袖丈をやや短く構築。
そこに袖ジップの追加とマチの排除を施すことで、シャープで一体感のあるシルエットが完成しました。

Color : 61N-OC(ダーティーオリーブ)
Color : 91N(ブラック)

背面には、贅沢に継ぎ目のない一枚革を使用。
背中全体を一枚で仕立てることで、革そのものの表情を存分に活かしています。

Color : 61N-OC(ダーティーオリーブ)
Color : 91N(ブラック)

この構造は、効率性を優先する量産的なアプローチとは対極にあります。


大きな一枚革を確保するためには、原皮の選定段階から厳しい基準を設け、傷やムラを極力排除しなければならない。


その手間と時間を惜しまず、あえて一枚仕立てにこだわることで、レザーが持つ自然の流れや力強い美しさが、際立つ仕上がりとなりました。

Color : 61N-OC(ダーティーオリーブ)
Color : 91N(ブラック)

縫い目のない背面は、視覚的にも非常に滑らかで、着用時には背中から肩にかけての落ち感がより自然に体へと馴染んでいきます。
着るたびにシワが刻まれ、艶が増していくことで、持ち主の輪郭に沿うように育っていく一着です。


Color : 61N-OC(ダーティーオリーブ)
Color : 91N(ブラック)

incarnationの生み出すレザーが持つ質感とGULLAM 様の繊細な美意識。
そのふたつが重なり合い、完成したのがこの別注モデル。

ワークとエレガンスの狭間に生まれた、静かな緊張感。
それこそが、このブルゾンに宿る最大の魅力です。

ホースレザー スタンドカラー ライダースジャケット

GULLAM Exclusive. 11-41977GM
[HORSE LEATHER STAND COLLAR MOTO LINED JB-2 TYPE 2 GULLAM]

Color : 91N(ブラック)

続いて紹介するのは、ホースレザー スタンドカラー ライダースジャケット。

ベースとなったのは、incarnation の中期を象徴するアーカイブモデル JB-2 TYPE 2 。
このJBシリーズは、ブランドの根幹をなす「再構築と機能美」という理念を最も体現しているモデルのひとつです。

今回のGULLAM様の別注では、この JB-2 TYPE 2をベースに細部を再解釈し、洗練された佇まい、シルエットの骨格はそのままに、襟ぐりのラインを狭べることで首元の印象をシャープにしています。
これにより、コンパクトな印象を与えながらも立体感のあるフォルムを描きます。

Color : 91N(ブラック)

また袖口にはZIPを追加し、マチを排除。
構築的な袖のラインをシャープに整え、レザーの重厚さの中にクリーンな空気を漂わせています。

Color : 91N(ブラック)

JB シリーズが持つ「直線と曲線のせめぎ合い」という構造的美しさを、GULLAM 様ならではの緊張感のある解釈で仕上げた一着。


クラフトの密度、パターンの精度、縫製のリズム。
そのすべてに、素材への深い理解と審美眼が感じられます。

Color : 91N(ブラック)

こちらのモデルも贅沢に背中には1枚革を使用して仕立てています。

素材には、先ほどのシャツブルゾン同様、incarnation を象徴するホースレザー 一級革〈Primo scelto〉を採用。
選び抜かれた原皮を製品染めで仕上げることで、革の繊維が引き締まり、ホースならではのしなやかさが宿ります。

こちらは、カラーはブラック(91N)のみ。
潔くも静かなこの黒は、光を吸い込み、陰影を深めながら、まるで鉄のように重厚でありながらも、柔らかな艶をまとっています。

Color : 91N(ブラック)

一見すると、非常にシンプルなシングルライダース。
しかしその内側には、incarnationたる理由が確かに息づいています。

パターンは、人体の立体的な動きを計算し尽くした立体裁断。
着用した瞬間に身体へ自然に馴染み、動きに合わせてシワが刻まれ、やがてその人の形へと変化していきます。

シームラインの配置や、あえて残した縫い代のわずかな厚み。
そうした細部の積み重ねが、視覚的にも構築的にもincarnationの骨格を作り出しています。

ミニマルな印象の中に、無駄を削ぎ落とした機能美。
この一着は、まさにその二つが交差して生まれた象徴的なモデルです。





形が語る、二つの美学

シャツブルゾンでは、構築美と、しなやかさの調和を。
ライダースでは、シンプルの中に宿る構造美を。
それぞれ異なるアプローチでありながら、どちらにも「incarnation の美学」と「GULLAM の美学」が確かに息づいています。

日本とイタリア、ブランドとセレクトショップ。
それぞれの職人たちの手がひとつの思想を共有する。

その共鳴こそが、今回の別注企画の核であり、両者の信頼関係が形となった証でもあります。

二つのジャケットは、まさに、両者のモノづくりへの想いが共鳴して生まれた証です

こちらのモデルは、11月上旬にGULLAM様にて入荷・アップ予定となっております。


GULLAMとincarnation
それぞれの想いが交差して生まれた、こちらの作品を、その結晶を、ぜひ実際に手に取って感じていただければ嬉しく思います。

詳しい詳細は、GULLAM様へお問い合わせください。

GULLAM
〒150-0033 渋谷区猿楽町6-11 プリムローズマンション1F
TEL:03-6416-4700
営業時間:12:30 ~ 20:00 
[土・日・祝]12:30 ~ 19:00
定休日: 水曜日

https://gullam.jp/shopping



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無骨さと美を纏う、渾身の一足 ─ Horse RG Leather Engineer Boots EG-1

いつも incarnation Japan ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

本日オンラインサイトに新商品を更新いたしました。

オンランサイトはこちらから▶︎ https://store-jp.incarnation.jp/products/horse-rg-leather-engineer-boots-eg-1-vibram-soles-goodyear-welt-piece-dyed


その中でも今回は、強い想いを込めて制作した渾身の一足である、ホースレザー ラグリンザート エンジニアブーツ EG-1 をご紹介します。

一目で伝わる、ラグリンザート特有の革そのものの迫力。
そして、クラシックなエンジニアブーツの構造をベースにしながらも、現代の incarnation が再構築した、新たなバランスのデザイン。

素材、構造、染め、仕上げ。

すべての工程が、この一足のために丁寧に積み重ねられています。
このブーツに込めた想いを皆さまにも感じていただければと思います。

ぜひ最後までお楽しみください。

ホースレザー ラグリンザート エンジニアブーツ

HORSE RG LEATHER ENGINEER BOOTS EG-1  [art.11R-71147/VB]


ベースとなったのは、25AWコレクションで登場した新型 EG-1。

エンジニアブーツは、もともとアメリカで生まれたワーカーブーツが起源です。



ルーツを辿り、今を再構築するデザイン哲学

デザイナー小川自身もアメリカのカルチャーから大きな影響を受け、渡伊前は年中エンジニアブーツを履いていたほどの強い愛着を持っていました。

しかし、イタリアに渡り、ヨーロッパの文化や自然、そして職人たちの感性に日々触れる中で、デザイナーの中に美に対する新しい価値観が芽生えていきました。

アメリカ的な無骨さに、イタリアらしい繊細さと造形美が重なり合い、そこからincarnation 独自のデザイン性が確立されていきます。

25AWコレクションのテーマは

「渡伊当初の初期デザインを、今の感性で再構築する」


デザイナーにとってそれは、incarnationの過去と現在のをつなぐ試み。
王道とも言えるエンジニアブーツをイタリアの感性で再解釈するという新たな挑戦の始まりでもありました。

そして生まれたのが、この ENGINEER BOOTS EG-1

無骨さの中にエレガンスと構築美を共存させた、まさに incarnation ならではのエンジニアブーツです。


ノルウェージャン製法が支える構築美 ― 強度とフォルムの再構築


本来、エンジニアブーツは着脱を容易にするために履き口が広く設計されていますが、
EG-1ではシャフトを細身に再構築し、バックジップを採用。

利便性を保ちながらも、美しいラインを描くシルエットに仕上げました。


迫力のあるラグリンザートレザーに一本のジップラインが走ることで、機能性と造形美、その両方を兼ね備えたデザインとして確立されています。

バックルもまたエンジニアブーツの象徴。
製品染めによって本体と一体化し、重厚ながらも統一感のある表情に仕上がっています。


製法には、伝統的なノルウェージャン グッドイヤー ウェルト製法を採用。

アッパーとソールを二重に縫い上げることで高い防水性と耐久性を実現し、過酷な環境でも安定した歩行性を発揮します。

重厚でありながら、驚くほど快適な履き心地。
クラシックな構造に、現代的なバランス感とincarnationの感性を融合させた、
まさに渾身の一足です。



革が語る彫刻 ― ラグリンザートという存在


エンジニアブーツというワークブーツの象徴を、素材の力でどう再構築し表現するか。
その答えとして選ばれたのが、ラグリンザート ホースレザー でした。

ラグリンザート(raggrinzato)とは、イタリア語で「皺の寄った」という意味を持ちます。
このレザーは、通常よりも厚みのある大型の原皮をあえて選び、鞣しや加工の段階で、もともと革が持つ自然の皺を強調するように仕上げています。

さらに、製品染めによる収縮で繊維がぐっと引き締まり、革の表面に刻まれた皺がより際立つことで、深い陰影と立体感が生まれます。

まるで「自然が刻んだ彫刻」のような迫力。


力強くも美しい表情は、エンジニアブーツが持つ無骨さや強さを素材の質感で表現しています。
と、同時にイタリアの染色文化がもたらす奥行きある黒の深みが、無骨さの中に確かな洗練を添えています。

時間の経過とともに艶や皺が変化し、履く人それぞれの時間と共に唯一無二の表情へと育っていく。

それこそが、incarnation が目指す革との生き方です。


「力強さ」と「美しさ」、相反する要素をひとつに閉じ込めたこの素材こそ、今回のエンジニアブーツを支える、incarnationの核心ともいえます。


足に沿うフィットと馴染みサイズ選びの目安について

画像だけでは伝わりにくい着用感、そしてサイズ感を動画にまとめました。
(現在、限定公開の動画ですので、お手数ですがクリックをお願いいたします。)

こちらをクリックしてご覧ください▶︎ https://youtu.be/4sviYLw9pfA?si=4mUYG0AAPyUMzXC9



時を重ねて完成する、一足の物語


エンジニアブーツという原点を、イタリアの美意識と職人技で再解釈した EG-1。

その力強いフォルムと、ラグリンザートホースレザーが放つ深い陰影。
無骨さの中に確かな品格が宿るこの一足は、単なるブーツではなく、時を重ねながら完成していく作品です。

履くほどに馴染み、皺が刻まれ、艶が増していく。
そこに浮かび上がるのは、持ち主自身の生き方と時間。

エンジニアブーツのルーツに宿る「力強さ」と、イタリアの文化が育む「美しさ」。
その二つが重なり合い生まれたのが、 「HORSE RG LEATHER ENGINEER BOOTS EG-1 」です。

この一足が、日々の中で存在感を放ち、長く共に歩んでいく相棒となってくれることを願っています。



オンランサイトはこちらから▶︎ https://store-jp.incarnation.jp/products/horse-rg-leather-engineer-boots-eg-1-vibram-soles-goodyear-welt-piece-dyed

◾️お問い合わせ先
コンタクトページ : https://store-jp.incarnation.jp/pages/contact
MAIL : jp-store@incarnation.jp
LINE : https://lin.ee/0uR3Zyq 





[異素材で出会う、もうひとつのエンジニアブーツ ― 取扱店舗情報 ]

異素材で仕立てたエンジニアブーツが、下記ディーラー様に順次到着しております。

革の厚み、艶の出方―同じフォルムでありながら、素材が変わればまったく別の表情を見せてくれる。

光の加減や体温によって変化する陰影を、どうぞご自身の目で確かめてみてください。

B’2nd
〒060-0062 北海道札幌市中央区南2条西3丁目1番地 三番街ビル
TEL:011-222-4283
営業時間:11:00-20:00
※HORSE LEATHER ENGINEER BOOTS EG-1(ホースレザー 製品染め) 入荷済み



GULLAM
〒150-0033 渋谷区猿楽町6-11 プリムローズマンション1F
TEL: 03-6416-4700
営業時間: 12:30 ~ 20:00 
[土・日・祝]12:30 ~ 19:00
定休日: 水曜日
https://gullam.jp/shopping
※HORSE RESIN LEATHER ENGINEER BOOTS EG-1(ホースレザー レジナート) 11月上旬に入荷予定



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製品染めレザーのお手入れについて|革と共に過ごすために

incarnation Japan ブログをご覧いただき、ありがとうございます。

レザーが主役になる季節。

そろそろ本格的に着回そうか、または、すでに日々袖を通している方も多いのではないでしょうか。
着るたびに艶が深まり、皺が息づいていく。その変化を楽しみながらも、ふと「どのようにお手入れすればいいのか」と思うこともあるかもしれません。

今回は、incarnationを象徴する製品染めレザーを題材に、日々のメンテナンスやトラブル時の対処法をQ&A形式でまとめました。

少し長い内容となりますが、これまでお伝えしきれなかったお手入れの考え方を丁寧に綴りましたので、ゆっくりとお付き合いいただければ嬉しく思います。

また、昨日配信したメルマガでは、新しい情報を少し先取りしてお届けしています。
もしまだご確認いただいていない方は、ぜひチェックしてみてください。
少しワクワクするような内容が入っています。

お気に入りの一着を、これからも長く、愛着を持って。

どうぞ、最後までご覧いただければ嬉しく思います。


はじめに ― 製品染めレザーとは、一般的なレザーと何が違うのか

縫製完了後、染める前のレザーウェア

製品染めの方法はご存じの方も多いと思います。
縫製まで完成したジャケットをまるごと染める製法ということはこれまでもお伝えしてきましたが、実際に「普通のレザーとどう違うのか」というところまでは、具体的にお話しする機会が少なかったように思います。

まず製品染めの特徴は、しなやかさと耐摩耗性、そして多少の水分や湿気にも動じにくい点です。

完成したジャケットをまるごと染め上げることで、縫い目やジップ、裏地にまで染料が入り込み、深い陰影と立体感が生まれます。

ブラックに染め上げたレザーウェア



染色の工程では「揉み」「叩き」「ねじり」といった物理的な刺激を加えることで、繊維が引き締まりながらもしなやかさを保ち、同時に耐久性を高めていきます。

さらに染料とともにオイルが芯まで届くため、多少の水分や汗に触れても大きく変化することはありません(ただし防水ではありません)。

こうして一度仕立て上げたものが、もう一度「生まれ変わる」。
それが製品染めです。

incarnationのレザーが放つ息づく皺や深い艶は、この工程の副産物ではなく本質そのもの。完成した先に、もう一段階の生命を吹き込むプロセスといえます。

着始めのうちは、淡い色のインナーとの強い摩擦で色移りする可能性があります。最初はダークトーンの服から合わせると安心です。



Q1. 着用前に何か準備は必要ですか?


購入したばかりのレザージャケットは、まずオイルやクリームなどを塗った方がいいのか。

そんな疑問を持つ方も多いと思います。一般的なレザーでは、最初に油分を補うプレメンテナンスが推奨されることもありますが、incarnationの製品染めレザーには必要ありません。

仕上げの段階で、染料とともにオイルが芯までしっかり浸透しており、革そのものがすでに理想的なバランスを保っています。むしろ塗り足すことで、通気性の低下やベタつき、色ムラを招く恐れがあります。

一番の準備は、まずそのまま袖を通すこと。

体温と湿度が繊維をやわらかく解き、あなたの動きに合わせて形が記憶されていきます。新品の硬さは数日で自然にほぐれ、やがて自分の体の一部のように馴染んでいくでしょう。

最初から「塗る」よりも「馴染ませる」。

それが、製品染めレザーと付き合ううえでいちばん自然で美しいスタートです。




Q2. 普段のメンテナンスは? オイルは本当に必要ですか?


「なにか塗った方が、革のためになるのでは?」そう思う方も少なくないでしょう。
けれど結論から言えば、普段は「休ませる」だけで十分です。

着用後は、風通しの良い日陰に吊るして一晩。

汗や湿気を逃がせば、革は自らの力で整います。乾拭きやブラッシングも必要ありません。数週間着なかった場合でも、1日袖を通すだけで繊維が再び動き、自然な艶が戻ってきます。

なぜそれで良いのか。

incarnationの製品染めレザーは、染料とともにオイルが芯まで深く浸透しており、油分は簡単には抜けません。つまり、すでに完成された状態なのです。
オイルを重ねすぎると通気が妨げられ、ベタつきやムラの原因になります。

革は呼吸しています。

必要以上に足し算をするより、空気と時間に委ねる引き算のケアこそが、美しく育てる近道です。



Q3. 雨や水に濡れてしまった場合は?


帰り道で突然の雨に降られてしまって…。濡れたレザーを見ると不安になるものですが、慌てなくて大丈夫です。
製品染めレザーは、染料とともにオイルが芯まで浸透しているため、短時間の雨や水濡れでは致命的なダメージにはなりません。

まずは、乾いた布で軽く押さえるように水気を取ります。こすらず、革の表面をなでるように拭き取るのがポイントです。
その後は形を整えてハンガーに掛け、風通しの良い日陰で自然乾燥させます。直射日光やドライヤー、ストーブの熱風は避けてください。繊維が硬化し、風合いを損ねてしまいます。

もし輪ジミが出た場合は、固く絞った濡れタオルでシミの部分と周辺を軽くたたき、境界をぼかすようになじませます。時間の経過とともに自然にトーンが整っていきます。
濡れた直後は、色移りが起こりやすい状態でもあります。
乾くまでは淡い色の衣類やバッグとの強い擦れを避けておくと安心です。

乾いた後、再び袖を通すと、徐々に馴染んで元に近くなります。
濡れた範囲が大きい場合は、革の状態を見ながら、ゆっくりとストレッチするような感覚で着てあげてください。雨に濡れた後は、乾燥によって一時的に繊維が硬くなっているため、急な負荷を与えるとダメージを与える可能性があります。

焦らずに、空気と時間に任せて。
革は、思っている以上にしなやかに回復してくれます。




Q4. 色ムラが出てきたときは?

肩部分の日焼け

レザーにうっすらと色ムラやシミのような変化が現れたとき、最初は驚くかもしれません。しかし、それは経年変化の一部として自然に起こるものです。

主な原因は日焼け(紫外線)と油分の付着の二つです。

日焼けの場合、窓際などで部分的に長期間直射日光を浴び続けると、そこだけトーンが変わって見えることがあります。予防としては、保管の際に直射日光を避け、着用後は日陰で休ませることが効果的です。

強い退色が気になる場合や、部分的な補色が必要なときは、ご自身での色入れは避け、ディーラー、またはincarnation Japanにご相談ください。
革の状態や染料の相性を確認したうえで、最小限の調整で整えることができます。

上:メンテナンス前  下:メンテナンス後



もう一つの原因である油分の付着は、食事の際のドレッシングやリップバームなど、日常のちょっとした接触によって起こります。
製品染めレザーは芯までオイルが入っているため、時間の経過とともに自然に周囲へなじみ、目立ちにくくなる場合が多いです。

無理に拭き取ったり、中性洗剤やアルコールを使うことは避けてください。
乾燥や輪ジミ、さらなる色ムラの原因になります。気になる場合は、専門スタッフが全体のトーンをわずかに整えることで、違和感を抑えることも可能です。

ムラは劣化ではなく、レザーが成熟していく過程でもあります。

焦らずに、直射日光を避けながら、休ませる・着るを繰り返して様子を見てください。
時間の流れとともに、あなたの動きや温度に馴染んだ、唯一の表情へと変わっていきます。



Q5. 保管時に気をつけることは?

裏地ケア:水で固く絞ったタオルで軽く拭く


クローゼットが少し詰まり気味に。秋の衣替えの時期によく聞くお悩みです。

レザーにとっての大敵は湿気と圧迫です。
詰まっているのは仕方ないこと。休みの日などに数着出して空間を作ってあげたり、クローゼットの扉を開けて風を通してあげるだけでも効果があります。
除湿剤を併用するとより安心です。
ビニールカバーなど通気性の悪い素材で覆うと湿気がこもり、革の呼吸を妨げてしまいます。

今の気分でローテーションから外れているウェアがあるなら、時々場所を入れ替えてあげるとよいでしょう。
革は空気を感じ、触れることで呼吸し、手をかけた分だけ応えてくれる生きた素材です。

密閉するよりも、空気の中で静かに休ませるほうが安定します。
においが気になるときは、直射日光を避けた日陰で数日間陰干しを。風通しのよい場所で干すと効果的です。
また、活性炭などの脱臭剤を近くに置くことで、においをやわらげることができます(革に直接触れさせないよう注意してください)。

裏地のケアには、水で固く絞ったタオルで軽く拭き、その後しっかり自然乾燥を。
化学的な消臭スプレーは、タンニンや油分を壊す恐れがあるため使用は避けましょう。

時間の経過とともに香りは落ち着き、やがて革本来の深みへと変わっていきます。




結論―長く美しく着るために一番大切なことは?


結局、何を一番大切にすればいいですか。そんな声をよくいただきます。

答えはとてもシンプルです。

「たくさん着てあげること。」

そして、着ないときは空気の通る場所で静かに休ませてあげること。

レザーは触れた分だけあなたの動きや体温を吸い込み、時間の中で少しずつ表情を変えていきます。
無理に完璧を目指すより、着ることと休ませることを繰り返す。
その循環の中でこそ、革はしなやかに育ち、あなたと共に時間を重ねていく一着になっていきます。

革は、着る人と共に育っていく素材です。
動きや時間の重ね方によって、ひとつとして同じ育ち方はありません。
その変化こそが、レザーの本当の魅力です。


本日も最後までご覧いただき有り難うございました。




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二色が織りなす、新たな質感 ─ 布帛が語る秋冬の表情

いつも incarnation Japan ブログをご覧いただきありがとうございます。

本日は、先週国内に入荷した 25AWコレクション布帛シリーズのを紹介します。

コットンをベースに、顔料を丁寧に吹き付けることで生まれる、奥行きと深みのある独特の表情。
表面には顔料特有のざらつきとマットな質感が現れ、着込むことでわずかに顔料が擦れ、下地の色が滲み出ていく。

その経年によって完成していく素材こそ、このシリーズ最大の魅力です。

長く愛用するほどに、顔料の層が変化し、自然なムラや陰影が現れる。
ヴィンテージのような風合いを楽しみながら、どこかモードな空気も纏う。

まさに25AWを象徴する、生地そのものが語るシリーズです。

ぜひ最後までお楽しみください。

素材に込められた意図と「Bicolore(ビコローレ)」の魅力

今回の 布帛73シリーズ は、25AWコレクションの中でも特に印象的な素材です。

イタリア語で「Bicolore(ビコローレ)=二色(ツートーン)」という名の通り、表面の顔料とベースカラーのコントラストによって生まれる、奥行きある表情が特徴。

ヴィンテージのようなムラ感を持ちながらも、洗練された印象を併せ持つ、まさに incarnation らしい表現のひとつといえます。

この生地は、同じく25AWから登場したレザーマテリアル「Resinato(レジナート)」の「吹き付け」という表現方法を探す中で出会った素材です。


ホワイトコットンの表面にブラックの顔料を吹き付けることで、柔らかさと立体感を同時に表現。
そして布でありながら、レザーに負けないほどの強い存在感を放ちます。

また、時間と共に顔料がわずかに擦れ、下地の色が滲み出ることで、「経年変化によって完成する」という、レザー同様の魅力も持ち合わせています。

布帛でありながら、まるでレザーを育てるような感覚を味わえる、非常に稀有な素材です。



新作モデル3型を紹介

Gジャンとレインコートデザインをベースに、デザイナーが思うウェア2型に最も合うパンツシルエットを採用した3型になります。


JEAN JACKET [art.73-41250]

incarnationのGジャン型をデザインベースに、この素材を当てはめた無骨さと上品さが同居する一着です。

生地への吹き付けによって、存在感を放つ仕上がりに。
光の角度によって微妙に表情を変え、マットでありながら奥行きのある陰影が浮かび上がります。

ヴィンテージのGジャンを彷彿とさせるディテールを持ちながらも、パターンやシルエットはあくまでモード。
そのバランス感が、incarnation を象徴しています。

裏地を省いた仕様により、軽やかな着心地とシャープなフォルムを両立。
コットンは起毛となっており保温性も高く着心地も良いです。

春先や秋口など季節の変わり目にも取り入れやすく、インナーやアウターのどちらでも活躍します。

ステッチワークやボタン位置といった細部には、デザイナーの意図が感じられ、削ぎ落とされたデザインの中に宿る確かな存在感が、incarnation らしさを際立たせます。



MAC COAT [art.73-5440]

レインコートデザインをベースにincarnationが構築したマックコート。

伝統的なコートの構造を保ちながらも、生地の持つ独特の陰影が加わることで、静けさの中に力強さを感じさせる一着に仕上がっています。

シルエットは直線的でありながら、動きに合わせて自然に流れるように設計。
ボリュームのある襟や比翼仕立てのフロントが、モードな印象を際立たせます。


裏地には軽やかなチェック生地を採用。

外側のモノトーンな表情に対して、内側にはさりげない温かみを添えることで、無骨さと洗練が共存するバランスの取れたコートに仕上がっています。


防風性・防寒性に優れるだけでなく、軽やかで動きやすい。
そして、レザージャケットの上からでも自然に羽織れるシルエット。

incarnationならではの実用性とデザイン性を兼ね備えた一着です。


LONG DARTS SKINNY PANTS [art.73-6400]


シリーズを締めくくるのは、ロングダーツ スキニーパンツ。
生地の質感をダイレクトに体感できる一本です。

製品染めを施したような陰影と、顔料吹き付けによるマットな質感が相まって、動きのたびにほのかに光を吸い込むような立体感が生まれます。

その独特のトーンは、レザーはもちろん同素材のジャケットやコートと合わせることで深みを増し、トータルで統一された世界観を構築します。


シルエットは、incarnationのパンツを象徴するデザイン「ロングダーツ構造」。

脚のラインに沿って大胆に入るダーツが立体的なカッティングを生み、細身でありながらも可動域をしっかり確保した設計です。


穿き心地は驚くほど軽く、柔らかなコットン素材と相まって快適なフィット感。

ミニマルでありながら造形的な陰影を描き出すことで、布帛素材でありながら確かな存在感を放ちます。

シンプルでいて完成度の高い一本です。


今回ご紹介したシリーズは、布帛でありながらレザーのような迫力を備えています。
一方で、布ならではの軽やかさも併せ持ちます。

顔料の吹き付けによって生まれる奥行きあるコントラストが、着るたびに新たな表情を生み出します。

その変化は、まるで時間の経過を纏うかのようにゆっくりと、確かに育っていきます。

ジャケット・コート・パンツ。

それぞれが単体で完成された造形を持ち、同素材で組み合わせることで、ひとつの世界観を形作ります。

布帛ならではの軽やかな着心地。

レザーとは異なるアプローチで、素材そのものが語る存在感を、ぜひ感じてみてください。


新作アイテムについて
これらのアイテムは、下記のディーラーにて取り扱っております。
サイジングや詳細についてはお問い合わせください。

GULLAM
〒150-0033 渋谷区猿楽町6-11 プリムローズマンション1F
TEL: 03-6416-4700
営業時間: 12:30 ~ 20:00 
[土・日・祝]12:30 ~ 19:00
定休日: 水曜日
https://gullam.jp/shopping
*完売いたしました。


MORPHINE
〒440-0888 愛知県豊橋市駅前大通3-118 ムラカミビル1F
TEL: 0532-53-8933
営業時間: 11:00 ~ 20:00 
定休日: 水曜日
https://www.morphine.jp


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深まる季節に出会う、一生もののレザーウェア

いつも incarnation Japan ブログをご覧いただきありがとうございます。

先週ご案内した新作アイテムが、各ディーラーに並び始めました。
重厚なレザーウェアから存在感のあるファブリックまで、今すぐ袖を通していただきたい仕上がりばかりです。

今回はその中から、長年のパートナー karaln(カーラル)様との別注ジャケットとブーツをご紹介いたします。

ぜひ最後までご覧いただければ嬉しく思います。


別注で生まれた、特別なベビーカーフジャケット

HEAVY WEIGHT BABY CALF LEATHER 1B JACKET LINED JJK-3
[art.H16-1247]

color:91NBK (ブラック エディション =染色、裏地、ステッチ、パーツを全てブラック仕様)


今回ご紹介するのは、karaln様との別注によって生まれたレザージャケット。

2010年のブランド創業当初からincarnationを取り扱ってくださっているお店であり、お付き合いの長いパートナーです。

オーナーの和田様は、オーダーいただいたアイテムを「商品」ではなく「作品」と呼び、ひとつひとつに真摯に向き合いながら届けてくださいます。
その姿勢に、私たちも深い敬意を抱いています。

クラシックなディテールと、incarnationならではの素材選びが融合した、私たちが胸を張って「作品」と呼べる特別な一着です。


王道のノッチドラペルが醸す、端正な表情

今回の別注ジャケットの大きな特徴は、クラシックな「ノッチドラペル」。

これは、上襟(カラー)と下襟(ラペル)の継ぎ目にできるV字の切り込みのことを指した、テーラードジャケットにもっとも広く使われてきた、基本にして王道のデザイン。

端正で落ち着いた印象を与えることから、クラシックな装いの象徴ともいえるディテールです。


近年のincarnationのレザージャケットは、基本のシルエットは大きく変えずに、襟やベント(ジャケットの背中の裾部分にある切れ込み)といったディテールを変化させることで、そのシーズンごとのムードを表現してきました。

この「基本のシルエット」とは、流行に左右されず長く着られる普遍的な形。

ワードローブに一着は持っていたいベースとなる存在です。

そこにノーカラーのミニマルな雰囲気、ショールカラーの柔らかな印象、そして今回のノッチドラペルが持つクラシックな存在感。

違いを重ねることで、新しい表情が生まれていきます。


繊細さと強さを併せ持つ、incarnationのベビーカーフ

今回の別注ジャケットに選ばれたのは「ベビーカーフ」。

生後6か月前後の仔牛の革を指し、きめ細やかな銀面と、しっとりとした柔らかさ、そして上品な光沢が特徴です。
ゆえにラグジュアリー素材の代名詞として、長く革好きに愛されてきました。

ただし、incarnationが選ぶベビーカーフは、一般的なものとは一線を画します。

市場でよく流通するのは薄く繊細なタイプですが、incarnationは信頼するタンナーとの協力のもと、あえて「やや大きめで厚みのある原皮」のみを厳選。

ベビーカーフ特有の繊細さに加えて「厚み」と「コシ(ハリ)」を備えることで、クラシックなジャケットにふさわしい重厚感を持たせながら、着るほどに体に馴染んでいく強さを宿しています。

繊細さと強さ。

その相反する要素を兼ね備えることで、このベビーカーフは、まさに別注にふさわしい特別な素材となっているのです。


縫い目を抑えた構造美と、革そのものの迫力


今回の別注ジャケットでは、厳選されたベビーカーフを贅沢に使うことで、背中を一枚革で仕立てるなど、縫い目を極力抑えた構造を採用しています。

パーツ数を減らすことで革の美しい表情がそのまま際立ち、流れるようなシルエットが生まれています。

さらに襟や袖口にはステッチを入れず、製品染めを施すことで革に厚みと膨らみが加わり、ややボリューム感のある仕上がりに。

カジュアルさをまといながらも端正な印象を保ち、あらゆるシーンで活躍できる汎用性を持ったジャケットになりました。

ベビーカーフは厚みとコシを備えているため、製品染めをしても過度に縮むことなく、立体感をしっかりと保ちます。

その結果、重厚でキリッと引き締まった存在感が際立ちます。

繊細なきめ細かさと力強いハリ。
このギャップこそが、別注にふさわしい特別な一着を形づけています。

color:91NBK (ブラック エディション =染色、裏地、ステッチ、パーツを全てブラック仕様)






進化を遂げた定番ブーツ──履き心地とシルエットを両立

HORSE LEATHER DUAL ZIP SHORT DZ-1 #2LEATHER+VIBRAM SOLES PIECE DYED
[art.11V-71057] 


今回あらためてご紹介したいのが、オーダーをいただいたブーツ。

incarnationを象徴するシルエットを持ちながら、実用性を兼ね備えたモデルです。

もともとは定番として人気を博したサイドジップブーツをベースにしています。

そのシルエットはそのままに、着脱のしやすさを考えてジップを後ろに配置したのが今回の特徴。

color: 91N (ブラック)



バックジップはサイドジップ以上に実用的で、足入れのしやすさと同時に、デザイン上のアクセントとしても機能しています。

ジップの長さは短すぎず、長すぎず。

履き口の開き具合とシルエットの美しさを両立するため、細部まで調整を重ねました。

color: 12N (ライト グレー)


一見シンプルなブーツながら、実際に履いていただくと、その快適さとバランスの良さを実感していただけるはずです。

それだけ多くの方に支持をいただいたモデルであり、incarnationのブーツづくりを語るうえで欠かせない一足です。

*karaln様にて、カラーはブラックとライトグレーの2色で展開しましたが、ライトグレーは完売いたしました。


写真では伝わらない質感を、店頭で体感してください

color: 91N (ブラック)


今回ご紹介した、karaln様との別注ジャケット、そしてオーダーされたブーツ。

どちらも写真や言葉だけでは伝えきれない、圧倒的な質感と存在感を放っています。
袖を通した瞬間に感じる革の重み、実際に足を入れた時のブーツの佇まい。

ぜひ karaln 様で、この特別な「作品」たちをご覧ください。

きっと、一生ものと呼べる出会いになるはずです。

karaln ホームページはこちら
https://www.karaln-shop.com/




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